2013.03.19 (Tue)

先日の求人エントリですが沢山の人に御覧頂きまして、既に幾つも御連絡を頂いております。皆様、有り難う御座います。

先のエントリに書いた通りホントに本ブログでのみの求人で発信は全てソーシャルに頼るという試みでしたが、僕らが予想もしなかったような方々から応募を頂いており嬉しく思っています。今、順番にエントリ頂いた皆様とお話をさせて頂いているところ。

ところで求人エントリを振り返ってみますと、通年採用活動なのか時限的採用活動なのかがよく分からない書き方をしてしまっていました。すいません。今回の趣旨は後者でしたので、ちゃんと明示させて頂くべきでした。

という事で、3月31日を応募締め切り日とさせて頂きます。(先のエントリも更新)

 

フィードテイラーという会社は10人以上にはしないという僕の考えが元々あるので、仲間を +1 するのも石橋を叩いて割るんちゃうかってぐらいに慎重派です。いわゆる通年採用という形態は採らない事を決めており、丁度節目となる3月末をもって一度区切りとしたいなと思っている次第です。(無論、状況によって年内に更にもう一回…というような事もあるとは思います)

そんな弊社は、4月から今期第2四半期が始まります。

第1四半期(Q1)が新しい戦略を形にする為の準備期間だとすれば、第2四半期(Q2)は戦略を形にしていく時期になります。「そういう展開なん!?」的な動きも含めて aggressive に動いていくつもりです。今回の求人エントリはその布石。そして第3,4四半期で戦略実施後の体制を(収益面も含めて)盤石なものにしていく、そんな1年間にしたいと考えています。

今年はやっぱり色んな意味で超激動の1年になりそうです。


2013.03.13 (Wed)

(いわゆる求人エントリです。アツい思いを込めたので超長文になりますがご容赦を。待遇面を先に知りたいって方はこちらへジャンプして下さい)

フィードテイラーという会社は今6人でやってますが、これまでpublicに「求人」という行為は一切やった事がありません。ある意味、ウチにとっては禁断のmethod扱いをしていて、これまでの join は全て僕からの声がけかエンジニアからのコンタクトに限っていました。まとめるとこんな感じ。

役割 きっかけ
@oishi 経営者。開発以外の何でも屋 (創業者)
@itok_twit iOS / Mac アプリエンジニア 口頭で本人から
@kumatch Webアプリ/Webインフラエンジニア Twitterで僕から
@nakiwo iOS / Mac アプリエンジニア Twitterで本人から
@sumihiro iOS / Webエンジニア メールで本人から
@ikunee 開発支援 (奥さん)

 

良い環境と優秀な人財が、新たな優秀な人財を引き寄せる」という持論の証明を意図していた事もあり、これからもずっと同じ方法で行く事を心に誓っていましたが、事業方針の変更、お客様やパートナー様から期待して頂いていることが多くなっていること、時代の変化がますます速くなっていること、等々を鑑みて「伝統」にメスを入れる事にしました。

という事で、今回のエントリをもって、フィードテイラーの新たな仲間になって頂ける方を募集させて頂きたいと思います。興味をお持ち頂けた方は以下相当な長文になりますがご一読頂けたら幸いです。特に興味ないよ〜って方も、宜しければ facebook や Twitter 等で拡散して頂けたら嬉しいです :-)

 

今回、一般的な求人に見られるような「職種」というくくりではなく、今後の事業展開を見据えて僕が欲している「技術」という観点で書いてみたいと思います。優先順位を付けて列挙すると以下の通り。

  1. サーバサイド開発全般
  2. プログラマブルインフラ構築(仮想化技術)
  3. Windowsソフトウェア開発
  4. Androidアプリ開発
  5. iOSアプリ開発
  6. 開発案件マネジメント

詳しくはそれぞれ後述させて頂きますが、まずは最初にウチが「伝統」を変えてまで今回の求人エントリを書くに至った背景を記してみようかと思います。

 

背景

まず弊社フィードテイラーという会社ですが、大阪でiOSアプリ開発を専門にやっているIT企業です。

2008年秋からiOS事業をやっていて、開発したアプリは4年半で約100個。代表的なアプリに天気予報の「そら案内」や、法人向けファイル共有サービスの「SYNCNEL」、最近ではネタアプリとして「富豪ブック」や「8bitter」などがあります。


社内に飾られる実績アプリのアイコン達

4年間、iOS専門でずっとこだわってきた事が功を奏してか、創業来の目標だった「受託:自社の収益比率を1:9にする」が少しずつ形になってきた昨今。特に昨年は2歩も3歩も歩みを進める事ができて、今、自社プロダクトからの収益が結構なウェイトを持つようになりました。ありていに言えば、継続的な収益が良い感じに積み上がってきているという感じなんですね。

この状況をもっと加速したいと今強く思ってます。

自分の思い描く理想の開発環境・就労環境をより具現化する為に。そして、自分に関わって貰えた全ての人や会社の幸せの総量が最大化するように。それを達成する為に次のアクションとして何が必要かも見えてきた、そんな状況です。

スマート関連ビジネスの動き

スマート関連とはスマートフォンやタブレットを含めた総称。弊社はそのまっただ中にいます。拡大するばかりの関連ビジネスですが、僕はマーケットの今後を以下のように考えています。(B2Bは法人向けビジネス、B2Cは一般消費者向けビジネス)

B2B 優先度は iOS > Win >>>>> Android
依然としてiOS優勢。Androidはnegative理由での採用が大半。
Winが金融系やWin主体の大手商社の大手顧客からじわじわとくる
Firefox OS や Tizen は政治的理由で採用される以外は無し
B2C 優先度は iOS = Android >>> Win
もはや iOS ファーストの論理的正当性が無い状態。しかし Android ファーストにはならない。Win/FirefoxOS/Tizenは各社様子見で、積極的に行うビジネス的理由は余りない

こんな将来を見据えた時、

という両輪を事業として持つ弊社はどうすべきか。B2BでもB2CでもiOS以外の需要が増している中、これまで通り iOS 専業にこだわり続けるのが良いのか。それとも…?という訳ですね。

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B2B : SYNCNELに寄せられる期待

SYNCNELは、弊社の主たるストック型の収益源で、企業様向けのDropboxという言い方が一番分かり易いクラウド型ファイル共有サービスです。大和ハウス工業様を始め数々の上場企業様や学校法人様、医療組織などセキュリティ要件の高い現場で御利用頂くようになってきました。

…が、法人市場では明らかに Win Tablet 対応が求められ始めているんですね。特にWinじゃないとダメという規定があったりする金融系はそう。またプラットフォームのサポート範囲も重要な判断指標(実際は使わなくても!)になっていて、スペックシートを埋める目的でAndroid対応も不要という訳では無かったりします。

またSYNCNELはファイル共有サービスというその性質から、デスクトップWindowsとの連携、WindowsなServerとの連携(ActiveDirectory等)も期待されています。ビジネスでのWinの存在感はやっぱり半端ない。

