2010.04.04 (Sun)

スマートフォンでもパソコンでもネットブックでもない、全く新しいコンピュータの登場です。2007年のiPhoneの誕生がそうであったようにiPadはコンピュータ史に新たな歴史を刻む事になるでしょう。

ネットを介したコンテンツの消費スタイルが変わり、ネットを通じたコミュニケーションスタイルが変わり、パソコンと人との関わり方も変えてしまうきっかけになるかも知れません。

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iPadが発表されたあと、Promotion動画を見て、また最近公開されたAppleのiPad Guided Tourなる動画を見て、更に自分なりにどんな風に使うのか想像してみて感じていたのは、iPadは従来のデスクトップやノートパソコンが不要になる時代の始まりを告げる鐘になるなということでした。

案の定、先んじて現地調達に行かれた方 fladdict 氏はこんなつぶやきをされています。

Twitter / fladdict: Tweet from iPad now, I don ...

そして梅田望夫氏は

Twitter / Mochio Umeda: iPad: 30A630A730D64E0A30675B9A671F8CFC8AAD305730663044308BWSJ306E30A230D730EA ...

と。

iPadが出たての時、iPhoneやiPod touchを単に大きくしただけという批判(?)がありましたが、僕は余りそう思えなかったんですよね。そうではなくむしろ「デスクトップやノートをコンテンツ視聴/閲覧用デバイスに絶えうるギリギリの所まで小さく薄くしたデバイス」じゃないかなと感じました。逆の捉え方です。大きくしたというより小さくした。

 

メールやウェブなど、単にネットへの窓口が欲しいだけなのに何でデスクに張り付いてなきゃいけないのか…。僕の長年の疑問でした。

従来のコンテンツのデジタル化が進まなかったのは、コンテンツを視聴/閲覧するスタイルを不自然に強制する力が働いていたからじゃないかなと思うんですね。何で新聞や雑誌を見る為にわざわざ机の前に座る必要があるんでしょう?ソファーに座ってコーヒーでも含みつつ、のんびり見たい訳ですよ。

それをするには従来のデスクトップ(そもそも不可)やノートは大き過ぎました。ネットブックは例え小さいとしてもキーボードが邪魔。閲覧が目的な訳だから入力装置はほぼ不要ですしね。

僕らがこれまでパソコンを介してネットを使うのに必要だったものを並べてみると、スクリーン(ディスプレイ)とマウスとキーボード、ネット接続環境、電源….ってな感じに色々ありますが、この中で何があっても絶対に絶対に外せないのはスクリーンです。そこに全てを集約させたのが iPad じゃないでしょうか。マウスはタッチパネル機能として、キーボードはソフトウェアで実現する事によって、ネット接続環境は極小のWiFiチップとしてスクリーンの裏へ、同じく電源は充電可能な巨大バッテリーパックとして裏面へ。

ネットと接する際に、絶対に絶対に外せないものに全てを集約させた完成形、それがiPadなんだと思います。ネットと繋がるスクリーン、壮大なインターネットの大海と人間とを結ぶ理想のディスプレイ。今後iPadは、より薄く、より軽く、ネットに繋がるパネルとして進化していくと思います。

 

今から5年後、10年後には非常に多くの人がiPadのようなデバイスを普通に使っている筈です。机に向かってパソコンを触っているのは、開発やモノ作りなどクリエイティブな仕事や趣味を持ってる人に限られてくるでしょう。

僕はAppleの戦略に、iPhoneやtouchを大きくしたというよりも、従来のコンテンツ消費スタイルの制約主であった大きすぎる/重すぎるデスクトップ・ノートを極限まで小さく/軽くするという方向性を強く感じます。そこの置き換えや移行を一部図ってるんじゃないかなと。

