2008.10.28 (Tue)

前回のエントリから早くも3週間余り。沢山のコメントも頂きまして、ホントに色んな方に気に掛けて頂いている事を改めて実感した次第です。有り難うございます。

弊社は既に3期目を折り返して年明けから始まる4期目突入の準備を進めているのですが、決して弊社自らが継続してきたのではなく、皆々様のご支援/ご協力を頂けたからこそ継続させて頂けているのだと思っています。

オフィス移転を機に更に更に色んな形で御恩返しが出来るよう頑張りたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。 m(__)m

 

さて、そんな事を考えながらの引っ越しは日が経つと共に、徐々にワークスペースとしての機能が旧オフィスから移動してきておりまして既に新オフィスメインでお仕事をさせて頂いております。

じわりじわりと形が出来ていくオフィスはなかなかに面白いものですね。本格的な移動前には部屋のレイアウトを考察すべく小さめの荷物を先に自転車で運んでみたり、

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実家の車を借用していっきに移動してみたり(またまた彼女に協力して貰いました。いつも有り難う!)、

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本格的にレイアウトをして雰囲気を掴んでみたり、

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ひとまず机が無い事には始まらないのでIKEAの机を組み立ててみたり、

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新オフィスではダークブラウンと白を基調色としています

といったような事を普段の業務と平行しながら約3週間にわたって行いました。引っ越し半分、仕事半分みたいな。少ないリソースで色々掛け持ちしてやっているので1日や2日で引っ越しが終わらないのは創業間もないベンチャーの特徴かも知れません。

ドタバタとする時期は重なるもので、半年以上も休眠していたプロジェクトが同時に2件目を覚ましたり、新しいお仕事の引き合いを頂いたりと、ドタバタ感に拍車がかかりながらの引っ越し作業。気がつけば今月も終わりなのですが全然まだまだやる事が沢山あり過ぎるそんな月末です。

 

ようやく一段落だなぁと思えたのが、応接スペースとワークスペースとを分けるパーティションが届いた直後。上の画像の見通し良い(?)オフィスがこんな風に全く中が見えなくなりました。

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パーティションの質感や設置位置等でオフィスのイメージってガラリと変わるのですから不思議なものですね。この状態で何人かの方に遊びに来て頂きましたが、それなりに好印象な反応を頂きました。御来社頂く方の持つ第一印象は受付と応接スペースによって決まると思っていますから、ここにはかなりの気を遣いました。(まだ一部未完成ですが…)

 

対法人であっても第一印象でお金が動いたり動かなかったりするもの…なんて言ったりもします。

身の丈にあう範囲でお金をかけて(ここ重要!)節約できる所は節約して(更に重要!!)、後は時間をかけて考えて自分なりの工夫を加えてオフィスを作る。この重要な教えは、ずっとお世話になっている大阪のSEO会社ヒューゴの皆さんから学ばせて頂きました(有り難うございます!!)。その結果、応接スペースは小規模ながら新オフィスで自慢できるポイントの一つになったんじゃないかと思っています。

 

という訳で、引っ越しは順調に進行中。もう少しで落ち着けるんじゃないかなと思ってまして、11月頃を目処に色んな方に遊びに来て下さい的なお声を掛けさせて頂いている今日この頃です。


2008.10.05 (Sun)

以前に3年目は激変の年になりそうだ…的なエントリを書いた事がありました。その中で、ほぼ間違いなく起こすだろうと列挙した弊社的3大アクションのうち、最初に実施するのは「オフィス移転」となりそうです。

今月中旬、事業拡大のため新しいオフィスに移転致します!

場所は今とほとんど変わりませんで、直線距離にして1kmもありません。自転車で2,3分ぐらいでしょうか。家賃相場が大阪市内で比較的高い(そして家賃交渉が難しい)北区を敢えて選んだのは、将来の計画やお客様・パートナーの皆様の事に思いを巡らしてみて、大阪駅から徒歩圏内という条件は譲れなかったからです。

広さは今の2.5倍。築年数は相当ながらも、家賃からは想像できないぐらいに諸条件が素晴らしく、半径1km圏内に9つ!の駅があるという立地の良さもあって決めました。

不動産仲介の担当者様をして「コレはなかなかありませんよ」と言わしめた物件でして、オフィス選びが「縁」である事を身をもって感じた次第です。知り合いの不動産関係会社の社長さんにも見て貰いましたが「大石さん、良い物件見付けはりましたなぁ」と言って頂けたので、悪くない判断だったんだと思います。