加えて、今LAMPベースで構築しているサーバにも大きな期待を頂いてます。目に見えないインフラ部分の増強が求められ、目に見えるフロントエンドも同様であり、機能面を担保するアプリケーション層でも期待が大きい。サーバ側で成すべき事が本当に本当に山のようにあります。

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B2C : 個人向けアプリに寄せられる期待

弊社アプリの、Mac版やWin版、Android版やWin8版など、他プラットフォーム展開への期待は2,3年前より明らかに多くなってきています(iOS専業を謳っているのにMSからオフィシャルに声を掛けて頂いた事も)。先日リリースしたMac版そら案内は、弊社がiOS以外にアプリ展開する戦略の一部です。

少し前の8bitterはAndroid版が欲しい〜という声を驚くほど沢山頂きましたし、他にも色々とお声はありまして。それに、何かB2Cで新しい自社サービスを始めようという時に Win8 はまだしも Android を除外するのはもはや合理的判断とは言えなくなってきているという実状もあります。

期待にお応えする為の脱皮

上述のような事を色々考えてると、誰が考えても答えは明らかだなと。今後の弊社に求められているのは、収益を支える要(かなめ)たるサーバサイドの増強と、iOS専業からの一歩を踏み出す事…という2点。

もちろんiOS超得意!という姿勢は固持しながらですけど。

お客様や販売パートナー様の期待にお応えしようとすればするほど、どうひねり出しても人が足りない!って事を痛感する事が多くなってきて、その痛感度合いの増え方が尋常じゃありません。サーバサイドをもっと強化せな!インフラやで!フロントやで!Win8も考えな!Androidも絶対避けられへん!みたいな。

B2BビジネスであるSYNCNELは、幸いにして売り方を更に工夫すれば収益が向上するであろう事が見えてきています。政治的な動きも、経営的な動きも徐々に進めているので、そこに開発体制強化で厚みのある継続性高いキャッシュインを増強。その上で、それを原資とした一般ユーザ様向けの愉しいこと面白いことをB2Cビジネスとして追求していきたい、そんな目論見です。

 

欲している技術

基本的に即戦力となって頂ける経験豊富なエンジニアの方のみを対象にさせて下さい。以下、経営者たる僕が欲している技術分野を優先順に列挙してみます。

1. サーバサイド開発全般

サーバサイドのプログラムが書けるスキルを持った方を切実に求めています。

自分はコレが得意というものをお持ちであれば言語は何でも良いです。言語で求人するってのはダメなスーツの考え方だと思ってるので。ウチは主たるものがPHP、その次にnode.jsで、時々 ruby やら python やら java やら、必要に応じて使い分けてる感じ(判断は全て担当者任せ)。DBも何か得意なモノがあればok。主にはMySQLですがMongoDBを使ってたりもします。高速化の為に MemcacheDB や Redis とかを使う事もあります。

LinuxでもFreeBSDでもOSXでも良いですので、UNIX系をコマンドラインで扱えるスキルは必須。そうでないと、社内で zsh の話とか find のオプションきもっ!とかで盛り上がれませんから :-)

テストファーストな考え方もしかり。実戦したいけど今の会社ではなかなか徹底できなかった…みたいな方はウチではかなり幸せになれると思います。基本的に開発者の感覚が重要だと考えているので「リファクタリングに1週間かかります!」「うん、じゃぁやって下さい」が普通に返ってくる会社です。開発出身の人間が経営判断をしているので出来る事ですね。あと、フロントエンドが好きな方。javascript大好きとか、jQueryラヴとか、backbone.jsに心惹かれてるってな方も超絶welcomeです。

キーワード php,node.js,ruby,python,javascript
MySQL,MongoDB,MemcacheDB,Redis
Linux,OSX

 

2. プログラマブルインフラ構築

仮想化技術の代表格AWSのスキルをお持ちの方を切実に求めています。

国内のクラウド!クラウド!という似非クラウド祭りに辟易している方とか、CDPを読み込んでる方とか最高です。弊社ではAWSを積極的に使ってまして、もっともっと強化していきたいと考えてます。今は @kumatch が全力でAWSに取り組み中で、かなり好きにやって貰ってます。S3やEC2はもちろん、ELBもEBSもRDSもRoute53も既に当たり前のように使ってます。DynamoやVPCも視野に入り始めていて、既に結構なインスタンスが稼働している状態です。

VMWare社のvSphereに造詣が深い方も是非。更に先を見据えてOpenFlowに興味をお持ちだったりしても良いかもですね。とにもかくにも時代は仮想化。これからもこの流れは止まらないでしょう。アプリケーション層を書ける人間が、仮想化インフラスキルを極めて行くのが正しいアプローチだと思っているので、その考えに agree 頂ける方ですと超嬉しいです。

キーワード AWS,CDP

 

3. Windowsソフトウェア開発

Windowsでソフトウェアを開発できる方を切に求めています。

Windows7 用の従来型Windowsソフトウェアやサービス(デーモン)、Windows8用のいわゆるタブレット系のアプリ開発の経験がある方(触り始めている方)を求めています。特に弊社の収益源たるSYNCNELではWindows環境で多く期待されている事があり、その声になるべく応えたいと思っています。サーバ側と一緒ですが、言語は得意な物があれば何だってokです。C#が無難なところかも知れませんけども。

MSDNは諸般事情合って一昨年から契約済みで、 @sumihiro には SYNCNEL 絡みでC#でサービスを書いて貰った事もあります。余談ながら僕も元々は VC++ とかを使ってたwin系の開発者でした。

キーワード Windows,Windowsストアアプリ

 

4. Androidアプリ開発

Androidアプリの開発技術をお持ちの方を切に求めています。

業務用アプリではAndroidが求められる事はほとんど無いのですが、主に弊社の自社ブランドiOSアプリの移植や、新企画のiOSアプリとの同時開発、他にも、面白そうと僕が判断したiOS/Android同時開発の受託開発などもあったりします。ご自分のブランドでアプリを公開されている方や、企業内で主担当として開発従事した作品があるって方が最高です。

キーワード Android

 

5. iOSアプリ開発

iOSアプリ開発の実績を個人またサラリーマンとして複数お持ちの方を強く求めています。B2BでもB2CでもiOSアプリ開発に求められるモノは非常に多いです。

キーワード iOS

 

6. 開発案件マネジメント

マネージャというかコーディネータですかね、ウチの場合。ディレクターやマネージャー及び営業そしてSEという役回りを全部するポジションです。エンジニアという訳ではありませんが、ついでなので今回一緒に(笑)

お客様とのコミュニケーション、先方技術者との会話、社内エンジニアとの調整・チケットドリヴンなタスク管理、パートナー様との調整、各案件のヒアリング・要件定義・設計、各種ドキュメント作成。時にはxcodeも使い、gitも使って開発者と同じインフラでコミュニケーションを取りつつも、受託案件では例えばお客様サーバサイドのエンジニアとAPIの設計是非について現場で議論し社内に共有する…って所まで。

ようは開発案件の開発行為以外全てですね(^^; 僕1人で回せる案件数以上のお問い合わせを多く頂くようになってきたので、「経営」以外の僕の役割を各案件でやって貰える方を切実に求めています。