コンピュータの新たな形がiPadにはあると思います。だから来る日も来る日も僕はiPad!iPad!iPad!iPadマダー?だった訳ですね。確かにiPadが全ての人に浸透する訳ではないでしょう。ただ、iPhoneの発売当初に誰かが言ってた事がiPadにそのまま当てはまるに違いないと思います。

iPadが市場シェアの1%しか占めなかったとしても、残り99%はiPadの真似をするだろう

iPadが新たなコンピュータを定義するとはそういうこと。IT系やコンテンツに関わる人で iPad を手にしないというのは有り得ない選択だとすら感じます。iMac、iPod、iTunes、iPhone で世界を変え続けてきた Apple のウェブサイトのトップメニューに「iPad」という専用メニューが用意されている意味を想像しても面白いかも知れませんね。

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何はともあれ、儲かる・儲からないというのは別にして、弊社は新しい時代の始まりにその世界で仕事が出来る事を本当に嬉しく思っています。iPhoneに続き世を変革するデバイスiPadとの関わりを通して、「まだ世にないモノを作る」「技術で世界を変えたい」という想いを形にしていきたいと思います。現在も開発を進めている、弊社初の iPad アプリにご期待下さい。


2010.03.28 (Sun)

今年に入ってから人前で話をする事が続いています。

3月は2回ほど演台に立ちましたが4月にも1つ予定がありまして、知人のポッドキャスターF-1さんにお声掛けを頂いたのがきっかけで、新しいテーマに積極的に取り組まれるカルチャースクールのラジオ大阪カルチャーサロン様にて講演をさせて頂く事になりました。

題目 : iPhone講座 入門編 (参考URL)
日時 : 4月22日(木) 19:00〜20:30
場所 : ラジオ大阪カルチャーサロン(大阪府大阪市港区弁天1-2-4-500 ORC200 2番街 西館5F)
受講料 : 1,575円
申込方法 : 06-6577-1357 にTELか、culture-salon [at] obcproject.com (atはアットマーク@に変えて下さい)にメールで御連絡下さい

今回のセミナーでは、ケータイからiPhoneに買い換えたばかりのような方、普段ITの世界とはそれほど近くないiPhone所有者の方を対象に、iPhoneの基礎の基礎、ホントに基本的な事からお話させて頂く予定です。敢えて副題を付けるとすれば「iPhoneライフこと始め」みたいな感じでしょうか。

今回のお話をお受けさせて頂いたのは色々理由ありますが、一つにはiPhoneの基本的な使い方が案外知られていなかったりする…という事があります。少々極端な例ですが、

  • 日本語フリック入力の仕方とか
  • スクリーンキャプチャの取り方とか
  • 壁紙の変え方やHOME画面のアイコンの並び替え方とか

…等をご存じ無い場合があったりするんですね、普通に。せっかく魅力溢れる世界に飛び込んでこられた旧ケータイユーザの皆さんに、そこんとこをちゃんと基礎の基礎から伝える人がいた方が良いんじゃないのかと、そう感じつつあった所に今回のお話を頂けたという訳です。

iPhoneは従来のケータイと全く違う世界なので、その門をくぐる場があって然るべき。ホントはAppleさんやSoftbankさんが積極的にやるべきだと思うんですが、何故かそんな話は余り聞いた事がありません。ちょっと言い方は悪いですがある意味売りっ放しで後は本やネットで勉強してね的な雰囲気すら感じます。最近でこそ、こんな小冊子が付いてくるようになってるらしいのでマシにはなってると思いますけど。

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ただまぁ少し心許ないし、読まない方もいらっしゃる訳で。

iPhoneに関するセミナーも色々ありますが、iPhoneとは!!とか、お勧めアプリがどうとか、Android市場との比較とか….といった話よりもっともっと前の話を聞きたいんだというお客様が実は沢山おられるような気がするんです(自分も前者に類するテーマを強調したセミナーをやってましたから大きな事は言えませんが…)。

今回そのような方々への iPhoneライフ入門 的なセミナーとして準備させて頂きました。iPhoneを買って間もない方、買ってみたモノの調べる手立ても無く余り使いこなせてない感がある方などに是非お聞き頂ければと思っています。