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新オフィス前の廊下

今は引っ越し準備の真っ最中。来月には何とか形になるんじゃないかなと思いますので、宜しければまた遊びに来て下さいませ :-)

 

そういえば「器が人を作り、人が器を作る」なんて事も言いますよね。

まさに新オフィスは弊社にとっての新しい器。どう考えても今の弊社には大き目の器ですが、少し身分不相応なぐらいが丁度良くて、その大きさに相応しくなろうとする姿勢が企業や人の成長を促すのだと思います。

結果として、弊社に関係する全ての方々に良い影響が及んでいく、そしてまた器を大きくしていく…そんな好循環の第一歩にしたいと思います。


2008.09.23 (Tue)

先日のエントリの通り、京都大学で3日間に渡って行われた「自然言語処理技術講習会」に参加してきました。もう先々週の話になりますけど。(書くのが遅い(笑))

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講習会会場のメディアセンター

 

期間限定の学生生活でしたが普段の仕事を少し調整して参加したかいがありました。深く掘り下げるというよりも浅く網羅するという感じではあったのですが、自然言語処理という分野への興味を強くするには十分だったかなと。概論に始まって、形態素解析やら構文解析の話、コーパスの話に検索エンジンの話。

理数系バリバリの話かと思いきや数式は一部に出てくるぐらいで、いわゆる言語学をされてるような文系的な人にも分かり易く構成されていました。個人的にはもうちょっと理論の所を突っ込んで欲しかったなぁという気もしましたけど、まぁ参加者の業種や経歴を限定していないプログラムなのでこんなもんでしょう。

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食堂で食べた昼ご飯。これで360円ぐらいだったかな。やっぱり安い!

 

個人的に一番面白かったのは、有名な形態素解析エンジンである「Mecab」の開発者であり今はGoogleのエンジニアでもある工藤拓さんの講義でした。ViterbiアルゴリズムとかCRF(Conditional Random Fields)とか初めて聞くキーワードが並ぶ具体論でしたが、それだけに面白かったです。

Mecabを使ってSEO関連のツールが色々作れそうだなぁなんて考えてた次第。まぁ、今すぐ何か大きなお金に繋がるのか…という訳ではありませんが、新しい知見を得た事が新たなアイディアの源泉となりそうな手応えは感じました。

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最終日にはこんな修了証を頂きました。

京都大学は京都駅からのアクセスが悪くて通学(?)には苦労しましたが、久しぶりに味わえた学生気分を考えれば軽いもんです。やっぱり勉強って良いですね。今回は3日間だけでしたが、将来は社長をやりながら大学に籍を置いて研究もやってる…みたいなライフスタイルで過ごしてみたいです。


2008.09.20 (Sat)

大阪の中小企業の方なら普段お世話になってる方もおられるであろう大阪商工会議所にもベンチャー支援的な取り組みがあります。その一つが「大商EVEシステム」という事業。大商の方の言葉を借りると「有望ベンチャーの成長の加速を支援する」為の認定なんだそうです。

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これに弊社のIR情報配信プラットフォーム「IR Cast PRO」が認定されました!

 

この種の認定は創業直後に頂いた「テイクオフ大阪21」に続いて2つ目。大阪府にご支援を頂くばかりか、これからは大阪商工会議所様からも様々なご支援を頂けるという事で、今回の認定を大変嬉しく且つ光栄に思っています。関係各位様には重ねて御礼申し上げます。

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昨日(9月19日)お昼時、大商ビル内の経済記者クラブにて、日経、朝日、毎日、読売などなどの大手新聞社記者様が並ぶ中で認定授与式が行われました。残念ながら写真等は手元に残っていないのですが、慣れないカメラシャッターやビデオカメラに緊張した余りガチガチになっていましたので、むしろ良かったかも知れません(汗) 新聞に載るかどうかは分かりませんが、もし掲載される場合は写真込みではない事を祈ります(T_T

