セキュリティ
2019.04.27 (Sat)

(所要時間 : 約2分)

2019年4月の対応状況レポートをお届けします。

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(ついに7割を越えた)

2017年12月から続けているこのレポート、当初は50%にも満たない悲惨な状況でしたが、ついに7割を越えました。おめでとうございます!(誰に?w) いぁしかし平成のうちに大台に乗れてよかったです。

参考までに証明書の対応状況の変化が分かるように時間軸で並べてみました。2017年12月から2019年4月までの17回分です。

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が、余り面白いグラフではありませんね、残念。常時SSL化非対応サイトが警告表示になると騒がれた2018年7月前後で少し多めに増えたのが何となく分かるぐらいで、あとは綺麗な比例直線です。

上場企業の常時SSL化対応のこれから

7割の大台にのったことですし、今後、常時SSL化非対応サイトはマイノリティになっていくでしょう。「え?まだ対応してないの?上場企業なのに?」みたいな。

常時SSL化系のビジネスをされている会社様におかれましては、改めて非対応企業をローラー営業かける良い機会かも知れません。非対応企業の一覧もご提供できたりしますので、よろしければこちらからどうぞ(最後に宣伝w)

また来月もレポートします。


2019.04.17 (Wed)

WordPressサイトの静的化を訴求し初めて3年になるでしょうか。

ウチの強みはなんと言っても、WordPressサイト静的化エンジンと、静的ホスティング環境の両方を独自開発・運用しているという点です。両方を商用で内部開発してる会社は余りありません。

これまで約100のサイトの静的化に耐えてきたエンジン、メディア砲にもビクともしないホスティング環境。それらは弊社の3年に及ぶノウハウ・自動化技術の結晶です。

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(静的化エンジンはGoで内製。ホスティング環側ではLuaも使ってたり)

本日、そのノウハウや自動化による省力化によるコスト削減をお客様に還元すべく、espar の価格改定をする発表を行いました。

WordPressサイトを最速・安全なサイトに変換する静的化サービス espar が大幅な価格改定。条件を満たせば月額2400円から。

WordPressサイトにつきまとうセキュリティ問題・スピード問題の両方を合理的に解決する手段は静的化をおいて他にありません。だからもっと広めたいなぁと。

価格改定により、条件さえ揃えばお求め易い価格になりました。

ちなみに、既にご提供済みのお客様には、価格改定による影響について個別にご案内をさせて頂きます。(当たり前ですが)高くなることはなく、基本変わらないか、お安くなるかのどちらかです。離れられないサービスにしておいて後から価格を上げるクラウドサービスを時々見ますが、それは何か違う気がしますので。

 

という訳で espar の価格改定のご案内でした。

理論的に最高のものを妥当な価格で提供できるのが一番だと常々思います。自動化技術の蓄積はその方針を維持する原動力になりますから、これからも更に開発に力を入れてまいります。今後ともWordPressサイトの静的化サービス espar を宜しくお願い致します。


2019.03.30 (Sat)

2019年3月のレポートをお送りします。

3月もまたほぼ最終日での投稿になりましたが、3/25時点では既にレポート作成して公開してました。ブログのエントリが遅れてました。

さて、期末に何か特別な変化があったでしょうか。恒例のグラフです。

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(今月も特に大きな変化はない)

先月の68.3%から0.9ポイント増の69.2%です。余り変化ありませんねー。いぁホント動きが見られなくなりました。微増続きです。

EV証明書対応数が11社増加と気持ちいつもより多めに増えたので、予算消化で意識高い上場企業が対応してきたのかなぁと推測もできなくはないですね。

今月はIPOしたIT系企業のサイトが常時SSL化対応していない…という冗談みたいな例がありました(笑) 時々あるのですけどね。どこがどう間違ったらこんな恥ずかしい事態に陥るのだろうと不思議でなりません。晒すのが目的ではないので、書かないですけども。

全体で7割目前まできたのは評価すべきだと思います。来月は確実に7割超えますね。さすがに年内8割は難しそうですが75%は超えるかと。微増ながら増え続けることを喜びつつ粛々と観測し続けていきたいと思います。


2019.02.28 (Thu)

2019年2月のレポートをお送り致します。

オフィス引っ越しのドタバタにリソースを取られてしまい、すっかり遅れてしまいました。2月最終日だし(笑) これは、レポート作成作業を完全自動化するには至っていないのが原因ですね…。今後対処していきます。

さて、国内上場企業の常時SSL化対応状況ですが、2月はどうだったでしょうか。

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(最近は1%台の微増に落ち着いてきた)

こんな感じ。

先月から1.0ポイント上昇しています。「常時SSL化しないと大変なことになるよ!」と若干煽り感のあった2018年のようにはいきませんね。年末までこの調子の微増が続くのだと思います。

じれったさを感じるばかりではあるのですが、とはいえ対応企業7割の水準が見えてきましたので良しとしましょう。弊社ではこれからも粛々とレポートを作り続けてまいります。来月もまたレポートします。


2019.01.10 (Thu)

新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

2019年の事業抱負的なエントリを最初に持ってこようとしていたのですが、結局いつものレポートがあけおめエントリになるという…。事業抱負的なことはまた改めて書きたいと思います。

さて、2019年1月はどうだったでしょうか。

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(先月と変わらず微増)

2018年12月が66.1%で、今回が67.3%ですので1.2%の微増となりました。微増の程度は前回と同じ。

GoogleChromeの表示が変わるという昨年7月/10月などの常時SSL化界隈のイベントは過ぎ去ってしまい、今は凪が訪れ微増するだけのフェーズに突入した感じがあります。ここ2,3ヶ月がそうであるように、今後も1%ずつぐらいの微増でしょう。

何だか、劇的に成長する訳でもない、日本のGDP増加率を見てるみたいですね(笑)

 

常時SSL化界隈の2019年

今年は2018年のようなことは無いでしょう

常時SSL化が煽られるネタもなく、2019年は静かな1年になりそうです。対応サイトが少しずつ増えていくのだと思います。本レポートではその動きをしっかり数値的にとらえていきたいと思います。

ちなみに。

弊社は、WordPressサイトの静的化サービス espar ってのをやってますが、

  • 高速化
  • 堅牢化(攻撃無効化)
  • 常時SSL化

という3つの側面で訴求をしています。手間なくDNS変えるだけで3つともできますよ、みたいな。で、2018年初めは常時SSL化の文脈でのお話が多かったんですが、暮が近づくにつれてほぼなくなりました。

当初の予想通り、常時SSL化をしていなかったが為にPVやランキングが劇的に落ちた!みたいな事件があるはずもなく、一難すぎれば静かなもんです。残念ながらWebやITに限らず、セキュリティってそういう側面ありますね。

2019年、本レポートが調査対象としている株式市場は大変な激動期になるでしょう。が、我々は粛々と常時SSL化対応状況レポートを続けていくつもりです。

 

という訳で2019年1月のレポートでした。来月もレポート致します。