 

以上が欲している技術の一覧となります。今回、募集させて頂く人数はひとまず1人のみです。年内に同じ要綱で更に1人ぐらいはあるかも知れないのと、当面は求める技術目録は変わらない筈という事で、全部ひっくるめて欲しい技術を列挙してみました。

「これは得意やで!実績あるで!」という方はもちろん、「更に今これもやりつつあるねん!」って感じで複数のスキルをお持ちの方からもお声がけ頂けると大変嬉しいです。ひとまず今回は3月末を応募締め切りとさせて頂きたいと思っております。

 

環境や待遇など

自分で言うのもなんですが、ウチの会社は開発する事が好きな方にはかなり良い環境だと思います。「最近、開発以外もやらされてて全然happyじゃないんだよ〜」ってな方の為の理想郷といっても過言ではないぐらい。

僕が開発出身で、理想的な環境を追い求めて6社を渡り歩いて、そんな会社は存在しない事に気がついて、「開発者の為の開発者による開発者の会社」をイメージしてゼロベースで作りあげた会社ですから。

どんな環境か知って頂く為に、以下に一般的な求人票的な情報を列挙してみます。

応募資格
  • 上述の技術一覧での開発経験がある
    実務でというよりも個人の趣味的開発で経験を持っている事を重視します
  • 開発する事が何よりも好き
    開発に没頭する余り食事や睡眠を忘れてしまった経験があれば尚可
  • Macintoshが好き、いやむしろ愛している
    基本的にハードはMacです。Winやlinuxを使う場合はParallelsで(ゲストOSが快適に動くスペックのMacは用意)。現Winユーザーの方は、公私ともにMacにswitchして頂けたら嬉しいです。
  • ブログやTwitterで積極的にアウトプットしている
    アウトプットこそが情熱の尺度だと考えています。
開発環境 iMac 27inch + ThunderBolt Display 27inch + 諸々
IKEA 1600mm x 800mm ワークデスク (広々!)
オカムラ バロン (椅子にはお金かけてます!)
git + Redmine
雇用形態 正社員 (試用期間無し)
勤務地 本社(大阪市北区西天満4-9-2西天満ビル4階)
特別な理由がある場合に時限的在宅勤務可ですが原則毎日出社
勤務時間 9:00~18:00
昼休憩1時間(12:00〜13:00)
繁忙期を除き残業禁止(ただし就労中は最高のパフォーマンスを期待します)
給与 経験や能力、スピリッツ、人生哲学に応じて決定
半期毎に給与額更新
プロジェクト毎の案件報酬、年度末の決算賞与有り
各種保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 完備
福利厚生
菓子類支給
昼食時味噌汁支給
Happy My Mac制度(個人用Macの購入資金支給)
Happy My iPad制度(個人用iPadの購入資金支給)
通勤交通費 全額支給
休日/休暇 完全週休2日(土曜日/日曜日)
国民の祝日、夏期休暇、冬期休暇
有給休暇 通常の有給休暇に加え、本人を含めた家族数相当の特別有給休暇(家族の誕生日は必ず休みを取って貰う事を意図した「家族休暇」)や結婚記念日休暇もあります
全ての有給休暇は入社日翌日から取得可

結構変わった制度もありますが、ウチの自慢出来るところを幾つか上げてみます。

とにかく開発に専念できる

特徴的なのはとにもかくにも「開発」に専念出来る事です。弊社の現エンジニアは全員、就労時間8時間のうちほぼ100%を「開発」に当てています。

9:00 出社
9:00 – 9:15 朝mtg
9:15 – 12:00 開発
12:00 – 13:00 昼食とカードゲーム
13:00 – 17:30 開発
17:30 – 18:00 夕方mtg
18:00 退社

これが普通。外出も打ち合わせも雑用も、開発以外の事はほぼ皆無です。出社して、チケットに基づいてコードを書いて、休憩して、コードを書いて、退社します。その繰り返し。ただひたすらに開発に専念できます(コーディネータは別です)。

ちなみに上のタイムテーブルに出てくる「カードゲーム」は文字通りのものです。ニムトで皆で遊ぶ事が多くて、以下はその様子の一例。昼からの開発を前にして頭を刺激するのに丁度良いんですよ。

残業ほぼゼロ

2012年の @itok_twit, @kumatch, @nakiwo, @sumihiro の平均残業時間は一人あたり一日1.5分です。

離職率ゼロ

初めて人を採用してから4年になりますが離職者は一人もいません。エンジニアに言わせると「ここの環境に慣れたら他で仕事できひん」だそうで経営者としては嬉しい限りです。

副業推奨

禁止でもなく容認でもなく推奨です。このテーマは話し出すと本当に長くなるので、詳しくはこちらのエントリをどうぞ。個人で屋号を持って開発している方とか、自分で法人を持っているという方でもokです。

給与面

半年に一回昇給の面談があります。ちなみに昇給実績は4人全員で20回を越えており、毎回、数千円ってレベルの昇給じゃ無いのが自分でも凄いと思います。

また、担当した案件の粗利の一定割合が案件報酬として入ります。今後 join して頂く方は漏れなく、月額収益モデルのSYNCNELに関わって頂く事になりますので、増えていく一方であるSYNCNEL収益の一定割合も報酬金として上乗せされます。サラリーマンがストック型収益を持てるって感じですね。いわゆるストックオプションよりずっと良いと思います。

高い技術力

弊社エンジニアをご存じの方はお分かり頂けるかもですが、皆相当に高いスキルを持ってます。誰かが誰かを「教育」するという非効率な関係性が社内に入らないように僕が人選しているので、技術的な話は常に洗練されていて効率が良いです。

前提とする知識やセンスが高いレベルで一様というんでしょうか。開発に専念出来る環境で、尚且つお互い技術的刺激を受け合うし、各エンジニアの技術的決定に相当な裁量があるので、ウチは技術者としての成長効率が最大化できる環境になってると思います。

その他もろもろ

僕がちょっと変な経営者だからか、他では余り例の無い制度や取り組みが結構あったりします。過去にもエントリした事がありますので、宜しければご覧下さい。

 

応募方法

今回、いわゆる求人サイト等への登録は行わず本エントリだけによる募集とさせて頂きますので、フォームやメールで応募というスタイルは想定していません。本エントリをご覧頂いてフィードテイラーの仲間になりたい!と思って頂けた方で、且つ募集要項の条件に合致するぜ!と感じられた方は是非、弊社のエンジニア、

のいずれかに、TwitterのDMかメンション、またはFacebookのメッセージを使ってコンタクトを取って頂けたら幸いです。「応募希望です。宜しくです」的な感じで全然okですので…。

その際、簡単なプロフィールや実績やOUTPUTが分かる情報を幾つか一緒に頂戴出来ればと思います。フォーマット等は特にありません。気になる質問事項等があれば直接エンジニアと質疑応答のやりとりをして頂いて、その後、僕のほうから御連絡させて頂いて、待遇面等折り合えば join 頂く感じで考えてます。(実はこれまでにもお声がけ頂いた方で時期合わず残念ながら…となった方も結構おられるのですが、宜しければまた御連絡頂けると嬉しいです)