ちなみに認定証を授与して頂いたのは、大阪証券取引所の米田社長様。上場企業のウェブIR促進をミッションに持つプロダクトを開発しているベンチャーが大阪にいるんだという事を知って頂けたのは嬉しかったです。もう一社の認定企業のように「ヘラクレスに上場を目指します!」ってな気の利いた(?)台詞を言えなかったのは、まぁ弊社はそこをゴールにしてる訳じゃないので仕方ありませんね。

 

さて、認定を受けた「IR Cast PRO」ですが、実は春以降、他案件に開発リソースの大半を取られている関係で余り力を入れられてなかったというのが実状だったりします。

認定を頂いた以上はもっと前進させなくちゃいけない事は当然なのですが、その一方で今やってる請負のお仕事や他の自社製品の開発も平行する必要がある訳でして、いい加減に開発体制整備のタイミングが迫ってきていると感じています。(このへんの話はまた次回エントリさせて頂こうかと…。)

なにはともあれ。

今回、自分のアイディアで始めた(始めかけていた)事業を「社会的ニーズにマッチする」(大商のプレス原稿より引用)と識者の方々から評価された事が、弊社にとって自信になっているとともに事業促進の為の大きな一歩となるであろう事は間違いありません。「IR Cast PRO」で目指している理想的なIRの世界を実現すべく今後も邁進致します。(Webシステム全般、Adobe AIR関連で協力頂けるエンジニアの方を募集中です。)


2008.08.22 (Fri)

たまにはプライベートな事も書きましょうか。

8月21日(木)。この日は彼女の誕生日です。年に一度の記念日という事で、丸々一日仕事のお休みを頂いて旅行に行って参りました。去年は京都でしたが今年は伊勢神社参拝のエントリを書いたばかりだからという訳ではありませんが、今回のメインは伊勢神宮の内宮/外宮。その後は色々観光と食を楽しもうという日帰り列車旅企画であります。

交通手段は今回も電車。運転を目的化出来る二輪ならともかく、個人的に移動手段にしかならない自動車の運転は(環境的にも経済的にも)余り好き好きではない今日この頃でして、旅行といえば最近電車ばかり。という訳で、近鉄特急で伊勢市駅まで移動です。

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ちなみに6時台の電車ですから朝食は電車の中。駅弁の柿の葉寿司とあなご寿司、旅行に食の要素は欠かせませんから朝から飛ばします。うまー。

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駅前なら余裕で出勤できそうなAM8:30に伊勢市駅到着。徒歩5分の外宮参道を歩いて伊勢神宮(外宮)を目指します。時間が時間だからか人もいなければ店もあいていません。こういう雰囲気も凄い好きです。

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衣食住をはじめすべての産業の守り神としてあがめられている豊受大御神(とようけおおみかみ)が祭られている外宮は、メインの内宮に対してサブ的な位置づけだからなのか、ほとんど人がいなくて静寂という言葉が相応しい神々しい雰囲気が漂っていました。 

skitched-20080823-160931.pngskitched-20080823-160952.pngskitched-20080823-161024.pngskitched-20080823-161044.png

御正殿(ごしょうでん)を含め風宮(かぜのみや)・土宮(つちのみや)など、祭られている場に足を運んでは2礼2拍手のお参りを繰り返すこと40分。時間こそ違えどいつもと同じ神聖な気持ちになって外宮を後にしました。

 

バスで移動して次は内宮へ。

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こっちは予想通り観光名所色が出まくりで人も大勢。鯉を眺めたり樹齢数百年はありそうな木の音を聞いてみたり鶏と遊んだりして(もちろんお参りもして)内宮は1時間ほどで回りきって終了。

個人的には神社というより完全に観光地と化してしまっている内宮よりも、落ち着いた外宮の雰囲気に浸る方が好きな感じでした。また来る事があるかどうか分かりませんが、もし来る事があれば明朝の内宮に行ってみたいと思った次第。

 

さて、今回も食旅行という側面をきちんと持たせていましたので、昨年の京都旅行同様に食べまくりです。前述の寿司が一つ目。その次は昼前に食べた

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定番の赤福氷。夏に来るなら食べておかなくちゃいけないでしょう。赤福の賞味期限が気になりましたが、非常に美味しく頂けました。それにしてもボロ儲け感出まくりですよ。原価率何%で、一日どれぐらいの売上があって…みたいな事を考えてしまいました。抜けきれませんね、オフタイムでも仕事の事が。

