2013.12.30 (Mon)

忘れないうちにエントリしておこうかと。

2013年11月16日に開催された DevLOVE関西 Decision にて講演をさせて頂きましたが、その時に使ったスライドを公開します。あと、どんな思いをもって資料を作ってあの講演をさせて貰っていたかという事も。ほぼ殴り書きですが。書き始めると止まらなくなったので長いです(w

 

DevLOVE関西は(僕の所感ですが)開発者がより幸せに開発するには…という視点をお持ちの勉強会。中の人である中村さんからお声掛けを頂き、登壇の運びとなりました。当日、そのまま晩に関空からEU圏に発つ事が決まっていたので講演終了後に速攻で帰っちゃいましたが、すいません。(新原さんや染田さんの話、聞きたかった)

今回の講演で伝えたかったのは、実はどんなソフトウェア開発会社でも「専念」させる環境を作り出す事ができれば、勝手に「Productivity(生産性)」は上がるし、結果、売り上げもビジネス拡大も出来る素地が会社の中に出来る筈だっていう僕の持論。

 

僕はソフトウェア開発会社をベンチャーから上場企業まで5社経験してますが、どの会社でもホント「無駄」が多かったです。他に色々開発会社の話を聞いててもほぼ同じ。優秀な開発者に「専念」をさせていないんですよね。開発会社である以上は、開発する事が価値創造であり、価値こそがお金を生み出し、売り上げや利益という数字になって、会社を存続させ従業員の生活を守るのにも関わらず、です。

営業が大好きな「売り上げ」も、企画が大好きな「スペックシートを埋める新機能」も、「開発」なくしては、生み出される筈が無い。なのに、「開発」させない方向に組織が動いちゃうんですよ。「開発」が全ての源泉ですのにね。ホントいったい何考えてんの?…と僕はずっと不思議でなりませんでした。

開発者は開発をする為にその会社にいるのだから開発を担当する。ただそれだけなんです。報告が目的の会議とか、要件が明らかでないTELとか、マニュアル作りだのテンプレート作りだの、会社のルールだからとかいう理由だけのドキュメント作成とか、それで「開発」が進むのか?と。

優秀な開発者を管理職にするとか愚の骨頂で、開発リソースを自ら奪って何がしたいの?と思う訳です。それで新しい製品が出来ないとか、意味分からん。そりゃ、過去に成功した製品を作った担当者を管理職にしたら生まれるもんも生まれませんわ。だって開発できないんだから。本人がもう開発したくないってなら別ですけど。

XPだアジャイルだスクラムだ〜と開発プロセス・手法の議論も勿論必要なのですが、まず、開発者は開発業務に本当に「専念」出来ている環境なのか?仮に8時間が就労時間として 28800 秒のうち平均何%を開発行為にあてられているのか?って事を計測すると良いんじゃないだろうかと思う訳です。もし開発行為にあてられていない割合が多いのだとしたら、その時間にやってるそのタスクは本当にその開発者がやらなくちゃいけないのか?と問うてみる。

会議の為の資料作りは必要か。そもそもその会議は必要か。電話は必要なのか。PowerPointやExcelを開発者が使う必要が本当にあるのか。使うべきはEmacsじゃないのか、Xcodeじゃないのか。未だにexcelで課題管理する手間で数秒を喪失している無駄は本当に「開発」行為として有意か。全てを疑ってみる。非開発行為というノイズをなくし、当人の役回りに集中させてみる。役割が知的生産であればあるほどクリエイティブな仕事であればあるほど、その効果は顕著です。徹底的に「専念」して貰う事を意識するのです。

仮に毎日その9割を開発行為にあてられていたら開発力はいやがおうでも上がります。生産性も確実にUPします。生産高じゃないです、生産性。1年経ったらより難しい事が出来るように、同じ難易度なら速くできるようになっているという傾向(具合)です。

体感ですが、ウチにjoinしてくれたエンジニアは皆、生産性が劇的に上がってます。本人達はまだまだと言いますけど(そして僕も現状で良いとは全く言いませんけどw)。速過ぎで、マネジメント側が御客様へのoutputタイミングをコントールする時もあるぐらい。joinして貰った直後より成長の勢いは年々増していて、結果、新しいスキルや知見をドンドンものに出来ていて、開発するものに成果が現れ、売上げに繋がってく。どんな開発者も、ただ開発する事が好きというその一点を持っていれば、専念出来る環境で絶対に生産性は上がり、売上げに貢献します。生産性命。スピード命。

開発の世界で速さは常に正義です。自社製品ならその進化が訴求力を高めて売上げに繋がるし、残業圧力がかかりにくいので時間外手当という余計なコストもかからないし、受託開発なら万が一の時のバッファを常に確保出来るし(限界はありますけど)、try & error を何度も繰り返せるという意味で品質を担保する事もできますね、イテレーションまたはスプリントを何度も回せる感じでしょうか。