来月からでもokっすよ!的な感じでも全然welcomeです :-)

ちょっと珍しい求人スタイルかも知れませんが、僕が自社のエンジニアの技術力や技術感性に信頼を置いているからこそのスタイルという事でご理解下さいませ。自社のエンジニアを基点にする人的ネットワークの中に、あるいは自社のエンジニアを知ってるよという方々の中にこそ、僕が求める優秀なエンジニアがおられると思うのです。

…そんな訳で、もはやエンジニアじゃない僕は、今回コンタクトして頂く先には含めていません。あしからずご了承下さい。

 

スタッフの声

参考までに、各エンジニアにフィードテイラーの変わってる所を聞いてみましたので簡単に御紹介します。併せて僕からの補足コメントも。

@itok_twit
コーヒーとみそ汁が飲み放題ってところ
Twitter上では社内が盛り上がっているように見えて、開発室には一切喋り声が無い

支給物の量は大手様ほどではないですが結構充実してると思います。お茶、コーヒー、紅茶、味噌汁、菓子類…ですかね。あと時々お土産物のスイーツが配給されたりします。Twitter活用を推奨していますので、皆業務中でも結構呟いてます。facebookも活用推進です。

 

@kumatch
入社をきっかけに公私ともにMacユーザになった。Macを全然触った事が無くても大丈夫

個人用のMacを購入する為に無条件に10万円が支給される Happy My Mac 制度というものがありまして、入社のその日から制度利用可能です。買ったMacは自分の個人所有物扱い。@kumatch はそれで公私ともにMacになったようです。

 

@nakiwo
本当に業務でMacしか使わなくて良い。そして画面が広い

開発用のマシンは iMac27 inch に 27inch のディスプレイというデュアル環境です。広々と開発が出来ます。iOSアプリ開発担当だとWinを触る必要が一切ありません。

 

@sumihiro
糖分補給を自由にできるので嬉しい。頭をフル稼働させているので常にあると安心する

菓子類が充実しています。事務方スタッフで僕の奥さんでもある @ikunee によるお菓子チョイスで常にストックがあります。甘いモノと辛いモノをバランス良く補充して貰っていますので、開発の合間に糖分補給でチョコレート、口元が寂しくなったらオカキ、ってな感じで自由に食べれます。自分で買う必要はありません。っていうか買いに行く暇があったら一行でも多くコード書いて下さい。

 

さいごに

「求人で企業の戦略が分かる」とは良く言ったモノで、今回のエントリを書く事で経営者の僕も自分が目指す方向性を改めて整理する事が出来ました。

今後フィードテイラーは、iOSアプリという旗振りに加え、iOSファーストで生み出した自社プロダクトそれぞれの旗も振っていきたいと思います。SYNCNELしかり、そら案内しかり、8bitterしかり。自社プロダクトで企業として立っていく。その新たな旗振りに是非力を貸して下さい。

今回初めての試みとなる訳ですが、応募頂ける方がいらっしゃるかなぁとドキドキしながら書いています。応募ゼロとかだと恥ずかしい限りなのですが、そうならないように願いながら筆を置きます。お互い happy な関係になれるような素敵なエンジニアとご縁がありますように。どうぞ宜しくお願いします。


2013.03.07 (Thu)

先日リリースしたド〇クエ風Twitter閲覧専用ビュワーの 8bitterGIZMODO JAPAN をはじめ各所で取り上げて頂く事となり、反響の多さに僕らが一番驚いていました。AppStoreの有料全カテゴリランキングもTOP20入りした程ですから、改めて8bitワールドを愛してやまないiPhoneユーザの多さを強く感じた次第です。皆様、本当に有り難う御座いました!

そんな8bitterですが、本当に沢山のレビューを頂く中で圧倒的に多かったのが、

閲覧するだけじゃなくてつぶやく機能が欲しい

という声だったんですね。元々が割り切り仕様だったのですが、これだけの支持を頂いたからにはやはり実装せねばならぬでしょう!という事で、実はリリース直後からv1.1の開発をスタートさせておりまして、この度無事にリリース出来ることになりました。

以下が今回リリースする v1.1 の画面です。ででん!

画面下部中央に ツイート というボタン(?)を用意していますので、こちらをタップして頂くと

自由につぶやく事ができます。入力してみると…

もちろんココも8bitワールドです。枠とか、いかにも!って感じですよね。「なに!この作り込み!(笑) 」が、弊社内のいつもの成果披露ミーティングでの感想でした。この他にも今回のバージョンで色んな事に対応しています。一応、Twitterクライアント的に御利用頂けるようになったかと。

本来であればこのエントリで事細かに御紹介したい所なのですが、昔の古き良きファミコンゲームの「こんな事もあるんや!」とか「へー、作り込んでるなー」的な隠し要素・隠し機能の発見を楽しんで頂ければと思いますので、敢えて詳細は書かない事にさせて頂きます。レビューに投稿して頂いていた「エラーが出る」といった現象についても8bit的対応をきちんとさせて頂いていますので、色々とお試し頂けましたら嬉しいです :-)

今回の v1.1 でも開発担当 @nakiwo のゲームへの愛が形になりまくっています。是非お楽しみ下さいませ。そして、次のバージョンの企画も既にあがってきていますので、8bitterのこれからの進化にも御期待下さい!!


2013.02.26 (Tue)

iOS版で御好評を頂いており概ね2年で150万ダウンロードに至った「そら案内」に、なんと!!Mac版が誕生致しました。今回のMac版リリースにより、Mac上でも「そら案内」なテイストで天気予報を楽しんで頂く事が出来るようになりました!

Mac App Storeからのリリース、対応OSはMountain Lion (OSX v10.8以降)のみとなります。

気象データは日本気象協会様、デザインはお馴染みメタ・グラマー様、そして開発は弊社で担当は @itok_twit です。「そら案内 for iOS」のチームが再結集し作り込みを行いました。恐らくデータもデザインも開発も全て純国産な天気アプリはMacAppStoreで初ではないでしょうか。

 

パッと見は超絶シンプル

そら案内のコンセプトはシンプルで分かり易いこと。Mac版でもそれを踏襲しつつ、常駐型アプリが許される環境だからこその作りをゼロベースで考えました。

その結果、普段はメニューバーとドックを使って極めてシンプルに表示するものとし、

極めてシンプルに

普段つかってるものに溶け込ませる

詳細な情報はメニューバー上のクリックでウィンドウを表示して閲覧出来るという、

2段構えにしました。この種の情報がフロートで常に画面最前面に表示するスタイルもありますが、それは敢えて避け、日々のデスクトップ空間を邪魔せずに必要最低限を表示するシンプルさを追求しました。

ちなみに、天気マークだけで良い人はこんな風に

予想気温は不要だけど降水確率は必要って方には

これらのカスタマイズが「設定」から行えるようになっています。

メニューバーの表示については、夕方以降は当日の「予報」が意味をなさなくなるので、指定時以降で明日の「予報」を表示する事ができるようになっています。更に、設定画面の画像からもお分かり頂ける通りログイン時に自動起動する事も可能です。

