2013.06.03 (Mon)

どこもかしこもクラウドクラウドと言葉遊びのように言ってますが、こと「インフラ」の分野で「クラウド」と言っている場合それは「クラウドコンピューティング」を指します。

…が、そのほとんど全てが似非です。昔ながらのレンタルサーバの貸し出しを「クラウドサーバ」と言ってみたり、酷い業者だと1TBのハードディスクを2TBに増やすのに1営業日かかるにも関わらず「クラウド」だと言い張ってる詐欺業者もあります(上場企業なのにね)。

クラウドコンピューティングの定義に従えば、真のクラウドとは Amazon Web Service (AWS) のみだと僕は考えています。最近だとMicrosoftも頑張っているので Azure もそう言えるようになってくるでしょうし、Googleだってそうでしょう。

とまぁ何のエントリか分からなくなってきましたが(笑)、その真のクラウドコンピューティングの名を冠するに唯一相応しい Amazon Web Service のサミットが明日から2日間、東京で開催されます。これに弊社のサーバエンジニアの @kumatch が参加します。

例によって僕はお留守番。定番ですけど :-)

で、今や弊社にとって AWS は欠かす事の出来ないものになってます。使った分だけしか払わなくて良いというコストメリットはもちろんの事、ものの10分でサーバが立ち上がるスピード感、大量の処理を高速に終わらす為に超高性能コンピュータを1日だけ10台利用といった使い方が可能とか、高負荷時の負荷分散に瞬時に対応するとか、もうAWSを使わない理由が無いぐらいに便利なので今は全ての案件でAWSを絡ませています。

先日分社化したSYNCNEL事業のインフラもいずれそうする事になるでしょう。万単位の端末がアクセスするサービスで、今後の拡張も考えるのであれば、お客様のメリットの事を考えると、既存のレンタルサーバを選択する理由は皆無ですし、返ってお客様に対する不義理です。100%ありえない。

だからこそ AWS の「今」を捉えておきたいんですよね。

気がつけば AWS を大規模に扱った技術経験が転職市場で重宝されるようになり(もうなってるという噂も)、そのうち AWS を使えないと(特にサーバサイドの)エンジニアとして価値訴求すら出来ない時代がくるんじゃないですかね。「AWS 使った事ないのにサーバ出来るって言ってんの?やばくね?」みたいな。

@kumatchには、もはや流向ってのではなく当たり前になっている AWS を使ったサーバ構築/運用の分野で突き抜けて貰いたいので、2日間まるっと参加してきて貰う事にしました。

今回の summit は世界各地で開かれるそうですが、2日間もやるのは TOKYO だけなのだそうです。それだけ Amazon も日本に力を入れているという事でしょうね。「クラウドの『今』」と副題の付いてる今回の summit で弊社の AWS ノウハウがまた1ステップ上がるキッカケを得られればと思ってます。


2013.05.28 (Tue)

まさか子会社を持つ事になるとは思いもしませんでしたが、本日付で「SYNCNEL株式会社」を設立します。今僕1人がオーナーである(株)フィードテイラーが100%出資し、同じく僕が代表取締役になります。(資本金は512万円。Twitterアカウントは @syncnel、facebookはこちら)

これに伴い、SYNCNELに絡む著作権や商標権等を含む全ての権利は(株)フィードテイラーからSYNCNEL(株)に原則移管します。…が、その開発/運用は(株)フィードテイラーがSYNCNEL(株)より委託を請けて行う事になります。

何でそんなややこしい事を…。

と言われる事もあります。そこで、今回のオペレーションについて幾つかある理由をここに記しておきたいと思います。

ちなみに SYNCNEL をご存じない方の為に補足致しますと、SYNCNELは企業がiPadを活用する為のいわゆるクラウドサービスで、Dropboxの企業版みたいなモノと思って頂くと分かり易いかと思います。詳しくはこちらを御覧下さいませ。

 

SYNCNELの今を踏まえた決断

2011年2月から始めている「SYNCNEL」は、早くからiPadにおけるセキュリティの重要さを謳った事が功を奏し、今や100社様以上1万端末以上の、国内iPad業務活用現場を支えさせて頂くに至りました。代表的な導入実績でよく御紹介させて頂くのは大和ハウス工業様の事例です。

ユーザ様の評価も高く、また関係各社様全てにとって少しずつお金を生む木に育ちつつもあり、昨今のiPadを初めとするタブレット市場の盛り上がりは、その木を森へと変えていく追い風となってます。実際、契約数は伸びていますし、クライアント企業様がファンとなって下さってるのを見聞きする事も増えて来ました。中には何度も台数追加契約を繰り返して下さる企業様もいらっしゃいます。

これは販売店様のストック収益にも繋がっていて「継続収益になるので嬉しいです」とコメントを頂く事もあります。お客様も経費削減や業務効率の改善が図られ、その結果としてもたらされる弊社収益は新たな商品価値の送出へと繋がっています。そう、言わばSYNCNELのエコシステムが出来つつあるのです。

この事業の現状と時代の趨勢を鑑みれば、

今こそ事業をブーストさせるタイミングじゃないか…

昨年末あたりに、そんな事をふと思いました。

今を逃すと業界3位という現状に甘んじたままジリ貧になるだけじゃないだろうか。僕らがSYNCNELを進化させる事が販売店様やクライアント様の幸せに繋がる自信はあるし、iOSデバイスのビジネス活用現場においても最善であるという絶対的な自信もある。業界1位を取るポテンシャルはあると思ってるし、やらない理由は無いし、やれない理由があるなら一つずつ解決していけば良い。

だから。動くなら…今でしょ!