ソフトウェア産業における生産性UPって本質的には開発者の成長にしかありません。一方、生産高UPは工場で言うところのライン増。でも残念ながらソフトウェアの世界では人間を増やせば生産性は下がる訳です、疎結合なドメインに分離できない限りは。「1人で半年かかります、じゃぁ2人にすれば3か月で終わりますよね」….アホか。銀の弾丸は無いのはもう誰もが何度も言及してるのに、まだ言ってるんかと。

スケールアウトしても生産性向上を最大化できないのが分かってるんだから、スケールアップに頼る方が得策です。エンジニアをEC2インスタンスに例えるのはどうかと思うけど、そういう事です。microからsmallへ、smallからmediumへ。人間の成長力って本当に凄くて、成長志向のエンジニアを成長の糧たりうるプロジェクトで集中して事に当たらせると気が付けば high CPU instance ぐらいに平気でなってる訳ですよ。

絶対に必要なのは「専念」する時間。しかも単なる時間じゃなくて、専念すべき事に専念できる「連続時間」です。とにかく僕が見てきた組織はtotalの時間が長いだけで、その時間に「連続性」が無い。意味ない訳です。

シューティングゲームでいう「溜め」ってありますよね、まさにアレ。ノーマル弾をなんぼ打っても「堅い」ものは「堅い」。溜めれば瞬殺できるなら溜める方が良いんですよ。我慢が足りない、我慢が。開発者を御客様との打合せに巻き込めばそりゃ営業は「楽」でしょうよ。でもその結果、開発者の時間連続性を破壊してノーマル弾しか打てないようにする。そりゃ打てる弾数増やす為に残業させるしか無いでしょうよ。コストが気になるならサービス残業させるしか無いですよね。何がサービスだ。

知的生産系労働の特徴は、時間ではなく連続時間の確保がOUTPUTの質/量を左右する。皆、分かってる筈なのにエンジニアの時間を「分断」するようにしか組織って動かないように思うんですよ。本当に勿体ない。

開発者を開発に専念させて連続時間を確保する事を徹底的にやる

1年続ければソフトウェアな会社の生産性って絶対に上がります、論理的に考えても。ただ、成長志向のあるエンジニアと、非開発行為をやれるエンジニア上がりのマネージャーという「人」が揃わないといけないですけどね。ウチの場合、後者の役割は僕が今やってますが、この役をしたいって人がなかなかいない。開発は出来るけど、プロジェクトの中で開発以外の全てをやる人。優秀な開発者ほどそういう役回りは一番避けたいですよね、そこが難しいところ。

でも改めて Joel on Software 読んでみると、第7章でちゃんとそういうポジションが必要で、それをプログラムマネージャーって呼ぶんだって書いてあります。Joel も必要だって言ってる。

価値創造エンジンたるエンジニアと、それがフルスロットルで8時間動けるように調整する人、が揃えば「専念」が「生産性」を上げるサイクルの出来上がり。後は「専念」の結果生み出されるものをちゃんとお金に換える「マネタイズ」の部分(Monetizability)がしっかりしていれば、誰も搾取する事なく会社は超合理的に成長し続けられるんじゃないかと思うのです。

僕は今、自分の会社でその試行錯誤中です。開発者がフルスロットルで一日8時間動いたら何が起こるかは実証できた。あと足りないのは、joelの言うプログラムマネージャー的立ち位置の人、そしてマネタイズ、その2つが揃ったとき凄まじい富を生み出せるんじゃないかと思ってます。売上げじゃなくて1人あたりの利益。同じ売上げ1億でも、利益率が高くて人が少ない方が凄い訳ですよね。凄まじいというのはそっちの方向性です。

出来る出来ないはやってみないと分からないですけどね。だから僕は自分の会社を社会実験だと思ってやってます。上述の仮説を実証する実験場。もしお金という意味でも一定の成果が残せたらソフトウェア会社における理想的な組織像を提示出来るんじゃないか、もっと幸せな開発者が増えるんじゃないか。…と、まぁそんな思いで DevLOVE関西 では45分喋らせて貰いました。

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DevLOVE関西 〜Decision〜 (CC BY-NC-SA)

共感して頂ける方もいらっしゃったようで凄く嬉しかったです。2014年は、働き方についてOUTPUT強化する事を決めていて、今回のような話をどこかでまた出来ればと思ってます。ソフトウェア産業に限らずですが、個人のそれぞれ尖った能力の発揮機会を最大化するように組織は変わらないといけなくて、それを達成する為の新しいポジションも求められているという時代なのだと思います。

 


2013.12.29 (Sun)

毎年定番なので今年も書きます。

過去は過去、未来は未来。もう全力で突っ走ってる訳なので未来だけ見りゃ良いって話もあるんですが、経営者として過去をまとめる事はポートフォリオを作るという事でもあり、ビジネス的・会社運営的には有意なので僕は書く事にしています。

