2014.03.24 (Mon)

天気予報アプリ「そら案内」シリーズの新展開をスタートさせます。

2046

新作アプリ「SORA」を本日公開致します!読み方はローマ字読みでそのまま「そら」です。iOS7専用の有償アプリです(200円)。

弊社看板アプリである「そら案内」の派生プロジェクトで、デザインやインタラクションにこだわった天気予報アプリとなります。デザインはお馴染みメタ・グラマーさんで、開発担当が @itok_twit。自分らで言うのもなんですが、かーなり素敵なアプリに仕上がりました。

でん。

Screenshot 2014.03.19 20.48.10 のコピーScreenshot 2014.03.19 20.48.21 のコピー

こんな感じです。そして今回は何と!!専用サイトまであります(^^)

screenshot_227

 

SORAが生まれた経緯と思い

時々紹介されるデザインにこだわりある天気予報アプリたちを見て、国産のデータでそれが出来たら良いのに…と弊社 @itok_twit が考えていたのがそもそもの始まり(デザインこだわり天気アプリは多くが海外製)。そこで、いつも御世話になっているデザイン会社のメタ・グラマーさんに

「『自分はこういう天気アプリが作ってみたい!』というのをデザイナー視点で自由にデザインして貰えませんか。そのまんま開発します!」

と、すっげー無茶ぶりをしたのです(笑)

気象情報を自由に使わせて頂けている開発会社(弊社)の特権かも知れません :-)幸いメタ・グラマーさんには快諾頂けたので、デザイナーのお二人(@kasydmkさんと@mg403さん)に自由に天気予報アプリをデザインして頂きました。お願いしていたのは以下の点。

  • 開発が大変かも…は基本気にしない
  • 複数地域が登録される事を前提とする
  • 横スワイプで地域を切り替えることとする
  • そら案内に連携JUMPするボタンを設ける
  • 使える気象情報は以下の通りとする
    • 今日/明日の最高/最低気温、6時間毎の降水確率
    • 3時間毎の予報と実測値(天気, 降水量, 風速, 風向き, 湿度)
    • 1週間先までの予報(天気, 最高/最低気温, 降水確率)

あとは見た目も動きもインタラクションも全部自由にして下さい!…という事でデザインして頂いたのがこちらになります。

Screenshot 2014.03.20 06.57.06Screenshot 2014.03.20 06.58.02

同じ時間の同じデータが全く異なる2つのデザインで表現されているのが御覧頂けるかと思います。

2つのアプリ??

と思いきや実は1つなんですね。見た目も動きもインタラクションも全て異なりますが、別々のアプリじゃありません。動きも含めて丸ごとゴッソリ切り替わってあたかも別アプリのように振る舞うような仕組みになっています。

Screenshot 2014.03.20 07.01.47

こんな感じでアプリ内で切り替えます。切り替えた先には、「天気予報とはこうあるべき」というデザイナーさんの表現する世界があります。しかも実用性のある国産の天気予報アプリとして。

言うなればSORAは「天気予報アプリ」をお題目にしたデザイナーさんの表現場みたいな感じでしょうか。今後、これを少しずつ増やしていけたら良いなぁなんて思ってます。恐らく、デザイナーさんが10人いれば、10種類の全く異なる「天気予報アプリ」の世界がある筈なんですよね。

Screenshot 2014.03.20 07.09.23

別の視点で書くとSORAというアプリは、

  • 天気情報は自由に使えます(普通は月額〇〇万円ってお金がかかる)
  • 開発はタダでやります(普通は〇〇〇万円ってかかりますがウチの @itok_twit が作りますw)

なので、デザイナーの皆さん、真っ白なキャンバスに御自分の理想の「天気予報アプリ」を「デザイン」してみませんか?という御提案でもあります。メタ・グラマーさんの御両名には天気予報アプリを好きにデザインして頂いて形になっていくのを楽しんで頂けたようです :-)

 

と、SORAへの思いを記したところで、簡単に使い方の説明を。

SORAの使い方

起動後にデザインを選択するように促されます。最初は2つから選べます。

Screenshot 2014.03.15 15.05.45

お好きな方をタップするとデザインのコンセプトやサンプルの絵などが表示されますので、

Screenshot 2014.03.15 15.07.14

気に入ったら「選択」をタップして完了です。2つのデザインを簡単に御紹介。

 

setting_theme-icon-gradient@2x

“gradient” – designed by @kasydmk

メタ・グラマーさんの社長さん @kasydmk さんによるもの。

Screenshot 2014.03.20 07.18.37

その時の天気や時間に応じたグラデーションを背景にしており、滑らかな動きと画面遷移が特徴です。各パーツの動きがとっても気持ち良いので、無意味に地域を沢山登録したくなります(笑)

Screenshot 2014.03.19 20.57.59

雨や雪などの場合は、ちょっとした遊びが入っていますので色んな地域を登録してみて楽しんで頂けるかと :-)雪や雨の日にアプリを見たくなる、ちょっと不思議な感覚ですね。他にも天気情報を更新する時にも演出があって、

Screenshot 2014.03.19 20.59.11

ちょっと可愛いです。地域を追加したり設定を変更する時は画面上の任意箇所を長押しして、以下のような画面が現れますので、

Screenshot 2014.03.19 20.59.30

下のギアボタンをタップして設定画面を表示します。ここは、SORA としての共通部分。地域設定項目からは、登録したい地域を自由に追加/削除/並び替えする事ができます。

Screenshot 2014.03.19 21.02.06Screenshot 2014.03.20 07.23.12

gradient のデザイン的こだわりやメッセージは御本人がブログで語られているので、詳細はそちらにお譲りしたいと思います → こちら

 

setting_theme-icon-graph@2x

“GRAPH” – designed by @mg403

次は同じくメタ・グラマーさんの @mg403 さんによる GRAPH

Screenshot 2014.03.19 20.48.21

気温変化をグラフで表示していて時間軸的に先の気温を想像し易いのが特徴です。この先どうなるかなぁを常に意識されたい方にはピッタリのテーマかと。天気に気温、降水確率。そして下部には1日の温度グラフ。ドットの色でその時刻の天気を表現しています。ある時刻が雨だったりすると、そのドットからホントに雨が降るという遊び心もあって面白いです。(以下の図は雨が降ってる様子)

Screenshot 2014.03.20 07.35.41

画面を上方向にスワイプすると1週間の予報。今度は日ごとの気温変化グラフが表示され、赤が最高気温、青が最低気温となります。今週末にむけて気温がどうなるかなぁってのが視覚的に分かりますね。

Screenshot 2014.03.19 21.07.06

左上のボタンは「そら案内」に連携、右上は設定。ボタンタップ後の動きは前述の gradient と同じです。GRAPHについてもデザイナーの @mg403 さん御本人からアツい思いがブログで語られる筈なのでまた改めて御紹介致します。

(2014.3.26追記) GRAPHを作成された@mg403さんのブログエントリが公開されました → こちら

 

個別アプリのように見せる為のアイコン化

SORAでは気に入ったデザインを、そのまま「アプリ」のように見せてしまう仕組みを搭載しています。こんな感じで。

Screenshot 2014.03.20 08.16.24

あたかもそのデザイナーさんのデザインで開発された1つのアプリであるかのように、上の例ではアイコンタップすると GRAPH のデザインテーマでSORAが起動します。

やり方は至って簡単で、デザインの切り替え時に「当該デザインでアプリを起動するアイコンを置けますよー」ってな表示がありますので、これをクリック。

Screenshot_2014_03_19_21_34_18

画面の指示に従って、HOME画面にアイコン(ショートカット)を作ります。

Screenshot_2014_03_19_21_36_25Screenshot_2014_03_19_21_37_49

結果、こうなります。

Screenshot 2014.03.20 08.26.43

SORAのアイコンは削除してはいけませんが、どこかのフォルダに隠してしまっても大丈夫。後は GRAPH のアイコンをタップするだけで GRAPH の状態でSORAが起動します。参考までにですが下図は2つのデザインどちらもアイコン化して、SORAのアイコンを並べた様子。