シンプルながらも、色々と細やかなカスタマイズ出来るのは今回のMac版の特徴です。天気予報情報を長く扱わせて頂いてきたからこその経験知が活きていますね :-)

これらはMac版だからこその機能なのですが、これ以外の機能については、単にiOS版の情報をそのまま持ってくるのではなく、使い易さに重きを置いて幾つもグレードアップしていたり、新たなアイディアを実装しているポイントがありますので、以下にご紹介致します。

 

地域登録は市区町村単位でok。GPSや郵便番号検索にも対応!

iOS版では、

都道府県単位 広域予報。最新予報と週間予報、概況
市区町村単位 ポイント予報。3時間予報

というように見たい情報によって登録地域粒度が分かれていました。

これを市区町村単位で指定するだけでokとしました。市区町村を指定すればそもそも都道府県は分かる訳ですしね^^ 両方の情報が必要だった方の場合は、「そら案内 for iOS」の登録に比べて手間は半分になります。もちろん複数個の地域が登録可能。

更に、GPS機能を使って現在位置を簡単に登録できるようにしたり、

郵便番号で市区町村を絞り込む機能も搭載して、簡単に地域登録が出来るようにしました。

 

詳細表示は諸々進化!

詳細な気象情報を見たい場合は、メニューバー上をクリック。直近2日分の天気を基本に、追加情報をタブで切り替える構成になっています。以下、各タブのご紹介。

 

週間予報+

「週間予報+」という語尾の「+」は「プラス」でして、「週間」予報という呼称ながら実は9日又は10日先の天気まで含めているという意味で「プラス」。普通の週間予報より更に少し先まで見れるようになってグレードアップしています :-)

各数字の意味は見た目の通り。マウスオーバーで詳細も確認できます。また、イガイガの中に数字がある表示は今の季節ならではの花粉情報ですね。花粉の多少を7段階で表示するよう、こちらもグレードアップしています。

 

時間別

直近二日分の3時間毎詳細情報を表示します。

この一望性はかなり分かり易く個人的にもお気に入り。上半分で概要を把握して、下半分で詳細を更に理解する…ってな感じの使い方になるでしょうか。

更に!グラフ表示機能も付きました!手前味噌で恐縮ですがこれがまたビックリする程、見易い!

時間と共に気温がどう変化するかを黒実線表示しています。薄いグレーの実線は昨日分を表しており、昨日に比べて暖かいのか/寒いのかを視覚的に把握できるようになりました。

例えば上の画像ですと、今日は午後前までは昨日とほぼ同じ気温だけど、夜にかけては昨日より暖かくなるなぁ…なんて事が分かります。

グラフは3種類から選ぶ事が出来ますが個人的にお勧めなのは3番目。

こんな感じにコンパクトにまとまります。

 

天気予報をカレンダーに表示する連携機能を搭載!

日々の予定と天気の予報、この2つは必ずセットにして考えるもの。

「次の週末は〇〇だから晴れて欲しいなぁ」とか「この週末が雨ってことなら△△の予定はキャンセルするか」みたいな。このように、予定と予報は切っても切れない関係にありますね。ならば連携させてしまおう!という発想で生まれた機能です。「週間予報+」の情報をカレンダーに出力できるようにしました。

天気予報はアイコン表示、更に予想気温と降水確率は数字で表示。カレンダーをパッと見するだけで、先の9日又は10日分の天気がおおよそ把握出来るようになります。予定と一緒に予報を確認出来ますのでとっても便利。

どの地域の予報を、どのカレンダー項目として出力させるか、設定画面で細かく設定が可能です。新規にカレンダーを作成する事も出来ますし、既存のカレンダーに含める事も可能です。

そして、カレンダー連携の副産物。iCloud連携でデスクトップ環境以外でも恩恵を受ける事ができます。

iCloudを使っておられる場合、Mac版そら案内がカレンダーに書き出した週間予報が、そのままiPhone上のカレンダーにも表示されるようになるのです。これはiCloud連携が勝手にやってくれます。iPhoneにiCloud連携を設定しておけば自然と…

こうなります。これで、いつでもどこでも、予定と予報をセットで確認できるようになりますね!ちなみにこの機能のアイディアは @sumihiro によるもの。毎週やってる新企画会議で提案され即実装となりました。

 

もちろん、その他の機能も

ここまでで書いてきた以外の機能ももちろん健在です。

概況も一度に確認する事が出来るようになりましたし、

ウィンドウの高さはデスクトップに合わせて調整されます

天気画像だってこの通り。

一部の方に人気の生物季節情報も健在です。

文言中の青色リンクをクリックでWikipediaが開きます

もちろん大事な注意報/警報も。

こんな感じで iOS 版の機能もそのまま全て持ってきていますので、iOSでそら案内をご利用頂いていた方はすんなりとMac環境でもお使い頂けるのではないかと思います。

 

最後に

デスクトップでも天気予報が見たいよね、でも既存のって精度がイマイチだったり機能も少なくて使いにくくない?…そんな思いから始まったMac版そら案内の開発プロジェクト。企画からリリースまでかなりの時間をかけて作り込みました。

時間をかけたぶん、非常に良い出来に仕上がっていると思います。自信を持って全ての Mac ユーザにお勧めさせて頂けるアプリです。(僕は既に無くてはならないアプリとなりました)

これまでの画面キャプチャで気づかれた方もいらっしゃるかも知れませんが、Mac版そら案内には広告を付けていません。Mac用アプリ向けの広告インフラが整備されていない、そして、そもそもマスとは言えないマーケットサイズであること、加えて日本気象協会さんとの共同事業でもあるという事で、250円の買い取り型有償アプリとさせて頂きました。(このモデルで通す為に日本気象協会さんの担当者の方には調整に随分と苦労をお掛けしてしまったと感じています…) この点、ご理解頂けましたら幸いです。

という訳で、遂に現れた!Mac版「そら案内」のご紹介でした。Macを普段からお使いの皆様、是非ご検討下さいませ。Mac版を含め、今後とも「そら案内」をどうぞ宜しくお願い致します!