さて、「今年は転換期でした」と毎年書いてるのでもう良いでしょう。無論、今年も転換期でした。「転換」を「変わる」こととするならば、目指すモノがあって、それに向かって邁進している以上は毎年転換期で当たり前なのかも知れません。全力疾走してる限り、変わって当然、変わらない方がむしろ不自然。最近そう思うようにしました。

さて、そんな2013年。実はアプリをリリースした数が一番少ない一年だったりするのですが、事業体としての変化は一番大きな年だったと言えるでしょう。

 

1. SYNCNEL事業

何と言ってもコレ。出来事として普通に大きい。

100%出資の子会社「SYNCNEL株式会社」設立のお知らせ

まさか自分が事業分社化なるものを経験するとは。

当時のSYNCNELはフィードテイラーという会社の主力事業で、例えばそのままChatworkさんよろしく社名をSYNCNELに変更するって方法もあったのですが、分社化を選びました。(理由は上記リンクをご参照下さい)

SYNCNELというブランドを立てるには良い効果がありましたね。体制変更に伴う小回り感も功奏してお客様との距離感が縮まったのも良かったです。実はこれが何より嬉しくて…。ユーザ様訪問を積極的にしているのですが、SYNCNELを「好き」でいて下さる方が沢山おられるんですよね。

「社内都合で環境に○○な制約がつく。SYNCNELを使い続けたいので何とか対応して貰えないか」

とか

「今後もウチの基幹を成すシステムとして使い続けたいと思っている」

とかそういうコメント。B2B市場新参者がその評価を得るのは凄く難しいので、現場で感極まりそうになった事もしばしば。ユーザ様、ご担当者様、販売代理店様、開発陣に本当に感謝です。おかげさまでSYNCNEL(株)として、第1期は黒字で終える事ができました。

2014年のSYNCNEL

劇的に進化します。ビジネスとしても、サービスとしても。

競合各社をビックリさせたいなと。「えっ!?まさかのそんな展開なん?」みたいな。僕らにとってもまさかの展開な事もありますしね。年明けから春先まで怒濤のプレスリリースが続く予定です。

年末にはSYNCNELがどういう将来を目指しているのかも明文化できました。1,2年先に到達しているステージが具体化できたので後は進めるのみです。スマートデバイス向けのコンテンツ配信インフラの地位を築きます。

 

2. そら案内

Mac版、iOS版リニューアル、サーバ側リニューアル、更に関連アプリを2つリリースしました。商標もとりましたし、まさに2013年はB2C視点では、そら案内YEAR!!。

御利用頂いている皆様には本当に感謝しております。アプリとして一段落している感はあったりしますが、実はまだまだ進化する予定です。

2014年のそら案内

主に考えているのは2つ。

1つ目はデータの拡充。「あと、これがあればそら案内で完結するのに」の声にお応えしていきます。天気の情報について「○○のデータってありますか?」「あ、ありますよ。来週から配信しときますね」という理想的な関係が日本気象協会様と構築できているのはやっぱり大きいです。

2つ目に天気アプリについての新たな提案。日本気象協会様の了承さえ得られれば(ほとんどの場合はokを頂ける)、どんなアプリでも企画・開発できるという恵まれた立ち位置を利活用した新たなアプリ開発を行ってみたいと思います。ちょっとした企画ものなので、またエントリ致します。

 

3. 働き方を発信する会社としての認知

残業禁止・副業推奨など、僕(弊社)の労働観をOUTPUTする事を増やした1年でもありました。

結果、ハフィントンポストジャパン様でエントリさせて頂いたり(と言ってもまだ2回だけだけど…(汗))、DevLove関西での講演が好評だったらしいとか、取材を受ける事が増えて日経新聞様をはじめメディア掲載も増えたり…とか、新しい働き方を実践する経営者・会社としての認知が高まりました。

2014年の問題提起

年初にまた1つ、あるサイトに取材記事が掲載される事になってます。2014年は、世間的にもこのテーマが旬であり続ける筈なのでOUTPUT量を増やしたいですね。ブログや、ハフィントンポストジャパン様への寄稿、あと講演や書籍執筆も考えています。

 

という事で2013年のトピックス3つでした。2014年はそれぞれの軸をまた太くしていきます。

…と同時に、新たに2本程度の事業軸を作る予定。1つは既にプロトタイプが形になり、関係者との調整も済んでいるので来年前半のうちには。もう1つも含めていずれもB2Bです。

とにかく今は人手が欲しいというのが本音、あとお金もですが(笑) そろそろまたオープン求人的な事も始めようかと思ってます。2013年、あと実質2日ですが、全力で駆け抜けます。皆様、良い年をお迎え下さい。


2013.12.06 (Fri)

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弊社のB2Cな看板アプリと言えばそら案内。僕らも一つのブランドとして意識していて今後も大事に育てていきたいなぁ〜と思っている次第なのですが、「守る」こともちゃんとやっておかなくてはという事で、今年に入ってから「そら案内」という呼称・表記について商標登録の申請をしていました。そして先日。

ででーん!