Screenshot 2014.03.19 21.39.41

アイコンをタップすると、それぞれのデザインでアプリが起動するようになっています。各アイコンを順番にタップした時のアプリの振る舞いを動画に撮ってみましたので宜しければどうぞ。

SORA本体のアイコンは一切触っていないのを御覧頂けます。こんな風にお気に入りのデザインを擬似的に「アプリ化」して頂く事もできるようになっています。

 

さてさて、随分長くなってしまいましたので、このへんでまとめ^^;

デザイナーさんが天気予報アプリに投影する世界観

今回、デザイナーさんに天気予報というキャンバスで自由に絵を描いて頂いた結果、とっても素敵な天気予報アプリが出来上がりました。弊社の発想では決して生まれなかった見せ方ですし、データ提供元である日本気象協会様にSORAを御覧頂いた時にも同じような感想を貰いました。この発想は我々からは出ないわ、と。

UX/UIが重要視される時代だからこそ、色んな天気予報の表現があって良いと思います。SORAが、デザイナーさんが天気予報アプリという枠内で世界観を表現する土台になれたら面白いなと。

個人的に「この人が天気予報アプリをデザインしたらどうなるんだろう」と興味津々なアプリデザイナーさんもいらっしゃって、そういう方々にもお声がけさせて貰えたら嬉しいな〜と思っています。

また、もし「自分はこんな天気予報アプリにする!!」ってな事を思われるデザイナーさんがいらっしゃいましたら、SORAの専用サイトからお問い合わせ下さい。ウチの @itok_twit が作ります(笑) 円滑な実装と再現性高い開発を行う為、iPhoneアプリのデザインをされた事のあるデザイナーさんで、face to face またはfacetime等を使ったmtgが出来る方に限られてしまうのですが、宜しければ是非御連絡頂ければ幸いです。

ちなみに本アプリは有償アプリとなっておりますが、日本気象協会様に気象情報使用料をお支払いする事もあり契約上どうしても必要で…(汗) 無償にして広告という選択肢もありましたがデザイン重視という観点から有償アプリとさせて頂きました。収益は気象情報使用料と「そら案内」シリーズのサーバ運用維持費に全部あてがわれる予定です。ぶっちゃけ収益性だけを考えればだいぶ厳しい(^^;)企画なのですが、やっぱり面白い事をやりたいなーという事で実行に移しました :-)

以上、新作アプリ SORA の御紹介でした。デザイン重視というまた違った天気アプリの楽しみ方をして頂けて、更に国産の確かなデータなので実用性もあります。是非御利用を御検討下さいませ。

 

SORA
カテゴリ: 天気, ライフスタイル


2014.03.21 (Fri)

nyatter_1140

Twitterのタイムラインをキーワード検索して画像を収集するiOSアプリNyatter(ニヤッター)が更に進化しました!!

画像を集めてニヤニヤしよう…がコンセプトのNyatterでは、ニヤニヤする効率を上げたり、新しいニヤニヤ手法を生み出す事をニヤリビリティの向上と言っています。今回のバージョンアップもニヤリビリティ向上に貢献する便利機能。

大きく2つ、御紹介します。

検索キーワードの共有、取り込み

Nyatterでは検索キーワードを設定する事から始まります(詳しくはこちら)。ネコの画像で癒やされたい人は「癒し 猫」とか「ヌコ」とかで検索すると良い感じに画像が集まるんですね、そしてニヤニヤできると。

このニヤニヤを友達と共有したい!

そんな思いにお答えする為に、「Nyatterで自分が今どんなキーワードでニヤニヤしているか」を Twitter で公開出来るようにしました。方法は至って簡単で、共有したいタイムラインを選択して、いつものサムネイル一覧画面に移動します。そして、画面右下のアクションメニューから、

Screenshot 2014.03.21 15.23.00

「タイムラインをツイートでシェア」をタップします。

すると

こんな感じでTiwtterに呟いてくれるんですね。

Nyatterを使っているフォロワーさんがこれを見てリンクをクリックするとこんな感じで Nyatter のページに誘導され、

Screenshot 2014.03.21 15.26.30

「Nyatterに追加する」をタップするとNyatterが起動して、

Screenshot 2014.03.21 15.26.45

当該キーワードを取り込む事が出来ます。まさに、ニヤニヤの共有ですね。素晴らしい!

Nyatterを御利用の皆様、是非、ニヤニヤしているキーワードを呟いてみて下さい! 尚、Nyatter の大きな特徴であるプライベートモード(秘密のキーワードで画像収集するモード)のキーワードはツイート出来ないようになっていますので御安心下さい :-)

画像収集サービスの追加

検索したタイムラインに含まれる forsqure, miil, path の画像も取り込めるようになりました。

…ので、例えば検索キーワードに miil を入力すると miil に Twitter 連携で投稿された美味しそうな食べ物たちを沢山眺める事ができます。

上のように miil と「おいしい」とか、あるいは「焼肉」とかキーワードと組み合わせて使うとまた違った楽しみ方ができますね。

 

という事で、Nyatterバージョンアップのお知らせでした。無償アプリとなっていますので、まだニヤリライフを体験した事の無い人も是非お試し頂ければと思います。皆さんも楽しいニヤリライフを!

Nyatter
カテゴリ: ライフスタイル, ソーシャルネットワーキング


2014.03.12 (Wed)

facebookのタイムラインや何かの打ち合わせのおりに言及していたりしたのですが、2014年3月から営業日の20%を東京で過ごします。(社長の僕だけ)

元々SOHOを兼ねれそうな住居を確保して東京稼働率50%ぐらいにしようと思って、大阪→東京の完全移転をされた経験のある経営者の方に大阪視点の東京事情を教えて貰ったりしてました。(色々教えて下さった皆様、その節は有り難うございました) …が、元来石橋を叩いて渡る派って事もありまして、段階的にいく事にしました。

隔週で週後半の木/金が東京となります。

  1. 木の朝に東京入り、金の晩に帰阪
  2. 木の朝に東京入り、土の朝一に帰阪

の2パターン。基本は前者です。金曜日の晩に予定が入れば土曜に朝帰り。東京滞在日程は、ブログとかfacebookとかで公開しようかなと。尚、20%は徐々に50%まであげていく予定です。

なぜ東京か

この2月で僕はあるものを捨てました。

それは、子会社SYNCNEL設立の前から東京方面を任せていたコンサルの方との契約。

体制変革後の混乱期には色々と助けて貰ったのですが、昨秋から費用対効果に疑問を持ち始めていて、誠実さやお金の価値観が若干異なる事も露見したのもあって退いて貰いました。当初は、自分がいずれ欲しいと考えていたメンターなのかもという期待もあったのですけどね(^^;

で、東京を無人にする訳にもいかないので、自ら東京に赴こうと。

なので今回の20%東京ワークはSYNCNEL事業の為です。

実際、SYNCNELの全てを決めているのも、将来像を描いているのも僕なので、僕がいる事でビジネスのスピードが上がったり関係者から安心される事もあるのですよね。そもそも、SYNCNELはB2Bなサービスなので大型案件も新たなパートナーシップも正直9割以上が東京ってのもあります。代わりの人を捜している間に商機を逸するのもバカバカしいので自分が動こうと。

大阪メインで動いていてただでさえドタバタしているのに、20%は東京になるとどう考えても大変なんですが、まぁそこは乗り切りますし、協力なパートナーの皆さんやウチのエンジニアもついてますから、良いように事が運ぶでしょう。