今、考えている大雑把な感じですが

  • iPhoneで生活変わりました
  • iPhoneの標準機能を使いこなす
  • iPhoneはあなたの為の○○専用機

ってな内容です。受講して頂いて「iPhoneって結構使えるやん!凄いやん!」って感じる方が増えたら良いなぁと思います。

もし、お知り合いやお友達で「iPhone買ってみたのは良いんだけどさー」と不満げになっておられる方がいらっしゃいましたらこのセミナーの件を是非お伝え頂けましたら幸いです。iPhoneの面白さ・魅力を、iPhoneを愛するが故に自分の会社の主たる事業をiPhoneアプリ開発にしてしまった僕がしっかりとお伝えさせて頂きます^^

尚、このセミナー。5月にも続編と言いますかビジネス編という題目で、ビジネスでの活用にテーマを絞った講演もさせて頂く予定です。2回のセミナーでもし好評を頂けましたら弊社の一事業として位置づけてみたいなーとも考えてる次第。

 

iPhoneマーケットが広がり続ける限り、iPhoneライフに仲間入りをされた方が基礎の基礎を知る場は必要であり続けると思うのですよ。(これは4月から販売開始予定のiPadについてもそうだと思いますけどね)

という訳で。iPhone アプリ開発会社の人間がこの手のセミナーをするのは少し変かも知れませんが、新しいテクノロジを嚙み砕いて説明する事が個人的に好きなので、僕自身も楽しみながら90分お話させて頂きたいと思います。ご興味お有りの方是非ご検討下さいませ :-)


2010.03.02 (Tue)

2009年、従来の携帯電話機の販売台数は0.9%減少し、いわゆるスマートフォンの台数は23.8%増加したそうです。今IT系の話題に触れたら右も左もスマートフォンで話のネタに事欠くことは無いですから、この統計にも、今年がスマートフォン元年だという表現にも納得のいく感があります。

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そんなスマートフォンで国内代表格と言っても良い iPhoneAndroid。この2つについて同時に情報収集と関係者との交流が出来るイベントが開催される運びとなりました。

 

iPhone & Android 成長するスマートフォン市場の可能性

 

弊社では昨年夏に iPhoneアプリにおけるビジネスの現状と可能性 というイベントを企画して当方も講演させて頂いた訳ですがその第2弾的な位置づけになります。主催は市の財団管轄インキュベーション施設の メビック扇町 と、中小企業支援組織 独立行政法人 中小企業基盤整備機構 で、今回また例によって企画に少し関わらせて頂きました。

1時間の基調講演と業界関係者によるプレゼン、そして交流会です。

 

■ テクノロジライター 大谷和利氏 による基調講演

mosaの副会長を務めておられて、アップルやスティーブ・ジョブス関係の書籍を多く執筆されているのでご存じの方も多いと思います。iPhone絡みでいうと直近では「iPhone カメラライフ」などでしょうか、購入された方も多いでしょう。

その執筆者である大谷さんに「スマートフォンの新世紀」と題して iPhone に敢えて限定せずスマートフォンという一つの時代の潮流についてスピーチを頂きます。スマートフォンを取り巻く市場から見えてくる未来像について、今まさにこの時期に概観出来る貴重な機会になるのではないかと、個人的にお話を聞くのを楽しみにしております。

 

■ スマートフォン市場関係者によるプレゼン

iPhoneやAndroidの世界で、個人で開発されている方、アプリ開発事業を営んでいるベンダー様、あるいは企画会社やデザイン事務所様等々、立場を問わない種々様々な法人様・個人様にプレゼンテーションを行って頂きます。

特徴的なのは iPhone 関係のプレゼンもある一方で Android 関係のプレゼンもあるところ。各市場の現場で活躍しておられる個人・法人の方が一度に同じ場所で発表をする機会はそうそうあるものではありません。プレゼンターの話から iPhone の話はもちろんのこと、Androidの世界の実態が今どうなのか…も伺い知ることが出来ると思います。