そう決意し、SYNCNELの事業主体をもっと明確にしつつ、僕の真剣度合いをメッセージとして発信する為に、事業分社化という手段をとりました。SYNCNEL株式会社は名前の通りSYNCNELで成長していくしかありません。それがサービス名を冠とする会社の宿命です。それ以外の道は無い…という道を敢えて選びました。ある意味、僕の覚悟なのですが、自信はあります。

一方で、B2Bなビジネス領域をベンチャー1社単独で切り開くのには限界があるのをこの2年間で痛いほど感じているので、ここは一つ資本関係を前提とした大手企業様との提携をブースターとして活用させて頂きたいと考えている次第です。

事業分社化はそれをやり易くする為という意図もあります。これが二つ目の理由。

 

資本政策とワンマン経営共存の試み

フィードテイラーという会社はワンマン経営の典型です。僕が本当に好き勝手やってます。開発者が生産性を最大化出来るように、富の分配が論理的に正しくされるように、理想的な就労環境を社会に示す為に、色んな制度や仕組みを作って7年弱経営してきました。

まぁ過去にこのブログで書いた事を列挙するだけでも相当変なのです。(宜しければ上記各エントリを御覧下さい)

こんな変てこな(?)組織から生まれた「SYNCNEL」という事業をブーストさせる為に、仮にフィードテイラーという会社に対してお金を出して貰ったとしましょう。そうすると多くの場合は僕の経営のやり方に(言い方が悪いですが)口を出されます。何でそんな制度があるんだ。そこに金はいらないでしょ。この手続きは逆に必要だろ…と。お金の使途や社内の仕組みに常に短期的視野での合理性/論理性のみが要求される。

僕はこれに納得がいかない訳です。

開発経験のある僕だからこそ分かる開発者心理を活かした経営をしているのに、資本関係を理由に開発経験の無い素人の「一般論」で口出しされると、事業を加速しましょうという事業提携の目的が果たされず、結果、誰も幸せにならないのですよね。

だから、今のフィードテイラーの開発体制は1ミリたりとも変える気は無い。実にワガママですね(笑) スタイルは変えたくないけどお金は欲しいし事業提携しましょうって言う訳ですから。

このワガママを、ステークホルダー全員が不快感/不自然感を感じる事無く実現出来る手段として、事業分社化は理想的と思えました。事業拡大も重要だしブーストする為の資本も重要、だけど資本関係を理由に内部の「あり方」までは侵されたくない。そこは法的境界面をきちんと定め、開発部隊は聖域として守りたいのです。

SYNCNEL(株)では既に積極的な事業連携前提の資本政策を進めようと動き始めていて、信頼できる担当者(これまた年上)を東京に置き全てを任せています。もちろん経営者として僕も僕なりに動いていて、例えば日本を代表する大手SIer経営者の方に「社外取締役として関われませんか」というお話を直接頂いたりもしています。

繰り返しになりますが、SYNCNELのブースターとして外部資本と事業提携の力をお借りしたい。でも、一方で、SYNCNELの開発には親会社たるフィードテイラーの技術力を最大限に今のまま使いたい。

このように、フィードテイラーグループ内での役割をこれ以上ないぐらいに明確にし、形になり始めたSYNCNEL事業を分離して超加速させ、お客様はもちろん、販売代理店様も、事業提携会社様も、そして間接的にウチのスタッフもその家族も含めて、僕に関わってくれた全ての方々のhappyの量を効率的に最大化したいのです。

外部資本という意味ではもっと言えば、IPOやBuyOutを目指したVCからの資金調達という手段も無しではないのでしょう。ただ、日本のVCは冒険を恐れる単なる金貸し業者としか僕は見てないので、VCという名を冠するに本当に相応しい方と御縁あるまでは積極的に動く事は絶対ありません。とはいえフィードテイラーでは全力拒否でしたので、そういう意味ではスタンスが少し異なりますね。どっちの社長として話をするかによって人格を変えるというか。

 

フィードテイラーが目指すところ

今回の分社化は一種の試みでどうなるかそれこそ分かりませんが、もしこのスタイルが巧く行くのなら、フィードテイラーという会社は新しい事業を生み出して世に放つ収益事業創出機になりたいと思っています。

僕を育ててくれた大阪産業創造館メビック扇町を新たな事業や会社を孵化させるインキュベーション施設と呼ぶならば、フィードテイラーは事業の原石を自ら具現化させていくインキュベーションカンパニーを目指したい。

SYNCNELを生み出したように、時代の半歩先を見た実験的な事業を立ち上げ、資金増強で事業加速が見込めそうなら同じように分社化していく。出資元はフィードテイラーで良いし、外部資本が見込めるならそんなスキームを考える。一方で、僕が掲げる理想的な就労環境の実験場でもあるフィードテイラーは開発拠点としてそのままであり続ける。

僕がいなくても勝手に事業が周る体制を作り、解放された時間で僕は新たな世界を見て、新たな人脈を作り、新たな事業作りに専念し、新たな原石を得続ける。

分社化された事業はファイナンスの力でレバレッジをかけて、その事業を使って収益を成す沢山のパートナー企業様がその先にいて、中心を成すフィードテイラーは技術という分野で深く深く進化/深化していき他の追随を許さず、数多の収益事業を支えるエンジンとなる事で社会に間接的に経済的貢献や納税的貢献、雇用創出的な貢献をしていく。