僕の尊敬する事業家でモナコ在住の加藤氏によると「成功とはより重い責任を取りにいく事である」と仰っていて、その考え方を思考のベースにすると、大変そやなぁ、よりもワクワク感の方が強いんですよね。絶対に面白くなります。

とはいえ、東京で一緒に動いて頂ける人がいる方が合理的な事は確かなので、IT系サービスの販売チャネル開拓や、資本政策などがお得意な方がいらっしゃいましたら是非お声がけ頂ければ幸いです。今相談させて貰ってる方がいるんですが、なかなか表だって動いて頂くのが難しくて。資本政策も事業をスケールさせる為に真剣に考えていますので、銀行系を除くVCさんや、事業提携出来そうな事業会社様ともお会いしてみたいですね。

改めまして宜しくお願いします

今週から東京20%ワークの始まり。

SYNCNELというサービスをひっさげて東京入りする訳ですが、行くからには真剣にSYNCNELの属するカテゴリで国内No.1を目指します。なれるポテンシャルを持っているし、販売代理店様やお客様の反応も良く、企業様がスマートデバイスを活用されるにあたってhappyになって頂く為にもSYNCNELがNo.1にならなくちゃいけないとすら思ってます。

という訳で、東京圏の皆様、改めましてどうぞ宜しくお願い致します。色んな方にお会いして、色んな出来事に身を置いて、大変だけど素敵な東京20%ワークなスタイルを過ごせそうな気がしています。


2014.02.03 (Mon)

aralarm_appicon_20140203

新作iPhoneアプリQR目覚ましをリリースしました。iOS7専用で無償です。朝起きれないリスクをだいぶ軽減出来る、ちょっと癖のある目覚ましアプリ。弊社にしては珍しく、生活改善系アプリとなります。

 

QR目覚ましとは?

早起きは三文の得。我々人類はもっと眠りたい欲との闘いにずっと晒されてきました。

Stopping Time © 2011 Andrew Price, Flickr

その闘いに勝つ為に目覚まし時計は発明され、紀元前にプラトンが水を使って作ったモノにはじまり、19世紀には機械式のモノが現れ(日本初の機械式はこちら)、20世紀に入るとデジタル式のモノ、21世紀には自律的に動き回るモノまで現れ、テクノロジーの発展と共に進化し続けてきました。

そして今、時代はスマートデバイスとインターネット。そんな時代だからこそ、目覚まし時計もまた進化できるのではないか…と考えて開発を始めたのが今回の新作アプリQR目覚ましです。目覚まし機能の利用にデバイスやインターネットが必須となるような進化(?)です。

名前から容易に想像できるかと思いますが、QR目覚ましは端的に言うと

QRコードをスキャンしないと止まらない目覚ましアプリ

です。…がしかし、「予め印刷したQRコードをスキャンして止めるんだよねー」だと普通過ぎて面白くないので、同じスキャン止めではありますが、止めにくいことにこだわって、

  • 別のiOSデバイス上で表示されるQRコードをスキャンする
  • ブラウザ上で表示されるQRコードをスキャンする

のいずれかの方法でしかアラームを止めれないという仕組みで作り込みました。もう一台iOSデバイスをお持ちか、自宅にネット閲覧出来るPC等が無いと利用できません。止めにくいというか止めれない(笑) …なので利用者を選ぶのですが、そこは敢えて止めにくいにこだわる為の制約としました。

体を動かすなり脳を刺激するなりを強いる事で覚醒を促そうという、そんな目覚ましアプリです。以下に目覚ましのセットから、起床時の目覚まし音の停止のプロセスまで使い方を詳しく御紹介します。

 

QR目覚ましの使い方 〜基本編〜

準備

まずは準備ですね。いつ鳴らすのかとか。これが無いと始まりません。起動すると

1829

こんな感じで空っぽですので、右上「+」ボタンを押して早速設定を追加していきましょう。以下のような画面があらわれますので、まずはデフォルト 0:00 となっている所をタップして時刻指定から。

18301921

時刻入力専用のテンキーインターフェースを特別に作りました。: (コロン) を入力すると時が確定するとか、分入力が完了したら勝手に閉じるとか、OS設定で24時間表示がONになっていない場合は午前/午後のボタンが現れたりとかとか…、手前味噌ながら入力し易いです。標準のドラムインターフェースが使いにくいので作ってみた次第。

と、話が脱線しかかりましたが、ここでは6時00分を指定。

1923

時刻以外の細かな設定も必要に応じて行います。繰り返しの設定やスヌーズの設定とか。目覚まし音も決める必要がありますね。デフォルトの3種類以外にミュージックアプリ内の任意の曲を指定する事も可能です。(下図、左がスヌーズ設定、右がサウンド設定)

19351925

バイブとフラッシュの項目は文字通り。ONにするとバイブが震えたり、フラッシュが点滅しまくったりします(かなりウザイw)。ちなみにスヌーズ設定もこだわりポイントでして、かなり自由な設定が可能です。「1分ごとに100回スヌーズする」という指定もできるのですが、もはや意味が分かりませんね、起きる気あるんかと。それは置いといて、オススメはデフォルトの「3分ごとに5回」です。細かな設定終われば「保存」して、設定完了です。

1941

リストに追加されました。幾つでも登録可能なのですが、スヌーズが結構細かく設定出来ますので、時間変則的な朝を迎えるライフスタイルではない限りは1つ登録してれば事足りるかも知れません。僕は毎日朝AM3:45というルールだけなので、1つだけで間に合ってます。

さぁ、次はお休み前の目覚ましセットです。

 

目覚ましセット

お休み前はナイトモードを忘れずに」です。お休み前には必ずアプリを立ち上げ、

1944

目覚ましタブの画面左上の「ナイトモード」ボタンをタップしましょう。以下の通り、バッテリの残量がちゃんとあるか or 充電中かとか、iPhone側面のサイレントスイッチがONになってないか等を確認するよう促されますので、

1946

問題無さそうなら「ナイトモード開始」をタップします。以上で目覚ましセット完了。音量は予め最大にしておくと良いでしょう。ナイトモード開始直後は、

1950

真っ黒背景に時刻表示されますが、5秒後にフェードアウトして真っ暗になります。まぁナイトモードですからね。そのまま枕元に置いて眠りにつきましょう。間違ってもHOMEボタンを押したり、スリープ状態にしてはいけません。それでは、おやすみなさい。

…zZZ…zZZ…zZZ

尚、もし深夜に目が覚めてしまったら画面タップで先程の時計が表示されますので、真夜中の時刻確認にも使えます。

2101

ナイトモードを開始する前に「ナイトモード中は明るさを落とす」をONにしておくと、このキャプチャ画像のように夜中でもまぶしくならない程度に暗くしてくれます。お隣で寝ている奥さんや旦那さん、お子さんを起こさずにすみますね。目にも優しいです。しかも、iPhoneを持った角度に合わせて見易いよう時計表示が回転してくれる親切設計。

ささ、それでは朝まで再び眠りましょう。

…zZZ…zZZ…zZZ

…zZZ…zZZ…zZZ

…zZZ…zZZ…zZZ

そして新しい朝が訪れ、まだ眠ってたい欲との闘いの火蓋が切られます。

 

起床

静寂を破る目覚ましサウンド。さぁ、闘いの始まりだ。武器を持って立ち上がれ!!という事で目覚ましサウンドが鳴っているiPhoneを手に持ちましょう。いざ出陣。…ってどこへ?