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無事に取得致しました!!!

商標登録の申請手続き前、弁護士さんと相談して頭をかかえました。どうやら、「そら」という言葉が既に某社さんの商標として登録されていて、突っ込みが入るかも知れないと。

…がしかし、実際のところは運良くさしたるハードルも無く拍子抜け的に通ってしまって何とも無かったのですが、複数の言葉が繋がったキーワードを商標登録しようとする時には色々気を使わなくちゃいけないのだなぁと勉強になりました(特に複数単語のうちの1つが既に商標登録されている場合)。

僕ら素人からすると単なる事務手続きなのですが、ちゃんと商標登録申請にも「戦略」があって面白いものですね。お世話になった北摂国際特許事務所さん、有り難う御座いました。

今後、

そら案内は(株)フィードテイラーの登録商標です

が言えるようになります。商標登録は「SYNCNEL」に続いて2回目なのですが(SYNCNELの商標権は子会社のSYNCNEL Inc.に移譲)、やっぱり自分らでつけた名前が法的に自分たちのものである事になるのは嬉しいですね。

という訳で今後もそら案内をどうぞ宜しくお願い致します。

 


2013.11.27 (Wed)

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先日、珍しくも、このブログでの言及無くリリースされたそら案内ver3.0 ですが、リリース後も沢山の方にダウンロードして頂けているようで大変嬉しい限りです。またブロガーの皆様やお世話になってるメタ・グラマーさんには、新バージョンで何が変わったかを画面キャプチャ入りで紹介して頂いたりもしていて感謝しております。

忙しさにかまけて、会社オフィシャルのこちらのブログで言及できていなかったのが正直な所…なんですが、さすがオフィシャルに沈黙しっぱなしはダメだろうという事で、v3.0シリーズの改めての御紹介と開発的背景、今後について簡単に書いてみたいと思います。

 

そら案内 v3.0シリーズ

目に見えて大きく変わったのは天気画像周りiOS7対応です。データ・サーバの理想型に到達という意味で節目となるバージョンでした。だから v3.0。

天気画像周り

以前から、「天気図をもっと大きく見たい」とか「気象衛星の画像は拡大できないのか」などのコメントは頂いていました。これに対応する為には、目に見えない部分でサーバ側を根こそぎ手を入れないといけないのが分かっていて、なかなか一歩が踏み出せなかった上に、それはそれで結構な開発期間を要したので長らくお待ち頂く事になっていたという経緯があります。

従来、さくらインターネットさんのサーバを使用していたのを、思い切って根幹の部分を AWS に全面移行。Dynamoを使ってみたり、SQSを使ってみたり、と結構色々組み合わせて構築しています。構築は大変だったものの、結果として以下に見られるように天気画像を高解像度版に差し替えたり、データに基づく計算で標準マップ上にプログラム的に描画するといった事が出来るようになりました。

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画像系はホントに充実していて、これだけで単体アプリに出来るんじゃないかってぐらいの量があります。そもそも、全国の気象データは超膨大なので今流行のビッグデータって言えなくもありません。ウチもビッグデータ企業ですよね(笑)、それもハンパ無いぐらいの。buzz word 楽しいすね。

更に余談ながら、実のところサーバの運用コストは数倍になっていますが費用感をユーザ様に押しつけるような事はしたくなかったのでそのへんは現状維持にさせて貰っています。(v2.0系へのupdateで別アプリにした事に批判を頂く事も多々あるのですが、それはまた別の理由でして…)

iOS7対応

そしてv3.0でもう一つ大きいのはiOS7対応ですね。

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上図の通りアプリアイコンはもちろん、アプリ内の天気アイコンもフラットデザインに対応しています。…が、賛否が分かれる所ではあったので、

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こんなふうに従前のiOS6までのデザインも残して切り替えるようにしたのは、ちょっと他のアプリとは異なる実装方法だったかも知れません。

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左が従前、右がフラット化したもの。設定画面から選択可能

 

そら案内の今後

テンプレートの拡充

先日、v3.1 がリリースされました。これにあわせて追加されたのが、「ナチュラル」と「コンパクト」という新しいフレームで、そら案内の投稿機能をまた違ったテイスト感で楽しんで頂く事ができるようになりました。

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左がナチュラルで、右がコンパクトの例です。それぞれ4種類のフレームが内蔵されていますので是非お試し下さい。かなり可愛いフレームが揃っていて普段使いしたいな〜と思えるものばかりです。

と、こんな感じで今後はテンプレートを増やしていく事を積極的に行っていきたいと思っています。そら案内を使った気象情報付き投稿をより楽しんで頂けるようになれば良いなと。