僕が未来に描いているのはそんな世界です。SYNCNELの事業分社化はその第一歩となります。

 

これから僕の肩書きは何になるんだろう…。最適な言葉が見つかりませんが、事業家って事なのかも知れないなと最近は思います。これからまたドタバタしそうですが、今後ともフィードテイラー改め、フィードテイラーグループをどうぞ宜しくお願い致します。


2013.05.27 (Mon)

このタイトルでエントリを書くのは6回目になります。1人で始めた会社がまさか7人体制にまでなるとは全く思ってもいませんでしたよ。人生と同じく会社もホント分からないものですね。

さて弊社初のオープン求人となった3月の仲間募集のエントリですが、弊社エンジニアのTwitterやfacebookから伝搬に伝搬を重ねた結果10人近い方々にエントリして頂きました。皆さん、とても優秀な方ばかりで「今回は1人だけ」という制約が何とももどかしく、考えに考え悩みに悩む日々を3月末〜4月頭にかけて過ごしました。(お断りのご連絡を差し上げる事となった皆様、すいませんでした…)

で、悩み悩みの選考を経て、もう既に1ヶ月が経過しようとしてますが5月1日からWindowsでの開発経験20年(Win3.x系の時から!!)の @fuku518 にjoinして貰っています。ででんっ。

(マシンはiMacだがWin7とWin8でVisualStudioの図)

最近は各種の勉強会に積極的に参加しているとの事なのでご存じの方もいらっしゃるかも知れません。

創業来ずっとWindows禁止を謳ってきた弊社ですのでまさに禁断の扉を開けた感があります。自らタブーを破ったというか何というか。ただ今回の決定は、闇雲にWindowsにも手を広げます〜という事は意味しておらず、あくまでビジネス的合理性から必要な所はWindowsにも領域を拡げるという考えです。

目下は、

  • 企業向けファイル共有サービスのSYNCNELの訴求力UPのため
  • 最近関わりが多くなってきた医療系IT進出への足がかりとして

このあたりがタスクとなってますが、早々から両方の具体的な開発に着手して貰ってます。@fuku518 の長いwin開発経験が強力な武器として作用して前者についてプロト的なものは瞬殺。思わず「入社して何日目でしたっけ?」って聞いたぐらい。良い感じに進めていけそうです。

特に前者のSYNCNELはウチにとっても、また業界的位置づけ的にも重要なサービスなので、この度の増員が「フィードテイラーさんがWindowsもやるとここまでサービスが強力になっちゃうのかー」と関係各社様・競合各社に言って貰えるぐらいの訴求力UPを果たしてみせる所存です。

アセンブラからC#まで色んな経験を持って貰っているようなので、ウチの開発ベンダーとしての技術の幅が広がるのは間違いありません。

 

そうそう、実は @fuku518 は僕より7つ年上で、フィードテイラーの最年長になります。「C言語を初めて見た時に『なんて高級な言語なんだ』と思った」というぐらい古くからのエンジニア。

ただその年齢からか、ウチの労務士には入社関連手続きで話した時に「えっ」という反応をされました。まぁ普通は40代半ばなら管理職とか、プログラマーは35歳で定年とか、訳の分からない「当たり前」がはびこってるので分からなくも無いのですけどね。

ですが、僕はその歪んだ「当たり前」に真っ正面から挑むつもりです。そもそも、モノ作りに年齢なんて関係無い。むしろ関係があるとすれば健康状態でしょう。開発現場も知る経営者の僕に言わせれば、年齢でどうこういう人は大半が年齢を言い訳に怠慢を正当化したいナマケモノばかりです。

 

とまぁ若干脱線仕掛けてますが、今回のエントリは昨年に続いての増員のお知らせでした。7年目にして7人体制。平均して1年で1人ずつ増えてますね。既に8坪強の開発室は一杯一杯になってしまいまして、次に増員する時はオフィスの引っ越し&増床も一緒に考えなくちゃいけないなーという状況になってきました。

頭の中ではもう引っ越した後のイメージも出来てるのですが、まずは目下の既存収益事業の強化でキャッシュフローに厚みを持たせようと思ってます。7人体制になったフィードテイラーを今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


2013.05.17 (Fri)

だいぶ今更感がありますが、去る2013年4月29日の祝日に開催された堺シティマラソンに参加してきました。

数年前に脚を痛めてから、1,2km走れたら良いほう&10分走り続けると膝がキリキリ痛む…というとてもランナーとは言えない状態だった事を考えると、参加すること自体が大きな挑戦だったのですが無事に完走しました!超やったった!!

(珍しくやったった感のある写真)

問題を克服して限界を超えれた達成感は半端無いですね。経営にも近いなと思いました。マラソンしている人に経営者が多いってのもそういう理由なのでしょうね。

 

完走出来たのは仲間がいてこそだなぁ〜ってのが今回の感想。

facebook 上で頂いた皆々様からのエールをパワーに出来た感がありました。応援の力ってホント凄いですね。皆さん有り難う御座いました。

また今回、秋から通っているティップネスでお世話になってるインストラクターの方とそのご主人と一緒に参加してまして、共に走ってる仲間がいるという心強さもありました。

(走る前に撮った3人での写真。許可を頂いて掲載してます)

インストラクターのHさん(写真真ん中)には、体幹や脚を鍛えるメニューを組んで貰ったり走り方を教わったりと、走る体作りで随分とお世話になりました。半年間計画的に進めてきた事がココに結実した感がありこれまた嬉しかった点です。今後は距離かタイムかという重視ポイントが2つあるようですが、今回61分とまだまだ伸ばせる余地がある結果だったので、当面は後者のタイムに重きを置いて進める事になってます。

