去る3月28日、無事に第2回静的Webサイト勉強会を開催することができました。
東京でのイベント開催は相当久しぶり(10年以上ぶり?)なので企画当初は色々心配だったのですが、会場をお貸し頂いたヴァル研究所様や普段お世話になってる部門の皆さんのご協力もあり盛況のうちに終えることができました。ご協力頂いた皆様、参加頂いた皆様、有難うございました。
弊社から、静的サイトジェネレータの概要と独自開発ツールの紹介
僕が発表した資料はこちら。
開発者ではない方にも静的サイトジェネレータを理解して貰う為に、Wordpress との対比を入れながら噛み砕いて御紹介しました。まさにデザイナーさん向けの静的サイトジェネレータ基礎講座みたいな感じだったでしょうか。第1回でお話した経験が活きましたね。
Tiwtterのハッシュタグタイムラインに、
プログラマー向けじゃないからかめちゃめちゃ丁寧な説明で解りやすい #swebmtg
— makoto takagi (@2celeb) 2016年3月28日
こんな反応も頂けたので良かったです。
僕のあとは@t0shiya による社内専用ツールの紹介とか。こちらのブログが詳しいのでご覧頂ければと思います。静的サイトジェネレータ便利なんだけどコマンドライン使うのがちょっとねー…というような方に、一つの解決策を提示できたのではないかと思います。
企業における静的化は確実に進んでいた
他にはアリウープの河野さんから、静的Webサイトへの移行が企業サイトでも傾向としてあること、企業向けに少々高額ならが静的CMSというジャンルがあることを御紹介頂きました。静的CMSと動的CMSとの特徴を分かり易く対比紹介されていた資料がとてもわかり易かったですね。
大手さんを含むサイト構築実績の多くで静的なサイトが選ばれているというのが印象的でした。もう動的なものに企業さんも疲れてきてるということなのでしょう。
安全面という意味でも静的化には大いに意味がある
その他、M2Mテクノロジーズの内山様からはサイト改ざん対策に静的Webサイトが向いているという話をして頂きました。
セキュリティ対策はイタチごっこなので、被害を受けた時に如何に素早く復旧するかという視点に変えたほうが良いというスタンスでのお話。サイト改ざんされても静的サイトジェネレータで作ったサイトならすぐに復旧できる、これもまた静的化の大きなメリットですね。静的化とセキュリティはやはり相性がとても良いということでした。
静的化サイトと組み合わせて使うCDN(CloudFront)
クラスメソッド鈴木様からは、静的なhtmlの配信に使えるCloudFrontを低価格にご利用頂けるサービスの御紹介を頂きました。
と、そんなこんなであっという間の2時間でした。後の交流会も色々と情報交換ができて楽しいものでした。あれやこれやも聞きたいなー的なお声をアンケートで頂いたりしていますので、第3回も開催しようと思っております。詳細決まりましたらまた御案内させて頂く予定です。