ちなみに、今のフレームは全てデザインパートナーであるメタ・グラマーさんにご協力頂いているのですが、今後はもし「やっても良いよ!」というデザイナーさんがいらっしゃれば御協力頂いてフレーム追加していくような展開が出来ないかなと思っています。そら案内の気象データを使って写真投稿フレームをデザインしてみませんか的な感じですね。

関連アプリの開発

前述の通り、そら案内 v3.0 ではサーバ側を一新しAWS(Amazon Web Service)に全面移行しました。これに伴い、全ての気象情報は「そら案内データクラウド」とでも言いましょうか、AWS 上に膨大な気象情報が蓄積されるようになってます。

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概念図。実際はもう少し複雑です

で、上図の通り、クライアントアプリケーションに必要なデータのみを生成・配信する専用サーバを用意する仕組みにしています。(必要に応じてスケールアウト・アップ)。そら気温は、この仕組みを使った初めての関連アプリケーションでした。

同様のサーバを作る事は比較的容易で、もう気象情報の取扱いならお手の物ですから、「これとこれの気象情報が欲しいんです〜〜」と言われれば「じゃぁその情報を配信する専用のサーバを立ち上げますよ〜、料金は〜」という御提供が出来ちゃうんですね。

気象庁や気象協会様、その他各社の気象情報データをparseするよりも、そら案内で使っているデータの方がずっとスマフォ・タブレット向けには使い易くなってます。全てJSONなのは当然として(気象庁や気象協会様のデータがXML)、数年に及ぶスマフォ特化したデータ配信をしてきたそら案内の実績がありますし、うちの @itok_twit が綺麗なデータ構造を設計していますので。

これってビジネス的には実は凄いこと。スマフォ向けの気象情報配信サーバを専用にお作り出来ますよ〜、という事ですから。天気情報をスマフォで扱いたいならフィードテイラーさんが楽で良いですよって言って貰えるような展開に、日本気象協会さんと一緒に進められればと思ってます。もし自社アプリや御客様のアプリで天気情報を使いたいってな開発案件がある場合は、info + sora [at] feedtailor.jp までお気軽に御連絡下さい。

 

とまぁそんな感じで、そら案内はシリーズも含めてもっともっと進化していく所存です。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


2013.11.16 (Sat)

誕生日の月には奥さんと一緒にどこかしら旅行に行く事にしています。

おなじみ誕生日旅行ですね。

今年は思い切って初EU圏、モナコを1週間まるっと訪れる事にしました。実はずっと前から元ヒューゴ社長で今はモナコに在住の冒険家である加藤さんに以前からお誘いを頂いてまして、この度、お邪魔する運びとなりました。世界一とされる国がどんな世界なのか、この目で肌でしっかりと感じてきたいと思います。ぶっちぎりに人生謳歌されている社長・経営者達が集まってパーティーやビジネス談義に話を咲かせる事になるに違いありません。誕生日旅行名目だけど、そういう意味では将来のビジネスの布石とも言えます。

余談ながら5月に分社化したSYNCNEL(株)もグローバル展開を真剣に考えていますので、EU圏へビジネスを進める拠点に出来たりしたら凄いですよね。冗談ではなく、ぼちぼちビジネス面も含めて海外を行き来するようなフットワークの軽さで動き回りたいと思っています。

 

誕生日は自分の日であれ奥さんの日であれ、僕に取っては奥さんに感謝をする日。7年目を迎えた弊社は奥さんの支えなくして成り立たず、本当にいろんなものを妥協してもらったり、犠牲にしてもらったり、してる事が沢山あります。だから、その分、いつも、出来る限り最高の体験をして貰いたいなと思っていて、今回のモナコはその最たる例になりそうです。単なる観光ではなく、モナコに住んでいる成功者を含め知人・友人達と過ごしますのでまたとない体験になるかなと。

 

会社を1週間あけるのはなかなか無い…というか初めての試みではあるのですが、いつも通りにモバイルルータを借りて持っていきますので、四六時中とは言わずとも少なくともdaily単位ではメール等のやりとりで普通に仕事をするつもりです(笑) まぁそのへんは相変わらずですね^^;; それではぼちぼち、向かいます。帰国は24日(日)を予定しています。


2013.09.26 (Thu)

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久しぶりの新作アプリを公開します。「そら気温」と言います。(iOS7専用で100円の有償アプリ)

起動した時の画面はこんな感じ。

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「そら気温」は、全国1300箇所に設置された観測点(アメダス)からの10分毎のデータに基づいて、iPhoneが今いる場所近くの、気温・降水量・日照時間・風向風速・積雪深(全て実際の観測値)を表示するだけでなく、気温にフォーカスを当てて「iPhoneが今いる位置周辺のほぼ現在の気温をお知らせする」機能を持ったアプリです。

(ほぼ)今の気温をお知らせする為に、通知センターやバッジを使っています。

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通知センターがこんな感じになります。

iOSが不定期に、iPhoneがいる場所近くの観測点(アメダス)の10分以内の気温観測値を教えてくれるのです。iOS7で搭載されたバックグラウンドフェッチという機能を使用してまして、「そら気温」を起動した回数や頻度などによってiOSが最適なタイミングを判断しお知らせしてくれます。

今、何度だろう?