2107

画面にはQRコードを読み取る領域が用意され、けたたましく目覚まし音が鳴り続けている筈です。冒頭に紹介した通り、この止めにくい目覚ましを止める為、iPhone片手に以下2種類の方法のどちらかを行います。

「スヌーズ」を押すと一時的に止まりますが、目覚まし設定通りにスヌーズしますので完全には止まりません。HOMEボタンを押すとか、スリープボタンを押すとかしても、何とか鳴り続けようとしますので相当しつこいです。諦めて闘いましょう(笑)

方法1. 別のiOSデバイス上でQRコードを表示してスキャンする

iPadとか古いiPhoneとかをお持ちの方にお勧めの方法。予めもう一台のiOSデバイスにQR目覚ましをインストールしておき、それを止める為のQRコード生成機として使います。

QR目覚ましさえインストールされていれば、寝る前にただ置いておくだけでok。鳴るほうのiPhoneは枕元に、別のiOSデバイスは洗面所とかリビングルームとかってな感じに離して置くのがオススメ。目覚まし音を消す為に立ち上がって歩く必要がある訳ですから、起床成功確率UPに繋がります。例えば、こんな感じ。

0628

リビングルームのローテーブルの上に置いたりしてると距離がだいぶありますね。鳴り続けるiPhoneを片手にそこまで移動して、QR生成機側のiOSデバイス上でアプリを起動して、

0636

更にQRタブをタップして、

0647

目覚ましサウンドが鳴り続けている側のiPhoneにそのQRコードを読み取らせると…

0644

ここまできて、ようやく止まります。うぜぇぇぇ(笑)

0653

こんな感じで、別iOSデバイスを使えるかたは、それをQR生成機側として使うこの方法が一番です。なんと言っても、QR生成側を自由な位置に配備でき、起床後の自分の移動距離や読み取る時の姿勢をコントロールできますので。例えば、ベッドの下に潜ませておく…とかすると、それを取り出す行為を強いられますので目を覚めさせる事が出来ますねw

別のiOSデバイスを用意出来ない場合で、でもPCはあるという方は、次に紹介するPC上のブラウザを使う方法でもokです。

方法2. ブラウザ上でQRコードを表示してスキャンする

QR目覚ましの目覚ましサウンドを止める為の専用サイトを用意しています。アドレスは http://alarm.sh/ です。

0656

けたたましく鳴るiPhoneを片手にPCを起動、またはスリープ状態から復帰。その上でブラウザでURL入力して表示。そしてスキャンですね。それまでずーっと目覚ましサウンドがなってる訳です。PCのある所まで移動、ディスプレイを見る、マウスやキーボードも触る、という行為が必要になるなので、否が応でも覚醒に至ります。

 

という2つの方法を御用意していますのでご自身の環境によって使い分けをして頂く事が出来ます。…が、これは逆に言うと、iPhone1台しか持っていませんとか、PCは家に置いていません、といった方々には「簡単には止められない」どころか「電源を落とさない限りは止まらない」アプリになってしまいますので要注意です(笑) なので、必ず御利用前に本当に止められるかのテストをして頂く必要があります m(__)m

万が一、どうにもこうにも止まらないという状況になれば、「設定」アプリの「QR目覚まし」の項目から全ての目覚ましを無効にする事が出来るようになっていますので、

07020701

この設定をONにしてQR目覚ましを再度起動して下さい。

 

逃げる方法

もっと眠ってたい欲との闘いから逃避する方法も一応御紹介しておきましょう。これをしちゃうとさすがにQR目覚ましも武器として弱体化させられてしまうので、やらない方が良いのですけど、まとめておきます^^;;

  1. HOMEボタンを押す(一時的逃避)
  2. スリープさせる(一時的逃避)
  3. 音量をゼロにする
  4. 電源を落とす
  5. 闇に葬る(アプリを消す、iPhoneを壊す or 家の外に放り投げる)

まぁ5つ目は冗談だとして、1,2 は普通に回避策としてあります。…が、バックグラウンドからも何とか鳴ろうとしてきますので実はホントの意味での逃避にはならず一時的なものです。一方、3,4の手段が取られてしまった場合はご想像の通り本当に打つ手無しです(笑) そこまで意志があるなら起きちゃいましょうw

 

睡眠ログ

QRコードを読み取って止めた時刻を起床時間、ナイトモードにした時間を就寝時間と見なして、睡眠時間記録を閲覧する画面も用意しています。

0709

起床時間と睡眠時間の一覧。まさに戦歴ですね。これを俯瞰して睡眠計画を立てるのも良いかも知れません。

 

全体設定

QR目覚ましは無償のiOS7専用アプリで広告を付けています。この広告を設定画面のアドオン購入から削除出来るようになっていますので必要に応じてご検討下さい。

0710

また、簡単な使い方を解説するチュートリアルや目覚ましサウンド停止用のサイト http://alarm.sh/ へのショートカットも用意していますので御利用下さい。「音量を表示」は目覚まし一覧の上部のコレですね。

0806

音量を手軽に横スライドで変更出来るコントローラの表示/非表示を切り替えます。ちなみに、このコントローラ上で目覚ましサウンドの出力先も制御できますので、Bluetoothなスピーカーとか、AppleTVとかをお使いの方は設定をお忘れ無く。

最後に応用的な使い方を御紹介して終わります。

 

QR目覚ましの使い方 〜ストイック編〜

戦闘から逃避する方法として、

  1. HOMEボタンを押す
  2. スリープさせる
  3. 音量をゼロにする
  4. 電源を落とす
  5. 闇に葬る(アプリを消す、iPhoneを壊す or 外に放り投げる)

がある事を上で書いたのですが、1,2,3,4をiOS標準の機能を使って物理的に行えなくする事もできます。iPhoneを文字通り闇に葬りさるしかなくなるので、最強の方法と言って良いでしょう(笑)

厳密には2種類のやり方があるのですが、手軽に行って頂ける「アクセスガイド」という機能を使った方法を以下に御紹介します。(「アクセスガイド」については少し古い情報ですが当ブログの別エントリ「iOS6が Single App Mode を搭載で超絶進化!! iOS6で最も恩恵を受けるのは実はエンタープライズ!!」を御覧下さい。)

「設定」アプリを起動して、「一般」→「アクセシビリティ」→「アクセスガイド」を開きます。

07120713

これをONにしてやると、右のような画面になります。準備はこれにて完了。

以後、任意のアプリ使用中にHOMEボタンをトリプルクリックする事で、「HOMEボタンを無効化し起動中のアプリから抜け出せないようにする仕組み」を発動できるようになりました。キオスクモード的なモノと考えても良いかも知れません。元々は業務用アプリだったり、親御さんがお子さんにアプリを触らせてあげる時に他のアプリを触らせたくないよな…ってな時に使うものです。

これを利用して、目覚まし音が鳴りはじめた時に、HOMEボタンやスリープボタン、音量ボタンで逃避できないようにしてして自分を追い込もうという魂胆です。QR目覚ましを起動して、HOMEボタンをトリプルクリックしましょう。

0719

左下の「オプション」をクリックして

0720

このように、「スリープ/スリープ解除ボタン」と「ボリュームボタン」のスイッチをオフにします。「開始」をタップすると、スリープもきかないし、ボリュームも押しても反応しなくなるようになります。初めてこのモードを使う時は、

0722

解除の為のパスコード設定画面が出てきますので、入力して設定完了。スリープも電源OFFもボリュームの操作も不可能となります。勿論HOMEボタンも反応しません。

0723

こんなふうに、HOMEボタンやスリープボタンを押しても怒られます。この状態でナイトモードに突入すると、目覚まし発動時にQRコードを取るしか手段がなくなる訳ですね。更に自分を追い込みたい方は、オプション設定で「タッチ」のスイッチもOFFにしておくと、

0721

目覚まし発動時の「スヌーズ」ボタンも押せなくなるので、最強の目覚ましデバイスとなります。もしiOSデバイスを幾つもお持ちなら、この方法で余ったiOSデバイスを目覚まし時計専用デバイス化してしまうのもアリかも知れません。