しかし、僕が通っているティップネス梅田店。ホントにホスピタリティ高いのでジムに通おうと思っている人は超絶お勧めです。リアルに弱々しい体つきだったのが改善され、1kmもまともに走れなかったのに10kmマラソン完走してる人がここにいますから :-)

 

という訳で10kmマラソンの御報告でした。これから大会という意味ではオフシーズンのようですが、次の秋冬あたりにまた大会に参加します。仕事しかなかった人生に一つ愉しみが増えた気がします。


2013.05.14 (Tue)

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先月リリースしましたAirLibというアプリ。おかげさまで仕事効率化のカテゴリで1位を飾る事ができ、色んなブログでも取り上げて頂きました。ブロガーの皆様、有り難う御座います。

 

iPhoneのカメラロールに対する入出力に皆さん不便を感じておられたのだなぁ〜と。不便を便利にする効率化を文字通り達成出来たのではないか、と嬉しく思っています。

そんなAirLibですが、先日最新バージョンの v1.0.3 をリリース致しました。幾つかの不具合修正に加えて、表示系の大改造でパフォーマンスが向上しています。…ので、AirLibをお買い上げ頂いたユーザの皆様は是非是非updateして下さいませ。

特筆すべきは新機能、RSS対応と、SSHリバースポートフォワーディング対応による3G/LTE経由の接続機能の追加。何ともウチらしいというか。前者はともかく、後者はまぁ普通に考えると謎すぎで

こんなふうにコメント頂きました :-)

 

■ SSHリバースポートフォワーディングによる3G/LTE経由アクセス

AirLibは

『同じWiFiネットワーク環境下でブラウザ経由にカメラロールにアクセス』

というWiFi制限がかかってます。iOSの仕様による所ではありますが。で、これを

『3G/LTE経由でもブラウザ経由でカメラロールにアクセス』

を出来るようにする機能です。

例えば、外出先(WiFi環境では無い所)で撮った写真を、その場にいるお友達にブラウザ経由ですぐに渡す事が出来る…という訳ですね。この種のアプリでは必ず両者同じアプリを入れてる必要がありましたが、AirLibの場合は渡したい側だけ入れているだけでokと。

(WiFi環境下でなくてもAirLibを起動した側のカメラロールをブラウザ経由で見て貰える)

これを実現する為に、SSHリバースポートフォワーディングという技術を使っています。図を書くとこんな感じ。

訳が分からん!!(笑

自分でサーバを構築できるような人じゃないと使えないのが課題です。普通には難し過ぎるなぁ….と。ホントは誰もが手軽に 3G/LTE 経由で AirLib + ブラウザ で写真渡しが出来ると便利だと思うのですが、ひとまず実際に需要があるかどうか様子見って感じで実装してみた次第です。

 

という訳で AirLib のバージョンアップのご案内でした。斜め上にいっちゃう感じがfeedtailor的かもですが(苦笑)、基本的に今回のバージョンはパフォーマンス向上や不具合修正等がメインですので是非アップデートして下さいませ。今後とも AirLib をどうぞ宜しくお願いします。


2013.05.07 (Tue)

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御好評頂いている新生「そら案内」ですが、本日アップデートして v2.1 となりました。リリース直後にご指摘を頂いている不具合修正と一緒に、ちょっとした機能追加をしています。以下、簡単ながらご紹介。

 

最低気温・最高気温の表示順

予想気温の最低と最高の表示を 最低/最高 から 最高/最低 に入れ替え表示できるようにしました。「設定」画面から指定可能です。

以下のような感じで逆になります(最高気温が前に来る)

 

カレンダー連携の内容

文字化け対策

カレンダーに天気予報を出力するカレンダー連携ですが、Google Calendar を介してWindows上で見た時に天気の絵文字が文字化けする…というご報告を頂きまして。こんなオプションを追加しました。

これをオフにすると

こんな感じでテキスト表示になります。これでwindows環境でも安心ですね :-)

カレンダーからそら案内にジャンプ

カレンダーに出力されるカレンダー情報にそれぞれURLを付与しました。タップすると当該地域の天気予報が表示されます。

これをタップすると

こんなふうにグリンッとそら案内に切り替わります(当該地域の表示状態で起動)。カレンダー上で天気をパッと見て、詳細が気になるなーと思えばURLをタップして確認…とそんな使い方が出来るようになりますね。

 

OpenIn(アプリ連携)に対応

写真系アプリから「そら案内」に連携し、渡された画像をベースに天気情報をかぶせて投稿…が出来るようになりました。

お気に入りのカメラアプリから連携してもokですし、画像加工系のアプリで色々手を加えてから「そら案内」にもってきて投稿という使い方もできるようになりました。天気情報付きの投稿はライフログとしても結構面白いですので是非是非お試し下さいませ :-)

 

という事で「そら案内」の v2.1 のご案内でした〜。他にも沢山要望を頂いてまして、引き続き進化させるべく開発を継続しています。これからも「そら案内」をどうぞ宜しくお願い致します!