そんな時は「そら気温」を起動すれば(その他の情報と共に)確認出来る訳ですが、気温に限ってはiOSから勝手に教えてくれるという訳ですね。秘書が何となくのタイミングで気温を知らせてくれるイメージでしょうか。しつこすぎる事も無く、全く知らせてくれない訳でもなく。

iPhoneを使っている最中だとこんな感じに上からニョキっと。

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「社長、今、外の気温が21.5℃みたいですよ」

「お。おぅ、そうか」

「…」

そんな感じ。で、バッジにも律儀に表示してくれる訳です。

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こんな感じで。なんて気の利く秘書なのでしょう(チガウ

これでHOME画面を見るだけで(ほぼ)今の外気温を知る事が出来るようになりました。もう一度、アプリを起動した画面を見てみましょう。

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この画面の右上が設定ボタン。タップすると

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こんな感じに色々設定ができます。ちょっと個性的なのはバッジの小数モード。バッジの数字3桁を使って、小数値の気温まで表示しようという試みです。22度よりも、21.5度の方が正確ですからね。これを215と表現してみましょう…と。

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こうなります。

ちなみに繰り返しになりますが、通知のタイミングは10分毎という事ではなく、iOSに完全に委ねられてます。多すぎる事もなく、少なすぎる事もなく、通知をしてくれるようになってます。何気に朝起きてみたら直近10分以内の気温が通知センターに表示されていたり、仕事中に今何度ですよ〜的に教えてくれたりします。

一方、今の気温を見たいんや!という場合は、アプリを起動すればokです。ついでに風向きとか降水量も確認しましょう。

 

元々、気象情報を使ったバッジ系や通知系のアプリを「そら案内」の派生アプリとして別で作りたいなぁという思いはありまして、iOS7でバックグランドフェッチが搭載される事を知り開発をGOさせました。

「そら案内」シリーズは気が付けば

  • そら案内 Classic
  • そら案内(iOS版)
  • そら案内(Android版)
  • そら案内(Mac版)
  • そらアルバム
  • そら気温

と数も増えてきました。気象情報を使った色んなアプリを今後も展開していきたいと思います。という訳で、ちょっと変わった切り口のiOS7専用アプリ「そら気温」の御紹介でした。宜しければ御利用下さいませ。


2013.09.07 (Sat)

毎年、お互いの誕生日には会社の制度である誕生日休暇を利用して旅に出てます。奥さんの誕生日は8月ですがドタバタし過ぎていたのでずらしました。いつもながら旅行というより普段余り一緒に時間を過ごせない奥さんとのまとまった時間、という主旨が強いです。奥さんの支えあっての当社なのでたまには良いかなと。

今年は夫婦一緒での初九州。大分は湯布院に1泊2日です。JR九州の特徴である観光列車にも乗る予定です。ゆふいんの森号とか。

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今から出発なので、明日9/9(月)は1日だけお休みを頂きます。とは言え結局、仕事用にMacBookをはじめ出張セットを一式持っていくのですけどね :-)

プライベートでは久しぶりの遠出になりますが、奥さんとまったり愉しんでこようと思います。温泉につかりながら、自社ビジネスの将来の事や、お客さまのビジネスの事に思い巡らそうと思います。やっぱ仕事かっ!(w


2013.08.28 (Wed)

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ご愛顧頂いております天気予報アプリのそら案内。皆様いつも御利用頂き有り難う御座います。見た目フルリニューアルとなった ver2.0 をリリースしたのが本年の春なのですが、今また新しいバージョンを開発中です。

内部的には ver3.0 という位置づけ。…なのですが、実のところ表向きはほぼ何も変わりません。別アプリって訳でもありません。

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新バージョンの画面。パッと見では何も変わらない…

 

無論、アドオン周りもそのままです。普段使いで変わった所を探すのが難しいぐらい。…なのですが、参照する天気情報の配信側サーバをフルリニューアルしています。

気象データの提供元である、日本気象協会さん、元を辿れば気象庁の方針変更がありまして、近い将来気象情報のデータ構造が根底から変わる事になってます。開発側からすると泣くしかないぐらいの有り得ないデータ構造変更で大変極まりないのですが、気象庁の方針は絶対ですからね。

そんな理由でサーバをゼロから作り直して、更にこれを機にインフラもAWSに引っ越しちゃえ!という大工事を行いました。

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あくまでサーバ側なのでアプリとしての見た目は基本的に変わりません。…が、気象情報が色々整理されたので、写真投稿時の温度の精度が上がっているとか、気象情報的な改善というか質向上を幾つか御提供出来る予定です。見た目的な一部機能向上も実現してます。