ちなみに「アクセスガイド」が発動した状態から元に戻るには、HOMEボタンをトリプルクリックして、開始時に設定したパスコードを入力して「終了」です。

0725

この方法で「アクセスガイド」を解除すれば、HOMEボタンもスリープボタンも効きますので、100%不可って訳ではないのですけどね。徹底したい方は誰かにパスコードを設定して貰っておくと良いでしょう(やり過ぎw)

iPhoneに余り使い慣れていない方にはお勧め出来ない方法ですが、ストイックな使い方として御紹介しました。あくまで自己責任でお試し下さい^^; 通常はここまでやる必要はないと思います。冒頭に紹介した「基本編」の使い方で十分かと :-)

 

という事で…

エラい長文化してしまいましたが新作アプリ「QR目覚まし」の御紹介でした。開発担当はお馴染み @itok_twit です。アイコンはこれまたお馴染みのメタ・グラマーさんに御協力頂きました。

今年こそは早起きするぞ!と決意表明されている方や、朝活大好きなライフハック系の方に是非お試し頂きたいアプリとなりました。

ちなみに僕は朝型でAM3:45起床、AM5:30までに出社を基本としているのですが、QR目覚ましを本格利用し始めた2014年初日から1日たりとも寝坊していません。開発担当の @itok_twit もAM3:00起きでアプリが活躍している模様。

効果は実証済みですので、朝どうしても起きれないという方は是非お試し下さいませ。

 

QR目覚まし – 簡単には止められない目覚まし 1.0.1(無料)
カテゴリ: ライフスタイル, ユーティリティ
販売元: feedtailor Inc. – feedtailor Inc.(サイズ: 5.7 MB)
全てのバージョンの評価: 無し(0件の評価)


2014.01.26 (Sun)

Mac誕生30周年だそうです。凄いですね。

Appleの本家サイトも30周年ありがとう!テイストになってます。同時に、Your First Mac なるユーザ参加型企画もあるようなので、Macユーザな方は Anniversary Page に行ってみられると宜しいかと。

screenshot_201

僕が初めてMacに触ったのは iMac G3。初代のiMac ですね。

いきなり個人用に買ったとかそういう事ではなくて、新卒入社したソフトウェアの会社(WinだけでなくMacのソフト開発もやってた会社)で2年目後半ぐらいに Mac でのアプリ開発プロジェクトに配属になって、お下がりの初代iMacを使わせて貰った…みたいな感じだったと思います。

まだOSXが無い時代、C++でCodeWarriorってIDE使って開発してました。あの頃はまだ駆け出しのプログラマで、当時まだMacの世界には無かったソフトウェアDVDプレイヤーの開発プロジェクトでサブピクチャ(字幕)のデコーダ開発をしてましたかね。懐かしい。

そこから職を転々として、縁あって再び同じ会社に戻って(いわゆる出戻り)から暫くして iMac G5 を個人で買いました。2004年のこと。僕の中ではここが自分的なWin→Macのスイッチの瞬間で、それ以降は基本Macユーザで今10年目。その意味で、自分的な My First Mac は、仕事で使ったiMac G3 ではなくやっぱり iMac G5 です。

で、当時コテコテのWindowsユーザでMacを買うとは思いもしてなかった僕がMacを買おうと思った理由は、(1)iPod miniを使っていてApple製品の魅力に惹かれ始めていた頃だった事と、(2)出戻りした会社で同じプロジェクトになった同僚に「何か一緒にMacでフリーソフト作りませんか」的なお誘いを受けたからだったように記憶してます。

2人で Pyxis っていう開発ユニットを結成してですね、そのユニットの最初にして最後の作品であるOSX用RSSリーダ「Ensemble」というフリーソフトを一緒に開発、世界に向けて公開しました。慣れない Objective-C で僕は TinyXML をラップしてRSSのパース部分を担当。アイコンも描きましたね。

…と何気に思ってググったら今もページが残ってました。

screenshot_202

MacFanに掲載されたりもしましたねぇ、懐かしい。で、サイトのAboutを見て貰うと分かるんですが、このユニットを組んでいた相手がお馴染み弊社の @itok_twit なのです。まぁ後半はほぼほぼ僕は転職したり本業忙しくなったりでそれどころじゃなくなって開発から手を引いちゃいましたが。

で、転職市場を彷徨って行き着いた果てで、汚れきった己の履歴書を振り返って求職する気にもなれず、(株)フィードテイラーを創り、ただずっとMac使いではあったのでMacしか使わない会社にしようってよく分からないルールを自分1人会社に課して、iMacを買い換え、iBookも買い、Macと共にどこにでもありそうなWebシステム会社を受託メインでほそぼそやってました。

そして2008年にiPhone登場。その翌年2009年早々に @itok_twit がJOINします。(弊社に新しい仲間が加わりました) ほぼ同時にWebシステム会社の看板を下げ、iOSアプリ専門会社という見せ方を前面に出すようにした大転換期です。

ウチはiOS専門です!

当時は関西でまだそんな事を言ってる会社はどこにもなくて、iPhoneが盛り上がると共に、大阪でiPhoneなら…って切り口でそれなりに目立ってたと思います。だからこそ色んな所からお仕事を頂くことができました。iPhoneがまだ何かよく分からない時代にお声がけを頂いた御客様に本当に感謝感謝です。

ついでながらもう時効だと思うので書いちゃいますが、大阪でiOSなら…で必ず名前のあがるフェンリルさんから Sliepnir のiPhone版開発について相談を受けたりもしたんですよね。まだブラウザアプリがrejectされていた時代です。懐かしい。あの打合せで社長の柏木さんといつか飲みに行きましょうって話をしていたのですが結局実現せず。柏木さん、元気かな。

って何の話かよく分からなくなって来ましたが、お世話になった会社に出戻りして Mac にスイッチしていなければ、(株)フィードテイラーという会社は存在しなかったし、天気予報アプリのそら案内もここまで拡がらなかったし、B2Bのファイル共有サービスSYNCNELも生まれなかった事は確かです。富豪ブックも、8bitter、TwitterニヤリライフサポートのNyatterもまた同じですね。

CA310003_201401261725

創業当初の3坪のオフィス。iMac G5はメインマシンだった。

歴史を語るに欠かせない「モノ」って必ずあると思うんですが、ウチの会社にとって iMac G5 はその一つなんです。これからもきっと僕は、今の自分や会社の原点であるMacをずっと使い続ける事でしょう。Mac30周年、お目出度う御座います。


2014.01.22 (Wed)

nyatter_1140

久しぶりの新作iPhoneアプリ。Nyatterと書いて「ニヤッター」と読みます。Twitterでニヤニヤするアプリなのでニヤッター。一体何がどうしてTwitterでニヤニヤなのか。アプリの解説を兼ねて以下に御紹介させて頂こうと思います。きっとこの「ニヤニヤせずにはいられない感」に共感頂けるのではないかと。

Nyatterを使ってできること

ニヤニヤできます…では何の説明にもなりませんので、改めて書きますと

NyatterはTwitterのタイムライン上を流れる画像を収集するアプリ

です。Twitterが珍しいものではなくなった昨今、もはやTwitterの皆さんのタイムラインには相当数の日々の呟きが滝のように流れていると思います。名言もあれば、ニュースのURLだったり、誰かのアツい語りや、オモシロ動画もありますね。そして、画像も相当数あります。Nyatterは、そんな画像付き呟きにfocusをあてたアプリ。

Twitterの画像はご存じの通り、結構面白くてて、例えば「ねこ」と検索すれば

nyatter_1145

こんな感じで癒やされ画像を沢山みれますし、中には焼肉画像botである@Yaki29_10のように、

nyatter_1146

ただひたすら美味しそうな焼き肉の画像を投稿しているアカウントもあったりします。

これらは、見方によっては物凄い勢いで更新されている画像集と言えなくも無いんです。Twitterを流れる画像の量と速さを鑑みれば画像ストリームって良い方が適切かも知れませんけども、Nyatterはそんな画像ストリーム化しているタイムラインから画像だけを収集する事に特化しています。