2013.05.06 (Mon)

タイトルのまんまなのですが、本日遂にローンチとなったハフィントン・ポスト日本版に、書く側(ブロガー?ライター?)として参加させて頂く事になりました。

いやはや、これには自分でもビックリですよ。

ハフィントン・ポスト本家は、ニュースやブログ、コラム等を配信しているUSのインターネット新聞。こちらにも記載ある通り本家ではオバマ大統領やヒラリー・クリントンなど著名人も寄稿するよく知られたサイトです。

日本版が出来るよーと発表があったのが昨年末。その編集長になられた松浦さんに「実はハフィントン・ポスト日本版の編集長になったんですよ〜」と弊社にお越し頂いたのが発表とほぼ同時の3月上旬でした。

BLOGOSTechWaveGREEニュースに関わっておられた方なのでご存じの方も多いと思います。最近、メディアの露出も増えてこられましたしね。

そんな松浦さんとは livedoor にいらっしゃる時からお仕事でご一緒させて頂いてまして(livedoorさんのニュースリーダを弊社で開発させて頂いた)、GREE に移籍されてからもお付き合いのあった間柄。で、3月にわざわざ大阪までお越し頂いた時、何かお仕事の話かなぁ〜…と思いきや全く想定外の展開だったと(笑)

「おぉ!転職っすか!ハフィントン・ポスト!?しかも編集長っすか!え?僕が?ブロガー??」

とまぁそんな感じで、参加させて頂く事になったという訳です。今の若い世代に問題提起するようなエントリを期待しますよ〜という事でお誘い頂きました。

 

既にサイトがオープンしていますが、書き手の皆さん、凄い面々ですよ。ホリエモンこと堀江氏、ジャーナリストの津田さんや佐々木さん、朝ナマの田原さん、民主党枝野氏、岡田氏、自民党野田氏…。100人ぐらいには声をかけられたそうで自分が知らない方々も沢山いらっしゃるのですが、明らかに僕だけ浮いてる感じになりそうな予感がします(笑)

日本のニュースメディアが盛り上がるきっかけになって欲しいですね。

『3年間で日本のオンラインニュース大手の5位までに食い込みたい。大手の一角に入るため、月間800万~1000万人の獲得を狙いたい』

とは編集長松浦さんのコメント。

個人的には凄いチャレンジングな事だなと思ってます。でもせっかくやるのですから、5位と言わず是非とも1位を取って頂きたい。ハフィントン・ポストの特徴と言われている「議論の場」が醸成されるかどうかがポイントなのかも知れませんね。オープン直後の様子を見る限りコメント欄が荒れそうな雰囲気は無い感じ。書く側としても読み手としても、この新しい取り組みを応援したいと思ってます。

 

僕は余り寄稿とかには慣れていないのですが、良い機会ですので、常々考えている「新しい労働感」とか「これからの働き方」とか、そんなテーマで書かせて頂こうかなと。自分の会社での「実験」もそれなりに成果を残してきたし、丁度最近、この種のテーマでもっと発信したいなーと思ってましたので。

まだサイト上には掲載されていないのですが、いずれ初回分が載ると思います。お馴染み「副業」についての持論展開。全然、書き足りないですけどね。そこは回数を重ねる事で書ききっていきたいなと。

 

そんなこんなで、ハフィントン・ポスト日本版にて書かせて頂く事になりました〜という御報告でした。このブログと併せて御覧頂けましたら幸いです。で。本日、ローンチ記念パーティにお呼ばれしまして急遽東京出張です。松浦さんと写真撮れたら良いなぁ。


2013.04.25 (Thu)

恒例となったApple主催の開発者イベント。今年は6月10日から5日間。

毎年何かしら新しいOSやデバイスが発表されたりする訳ですが、今回はappleがプレスリリース中で「WWDCで新しいバージョンのiOSとOS Xをお渡しするのが待ちきれない気持ちです」と書いており、少なくともiOSとOSXの2つが発表される事が明白になっていました。

そんな感じで期待感を煽られるままに始まったWWDC2013のチケット争奪戦。日本時間 4/26 AM2:00 に幕は切って落とされたのですが…

約16万円もするチケット(確か5000枚分ぐらい?)なのに、わずか2分という驚異的な速さで完売してしまいました。何という事でしょう!2分で約7,8億円(?)を売り上げる apple ハンパ無い!

 

幸いにして弊社の @itok_twit, @nakiwo, @sumihiro は3人とも無事にチケットをGET出来た模様。全員がバラバラで申し込んでいたのに昨年と同じメンバーでまた行けるというのは非常に運が良いと思います(買えなかった方、すいません…)。僕は基本留守番担当なので争奪戦を見守りつつ安堵した次第。

という訳で、弊社はWWDC2013に担当エンジニア総出で参加致します!

昨年のWWDC2012を振り返ると、参加したおかげで「法人向けにiOSが凄い事になる!」という事がどの会社よりも先んじて分かったんですよね。SYNCNELを始めiOSでB2Bビジネスをしている弊社的には結構重要な事。得た情報はNDAなので他言は出来ませんが、昨年の場合は3ヶ月以上先に情報を知っていた(Single App ModeVPP の情報等)のでアクションを起こせたという意味でWWDCに払う金に大いに価値はあると思ってます。あ、もちろん開発に関連する情報も多分に有用です。

ちなみに今年の留守番担当は1人増えて3人。僕と @kumatch先日募集して来月joinして頂く事が決まったWin系エンジニア。…なのですが留守番ばかりは面白くないので、@kumatch にはAWSのイベントに行って貰う予定です。新しくjoinして貰うWin系エンジニアにはMS系のイベントに行って貰いたいなと。

僕だけどこも無し(笑) まぁ、経営者として人間の器を大きくする為の何かに数日会社をあけて行ってくるってのもアリかもって思ってはいます。もう開発はしないと決めてるので開発系は無しですね。

少し横道にそれましたが、スケジュールも決まり、参加する事も決まり、ワクワク感が次第に高まってきたWWDC2013。appleは次にどんな新しい世界を見せてくれるのでしょうか。噂の iPhone カラバリの発表かとか、iWatch が発表かとか、とっても愉しみです。


2013.04.21 (Sun)

生まれ変わった新生「そら案内」、遂にリリースです!!