[募集中]

本企画のプレゼン枠で法人・個人を問わずお話頂けますので、開発者の方や企画をされている方など、iPhone や Android に少しでも関わられていて発表の題材をお持ちの方は、こちらのフォームに是非エントリ下さいませ。(10分程度のプレゼンをお願いする事になります)

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  既に関西圏の著名なiPhone開発者, Android開発者の方々にはお声がけさせて頂いており、詳細は追って公開されると思います(可能であれば本ブログでも御紹介させて頂きます)
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  <strong>■ 交流会</strong><br /> 基調講演とプレゼンの後にお馴染みの交流会ですね。数十人規模の交流会になると思いますので、スマートフォン業界における新たな出会いのきっかけになるのではないかと思っています。
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  前回のイベントでも交流会での名刺交換がきっかけで新たなビジネスが発生したという例や、開発仲間と交流を深められたという事例を幾つもお聞きしています。この手のイベントで実は一番重要なのが交流会という話もありますし、お約束的ですが1時間程度催される事になっています。
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  という訳で、iPhone/Androidをはじめスマートフォン市場の関係者の方や、市場の可能性を今一度概観したい方、何かビジネスしたいと考えておられる方には楽しめる内容になっているのではないかと思いますので、宜しければ是非ご参加のご検討を頂けましたら幸いです。
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  イベントのオフィシャルページは<a href="http://www.mebic.com/forum/1670.html">こちら</a>から。参加申込は<a href="http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=10520">こちら</a>からとなります。申込フォームが若干ややこしいのですが、是非是非ご参加下さいませ!
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2010.02.01 (Mon)

久しぶりにプライベートなエントリ。

タイトル通りなのですが、2010年2月1日をもって入籍致しました。既に同居していて事実婚状態だったのと、式も宴も全く考えていないからか、余り変わった事もドタバタ感もありません。

創業と同時に付き合い始めて約3年半。同居してほぼ3年。

一時期、事実婚でも良いではないかと真剣に思った事もありましたが、彼女に気持ち的に安心して貰いたいという思いと、彼女に万が一の事があった時に自分にまず第一報が入るようにしたい(その逆も然り)という考えがあり、事実婚から法律婚へと民法的な形を整える事としました。

喧嘩をするでもなく言い争う訳でもなく、一緒にいる事が当たり前かのように共に時間を過ごしてきた素晴らしい生活をこれまで同様に送っていきたいと思っています。僕が今の僕でいられるのも、そして会社が今の会社でいられるのも、心身共に支えてきてくれた彼女あっての事だと言っても過言ではありません。「起業家のかげに女性あり」とはホント良く言ったものですね。

突然21:30就寝の朝3:30起きすると言い出したり、朝6:00に通勤&神社参拝とウォーキングに巻き込むし、週に1回半日分だけのデートなのに普通に仕事のメール&電話するし、立てた予定も仕事を理由にキャンセルするし、普通キレるだろうという状況下でも嫌な顔一つせず付き合ってくれて限られた時間を一緒に楽しんできてくれた彼女もとい妻(@ikunee)に本当に感謝しています。いつもありがとう。そしてこれからもよろしくお願いします。

 

そんな思いで婚姻届を出したのが9:00、住民票やら印鑑証明やら同時に色々やったので受理されたのは10:00頃。その直後に、入籍したら絶対にこう呟こうと決めていた通り皆さんへのご報告をかねて

Twitter / Home

こんな感じでTweetさせて頂いたところ、ビックリするぐらいの mention をホントに多くの皆さんから頂きました。市内をドタバタと移動していたので少し経ってから見させて貰ったのですが、Tweet後数分間で数十の mention を頂けるTwitterの凄さを改めて感じた次第でありました。