Nyatterの画面を実際に見て頂きましょう。例えば「ネコ」でAND検索した結果は

nyatter_1152

こんな感じで見えます。にゃんこ好きには良い感じの画像がちらほらと並んでここでニヤリと :-)また例えば、焼き肉bot名のYaki29_10で検索すると壮絶な勢いで更新される焼肉画像集になりますね。

nyatter_1154

美味しそうな肉・にく・ニク!食べたくなりますよね〜。ここで思わずニヤリと :-)とまぁこんな感じでTwitterからガンガン画像を収集して、ニヤニヤしましょうよというTwitterニヤリライフの御提案アプリという訳です。

ここで、鋭い方は、数日前からエラく盛り上がっている

こんな事でもニヤニヤ出来るんじゃないかとお気づきになったかも知れません。ハッシュタグで集めるのも検索のうちですから、そうなんです、そういう事にも使えます。

という訳で、何かキーワードで画像が集められたら良いのになぁ〜と思い浮かぶモノがある方にピッタリなNyatterです。あんな画像やこんな画像を集めて、Twitterでニヤニヤしよう!そんなお話。以下、簡単に使い方を御紹介します。

 

Nyatterの使い方(基本編)

機能としては極めてシンプルです。検索条件を設定して、それにマッチする画像が集まってくる…という事ですので。ただTwitterニヤリライフを楽しんで頂けるように設定が非常に豊富に用意されていますので併せて御紹介します。

まずは基本的な使い方。アプリを起動すると一覧画面です。ここにTwitterから収集したいなーと思う画像にマッチしそうな検索条件を追加していきます、最初は何も登録されていませんので、下図の通り画面右上の「+」をタップしましょう

nyatter_1206

iPhoneに登録されているTwitterのアカウント一覧が表示されます。

nyatter_1209

普段使っているものを選択しましょう。検索条件を設定する画面になりますので、

nyatter_1210

赤枠のテキスト入力欄に検索キーワードを入力します。キーワードはかなり自由度が高く、

  • 単一キーワード入力
  • キーワードのAND検索
  • キーワードのOR検索
  • ハッシュタグでの検索
  • 特定アカウント名での検索

などなど、基本的にTwitterで指定出来る検索文字列であれば何でもokです。 どんなキーワードが良いか分からん!という方向けに上図の通りオススメ検索ワードなるものも用意していますので、この中から選んで頂くという方法もあります。他にも、アカウントに紐付いたタイムラインや返信やお気に入り、そしてリストの選択も可能。

これらを含めるとかなり豊富な検索条件がありますが、何らかの指定をして頂きますとその指定が一覧に保存され、画像の収集が始まります。

nyatter_1246

上図は単一キーワードで「ぬこ」と入れた場合ですが早速10枚の画像が見つかっていますね。じゃぁどんな画像かなーとタップしてやると、

nyatter_1248

こんなふうに見付かった画像のサムネイル一覧が表示されます。既に全部ダウンロード済み。更にタップして

nyatter_1247

画像をじっくり鑑賞できます。左右スワイプで次/前の画像に移動可能で、次々と集まった画像を閲覧していく事も可能です。

気になった画像があれば、画面下のActionメニューからカメラロールに保存したり、他アプリにOpenInしたり、AirDropしても良いでしょう。また、EvernoteやTumblrにアーカイブ的に連携投稿もできますし、Retweetしたり普通に呟いたりもできます。

削除ボタンもありますので、自分がニヤニヤするには不要だな〜と思える画像を取り除く事もできます。ドンドン勝手に溜まってくる写真集を洗練させて後からまた眺めるんだ〜ってな感じで使えますし、もうこれで収集は十分だ…と思ったら

nyatter_1249

キーワード毎の設定画面から「読み込む」をOFFにすれば更新を止める事も可能です。(ONにすると再び収集が始まります) この他キーワード毎に、公式リツイートを含むかどうかとか、最大保存数の設定や、顔認識機能を使ったフィルタリングも行えるようになっています(顔認識系は環境によっては高負荷になるので要注意)。

更に一度起動しておけばバックグラウンドで更新を探しにいってくれます。見付け次第、バッジにその数を表示してくれます。

nyatter_0634

これは、お目当てのニヤリ画像が追加で53個見付かっちゃいましたよ〜的な図です。設定画面で通知の設定もON/OFFできて、

nyatter_0640

「新着を通知する」の項目でバッジを抑制する事も出来ますし、確実に更新を捉えたい方は「新着を通知する」をONにすると通知センターに表示されるようにもできます。

以上がNyatterの基本的な使い方。

検索条件を指定して、後は勝手に収集してくれますのでそれを眺める…と。「ぬこ」であれば癒やされるなぁとニヤリとして頂いて、「焼肉」であれば旨そうだなぁとニヤリとして頂けるという訳ですね :-)

Nyatterは基本無償の広告表示付きアプリでiOS7専用となっております。

初期は画像収集するタイムラインの設定(検索条件の登録)が3つまでしかできない制約がありますが、エキスパートモードというアドオンを御購入頂く事で15個まで登録する事ができます(パフォーマンスの関係で15が最大値)。EvernoteやTumblrへの連携回数制限や広告表示についても、制限解除したり広告除去したりするアドオンが別に用意されていますので、必要におうじて御購入をお考え頂けたら幸いです m(__)m

 

Nyatterの使い方(応用編)

さて。

画像でニヤニヤと言えば忘れてならないのは男性諸氏の為の機能でしょう。いわゆるプライベート機能というモノですね。これもバッチリ搭載していますので応用編ではその御紹介。

このブログのテイストに合うか合わないかという話はあるのですが、用途からして絶対必要になるだろうという事で、僕自ら機能搭載をGOと言いましたので御紹介もしっかりさせて頂こうかと。

冒頭で言及したハッシュタグ #グラドル自画撮り部 ですが、Nyatterで登録してみますと

nyatter_1253

こんなふうに表示されるんですね。だいぶ肌色な感じ。普通に、ヤンマガ系とか週刊現代とかの週刊誌を見ているようです(講談社繋がり。関係ないけど)。

しかし、これは誰かに見られたくないなーとか、隠しておきたいなーとか、仮に思うとしましょう。グラビアでは思わなかったとしても、まぁまぁ隠した方が良いでしょう的なキーワードや検索の切り口があるかも知れない…。そんなケースで使えるのがプライベートモードです。一覧の画面下から設定を開き、

nyatter_1256

プライベートモードをONにして、

nyatter_1257

完了をタップすると、画面全体がプライベートモードに変わります。タイトルバー上でもなにげに「ニヤリ」としておりますね(笑)

nyatter_1305

この状態で先に紹介した方法でキーワード等を登録します。

nyatter_1306

ニヤリマーク付きで登録されました。このニヤリマーク付きの項目は、プライベートモードでしか一覧上には表示されないようになっています。プライベートモードを先程の設定画面からOFFにしてみると

nyatter_1259

このように元通り。自分だけでニヤニヤする時はプライベートモードONにして使い、誰かに見せる時はプライベートモードをOFFにして使うという使い分けが出来るという訳です。更に、設定画面を開いてのON/OFF切り替えが面倒臭いという事もありますので、

nyatter_1322

Nyatterと書いている部分を3秒ほど長押しする事でプライベートモードのON/OFFを切り替えられるようにもなってます。

加えて、万が一プライベートモードで閲覧した状態のまま忘れてしまった時の事を考えて(再度アプリを立ち上げて「わわわ」となってしまわないように)、アプリを終了すると同時にプライベートモードを自動OFFにしてくれるよう設定付き(自動解除の設定。デフォルトはON)。