弊社看板アプリのフルリニューアルとあって本当に感慨深いものがありますね。「そら案内をそろそろ作り直してみようか」と構想が生まれてから半年。ようやく形になりました。

天気予報は、もっと便利に・見易く、そして愉しく、出来るんじゃないか

生まれ変わった「そら案内」は、この問いに対する僕らなりの解です。気象情報の取り扱いに関する全てのノウハウ、4年に渡り蓄積してきたアプリ開発の知見、インタラクション設計を含むデザイン力、それらの集大成と言っても過言ではありません。開発は @itok_twit 担当、デザインはお馴染みメタ・グラマーさん、気象データは日本気象協会さんです。

自分で言うのもなんですが、毎日の天気を気にされる皆様に自信をもってお勧め出来るアプリに仕上がったと思います。そんな新生「そら案内」は iOS6.0 以降に対応。以下に画面キャプチャを掲載しつつ御紹介します。

 

超シンプル

これは絶対に譲れないこだわりポイント。

ゴチャゴチャし過ぎはダメ、でも詳細な情報も見たい、と言っても複雑な操作は嫌

この何とも難しい、互いに相反する要件を満たす為、新生「そら案内」では地域の気象情報を極力1ページ内にまとめつつ、見たい情報に容易にアクセス出来るようにする…というアプローチを採りました。気象情報について毎日見たい情報とは、多くの場合、

  1. 今日/明日の天気予報
  2. 週間予報
  3. 概況

ではないでしょうか。これを1つの画面に収めています。アプリには「自分はどの地域を見たいか」を市区町村単位でを教えるだけ。シンプルですね。こんなふうに。

これら基本的な情報を見るぶんには、地域の切り替え以外の画面繊維は不要。webページを見るように縦方向にスクロールするだけになりました。従前は画面の切り替えが発生していましたので、それに比べると一望性は高まったかと。

…ですが、一方で、1画面に収めた代わりにスクロール領域が長くなってしまうんですよね、どうしても。これを解決すべく、新生「そら案内」ではフッタ領域に独自のショートカットを用意しました。

タップするとそれぞれの位置に勝手にスクロールしてくれます。意図した通りの挙動をするよう、タップ領域も微妙に調整しています。

 

シンプルだけど詳細情報もバッチリ

前述の

  1. 今日/明日の天気予報
  2. 週間予報
  3. 概況

に加えて多くの場合は

  1. 今日/明日の天気予報
  2. 今日/明日の詳細予報
  3. 週間予報
  4. 概況

というように時間軸にそった詳細情報も見たいものです。出勤前なら「今だいたい何度ぐらいだろう?」とか「今日取引先と会食に行くけど晩は降るかな?」とかを知りたい訳ですね。

とはいえ、安直にそのまま3時間毎の情報を同じページに並べるだけだとシンプルさが失われてしまいます。画面を切り替える仕組みにするのも何か違いますね(従来はそうだったので扱いにくいという感想も)。

そこで、新生「そら案内」では、今日/明日の天気予報の行をタップした時に、その直下に詳細予報を表示するようにしました。感覚的にも近いですよね。ニョキっと詳細情報が姿を現す感じ。

もう一度タップすると元の表示に戻ります。これはお好みに合わせてユーザ様に選んで頂きます。開きっぱなしでも良いし、閉じるのがデフォでも良い。いずれにしても1画面にすべてを収めシンプルな操作感を損なわないようになっています。

詳細予報の新しい表示の仕方

数字の列挙ではなく気温グラフを背景に描画しています。ここまではよくあるのですが、新生「そら案内」ではもう一歩進んで、前日の気温グラフを重ねて表示するようにしています。(OSX版で初めて導入した)

色の付いた面グラフ的な表示が今日の気温の動き。薄いグレーの線は昨日の気温の動きです。この2つを重ね合わせると、例えば日々の服の選択がとってもやり易くなるというメリットがあります。「午前中は昨日と同じような気温だけど、今晩は昨晩と違って少し気温が上がるから、鞄に収まるような軽いものを羽織って行くか」なんて判断が出来る訳ですね。個人的に超お気に入りの表示。

天気図などの画像も充実

これは常時見るものではないかなという判断で、少し奥まった所に格納しています。

[アクションメニュー]をタップして、

[天気画像]をタップすると

こんなふうに表示されます。気象情報/天気図/雨雲の動き/アメダス気温の4つから選んで頂けます。従前の「そら案内 for iOS」では画面を横にして見るスタイルでしたので、それに比べると見易くなってると思います。

ちなみに、天気画像はよく見るから2タップ必要なのはちょっと…という方の為に、「設定」から画面左上のボタンを「天気画像」ボタンに割り当てる事が出来るようにもなっています。

生物季節情報も健在

従前のバージョンでも愉しんで頂いていた生物季節情報(生物/植物の初観測日レポート)は新生「そら案内」でも健在です。これも同じくアクションメニューからの2ステップとなります。こんな感じ。

「へぇ、今日は、いちょうの発芽が観測されたのね」なんて思いながらタップするとwikipediaで詳細が確認出来ます。ちょっとした豆知識として良いですね。

ちなみに生物季節情報も「設定」から画面左上のボタンに割り当てる事ができるようになっています。

もちろん注意報/警報も

これも重要な情報ですね。載せない訳にはいきません。以前のバージョンでは若干ユーザ様を混乱させてしまう点がありましたので表示箇所を改善しています。

 

天気情報を愉しむ投稿機能

新生「そら案内」では、TwitterやFacebookに天気情報を写真に絡めて投稿する事が出来るようになりました。「天気をつぶやけたら良いのに…」とリクエストを頂いていた皆様にはお愉しみ頂ける機能に仕上がっていると思います。

画面左上の「投稿」ボタン(標準では投稿ボタンになっていますが、設定で天気図や生物季節情報のボタンに差し替える事も出来ます)をタップすると、以下のようなメニューが出てきます。

ん?天気予報アプリでカメラとか画像とか一体なんなの?