例えば、こんなのとか

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天気画像系がいっさいがっさい理想形に近づけられた

天気画像周りは超充実しました。今までサーバ側の理由で提供できてなかった情報が多々あるのですが、これらを盛り込む事が出来るようになりました。

 

新バージョンのそら案内βテストにご協力頂ける方を募集致します

という訳で、本題なのですが、新サーバに接続する新しいそら案内のβテストにご協力頂ける方を40名を上限に募集させて頂きたいと思います。(配布の仕組みの関係で40が上限となります)

アプリとしての見た目はほとんど何も変わりません(上に紹介した気象情報ぐらいです)。機能が落ちるという事はもちろんありません。今まで通り御利用頂けます。ただ上述の通りサーバが全く変わりますので、

お使いの地域で不自然無くこれまで通り気象情報を閲覧出来るかどうか

の確認を沢山の方にご協力頂けないかなと。物凄い数の地域情報と、物凄い数のデータを扱っている上にサーバ側はゼロから構築し直したものなので、ご協力頂ける方が多ければ多いほど嬉しいです。

協力してやるぜーという方がいらっしゃいましたら info+sorabeta [at] feedtailor.jp 宛にメールで御連絡下さいませ([at] の部分を @ に読み替えて下さい)。その際、タイトルに「そら案内βテスト希望」と書いて頂けましたら幸いです。折り返し、弊社からβテストの為のご案内をさせて頂きます。テストにはTestFlightの仕組みを使用する予定です。

 

という事で、そら案内の新バージョンβテストについてのご案内でした〜。


2013.08.15 (Thu)

創業の準備は大阪産業創造館、創業はインキュベーション施設のメビック扇町、創業来7年間ずっと事務所は大阪市北区…と、大阪市と弊社は切っても切れない関係にありますが、この8月、ますます大阪市との関わりが密なものに。

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この度、大阪市が推し進める企業支援策である「大阪トップランナー育成事業」に弊社の SYNCNEL 事業が認定されました!!

事業の内容はこちらに詳しいのですが、引用させて頂くと

本事業では、ライフ(健康・医療・介護等)・グリーン(環境・エネルギー等)分野を中心とした成長産業分野において、高い市場性等が認められる新たな製品・サービスの事業化プロジェクトを、市場投入まで一気通貫でコーディネータが伴走支援し、大阪を代表するトップランナー企業を育てます。

という事だそうで、医療系・環境系・エネルギー系の企業を市として応援して育てていこうよという事なのだそうです。その取り組みに弊社を対象として頂いたと。平たくいうと大阪市にオフィシャルに応援して貰える事になったという感じでしょうか。

何はともあれ行政の繋がりで、自分がやってきた事業を公式に認めて貰えるというのは本当に有り難いお話です。しかもそれを更に加速させるのを手伝うよ〜というお話なのですから大変名誉な事でもあります。支援事業をご担当される Collabo’S316 をはじめ関係者の皆様、本当に有り難う御座いました。

本件は、仲良くさせて頂いている営業創造株式会社の伊藤社長の御紹介を受けて応募させて頂いたのが事の始まり。何度かの書類審査や面談やプレゼンを経て認定されるに至りました。認定された事業の名前は

ファイル共有クラウドサービス「SYNCNEL(シンクネル)」の医療向け事業展開

そう、先日、事業分社化して子会社を設立したSYNCNELです。SYNCNELは上場会社様を始め多数の企業様に導入頂いておりますが、その中に医療関係の組織も含まれていたりします。医療現場で情報共有を促進するに際して、そのインフラにSYNCNELを使って頂いてるんですよね。

かなり初期の御客様である浪速区医師会様におかれては、救急医療にSYNCNELが貢献していて、医師会の先生繋がりで日本医師会からもリーズナブルに医療情報共有が出来た実績として興味を持って頂いてたりするそうです(医師会の理事の先生談)。

その他、医療機器メーカーさんだったり、介護事業者様だったり、製薬会社様にもお使い頂いていたりして、SYNCNELと医療は切っても切れない関係になりつつあります。

ただ、医療の世界における情報共有は本当に難しくて、非常にsensitiveな情報を扱うだけあって厚労省のガイドラインですとか、医療情報は個人情報でもあるので経産省のガイドラインですとか、まぁ色んな法律や行政に対する意識も重要になってくるんですよね。

だから、「情報の共有ですか?あー、簡単っすよ。」とは、なかなかいきません。「できる」のと「適合する」のとは全然違うようなのですね。だからこそ業界に通じている方からのアドバイスや法的な支援の有無が効率の良い事業展開を大きく左右するものだったりすると。これが今回、大阪市の育成事業に応募した動機です。

既に6社が認定されていますが弊社が一番規模は小さいんじゃないかと思います。ただ逆の見方をすると認定前後のギャップを一番outputできる可能性があるとも言える訳で、これから大阪市という伴走者を得て更にSYNCNEL事業を推し進めて参る所存です。

 