2013.02.23 (Sat)

昨年10月からティップネスに通い始め11月にマラソンへの出走お誘いを受けて、トレーニングすること約3ヶ月。11月のブログに書いたとおりグルメラン in 大阪に出走する事になりました。

今日です。

実は出走は無理っぽいかなぁという状況ではありました。昨年末は脚強化に専念して、年が明けて実際走ってみたところ、元々膝を痛めた時のあの嫌なキリキリと痛む感じが蘇ってきて。インストラクターの方にも無理しない方が良いかもと言われてました。

でもまぁ無理矢理にでも成功まで持っていきたいよねという気概と、一方で身体に関わる事なので意地張って再起不能になっても元も子もないし、という葛藤の中で年明けからインストラクターの方のアドバイスも受けながら試行錯誤をしてきた次第です。

で、走り方を教わって(やっぱり脚の運び方が悪かったらしい)実践し、靴も替えて、脚の筋肉強化を更に続け、2km程度は若干痛みを感じながらもランニングマシンで走れるようになった頃合いにギリギリのエントリ。さすがに10kmはやめておいた方が良いという事で、何とも妥協的で恥ずかしい限りですがリレー形式にて2km〜4km程度を様子を見ながら走るというエントリとなりました。(担当の方に融通して貰った)

マラソン経験豊富な方からすると「へ」みたいな距離だと思いますが、痛み無くこの距離を走れるようになったのは自分的には結構凄い事なんですよね。ありえねー的な。フルマラソンを走りきるfacebookのお友達女性も最初は3,4km程度が精一杯だったというし、人様とは関係なしに自分と闘ってきます。昨年11月に頑張るぞと意気込んだ10kmはエントリの時点から無くなっちゃいましたが、それに近づいているんだという記録は残しておきたいなと思う次第です。

エントリから3週間程度が経過してますが、そこから状況は更に改善していて、今はランニングマシンで5km程度は走れるようになってます(しかも痛みなく!奇跡!)。先日も外で走る実験もしてみたのですが、3kmは大丈夫な感じ。走る際に上半身で気をつけるポイントに気付きを得たのが大きかったでしょうかね。体幹重要です。

とまぁそんな感じですが走ってきます。頑張ります。


2013.02.20 (Wed)

一昨日にClipPairをリリースしたばかりですが、またまた新作発表です。8bitterと言います。(読み方はハチビッターです)

僕ら70年代世代と言いますか、いわゆるファミコン世代の方には楽しんで頂けるであろう新感覚のTwitterアプリ。開発途中も社内に終始笑いが止まらず愉しく開発が進められたアプリです。

8bitter は斜め上を行くこだわりが特徴。こんな画面でTwitterをお楽しみ頂けます。ででん!

郷愁を感じずにはいられない何という8bit感!そう、8bitter は昔懐かしのファミコン時代のゲーム風に、自分のタイムラインを眺める事が出来るクライアント(タイムラインビュワー)なのです。(iOS6以上対応)

全てを8bitフォントの美咲フォントで描画して、何故か歩き続ける謎のキャラはド〇クエの町人よろしく16×16のドット絵を用意、更にtweetを表示する時やタップする時に鳴る音は懐かしいド〇クエを彷彿とさせる「ピピピピッ」とか「ピッ」音。か〜なり作り込んでいます。

以下に短い動画を用意しましたのでご覧下さいませ。(音が出ますのでご注意下さい)

使い方は簡単。アプリ起動後にiOSで連携されているTwitterのアカウントを選ぶだけです。

「はじめる」をタップした後は、青いフードを被ったキャラが、フォローしている人を「つぎのひと….、つぎのひと….、つぎのひと….」と終わることのないタイムラインをただひたすらに歩きながら話しかけていく、そんな感じでタイムラインを読み進めていきます。郷愁どころかもはや哀愁まで漂いだしそうな、新しいTwitterの楽しみ方を演出してみました。

また、8bitterは、常に1つのtweetしか見られない上に、つぎのひと…をタップするともう前のtweetには戻れないという割り切り仕様にしています。日々何十・何百・何千のtweetが流れるタイムラインに疲れた時などに、ちょっと立ち止まって、一人一人のtweetを噛みしめながら、ゆっくりと歩くようにタイムラインを眺めてく。8bitterは、そんな、Twitterスローライフのご提案も含蓄しています。

ド〇クエ風だなぁという所から勘の良い方はもう想像されていると思いますが、フォローしている人の協力を得られればこんな楽しみ方も出来たりします :-)

分かる人には分かると思いますけども(笑) 他にも色んな懐かしメッセージを呟いて貰って、8bitterならではの楽しみを体感して頂けましたら幸いです。

ゲーム好きな @nakiwo による随所の作り込みは、色んな所でニヤリとせずにはいられません。Twitterという「今」のテクノロジーが生んだコンテンツストリームを、昔懐かしの風合いで楽しむギャップを皆さんも是非お楽しみ下さいませ。85円の有償アプリとなっております。

 

8bitterで出来ること

8bitterで出来る事は以下のみとなっております。

  • 指定したアカウントのホームタイムラインの閲覧
  • tweetに対応するwebページの表示(tweet内のURL先を閲覧する時などに)

御注意頂きたい事項として、現行バージョンの8bitterはタイムラインビュワーですので、投稿は出来ません。あらかじめご注意下さいませ。Twitterクライアントというよりも、Twitterタイムラインビュワーと捉えて頂けると嬉しいです。

 

最後に

8bitter はレトロゲーム × Twitter という妙な組み合わせで我々ファミコン世代の感性をくすぐってくれます。それだからか、8bitterの開発途中にはアレもコレもとアイディアが沢山飛び交っていたのですが、ひとまずはこの面白さを公にしたいという事で機能を絞り込んでリリースするに至りました。もし良い評価を頂く事が出来れば更にリソースを割いて作り込んで行きたいな…なんて考えております。

という訳で新作アプリの 8bitter のご紹介でした!!

8bitter 1.0.0(¥85)App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ユーティリティ
販売元: feedtailor Inc. – feedtailor Inc.(サイズ: 0.9 MB)
全てのバージョンの評価: 無し(0件の評価)


2013.02.18 (Mon)

1月に続いての新作になります。ClipPair というアプリをリリース致します。iPadとiPhoneまたはiPod touchなど、複数のiOSデバイスを常用されている方に便利にお使い頂けるアプリです。

 

ClipPairで何が便利になるか?

今回も機能特化しています。ClipPairで、

iOSデバイス間のテキスト転送が超絶便利!

になります。

クリップボードに格納したテキスト(コピーしたテキスト)を別のiOSデバイスに転送したいという事が時々ありますよね?例えば、iPhoneでTwitterやらfacebookやらを見ていて面白そうなiPadアプリを見つけた時とか。例えば、同じくiPhoneで情報収集している時に「このURLをiPadでじっくりみたいなぁ」ってな時とか。

そんな時、今までですと、

Evernoteに新しいノートを作ってペーストして同期、Dropbox連携するメモアプリで新しいテキストファイルを作ってペースト&同期、新しくメールを作って貼り付けて送信、…等々の方法を取らざるを得ませんでした。色々あるのですがどれもネットを介さないといけなかったり、単にテキストを送りたいだけなのに別のオブジェクトを介する(Evernoteの新規ノート、新規テキストファイル、新規メール)わけですが、これって何だか無駄があるなぁと思ったのです。

別にノートを取りたい訳じゃない、別にテキストファイルとして残したい訳じゃない、別にメールとして残したい訳じゃない。これってもっと簡単にならないのか?