その答えは次の画面に。

InstaWeather というアプリを愛用されている方がいらっしゃればピン!と来て頂けるかと思いますが、「写真を撮る」を選ぶと…。

こんな感じで、天気情報が重なる正方形フレームの向こうにカメラの向こうの景色が映ります。シャッターボタンを押すと撮影できます。天気予報の位置を色々変えてみたりとか…。

更に、右下のボタンをタップして

載せる情報も取捨選択してみたりとか。

こんなふうに。

そして大事な事ですが、画像の中に「そら案内」のcopyright 等は一切含めていません。投稿する愉しみを阻害しかねないですからね。ご自分のお気に入りのショットに、(ある程度)自由に天気情報を重ねて、

「今日の空模様はこんなだよ〜、天気予報が言ってる通りだよ〜」と写真付き&テキスト付きで投稿して頂けるという訳ですね。デフォルトで入る投稿テキストは「設定」でカスタマイズも可能です。

そら案内のハッシュタグまで外せるようになってるアプリはなかなか無いと思います。これはウチらしいと言えるかも :-)

ご想像頂ける通り、カメラで撮影した画像だけではなく、カメラロールから写真をもってくる事もできますので、お気に入りのカメラアプリがあるんだ!という方にも問題なくお使い頂けます。また、天気情報フレームをかぶせた結果の画像は、InstagramやPictShare等の他のアプリに渡す事も可能です。

そら案内の画面キャプチャを投稿する事も出来ます。

 

その他の便利機能

地域登録のGPS検索と郵便番号検索

GPSで現在位置を調べてすぐに予報を見る事が出来ます。地域一覧から選択する場合は、地域情報の階層をたどって行く方法以外にキーワード検索と郵便番号検索が可能です。頭5桁の数字でほぼ決まりますので郵便番号検索が登録時には一番便利かも知れませんね。

カレンダー連携

これもまた新生「そら案内」で、天気情報の新しい活用法として提示させて頂きたい機能。

ほとんど全ての人がそうだと思うのですが「天気」って必ず「予定」を意識して確認しますよね。今晩の天気が気になるのは友達と晩に食事に行く予定があるからで、週末の予定が気になるのは家族で旅行にいく予定があるからです。

生活において「天気」と「予定」は密接に関わっています。だから、天気アプリを見て、カレンダーアプリも見るんですよね。でもそれって実は面倒くさくて、一緒に見れた方が便利なんじゃないだろうか。そんな発想で生まれた機能が新生「そら案内」のカレンダー連携です。(この機能は¥170の拡張パックを購入頂く必要があります)

カレンダー連携が有効になると、週間の天気予報が標準のカレンダーに書き出され、結果として普段お使いのアプリに「天気予報機能が追加された!」的な動きをする事になります。

使い方は至って簡単。[アクションメニュー]から[地域設定]を選択

![]()

ここでカレンダー出力をしたい地域をタップします。

既存の登録済みカレンダー名の一覧が出てきますが、そら案内専用に新規作成した方が良いですね。画面最下部の「新規追加」をタップして名前をつけて保存(CalDav等でネットワーク上のカレンダーを参照している場合はどこに保存するかも選択して下さい。ですが通常は「ローカル」でokです)。

これだけの設定で、カレンダー上に絵文字で分かり易く天気が表示されるようになります。

 

機能拡張パックで更に充実

新生「そら案内」は基本的に無料ですが、有償(170円)の機能拡張パックをご購入頂くと大きく4つの機能が有効になり更に使い易くなります。

週間予報+

週間予報は通常文字通り一週間分先までの天気予報を表示するものですが、これが9,10日先までの予報となります。単純に情報量が増えて更に先の予報まで確認頂く事ができるという訳ですね。

カレンダー連携

先にご紹介したカレンダー連携をご利用頂く事が出来るようになります。

Evernote連携

先にご紹介した投稿機能で Twitter や facebook は無償でどなたでもご利用頂けますが、これに更にEvernoteへの投稿機能が追加されます。例えば、毎日日記のようなものをノートとして作成されている場合に、その日の天気情報を付与出来るようになりますのでライフロガーな皆様にご活用頂けるかと。

広告除去

画面上部に表示している広告を除去します。新生「そら案内」は既存の「そら案内 for iOS」とは別アプリとしてリリースさせて頂いていますので「そら案内 for iOS」で広告除去権をご購入頂いておりましても、再度拡張パックの購入という事で必要になってしまいますが予め御了承下さいませ。(日本気象協会様との話し合いで、既存アプリの除去権は既存アプリ内に限定されるという考え方になっておりますので御了承下さいませ)