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これはですね、内宮近くのおかげ横町に行かれる方には是非とも食べて頂きたい逸品。肉汁したたる松阪肉でご飯を覆った贅沢などんぶりモノ

寶来亭ステーキ丼(松阪肉)

です。お値段 2,800 円。牛丼がこの値段ってどうやねん!というツッコミはありますが、柔らかい肉といい、肉汁の旨みといい、とにもかくにも美味すぎでした。松阪牛のこうした食し方もまた良いんじゃないでしょうか。当日の食、クライマックスの瞬間…でしたね。オススメ。

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これは晩の伊勢うどん。600円。伊勢うどんなるモノを初めて食べたのですが、これもまた一瞬で平らげてしまう程に美味でした。日が日なら2杯ぐらい食べれたかも知れないですね。一応、元祖の看板を上げておられる宇治山田駅近くのちとせというお店です。

 

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食の間に定番の夫婦岩や二見温泉や水族館にも足を運んだりして、食も観光も充実しまくりな伊勢旅行だったと思います。今回は、近鉄のまわりゃんせという伊勢志摩エリアで列車バス乗り放題&各種施設入館権付きなパスポート(?)を使っていったので結構お得感がありました。伊勢志摩方面に電車旅行なら必須アイテムかも。

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帰りはちょっと雰囲気の異なる特別車両で彼女とテーブルを挟んで大阪へ。今回も、彼女への誕生日おめでとうという気持ちと、いつも支えてくれている事へのありがとうの気持ちで丸一日を過ごせました。メッセージカードを渡し損ねて翌日朝に食卓に出したというオチがあるものの(汗)、充実した一日でした。来年もまたどこかに行きたいと思います。


2008.08.16 (Sat)

朝型生活に切り替えたという話は以前のエントリに書かせて頂いた通り。お金という意味でもそれ以外の意味でも、早起きは三文の得とはよく言ったものだと感ずる事が多い今日この頃です。

さて、僕にとっての朝型スイッチは同時に、計画的な時間の過ごし方を徹底する生き方や思考へのスイッチでもありました。何事も計画的にいかない事は百も承知ながら、一日という短いスパンでも無計画に漫然と時間が過ぎる事より計画的である事を良しとして、尚かつ出来る範囲で習慣化したいと考えたのです。

そんな考え方でライフスタイルを変えてから早くも半年ですが、やってきて良かったと思う事の幾つかをこれから何回かに分けて紹介させて貰おうと思います。ポイントは計画的である事と、習慣化するという事。

 

■ 出勤前の神社参拝

これは年始に読んだこの本

夢をかなえるゾウ 夢をかなえるゾウ
水野敬也

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    <p>
      に感化されて始めたことです。年に数える程じゃなくて何度もお参りに行きなさい&#8230;的な事が書かれていたりするのですが、幸い会社の近くに<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/大阪天満宮">大阪天満宮</a>がありますので実践してみようじゃないかと思い至った次第。
    </p>

    <p>
      出張で大阪を離れる時を除いて一日も欠かさずに早朝参りしているのですが、これが思いのほか良いんですね。今では参拝無しに仕事を始める事はありえないぐらい。何故良いかっていうと、朝一番まだ仕事を始める前に神聖な気持ちになって一日のスタートを切れるからです。仕事モードの自分に切り替えるスイッチになってるという意味もあります。
    </p>

    <div style="color:red;font-size:90%;">
      夏至の大阪天満宮
    </div>

    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080816-m67f9dg8f2br4awn6um7sibmhh.png" alt="skitched-20080816-112010.png" />
    </p>

    <p>
      鳥居をくぐる前に一礼、神殿前で賽銭箱にお金を入れて2礼2拍手、目を閉じて心の中で呟くこと1,2分。長いときは5分ぐらいジッとしてる事もあります。決して神頼み的な願い事をするのではなく、新しい一日を迎えられた事にまず感謝。そして自分や会社を支えてくれている多くの人やモノへの感謝、更に新しい一日を後悔なく送れるよう頑張りますと宣言するという感じ。
    </p>

    <p>
      最後にまた一礼して目を開けると、不思議なモノで静寂の中に気分の高まりがある感じがするんですね。この状態が自分的には凄く良い。
    </p>