そういう動機で ClipPair は生まれました。開発は @itok_twit が担当。

iPadからiPhoneに、iPhoneからiPadに。もちろんiPhone-iPhoneやiPad-iPadでも。ClipPair を使えばネット接続環境もWiFiも必須とせず(ここ重要!)、Bluetooth Low Energy(BLE) の技術を使って手軽にテキスト転送する事が出来るようになります。

使ってみての僕の所感ですが、他のどんな手段に比べても速い&手軽です。特にiPhoneからiPadにURLを転送する時のストレスが全くもって無くなりました。

以下、詳しい使い方を Step by Step で。

 

ClipPairの使い方

まず手元のiOSデバイス全てにClipPairをインストールしておく必要があります。

さて、iPhoneでTwitterを見ていて気になるURLがあるとします。ちょっとiPadで開きたいなぁと思うような。iPadアプリのURLとか、手元のiPadでじっくり見たいなぁと思うサイトのURLとかですね。

以下は有名な Infinity Blade が無料キャンペーン!というtweetからURLをコピーしようとしてる様子。「あ、そういえば前からやりたかったんだよ。やるなら iPad だよね!」みたいな。

ひとまず iOS デバイス間で渡したいなぁと思うものをコピーしてクリップボードに入れる訳ですね。そして、すかさずClipPairを起動。

右側のキャプチャ通り、自動的にクリップボードの内容が行追加されます。

転送先となるiOSデバイス(今回はiPad)でもClipPairを起動しておきましょう。最初は空っぽです。

で、iPhone側のClipPairで転送したいテキストの行をタップすると、アクションメニューが表示されますので、「検索して送信」を更にタップします。

どのデバイスに転送するか聞いてきますので選択します。

iPhoneはこんな画面に。

転送先のデバイスであるiPad mini 側は

こんなふうに表示されていますので iPad mini 上のキーボードでパスコードを入力します。…すると

じゃん!!iPad mini 側にテキストが転送されてきました!

この時点で、クリップボードに受け取ったテキストが格納されていますので、後はSafariでペーストして開くなり、メモ帳に貼り付けるなり、ご自由にどうぞ的な状態です。この例ではURLを転送しましたが、URLに限らずどんなテキストでも大丈夫です。

ClipPairは、BluetoothさえONになっていればokなのが最大の特徴。Bluetooth Low Energy という名前の通り消費電力は微々たるものでバッテリーに優しい作りです。そして、WiFiもネット接続も不要です。

 

更に手軽に

パスコード入力を一度でも行ったデバイスについては認証無しで転送出来るようになりますので、更に楽になります。以下は別アプリで新しいURLをコピーしてClipPairに戻ってきた様子。クリップボードの内容はClipPairを起動と同時に転送テキスト候補となる訳ですね。

早速このURLを転送してみましょう。ポチ。

先ほど認証したデバイスが項目として追加されていますので、タップします。すると….

ドン!!は、早い!

…….

転送先もCilpPairを立ち上げないといけないから面倒くさい?…いぁいぁ、ご安心を。ClipPairならそこもスマートに解決です。一度、ClipPairを立ち上げた後であれば、バックグラウンドでも受け付けてくれます。

 

バックグラウンドで受信

転送先となるiPad。そら案内で天気情報を閲覧中です。(ちょっと前にClipPairは起動していた)

ここでiPhoneから再び転送させてみましょう。えいや!

….数秒も数えないうちに、iPad側はこんな風に「転送受け付けたよ〜」と通知センターで教えてくれます。この瞬間、受け取り側のiPad miniのクリップボードにテキストが格納されていますので、先ほどの例と同様に他のアプリ上でペーストしてすぐ使う事が出来ます。お手軽ですね。

 

URLなら更にショートカット

ClipPairでURLを転送する時、転送先で行う事は….もちろん「そのURLを開く」って事ですね。いちいち受け取ってブラウザを立ち上げるのが面倒臭いですから、専用の設定を用意しました。

「URL受信設定」を「確認ダイアログを表示」にしておくと、ClipPairで受信したテキストがURLであればそれを自動的に開こうとするようになります。このオプションをバックグラウンドでの転送受付と組み合わせると、受け取って、通知をタップして

ClipPairが前に出てきた直後に

ブラウザで開きますか?と聞いてきてくれます。後は「開く」をタップするだけ。便利!!

 

複数デバイスを持つ方に

iPhoneとiPad または iPad mini が代表的な組み合わせですが、iOSデバイスを複数所有される方にお勧めな便利アプリ ClipPair をご紹介致しました。WiFiやネット接続を前提としないテキスト特化型の転送アプリというニッチな用途ですが、とっても便利ですので複数デバイスをお持ちの方は是非是非お試し下さいませ。250円の有償アプリとなっています。

今回v1.0をリリースしたばかりですが、更に便利にしていくべく次の開発も進めています。御期待下さい。

 

最後にご留意事項

iOSにおけるBluetooth実装の問題により、iOS6.0系のiOSデバイスのClipPairから、iOS6.1系のiOSデバイスでClipPairがバックグラウンドにいる場合にテキスト転送が出来ない事が判明しています。(受け側のiOS6.1系デバイスでClipPairの画面が表示されている状態でれば問題なし) 御購入の際はご留意頂けましたら幸いです。解決法は受け側のデバイスのiOSをバージョンアップして頂く以外に方法が無いようですので、あらかじめご了承下さい。


2013.02.17 (Sun)

昨日(2013/2/16)、俺聞け4(俺の話を聞け4)というイベントに参加してきました&発表してきました。

 

初参加

「俺聞け」は前から気になっていたイベント。初参加になります。次々と繰り広げられる「俺の話を聞け!」的なテーマがどれも大変面白く、しかも15分という時間が厳守されるのでテンポが良くて飽きも来ず、あっという間の5時間でした。

1テーマ15分ってのは丁度良い制限時間ですね、LTのように短過ぎる事もなく、audienceがダレてしまう程に長くは無く、且つ発表者の思いの丈を1つに絞って語るに必要十分な時間。各内容はさる事ながら、主催の@msngさんのイベント進行のスマートさも大変勉強になりました。自分が主催する時も真似させて貰います。

 