広告除去すると以下のような感じになります。


iPhone5では、広告除去により今日/明日の詳細情報までが綺麗に収まる

尚、拡張パックは公開記念と致しまして、本日より2週間、半額の85円で御提供させて頂きます。

 

iPad版

新生「そら案内」は、もちろんiPadにも対応しています。機能は一緒ですが画面の構成は全く違います。さすがに画面の大きさがそのまま情報の一覧性に繋がっていますね。ただ、シンプルさを損なわないようデザイン担当のメタ・グラマーさんには大変気を遣って頂きました。(実際、iPad版のデザインに相当苦労されていたようでした)

以下に代表的な画面キャプチャを並べてみたいと思います。基本、画面上部に今日/明日の予報を表示し、それ以外の詳細系の情報を画面下部のタブで切り替えるようになっています。

今日/明日予報 + 詳細情報

今日/明日予報 + 週間予報

今日/明日予報 + 概況

今日/明日予報 + 天気画像

生物季節情報や注意報/警報もシンプルに表示

あ、もちろん縦にも対応しています。全部載せ出すと画面はキリが無くなってしまうので(汗)、実際にiPadで御覧頂けましたら幸いです :-)

 

既存の「そら案内 for iOS」は?

既存のもので良いという方もいらっしゃると思いますので、そのまま最新のものをベースに v1.4.x 系としてAppStoreに残させて頂きます。今後は新生「そら案内」の開発に全力を注ぎたいので、v1.4.x 系は新規機能の追加を行わず不具合対応等のサポートのみを継続していくつもりです。

共存すると名称がややこしくなりますので、複雑さ回避の為に名称は以下のようにさせて頂きました。

新しい名称
既存のそら案内 for iOS そら案内 classic
今回リリースの新生そら案内 そら案内

という事で、今後iOS向けについて「そら案内」と書く時は今回の新しい「そら案内」を指し、これまでのものは明示的に「そら案内 classic」と呼ぶ事とさせて頂きたいと思います。

 

天気予報アプリの新しい形

僕らは新生「そら案内」で天気予報アプリの新しいカタチを提案したいと思っています。2,3年前とは事情が変わってスマートフォンが当たり前となったご時世に、改めて天気予報は人々の生活とどう関わっていくのだろうか。そんな視点で議論を重ねた結果、他の天気予報アプリには見られない、

  • 詳細予報で昨日と今日を重ねてグラフ表示

  • 予定と天気を統合するカレンダー連携

  • 写真(画像)と天気を組み合わせた投稿機能

といった特徴的な機能を(シンプルさを崩さずに)持つに至りました。僕らの天気予報に対する捉え方が正しいのかどうか、それは新生「そら案内」がユーザの皆様に常用頂けるかどうかかかなぁと思っています。個人的に使っていて思うのは、新生「そら案内」が今の自分のスマートフォンを手放せないライフスタイルにはピッタリ合ってるなーという事です。

皆様にも是非是非、生まれ変わった新しい「そら案内」をお試し頂けたらと思います。今後とも「そら案内」をどうぞ宜しくお願い致します。基本は無償あぷりですので一度お試し頂いて、感想やご意見などお寄せ頂けましたら幸いです。

という事で新生「そら案内」のご紹介でした!!


2013.04.20 (Sat)

昨年のGW、第1回に参加して本当に素晴らしいワインとは何かを体験しました。

1989年の5大シャトーや95年のドン・ペニリヨン、23年のシャトー・マルゴーなど、富裕層の方が言われる「本物」の凄さを知りました。僕の知らなかった世界です。衝撃の余りあの時の感覚はやっぱり記憶に残っていて、今でもワインを飲む時の尺度になっています。

例えばワインバーで飲んだマスターお勧めのワインが「あ、あの時に近い風味やけどちょっと遠い」みたいな…。あくまで飲み手として愉しむ程度なので語彙の少なさはご勘弁を…なんですが、そういう愉しみ方が出来るのも「最高」の片鱗を味わえたからこそかなと。

ワインを心から愉しむことができる人生を過ごすのに必要なことは、

  1.最高のウルトラワインを、

  2.できるだけ早いタイミングで、

  3.できるだけたくさん飲むこと、

です。

とは本会主催の加藤さんの言葉。モナコ在住の事業家で僕の尊敬する富裕層/成功者の一人です。大阪でSEOと言えば…のHUGOの元社長さんなのでご存じの方も多いと思います。

 

明日(2013/4/21)、この会の第2回が開催される事になりました(詳しくはこちら)。

金額も決して安くないのにWWDCか!とツッコミを入れたくなるぐらい、告知と同時に半日経たずして瞬時キャンセル待ちに。僕は前回の記憶があったので今回も迷わず参加すべく即断でエントリーしてまして、そういう訳で明日、珍しく出張以外の理由で上京します。

こういう会に集う人がこれまたワインと同様に凄い方々なので、ワインと交流を愉しみつつ、次元の違う成功者/富裕層が見る世界の琴線に触れてこようと思います。

明日に予定されているワインのラインナップは壮絶の一言につきます。シャトー・マルゴーの1918,1925,1933,1447,1952の後にロマネコンティ 1974が続く前半。そして1870年モノ、1900年モノと並ぶ後半。もはや異次元過ぎて意味が分かりません。凄すぎて、会場となるホテル椿山荘のシェフも「夢のようなワイン」とメッセージを残しているぐらいです。

第2回 ウルトラワイン会直前メッセージ from katomanabu.com on Vimeo.

貴重な機会をめい一杯愉しんで来ようと思います。ワイン会の様子を facebook 等でもレポートしてみようと思います。