Twitter / @oishi

mentionを頂戴致しました、

@yoji_ener さん、@mg403さん、@noborunrunさん、@kasydmkさん、@isseiisseiさん、@mayahiroさん、@zodiaqさん、@itok_twitさん、@wataru_kushiroさん、@Deliceさん、@Lebe_fujiiさん、@mikayonayonaさん、@Dante_kinokoさん、@sumihiroさん、@cppguyさん、@setoh2000さん、@catslivingさん、@dice_K247さん、@zhongziさん、@pro_hideさん、@toyotaysさん、@tinpayさん、@nambonさん、@fenrir_iphoneさん、@chu_mmさん、@m_hashさん、@frascoさん、@mmcherry1103さん、@hitochaさん、@babylog_itabaさん、@cqa02303さん、@rizumitaさん、@hurumesさん、@passionhackさん、@deteraさん、@seventhmayさん、@softstudioさん、@iseebiさん、@to_yaneさん、@hkato193さん、@qnoさん、@MaechanYKさん、@isuzakさん、@keiji_ariyamaさん、@AppleWalkerさん、@kazwoo215さん、@vcteraさん、@fuura_kafukaさん、@kumachannekosanさん、@nagisawksさん、@kuracyanさん、@tobu1さん、@mst_smtさん、@asakawazさん、@usamik26さん、@shortcappuccinoさん、@ueno_sさん、@sozceoさん、@sendamasatoさん、@uramironさん、@TakaPhoneさん、@ponpoko1968さん、@Etsurohさん

有り難う御座いました!!

本日をもって人生の一つの節目を経た訳ですが、これからも頑張りたいと思います。引き続き宜しくお願い致します。

 

諸手続が終わって昼食を食した後は、結局普通にメールしたり電話したりいつも通り仕事をしていたのですが、記念日だしという事で晩は一緒に食事。

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これまでのこと、これからのこと、沢山話をしながら終了まで3時間。素敵な時間を過ごさせてくれたお店に感謝感謝です。

今日から始まる新生活…といっても同居して3年も経ってるとお互い何かの変化が目立ってある訳でもなく強いてあげれば、パートナーの苗字が変わったこと、今までペアリングをしていた右手から指輪の位置が反対に移った違和感と、彼女という言葉がなくなってという言葉が僕の辞書に加わったことぐらいでしょうか。それぐらいの変化の無さが返って僕ららしいなぁと、そんな感想を持った初の結婚記念日でした。

明日からまた変わらぬ日常が始まりますが、感謝の気持ちをいつも忘れず時を重ねていきたいと思います。


2010.01.26 (Tue)

弊社iPhoneアプリ GNReader / GNReader Z について詳しくご説明させて頂きたいと思います(かなり長文です)。

このエントリの目的は、(1)改めてお詫びと停止理由を公式に表明すること、そして多くのユーザー様に御迷惑をおかけしてしまった事実を鑑み、(2)弊社が今出来る現実的な御対応と(3)今後の計画についてご説明させて頂くことです。

 

(1) お詫びと停止理由のご説明

2010年1月19日、GNReaderとGNReader Z は全ての機能を停止させて頂きました。その理由については、以下の画像に示す通り GNReader / GNReader Z の最新記事として書かせて頂きました。

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繰り返しにはなりますが上図の文言の通り、GNReader / GNReader Z を支えるサーバーの物理的な維持、ソフトウェア的なメンテナンスなど運営を継続する為のコストが肥大化し、単一事業として継続する事が困難であると経営判断した事が主たる理由です。

GNReader 及び GNReader Z を併せると約17万人のユーザーがいらっしゃいましたので、アクセス数が決して少なくない事はご想像頂けるのではないかと思います。(そして、特定の時間帯にアクセスが極度に集中するというシステムとしての扱い辛さを持っていました)

確かにもっと資金を投下すれば維持する事は不可能ではなかったと思います。サーバーを増強したり担当者を増やすといった選択です。ただ、そうすべきかどうかを冷静に考えた結果、経営者でもある自分の判断はNGでした。自分も常用するユーザーでしたから長らく悩みに悩んで最終決断を遅らせながら運営を続けていましたが、絶えきれず停止と相成りました。やはり事業としては歴然とした赤字であった上に、残念ながら継続的に会社の状況を悪化させる要素になりつつあったからです。