更に、HOMEボタンダブルクリックの切り替え時、

nyatter_1300

直前までNyatterに何を表示していたのかは分からないようになっています。ここまで徹底してると、随分と安心ですね。何が?(笑)

 

と、随分と長々書いてしまいました。プライベートモードはあくまでオプション的扱いで、本来の目的は冒頭に上げました通りTwitterの画像を収集する事で、美味しそうなモノをみてニヤリとしたり、可愛い写真を見て癒やされたり、アートな画像を集めて刺激を受けてみたり、はたまた何かの調査目的でTwitterから画像を収集してみたり…を簡単にできるツールとして開発した次第です。

本アイディアの発案も開発もお馴染み @sumihiro が担当しています。昨年の8bitterに続いて、ウチは年始はネタ的アプリの投入時期なのか…と思わせるような展開ですが、作るからには徹底的に作り込む、そんな姿勢が現れたアプリだなぁと思います。

という事で新作アプリ Nyatter の御紹介でした。無償アプリでお試し頂けますので、是非Twitterから画像をかき集めてニヤニヤしてみて下さい :-)


2014.01.13 (Mon)

リブセンスさんが運営されているビジョナリーというサイトに、昨年末受けたインタビュー時の内容が掲載されました。

20140114_0703

リブセンスさんはアルバイト情報サイト ジョブセンス を収益基盤とされる上場企業様です。上の画面キャプチャで大きく写真が載ってるリブセンス村上社長は、2012年10月(当時25歳)に史上最年少で東証一部上場を果たされたという話題性もあり、各種メディアには会社や社長の事が頻繁に出てきますので御存じの方も多いでしょう。

「靴下もシャツも着替えの時間を節約する為に1種類をnセット持つだけ」

という極端なまでの超合理主義的な考え方に共感するところがあり個人的に好きな経営者の一人です。常に笑顔で爽やかに立ち振る舞ってる所とか、見習わないとなと感じる点が多々あります。

 

さて、この度そんなリブセンスさんが運営されるサイト ビジョナリーに掲載して頂きました。この種の掲載は久しぶりです。前回は、大阪産業創造感のb-platzへの掲載でしたでしょうかね。今回の件は、とある方との御縁がきっかけで取材して頂いての掲載となったものです。関係者の皆様、有り難う御座いました。リンク先はこちらとなります。

タイトルに「優秀な人材を最高の環境に置くと、会社が育てなくても自然に伸びる」とつけて頂いてます。僕の持論ですね。(「人材」の「材」の次は僕の中では「財」です) 匠の技を背中を見て盗むとかそういうのとはちょっと違いますけど。

それはさておき写真もでかでかと載せて頂いて、こんな感じで。

20140113

話の中で一番伝えたかったのは、働く環境や制度が凄く大事で、それを左右するのが経営者の労働感で、過去の慣習やいわゆる「そういう事になってる」的な暗黙のルールが、幸せな就労環境実現を阻害しうるってこと。僕は論拠無き過去踏襲的な風習や制度が大嫌いだという事を具体例で沢山お話したからか、そのあたりを中心に書いて頂いているようです。iOSアプリ開発事業の事はほとんど触れてませんね(笑)

昨年11月のDevLOVE関西 〜Decision〜でもそうでしたが、最近は働き方とか会社の就労環境等のテーマで依頼を受ける事が多くなってきました。昨年から発信したいと思い続けていたテーマなので嬉しい限りです。2014年はこのへんOUTPUTをもっと増やしていきたいなぁと思います。

ところで、ビジョナリー(visonary)って言葉は辞書をひくと「洞察力のある人、先見の明がある人」という事だそうです。同サイトに掲載されている他のもっと聡明そうな経営者の方々に混じって自分が掲載されているのは何とも有り難い話ですね。掲載されている経営者として恥ずかしくないよう引き続き邁進したいと思います。


2014.01.12 (Sun)

弊社は iOS アプリ開発専門という事で看板を上げさせて頂いているのですが、時々ITコンサルティング的な事をさせて頂く事もあります。これまで、

  • 企業内のiOSデバイス運用御支援
  • エンタープライズ向けiOSアプリ開発プロジェクト御支援

など、iOS切り口で行うコンサルティングもあれば、

  • 上場会社様のウェブサイトリニューアルコンペの審査やその後の構築支援
  • システム開発における要件定義のお手伝い

などiOSが出てこない案件でお手伝いさせて頂いた事もあります。かつて自分がエンジニアとして広く浅く色々経験してきた事が奏功していると言いますか、何にせよどこかの瞬間で誰かのお役に立てているのは大変有り難い事ですね :-)

さて。

b-7476962a

中でも2012,2013年とおおよそ2年に渡って関わらせて頂いたプロジェクト e-casebook.com は医療の世界に新たな一石を投じる挑戦的なプロジェクトです。医療の世界は技術進化はめざましく、高度化した医療のノウハウを医師の間で共有あるいは承継する必要に迫られていると聞きます。特に手術に関するノウハウはそう。

「これこれこういう理由でこんな風に施術したんですよ」

「あの〇〇はこんなケースで役にたつんですね」

「あと、ここも結構難しかったかな、ここが△△な状態になってるので危険なのが分かる」

「なるほど、そういう見方ですか」

的な。この種の小さな知見の共有と蓄積がライトに素早くなされると確実に技術って進化するのですが、これが医療事情ゆえかなかなか難しく、必要なんだけど進まないらしい。

IMG_2002 © 2014 Amine GHRABI, Flickr

ソフトウェア開発の世界でいうと、優秀なエンジニアの知見は「ソースコード」というOUTPUTがネットを通して共有される事で、ノウハウが集積しブラッシュアップされ英知が集まり、より良いプロダクトになっていく仕組みがあって、オープンソースなんてのはその典型例です。

知見が形になったOUTPUTと、ネットを介した「共有」があってこそ成り立つもので、更に昨今ではGitHubのような仕組みが介在する事で、開発者間の「ソースコード」を介したコミュニケーションも実現し、ソフトウェア開発の知見は10年前には考えられないスピードで世界に共有されています。

GitHub © 2013 Irish Typepad, Flickr

ところが医療の世界はそうはいかない。

手術のOUTPUTって、そもそも究極の個人情報(患者本人の身体、写真・動画等を含む医療データ)です。データは、DICOMという医療用に特化した亜種がごまんとあるコンテナフォーマットで保存されるんですが、データを「見る」ぶんにはスタンドアロン型のアプリケーションで行う事が前提になっているという歴史があって、「共有」という概念にそぐわないんですね。そもそもデータが巨大だし(動画の世界で言えば巨大なコンテナフォーマットと化したAViみたいなもんです)、氏名/性別/年齢などを含めて個人情報天こ盛りだし。

 

患者の情報を共有しようという取り組みは昔からありました。XMLを使った地域医療連携ってやつですね。でもそれは患者情報を病院間で共有しようって話でそもそも医療技術・ノウハウの共有じゃない。しかも、大概はSIerの意向に縛られて拡がらない訳ですよ。標準だけど標準じゃないみたいな。

中には、億単位の国の予算前提で構築するのは良いけど、次年度以降予算がつかなければ運営不可っていう事態に陥って、結局大手SIerさんが予算を吸い込むだけのプロジェクトでしたぁ〜的なネタでしかない状態になり下がったりもする。全然、医療の進化や患者のことって度外視されてる訳です。

でも、ネット世代のいわゆる若手医師には、施術の知見を共有出来れば医学の向上に繋がるし、結果患者様の為にもなるんだ〜って強く思っている方々が沢山いるらしくて、草の根的に、施術のOUTPUTたるデータを、個人情報の問題に抵触しない程度に加工してクローズドなネット空間で共有・議論する事を既に始めてるのだそう。Google画像検索で DICOM って検索すると沢山出てきますが、こういう医療画像の断片をネット経由で共有して、それに基づいて議論するだけで知見って拡散できると。