    <p>
      色んな人やモノがあってこその自分だということ、だから何らかの形で恩返ししなくちゃいけないんだということの再認識が力になるのかも知れません。そのままオフィスに着いてからの仕事のスタートダッシュが好調。だからもう、会社なり家なりを引っ越す時は近くに神社は必須だな&#8230;みたいな事になっています。
    </p>

    <p>
      と、こんな事を書いてると「オレは無神論者だから」とか「神なんている訳ねぇ」と馬鹿にする方も世の中にはおられるようなんですが、ちょっと違う。信仰とかそういうのじゃないんですよね、僕にとっては。信じる者が救われる的な神仏感は余りなくて、敬うっていう感じとか、あと感謝する感じとか、そんな思いを伝える大きな存在という位置づけです。
    </p>

    <p>
      だから&#8230;という訳ではありませんがついでに書くと、学問成就だ、商売繁盛だっていうのは僕的には余り関係がありません。神頼みよりも大事な事があると思うのです。(ちなみに大阪天満宮は学業成就系)
    </p>

    <p>
      &nbsp;
    </p>

    <p>
      リフォーム事業の<a href="http://www.ontex.co.jp/index.html">株式会社オンテックス</a>小笹公也社長は、カンブリア宮殿で「成功のポイントは何ですか?」という質問をされた時に「<strong>神仏と年上を敬う事です</strong>」と言っていました。<a href="http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080428.html">これを見た時</a>には既に参拝を習慣化させていましたが、自分は成功のステージには程遠いながらも何だか共感したものです。神聖な気持ちになるって大事だし、良いよねと。
    </p>

    <p>
      &nbsp;
    </p>

    <p>
      神聖な気持ちになれる空間ってそうそう無いです。人に合う合わないはある気もするのですが僕的には可能であればお勧めしたい習慣。もし近場に神社が有れば一度だまされたと思ってお参りしてみて下さい。何か違う自分を見た気になれますよ。
    </p>

    <p>
      次回はオフィスに着いて最初にやってる事を書いてみたいと思います。
    </p>

2008.08.06 (Wed)

iPhoneの定額制料金が2段階になった事で敷居が下がったという話。

「(2段階定額にすることで、Wi-Fiを使う)金銭的メリットがユーザーにも出てくる。ユーザーはネットワークコストを考え、我々はネットワーク効率を考える。それは両者にとってWin-Winになる。2段階定額の導入でユーザーを増やすとともに、顧客も我々もネットワークコストが下がることになるというのを期待している」

 

実は普通にiPhoneを使ってる分には結局上限まで行くのだから一緒じゃん!という話はあるものの、最低の月額利用料が7,000円を超える他ない状態に比べたら購入し易くなった感が出て、新規購入者が増えるのは確かでしょう。価格戦略的に巧いし、他キャリアにやられた感を味わわせるという意味でも巧い。今回の発表を受けて、8月6日はショップに足を運んでゲットした人は多かったんじゃないでしょうか。

 

僕もそんな一人。

 

…という訳で、関西/大阪でiPhone開発とうたってる割に遅いやんというツッコミはあるのですが、今日からiPhone3G White(16GBytes)のユーザーです。(ちなみに開発絡みの話をすると、手掛けるiPhoneアプリが写真系やGPS系では(今のところ)無いので開発用途にはiPod touchで十分だった….)

 

 

iPod touch で色々と触ってみたり色々と想像を巡らしたりしているウチに

  1. 自社既存サービスとGPSを連動させたアプリを開発したくなった
  2. 3G環境が前提となるどうしても欲しいアプリを思いついた
  3. 実際に街中で使う事で浮かぶであろう新しいアイディアで妄想を膨らませたくなった

というあたりが日増しに強くなってきたところに今回の発表。まぁ、良い機会じゃないかと。….思い至ったら即行動という事で、冒頭記事の発表があった翌日である本日、朝一番にヨドバシ梅田にて購入。案の定、日中にも関わらず何人かの新規購入者を発見しました。

 

さてさて、実際にiPhone App の開発をお願いされるような仕事の話も出始めてきているし、いよいよ関西/大阪で iPhone 開発を事業として持つ珍しい(?)会社へ少しずつ軸足が向いてきておりますよ。面白くなってまいりました。時代の変わり目に間違いないこのデバイスで、個人的にもそしてビジネス的にも楽しんでいきたいものですね。