何やら最近、SYNCNELとは全く別に技術面で関わらせて頂いている他社様の事業もあったり、医療関連での繋がりを色々と持たせて頂いてます。大学病院の中にお邪魔する事もしばしば。破壊的イノベーションになりそう(関係者談)な面白い事も起こってきていますので、また折を見て御紹介させて頂ければと思ってます。


2013.07.28 (Sun)

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おかげさまで40万ダウンロードを越え、従前のClassic版と併せるとのべ200万ダウンロードを越えたiOS版そら案内。皆様、いつも御利用頂き有り難う御座います。今回のアップデートも幾つか新しい要素があるのですが、何と言っても特筆すべきは「くまモン」とのコラボ。本件を含め今回のアップデートを順に御紹介致します。

 

「くまモン」フレーム搭載。O2O的な試みも

画面を見て頂くのが一番分かり易いと思いますのでキャプチャを1つ。

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くまモン!!

こんな感じで、写真投稿の際に「くまモン」のフレームを使う事が出来るようになりました。新生そら案内に写真投稿の機能を付ける構想を描いた時から実現させたいなと思っていたコラボなのですが、熊本県への申請手続きに時間を要してしまったものの、ようやく形になりました。

そら案内からの写真投稿機能を使用した事が無いという方もこれを機会に是非ご利用下さい!使い方は至って簡単です。天気の表示をしている画面から投稿ボタンをタップして、

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カメラかカメラロールかを選び画像を確定した後の画面でメニューボタンをタップします。

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写真投稿で使えるキャラクターが幾つか並んでいますが、

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ストアから追加する事が出来ます。

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ここで「くまモン」登場!早速ダウンロードボタンをタップして、ダウンロード完了後にストアを閉じましょう。

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以後、「くまモン」のフレームを使って気象情報付きの写真/画像投稿が出来るようになります。

使用できる「くまモン」フレームは4種類なのですが、4つ目はちょっと変わった仕掛けを搭載してまして、熊本県内で投稿機能を使おうとした時に初めて使えるようになるという特別なフレーム仕様になっています(一度有効になれば以後場所に関係無く自由に使える)。

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熊本県の方は特に何事も無く使って頂けるのですが、熊本県以外にお住まいの方は熊本県内でそら案内を起動し写真投稿の操作をして頂く必要があります。ちょっと実験的な試みなのですけどね。ある意味、これも広義のO2O(Online to Offline)と言っても良いかも知れません :-)

自分が関わっているプロダクトであの「くまモン」とコラボできるとは…。感慨深いものがありますね。ちなみに今は4種類の「くまモン」フレームですが、今後もう少し増える予定です。

 

あと、「くまモン」以外にも今回、新しい機能が2つ搭載されました。天気予報アプリとしての機能進化もしっかりやってますので併せて御紹介します。

 

現在地の天気 機能

例えば、出張で岐阜に1週間滞在とか、旅行で3日ほど山口にいますとか、そんな時にも天気予報ってやっぱり気になります。

しかし、この種の一時的に見たいだけの地域をいちいち登録するのは面倒臭かったりするんですよね。もう何年も行く事は無いだろう的な場所なら滞在期間を過ぎるともう見る事は無いので、後から削除する必要もありますし。

そこで、あるユーザ様の声にヒントを得て「常に今いる地域の天気を表示する特別なページ」を追加する事にしました。

地域が固定されている訳ではなく、更新すると必ず現在いる位置の天気予報が表示される特殊なページです。大阪市北区で更新すれば大阪市北区の予報が、神戸市中央区で更新すれば同じページに今度は神戸市中央区の予報が表示されるってな感じですね。

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地域設定の画面に、「現在地の天気」という項目が新たに追加されています。これを追加すると、こんなページが追加されます。

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パッと見では地域追加した時のページと一緒なのですが、上部のバー部分が縞模様になっており一応区別をつけられるようにはしています。このページで更新をするとGPSを使って今いる位置を調べ現在位置の予報が表示されるという訳ですね。

都道府県をまたぐような外出が仕事で多い方、旅行によく行かれる方などは、いちいち行き先の地域ページを都度追加する必要がなくなるので便利に御利用頂けると思います。

 

音声読み上げ機能

ちょっと変わった機能ですが、iOSのアクセシビリティ設定(VoiceOver)と連動して天気予報を読み上げる機能を追加しました。これは動画を見て頂いた方が分かり易いと思います。(音声が出ますので職場等での閲覧はご注意下さい)

VoiceOverの機能を普段お使いの方には天気予報を耳で聞いて頂けるようになりますので是非お試し下さいませ。

 

という事でそら案内の新バージョンのご案内でした。そら案内はまだまだ進化していく予定です。今後のバージョンアップにも御期待下さいませ!

そら案内 2.3.1(無料)App
カテゴリ: 天気, ライフスタイル
販売元: feedtailor Inc. – feedtailor Inc.(サイズ: 12.3 MB)
全てのバージョンの評価: (1,300件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応