とはいえ、突然の停止であった為に多くのユーザー様にご迷惑をお掛けした事は確かです。この点は反省すべき事であり、唐突なサービス停止という結果にユーザーの皆様にはただただお詫び申し上げる他ありません。ここに改めてお詫び致します。申し訳御座いませんでした。

 

(2) 直近の御対応

GNReader Z をご購入頂いたお客様には、購入金額115円を返金させて頂きたいと思います。

全機能を停止した後で「無償のGNReaderはともかく有償のGNReaderZが突然の停止は有り得ない」といったコメントを頂きました。ごもっともなご意見だと思います。弊社側に上項の理由があったとは言え、GNReaderZのアプリ解説文には有期限的サービスである旨を明記していなかった訳ですし、115円で永続的な使用権が獲得出来ると期待されて当然のアプリでしたので、突如停止という弊社の対応が下策であった事は確かに否めません。この点は申し訳無く思っています。中には1ヶ月程度しかお使い頂けず、結果として GNReaderZ が販売価格(115円)相応の価値があったとは言えないアプリになってしまったケースも御座いました。

そこで paypal を介してという形になりますが「返金」という御対応をさせて頂く事に致しました。

GNReaderZに115円の価値は無い(無かった)という御判断を頂いた場合には、その旨をメールで info [at] feedtailor.jp にお送り頂けますでしょうか([at]の部分をアットマーク@に変えて下さい)。

恐縮ながらその際のメールは、Apple から GNReaderZ の御購入後に送られてきているレシートメールの転送として頂きまして、併せて paypal の御支払用アカウント情報(メールアドレス)も記載して頂きたく思います。GNReader Z の購入者様である事を証する方法が他に無く、誠に恐縮ながらレシートの転送メールによる御連絡のみの御対応とさせて頂きます事をご了承下さいませ。また、レシートの内容や paypal アカウントの情報との整合性が取れない場合はご確認メールを返信させて頂くかも知れませんが併せてご了承下さいませ。

(*) paypal をご存じでない方や、またアカウントをお持ちでない場合は、詳細な説明や取得方法について初心者のためのPayPal(ペイパル)の基礎知識(nanapi様)に分かり易くまとめられていますのでご参照頂けましたら幸いです。

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ご参考までにですが、本件に関しては予めAppleに「希望されるお客様に販売元から返金する仕組みがあるか」を問い合わせていたのですが、本日返ってきたのが「ユーザー各自がiTunesサポートに問い合わせて下さい」といったかなり残念な回答でしたので、弊社が独自に個別対応させて頂くものとした次第です。

手数料等を含めると相当な金額になるのは間違い有りませんがそれは承知の上です。

ユーザー様のブログ等を拝見する限り、独自に iTunes サポートに問い合わせをされた上で Apple からの返金や iTunes 用のチャージを得ておられる方もいらっしゃるようなのですが、既にそのような形でキャッシュバックされている場合でもご連絡下さいませ。弊社から paypal を通して直接ご返金させて頂きます。

 

(3) 今後の計画

全機能の停止直後に頂いたメッセージの中には「愛用していたのに残念です」「復活を大望します」といった非常に有り難いお言葉もあったのですが、前述の通り GNReader / GNReaderZ を事業として継続困難と判断したぐらいですから、残念ながらそのまま復活する事は出来そうにありません。また同じことの繰り返しとなってしまいますので….。

ただ GNReader / GNReader Z で弊社が実現した、閲覧の快適さや軽快さによるトータルな使い勝手は他のアプリにない特徴だったと自負しており、両アプリで培ったノウハウを「真っ当に事業継続可能であり且つ全ての方に御理解頂ける別の新たなアプリ」として具現化する手段やビジネスモデルの模索を早速始めております。どのような形になるかまだ分かりませんが、そう遠くない将来に何か発表が出来るよう引き続き頑張らせて頂く所存です。