 

[余談]

Adobe AIR って言ってたんちゃうの!?という話もあるのですが、弊社はどっちもやっていく方針ですし、やらなくちゃいけないと思ってます。何故 Adobe AIR と iPhone のどっちもなのか…そのへんの事は、これからのウェブに対する僕の考え方がベースにあるのですが、またの機会に。


2008.07.27 (Sun)

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日程や詳細はまだ未定ですが、9月下旬にクリエイター向けに Adobe AIR のセミナーをする事になりそうです。入居しているインキュベーション施設メビック扇町繋がりで企画されるもので、それなりの規模になるかも(数十人規模?)知れません。趣旨は

関西でウェブに関わる人にAdobe AIR をもっと知って貰おう

という感じでしょうか。

 

何度もこのブログで書かせて頂いていますが、Adobe AIRウェブの世界をウェブブラウザから解放するテクノロジー。あるいは、これまでプログラマーしか入れなかったデスクトップ向けアプリケーションという「聖域」をウェブ系クリエイターにも解放するテクノロジーと言っても良いでしょう。

戦える領分が広がる訳ですから、面白い事が沢山提案出来ます。

XHTML + CSS だけにとどまるよりも、Flash を組み合わせれば更に高レベルなサイトが制作出来るのと同じ。ウェブの更なる高みは Adobe AIR を組み合わせた ウェブとデスクトップを繋げるユーザー体験にあると思うのですよ。

FlashやらActionScriptを使って作るモノが、Windows のスタートメニューに「アプリケーション」として入れられる事に感動すら覚えますし、今後のWebの在り方に一石を投じる技術だけに是非とも知って/使って/作れるようになっておきたい技術じゃないですか…というのが僕の感ずるところな訳です。

 

そんな思いを言葉にしつつ、Adobe AIR とは何ぞや、Adobe AIR で何が出来るのか、実際どんなモノがあるのか、どんな可能性があるのかを改めてかみ砕いてお伝え出来ればと思っています。ウェブ系開発、ウェブデザイン、企画系、広告代理店、サイト運営等々…職種に関係なくウェブに関わる人全てに伝えてみたい。関西圏で実際に AIR の開発に関わっておられる法人の方や実績をお持ちの個人の方にも事例紹介して頂くような展開になれればもっと面白いかも知れません。

ホントは Adobe さんがやる事なのかもですが、こういう企画が色んな所であっても良いのかも知れませんよね。後援とか協賛が採れたりしないかなぁーと妄想しているので Adobe さんに連絡とってみるかも。詳細はまたご報告致します。

 

Adobe AIR に触れてみたいと思われる方は是非、Adobe AIR ギャラリーへ。弊社も掲載して頂いております。


2008.07.26 (Sat)

随分前の母校の同窓会エントリでも書いたのですが、「いつか大学でまた勉強/研究したいなぁ…」という思いは相変わらずある訳でして。母校でなくても良いのでチャンスがあればいつか!と思ってたら、そんな機会が訪れました。今年の9月に3日間だけ学生(?)になってきます。

文科省の科学技術振興調整費 新興分野人材養成プログラムなる取り組みの一環として京都大学学術情報メディアセンターで開催される自然言語処理に関するカリキュラム。自然言語処理の研究を始めようとしてる人や何か関連アプリ開発しようとしてる人、言語処理ツールの利用を考える人向けの講座なのだそうです。

 

日時 : 平成20年9月8日(月)〜10日(水)
会場 : 京都大学 学術情報メディアセンター南館
参加費 : 無料
主催 : 京都大学 学術情報メディアセンター

リンクはこちら

 

存在を知ったのは数日前。勢い余って即申し込み完了してしまいました。

Windows PC 持参が条件なのですがもちろん MacBook + Paralells な環境持ち込みで参加予定。3日連続で京都に通う事になりますが、まぁそんなに大変ではないでしょう。面白そうな勉強の為なら1,2時間の移動なんてどうって事ありません。

という訳で久しぶりにアカデミックな雰囲気に身を投じてみる事にしました。3日間だけですけど。受講後には自然言語処理について何かこう頭の中に具体的なイメージが描けるようになりたいですね。1ヶ月半ほど先の話ですが今から楽しみです。興味お有りの方は御一緒にいかがですか?