多彩なテーマ、超絶面白かった

全部面白かったのだけど、以下に印象に残った発表について書いてみます。

  • zshというシェルについて
    zshが如何に素晴らしいかという話。自分も普段から使っているので同感するところ多数ありました。zsh良いよね!発表者の @mollifier さんはアツ過ぎて面白過ぎ。後の懇親会でも理想的な開発環境について議論を交わせたのが凄く楽しかったなぁ。ウチの会社の事を開発者として羨ましいと言って貰えて嬉しかったです :-) 経営者冥利に尽きますね。
  • 酒とITと私
    日本酒良いよ!という話。酒勉というサイトの紹介も。普段、日本酒は絶対と言って良いほど飲まないのですが、ちょっとで飲んでみたくなりました。丁度、先日知人に(日本酒とよく合うらしい)料理が超ウマ!な店を教えて貰った所だったのでまた行ってみよう。
  • フリーランスエンジニアになって1年経ちました
    迫真のぶっちゃけトーク。Twitter大喜利ゲラゲラの紹介も。僕も創業して1年経ったぐらいに感じた喜びと辛さを思い出しました。あの頃は本気で潰れそうになったもんなぁ(遠い目) 発表者の@aa7thさんもアツい方だった。女性エンジニアで勉強会に来る/発表する人って情熱的な方が多くて刺激を頂く事が多いです(先日のイベントで名刺交換した方もそうだった)
  • 「売れるホームページ」に必要なたった3つのこと
    お馴染みベビログの板羽さんの安心安定のプレゼン。こんなに喋っちゃって良いんだろうかと思う程の濃密な内容。OUTPUTを惜しまれないサービス精神旺盛な性格が出てはるなぁと思いました。ノマドの話ももっと聞きたい。
  • 防災訓練
    タイトルからは想像も出来なかったAWSを使ったDEMO。rm -rf / をガチで打っちゃうスリリング感が楽しかったです。やっぱりプレゼン慣れしてはりますね
  • 懇親会も楽しく過ごせて、気がつけば4時間も。参加者の方ほとんどと初見という勉強会は久しぶりだったので新鮮でした。そういえば最近、startupの方、向上心高い現役開発者さんやデザイナーさんの方々とこうやって交流する機会を余り持てて無かったんですよねぇ、エンジニアやめて経営に徹するようになって数年だけどgeekな精神だけは注入し続けないと。ちょっと反省。

     

    僕も発表させて頂いた

    最近「理想的な就労環境」について物申したい思いが強くなってきてまして発表者としてエントリさせて頂いてました。ここ数年のプレゼンの場では自社アプリ紹介とかiOSデバイスの企業活用とか、そんな話が多かったのですが、最近、経営者経験約7年&雇用者経験4年を通して見えてきたモノをもっと積極的にOUTPUTしようと考えていて。まさに「俺の話を聞け」的な。


    (写真は板羽さんが公開されていた写真をお借りしました)

    副業推奨とオープンソース」という題目で、世間一般の副業禁止規定なるものが論理的に破綻しているという持論を展開してきました。共感頂けた方が沢山いらっしゃったようなので、もっと声高らかにOUTPUTしていこうと思います。(お誘い頂ければ副業推奨の話をガッツリさせて貰いにいきます :-))

    以下、参考までに資料公開。

    最近、色んな人に伝えたいな〜と思ってるのは、

    みんな、副業しようぜ!そして、会社は副業を推奨しようぜ!

    って事なんです。ITな会社さんは特に副業禁止規定を思い切って見直す勇気を持って欲しい。

    副業推奨については以前に副業についてというエントリで書いた事があったのですが、副業とオープンソースの考え方を絡める話はどこにもまだ展開した事が無かったので、また改めてブログに書いてみようと思ってます。

     

    最後に

    会場の中央会計さん、主催の@msngさんに感謝です。愉しいイベントを有り難う御座いました。


    2013.02.13 (Wed)

    創業期からお世話になっているベンチャーインキュベーション施設のメビック扇町主催のイベント「スマートフォン&タブレット アプリビジネスの今後を読む」にて30分程講演させて頂く事になりました。毎年行われている企画なのですが、今回も企画だけでなくスピーカーとしてもご協力させて頂く次第です。

     

    日時t 2013年2月14日(木) 17:00〜21:40 (受付 16:30)
    会場 メビック扇町
    参加費 無料
    交流会費 : 1000円
    定員 100名
    スケジュール 詳しくはこちら

    僕は19:10〜19:40 の時間枠で

    iOSエンタープライズ最新事情 〜今、全ての開発関係会社が知っておくべきこと〜

    というタイトルの講演をさせて頂きます。

     

    2012年頃からでしょうか、エンタープライズ系のご相談が増えたのは。2011年初頭から「エンタープライズiOSなんです」と謳っていたのもありますが、増えるお問い合わせに何度もお答えしているうちに、実は得た知見をシェアした方が皆happyになれるんじゃないかと思って

    ってな感じの連載を始めました。公開後随分経ちますが未だにアクセスは耐えませんし、皆さんやっぱりエンタープライズ系の知見には飢えておられるんだなぁ…と。

    で、今回講演の機会を頂けるという事でしたので、2012年に目立ったエンタープライズ系のトピックを3つ程ご紹介すると共に、エンタープライズ市場におけるiOSが今どういう状態で今後どうなっていくのか的な見解も披露させて頂こうと思っています。

     

    今回のイベントで特筆すべきは基調講演でITジャーナリストの @nobi さんが登壇されるという点。「スマートデバイスが生み出す21世紀型ビジネス」というタイトルからして将来を垣間見る事の出来そうなワクワク感を感じますよね。僕も個人的にお聞きするのが楽しみです。

    尚、今回珍しく、この主のイベントでフィードテイラーのメンバーが(ウチの奥さんも含めて)勢揃いします。何かあるのかっていう訳ではないのですけど、参加される開発者の皆さんや関係者の皆さんと色々交流させて頂ければと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。


    2013.02.13 (Wed)

    SNSのメッセージを1つにまとめて扱える「SocialMessage」の v1.2 を公開します!前回の v1.1 で追加させて頂いた @nun_ さん作の I Love 8bit をベースにした新テーマ1点が仲間入りです。

    その名も

    8 bit maniacs!!

    キタコレ!

    以下、ベースとなるテンプレートとの比較で解説してみますね。前回追加分の I Love 8bit はこちら。

    こんな感じで 8bit 風な表示にして郷愁にかられる不思議なメッセージングが楽しめるようになった訳ですが、リリース後の社内会議で「フォントも8bit的やったら良いのにねー」という話になったのですね。

    思い立ったが吉日、後はいつもの展開で。

    @nakiwo8×8 ドット日本語フォント「美咲フォント」を実験的に埋め込んだサンプルアプリをいきなりミーティングで披露してくれて、笑いの絶えぬまに「じゃ、やりましょう。っていうか、やってね」みたいなそんな感じ。

     

    そんなふうに勢いで生まれた 8 bit maniacs!! を適用すると、上でご紹介したものが、更に更に良い感じになります。如何でしょう?

    何だか僕らファミコン世代の人間にとっては、「思わずニヤリとしてしまう度」が格段に上がったと言えるのではないでしょうか!!素直にこれはイイと思います!!

    ちなみに、

    テキスト入力もフォントが変わってるという徹底ぶりですので、完全に 8bit ワールドに浸る事が出来ますよ。果たして実用的なのかという話はここでは議論致しません(笑)

    今回も追加の微調整やテーマの名付けでご協力頂いた @nun_ さん、また素晴らしい「美咲フォント」の作者様に改めて御礼申し上げます。

     

    という訳で、SocialMessageの新テーマ 8 bit maniacs!! のご紹介でした。普段のメッセージのやりとりも見た目を変えるだけで途端に面白くなりますので、是非是非お試し下さいませ。SocialMessageをお持ちであれば、お手元の環境で、メッセージ画面のアクションメニュー→「フレンド設定」→「テーマ設定」からご覧頂ければokです。

    SocialMessage 1.2(¥85)App
    カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ユーティリティ
    販売元: feedtailor Inc. – feedtailor Inc.(サイズ: 13.2 MB)
    全てのバージョンの評価: (4件の評価)