 

以上、かなりの長文となりましたが GNReader / GNReader Z の件で弊社が改めて表明させて頂きたい事を列挙させて頂きました。このオフィシャルな表明を約17万人に及ぶ GNReader / GNReaderZ のユーザー様にお届けすべく、宜しければこれをお読み頂いた皆様のブログでの言及や Twitter での呟き等でご協力を賜れましたら幸いで御座います。

最後に、今まで GNReader / GNReader Z を御利用頂き本当に有り難う御座いました。重ねて御礼申し上げると共に、突然の終了によりご迷惑をお掛けするばかりかユーザーの皆様に不快な思いを強いてしまった事、そしてオフィシャルな見解の発表が遅れてしまった事にお詫び申し上げます。

 

株式会社フィードテイラー
代表取締役社長 大石裕一

2010.01.04 (Mon)

2010年どうなるか…を書く前に2009年の会社的な目標とその達成具合を振り返ってみたいと思います。昨年の頭に2009年の目標と題するエントリで以下のような目標を掲げていました。

  1. **生産性の向上

    増員による生産力100%以上増の達成**

  2. **先鋭化

    価値創出力の源としてRSSとiPhoneを追求**

  3. **新しい事への挑戦

    新しいビジネスモデル(新しい商品の売り方)を実践**

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概ね達成できたという感じでしょうか。

生産性の向上は2009年早々のitokのjoinにより、そして先鋭化は(ほぼ)iPhone専業になる事により達成。iPhoneアプリ開発実績数31個と比較的多いのは、その両方の証左であると思っています。達成度100%と言っても良いでしょう。

新しいビジネスモデルについては、弊社では従来した事のなかった OEM を実現出来た(画像ビュワーiPhoneアプリを簡単に作れるライブラリのOEM。使われたアプリ数は10を越えます)という意味で達成と言えるかも知れないのですが、自分的には余り納得がいってないポイントだったりします。だから50%。

というのも、

今年取り組んでみたいのは新しい売り方です。直販でも販売代理でも、OEMでもASPでもない、弊社的に新しいマネタイズ(お金にする)手段作りに挑戦してみたい。

書いてた通り、元々は OEM ではなく全く新しいビジネスモデルを確立出来ないか…という事を考えていたからです。残念ながら実現には至らなかったというのが正直なところですね。

これは2010年も継続して取り組んで行きたいと思っています。

丁度、昨年から暖めていたアイディアについて、年明け早々の社内会議で「この形態なら結構面白いんじゃぁ?」という落ち着き所が見えてきたところです。iPhoneアプリをベースとしているので Apple の審査如何に依存する為どうなるか分かりませんが、実現すれば弊社的に手がけた事のないモデルとなるだけでなく、iPhone 市場的にも面白い一石を投じれるのではないかと思っています。

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という訳で2009年は概ね目標達成できたものの、納得いかない事項もありましたという感じ。納得いかなかった所は2010年も引き続き頑張るポイントにしたいと思います。

2009.12.31 (Thu)

漢検によると2009年の「今年の漢字」は「」だそうです。

2008年が「変」でしたのでここ2年は「色んなものが変わって新しくなろうとした」….という事なんでしょうね、きっと。でも個人的には、変わる事も新しい事も大歓迎なんですけど、日本という国に長期的なビジョンが全く見えず心底心配になってる今日この頃です。

さて、年末恒例の振り返り。

弊社の2008年は「変」の年だった事を昨年末に書かせて頂きましたが、今年も漢検に連動したのか2009年は弊社にとってもまさに「新」の年であったと言えます。(ちなみに2007年は「偽」ですが、もちろんこれは連動してません)

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1. 体制

年始に書いたのですが年明け早々に元同僚でありMacOSX用某フリーソフト共同開発者でもあったitokが新しい仲間として加わりました。

企業は人が織りなすもの。…であるからして、必然的に新しくなり新しいものが生まれます。増員により理想としていた開発と営業・企画の完全分離が実現し、新しい体制は多くの新しい価値を生み出しました。