 

去年の同じ時期にファイナンスの勉強をしたのですが、今年は自然言語処理。こんな感じで毎年新しい世界を勉強するってのも面白いかも知れないですねぇ。死ぬまで勉強し続けたいです。


2008.07.25 (Fri)

今日はIRの話題。

昨日のCNETニュース「IRサイトは、テクノロジーが評価の優劣を決める」から。IRに関する表彰がデンマークで行われたらしく、デンマークの地方銀行「ダンスケ・バンク」が注目されたとのこと。

ここで忘れてならないのは「IR北欧賞」の「IRベスト・テクノロジー賞」を受賞したことだ。….(中略)….それは企業のブランドばかりか、ベストの商品開発や市場への発信に直結し、IRの分野では、聴衆の属性を強く意識したユーザビリティの高いプレゼンテーションをもたらし、決算発表では同時性を意識する。

海外での話なのでそのまま国内にも当てはまるかというとそうでもない気はするのですが、会社の景況が良くない時のアウトプット姿勢だけでなく、新しいテクノロジを積極的に取り組む姿勢も評価されての受賞である事は注目に値するでしょう。

 

旧態依然感は恐らく高いであろうIRの世界でも時代の変化に機敏に反応する「即応力」が求められているんだと思います。ウェブIRをしないのは有り得ない時代になりました。これからは、ウェブIR上での色んな取り組みで上場企業に対する評価が分かれてくる時代になっていくんじゃないでしょうか。

個人投資家からの評価は特にそうでしょう。IR系のイベントでもひたすら「個人投資家の皆様に…」という姿勢を各社とも出していますが、そもそも企業と個人とが対峙する頻度が高いのって圧倒的に上場企業のIR情報ページになってきてますから。個人投資家がウェブに接していないのはちょっと考えにくい。だから投資家への姿勢を見せようとするならウェブIRの充実は今後避けて通る事の出来ないテーマだと思います。

 

で。

ここからは広報的エントリになりますが、何かしらウェブIRで使える新しい仕組みや技術をお探しの関係者様がおられましたら、是非、弊社 IR Cast Pro サービスをご検討下さいませ…という事を書いてみたいと思います。

 

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IR Cast Pro はまだ実験段階ながら、弊社が得意とするRSSやWebクローリングの技術と、Adobe AIR という技術を組み合わせた次世代IR情報配信プラットフォームとして弊社が開発・運営を行っているものです。

  • IR情報収集専用の常駐型アプリケーションを投資家の方に無償提供
  • 銘柄コードを指定するだけで、当該企業の最新の適時開示PDF、関連ニュースを自動収集
  • 適時開示のXBRL、EDINETの各種報告書PDFの自動収集にも対応予定(今夏)
  • 上場企業様のご参画により独自のIR情報も自動収集(IRカレンダー、プレスリリース等)

という機能を持つものです。PCの電源を入れたら、自分の気になる銘柄のIR情報は全て手元にある…、ファンダメンタルな投資判断を行うために重要な最新情報が常に手元にある…、そんな世界を目指したIR情報配信プラットフォームです。

このプラットフォームによって、法的義務に基づく開示情報が投資家の手元に届く「パイプ」が(実験的運営ながら)既に敷かれている感覚でしょうか。その「パイプ」に上場企業様独自のIR情報を流して頂く事が出来ます。プレスリリース、CSR報告書、メールマガジンのようなテキストコンテンツ、社長の音声メッセージ、動画、ゲーム…等々、TDnetやEDINETに載るのとは次元が違うけれども、投資家に届けるべき、届くべき情報はきっとまだ沢山あると思うのです。そういった情報を「パイプ」に流して頂ければ…と。

 

ネット上のIR配信の敷居がもっと低くなって欲しい、投資家の手元にまできちんと情報の届くインフラを作りたい…そんな思いで開発/運営しているプラットフォームです。ご興味をお持ち頂けました関係者の方がおられましたら、弊社担当まで是非ご連絡下さいませ。詳しいご説明やデモンストレーションをさせて頂くべく、個人投資家でもある弊社代表自らがお伺いさせて頂きます。