朝型生活に切り替えたという話は以前のエントリに書かせて頂いた通り。お金という意味でもそれ以外の意味でも、早起きは三文の得とはよく言ったものだと感ずる事が多い今日この頃です。
さて、僕にとっての朝型スイッチは同時に、計画的な時間の過ごし方を徹底する生き方や思考へのスイッチでもありました。何事も計画的にいかない事は百も承知ながら、一日という短いスパンでも無計画に漫然と時間が過ぎる事より計画的である事を良しとして、尚かつ出来る範囲で習慣化したいと考えたのです。
そんな考え方でライフスタイルを変えてから早くも半年ですが、やってきて良かったと思う事の幾つかをこれから何回かに分けて紹介させて貰おうと思います。ポイントは計画的である事と、習慣化するという事。
■ 出勤前の神社参拝
これは年始に読んだこの本
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夢をかなえるゾウ 水野敬也
飛鳥新社 2007-08-11 |
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に感化されて始めたことです。年に数える程じゃなくて何度もお参りに行きなさい…的な事が書かれていたりするのですが、幸い会社の近くに<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/大阪天満宮">大阪天満宮</a>がありますので実践してみようじゃないかと思い至った次第。
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出張で大阪を離れる時を除いて一日も欠かさずに早朝参りしているのですが、これが思いのほか良いんですね。今では参拝無しに仕事を始める事はありえないぐらい。何故良いかっていうと、朝一番まだ仕事を始める前に神聖な気持ちになって一日のスタートを切れるからです。仕事モードの自分に切り替えるスイッチになってるという意味もあります。
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<div style="color:red;font-size:90%;">
夏至の大阪天満宮
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<img src="http://img.skitch.com/20080816-m67f9dg8f2br4awn6um7sibmhh.png" alt="skitched-20080816-112010.png" />
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鳥居をくぐる前に一礼、神殿前で賽銭箱にお金を入れて2礼2拍手、目を閉じて心の中で呟くこと1,2分。長いときは5分ぐらいジッとしてる事もあります。決して神頼み的な願い事をするのではなく、新しい一日を迎えられた事にまず感謝。そして自分や会社を支えてくれている多くの人やモノへの感謝、更に新しい一日を後悔なく送れるよう頑張りますと宣言するという感じ。
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最後にまた一礼して目を開けると、不思議なモノで静寂の中に気分の高まりがある感じがするんですね。この状態が自分的には凄く良い。
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色んな人やモノがあってこその自分だということ、だから何らかの形で恩返ししなくちゃいけないんだということの再認識が力になるのかも知れません。そのままオフィスに着いてからの仕事のスタートダッシュが好調。だからもう、会社なり家なりを引っ越す時は近くに神社は必須だな…みたいな事になっています。
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と、こんな事を書いてると「オレは無神論者だから」とか「神なんている訳ねぇ」と馬鹿にする方も世の中にはおられるようなんですが、ちょっと違う。信仰とかそういうのじゃないんですよね、僕にとっては。信じる者が救われる的な神仏感は余りなくて、敬うっていう感じとか、あと感謝する感じとか、そんな思いを伝える大きな存在という位置づけです。
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だから…という訳ではありませんがついでに書くと、学問成就だ、商売繁盛だっていうのは僕的には余り関係がありません。神頼みよりも大事な事があると思うのです。(ちなみに大阪天満宮は学業成就系)
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リフォーム事業の<a href="http://www.ontex.co.jp/index.html">株式会社オンテックス</a>小笹公也社長は、カンブリア宮殿で「成功のポイントは何ですか?」という質問をされた時に「<strong>神仏と年上を敬う事です</strong>」と言っていました。<a href="http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080428.html">これを見た時</a>には既に参拝を習慣化させていましたが、自分は成功のステージには程遠いながらも何だか共感したものです。神聖な気持ちになるって大事だし、良いよねと。
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神聖な気持ちになれる空間ってそうそう無いです。人に合う合わないはある気もするのですが僕的には可能であればお勧めしたい習慣。もし近場に神社が有れば一度だまされたと思ってお参りしてみて下さい。何か違う自分を見た気になれますよ。
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次回はオフィスに着いて最初にやってる事を書いてみたいと思います。
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