そんな草の根のトレンドを嗅ぎ付けて、OUTPUTの共有を通して医療技術の共有と議論のプラットフォームを法的問題無く作りたいと考えられたのが(株)ハートオーガナイゼーションさんという会社様で、僕は2012年から「じゃぁそんなプラットフォームをどう実現するのか」の議論に技術的視点で参画させて頂いています。

  • プロプライエタリ(特定ベンダー固有)な技術の排除
  • 「標準」のみで実現する為の仕組み
  • 法的に問題無い「共有」の実現

等について考察して要件も定義して、結局ウチが開発を担当させて頂きまして、紆余曲折ありながら初期バージョンを完成させたのが昨年秋。DICOMから個人情報を除去して、クローズドな仮想会議室上に配備、限られた医師がそれを元に議論する器を Web 標準な技術のみでAWS上に構築したものです。

実際に、医療系のよく知られた国際的イベント CCT2013 という展示会にも出展され、上述の若手医師等からの反応は上々だったようです。また、海外から来ていた医療関連企業の役員も面白いと仰っていたとか。

ecasebook_on_cct2013

この写真は実際に展示されていた時の様子ですが、画面左半分が、いわゆる循環器系のカテーテル治療のDICOMデータ(個人情報は除去して問題無い状態になったもの)です。造影剤が血管の動きを表してドクンドクン動いてるような画像ってTV等でも見られた事があると思います。右半分がそれについて議論するタイムラインですね。ここで「この瞬間、ステントが拡がってますよね」的なdiscussionをすると。

iOSとは全然かけ離れているのですが、こういう事もさせて頂いてます。

 

さて、今回御紹介した e-casebook.com ですが、この度、今後の事業拡大を画して開発体制強化をお考えです。日本政策投資銀行のビジネスプランコンテストで最終選考にも残った実績もお持ちで、目の付け所が素晴らしく、なるはやで理想形に近づけるべく開発スピードUPという事のようです。開発においてスピードは常に正義ですから。

今改めて、内部で開発体制を組み、アジャイルな開発で現場の声をほぼリアルタイムにすくい上げ反映させ進化させていくサイクルを高頻度に回していく、事業的性質を考えてもそうなった方が絶対に良いとアドバイスさせて頂いた事もあり、現在 Find Job! にて求人されてます。

新しいサービスを世界に発信する新規事業開発チームのスタートアップメンバー募集!

医師の知見を共有し医療技術の世界的向上を目指すという非常に革新的なプロジェクト。そもそも画面は全部英語だし、最初から World Wide な展開を視野に入れられてます。今回、ひとまずWindowsエンジニアとサーバサイドのエンジニアの2人をお考えの様子。医療の世界ってまだまだITの活用可能性が多くて面白い分野だと思いますし、給与も悪くない筈ですので、ご興味ある方は是非エントリしてみて下さいませ。上述のように僕は技術コンサルという立ち位置で関わっていますので一部面談もさせて頂く事になると思います^^

 

と、IT関連プロジェクトの技術的な御支援もやってますよー…という御紹介でした。ITを使った何かシステムを作りたい、でもどこからどう交通整理をして進めたら良いか分からないという方がおられましたら宜しければお声がけ下さい。


2014.01.02 (Thu)

会社経営してると苦楽共にあって、まぁ比率的には9:1でしょうか。それを如何に苦→楽と捉え直してやり抜けるかという事が大事、いわゆる「楽」は「楽しい」の「楽」ですね。僕はaggressiveさを感じる「愉しい」の表現の方が好きですけど。苦→楽と変換する事をひょっとしたら「愉しむ」って表現するのかも知れない。

って、前書き書いているウチにタイトルとは全然違う方向に進んでしまうのは悪い癖ですね。2014年は、OUTPUTの量を増やすと共にこれを改めたいと思います。さて、仕切り直し。

 

{.external}

昨年、会社経営(というか事業マネジメント?)において「これぞ!」という抜きんでて嬉しかった事があるのです。子会社設立でもなく、子会社が第一期黒字って事でもなく、親会社たる弊社が第8期を増収増益で終われそうって事でもなく、….まま、それらはそれらで勿論嬉しいのですけども、抜きんでて嬉しかったのが、エンジニアに僕の思いが伝わってきたかもな〜と思える反応が見られるようになってきたって事です。

1年少し前に書いたエントリに、こういうのがありまして。

仕事人として生き残る為に絶対に必要な事 〜ホップ数とノードを意識する〜

ビジネスにおける人的繋がりの数を「ホップ」と呼んで、その「ホップ」数を上げた所まで見て(想像して)仕事するのが絶対良いんですよ…という僕の経験則です。この発想が無かったら多分ウチは今の状態に至れていない。2012年末や2013年半ばに全体のmtgで伝えていました。

目の前の御客様だけではなく、御客様の御客様、御客様の上司、御客様の上司のまた上司、御客様の上司のまた上司の取引先経営者…、そうやって先の先の先の人(ホップ数が大きい所の人)の事まで考えて仕事すると信頼も醸成され効率よくお金が入ってくるんだって話。それもあってか、2013年は「ホップ」を上げる感覚を持ってきて貰えてるかなーと思しきやりとりが結構ありました。

「この機能を次のバージョンに入れときましょっか、その方がパートナーさん商売し易いですよね」

「なるほど、その対応をすれば御客様の上司が納得するって事っすね」

「予めこの仕様を埋め込んでおけば御客様が将来〇〇したいと思った時に対応してあげ易いかも」

こんな感じです。ウチは今のところ僕が全案件のゲートウェイになっているので、エンジニアから見れば、自分→大石→御客様→… ってことで2ホップ以上は先を見てる事になりますね。mtgでの発言やチケットのコメントにもそういう所が見られるようになったので、各案件のマネージャのポジションとなる僕は凄く動き易かった訳です。

結果、御客様の満足度も上がって、売上げも上がって、利益も上がって、決算賞与で還元。

全ては繋がってる、それを体感して貰えたのが良かったなと。スタッフの事を他のどんな企業も欲しがる人財に昇華させることは、個人と企業の関係性が改めて問われる中で企業側に求められている事だと思うので、その達成に必要不可欠な「視座を高く持つ」ことがウチ内部に浸透してきたのかもなーと思えたのが、実は2013年で一番嬉しかった事でした。

でも完璧ってなかなかありませんから、2014年も同じように言ってる事でしょう。その結果、更なる信頼とお金が生み出せるに違いないと思ってます。ホップを上げる、視座を上げる、は何かを成功させるとか実績を残すコツじゃないかなと改めて思った2013年でしたので、本年も継続します。

 


2013.12.31 (Tue)

2014年になりました。

2014

例年以上に年末感なく新年を迎えました。

TVを見るでもなく、カウントダウンするでもなく、いつも通りに寝て、いつも通りにAM4:00に起床、いつも通りに朝食を食べて、いつも通りに家近くの神社で通算2000回目ぐらいのお参りをしました。まったく変わりませんね(笑)

年始だからというより、本日より弊社の第9期スタートという意味で、気持ち新たに全力で1年駆け抜けたいと思います。相変わらず会社やビジネスの事ばっかりな1年になりそう。昨年末のエントリ通り既存事業を強化しつつですが、仲間は多分1人は増えてますかね、新しいビジネスにも挑戦します。

一方、プライベートでは余り変わりなく、僕のビジネスに巻き込む形で、奥さんにはまた色々と付き合って貰う事になりそうです。いつもありがとう。

2014年、皆さんにとっても素敵な1年となりますように。今年もどうぞ宜しくお願い致します。