それは、創業以来一番仕事が多かった一年であったこと、仕事の規模感も大きくなったこと、お取引先様が増えたこと、増収を果たせたことに表れています。この勢いを伸ばし続けることが、弊社を支えて下さっている関係者全ての方への感謝の表現だと信じ、来年も邁進する所存です。

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2. 事業

全く新しくなりました。

従来はRSS関連のシステム開発事業を行うITベンダーだった訳ですが、今はすっかりiPhoneアプリ開発が主たる事業となっていますし、それを標榜しています。

前項にも関係していますが、やはり体制が変わったのが大きな理由ですね。時代はiPhoneというスマートフォンに向いていたし、Objective-C(iPhoneアプリ開発に必要な言語)暦8年のitokがjoinしてくれましたし、その開発力を最大限に世の趨勢にあった社会的価値へ変換しようとすれば当然の転換だったとも言えます。

結果は良かったと思います。まさにiPhoneの年となりました。年を跨いで進行する案件も幾つかあり、来年も引き続き主たる事業として取り組んでいきたいと思っています。

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3. 繋がり

儲かる/儲からないという視点も経営上必要ですが、今年何より嬉しくて「新」であったのはiPhone事業をきっかけにかつて無い程に沢山の方々との人脈が出来たという事です。個人の方、企業の方を通して自分の/自社の世界がまた大きく広がった気がします。

新しいことが新しい人との繋がりを生む事を改めて実感できました。僕が創業以来常に新しい事に取り組もうとする理由はコレなんですよね。

新しい出会いをきっかけに弊社とお付き合い頂いている皆々様、また従前よりお付き合いさせて頂いており本年それを深める事が出来た皆様に心より感謝しております。

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という訳で、何もかもが新しくなった事で、ミッションとして掲げている「まだ世に無いものを作ること」「自分たちが存在しなかったら世に生まれなかったであろうものを作ること」そして「作ったもので世界を少しだけでも変えること」を昨年以上に実践できたと思います。

特に、iPhoneアプリの GNReaderGNReaderZ ではニュース収集スタイルを、FollowYou では Twitter のフォロー方法を新しく提案出来たことを大変嬉しく思っています。

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来年は何を新しくして何を作ろうか。そんな事を考えながら、更なる激変が予想される2010年も引き続き「飛躍」の年にするべく突き進みたいと思います。2009年本当にお世話になりました。今後ともフィードテイラーをどうぞ宜しくお願い致します。


2009.12.20 (Sun)

iPhoneアプリ開発を本格的に事業の1本柱にしようと動きはじめて早くも1年が経とうとしています。改めて振り返ってみると、自社の2009年を一つのキーワードで表現するとしたら「iPhone」以外ほかになさそうです。

弊社は事業としてウェブシステム開発やコンサルティングもさせて頂いてますが、2009年のiPhone事業比率は売上ベースで軽く7割を越えているんですね。案件数ベースで比率を取ると9割近く。まさに2009年はiPhoneの年。ホント文字通りiPhoneに始まってiPhoneに終わりそうです。ある意味、弊社は

iPhoneアプリ専門ベンダー

****と言ってしまっても言い過ぎではないのかも知れません。(iPhoneと連携するウェブシステムも含めて)

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さて、そんな風に過ごした年も終わるよなぁという事で、2009年を振り返るべくこれまで自社/請負で開発させて頂いたiPhoneアプリを数えてみました。どうせなら目に見える形にしたかったので、ハガキ大の用紙にアプリのアイコンを印刷して壁に並べてみたのですが…

ざっとこんな感じに。

公開されているもの、そうでないもの又は出来ないものとが混在していますがこれだけ並ぶと爽快なもんです。その数、実に31個。ライブラリをOEMさせて頂いているだけの案件もありますので、それを入れるともう少し増えるでしょうか。

多いときは6つも7つも案件が平行して走っていましたが、平均して月に3個近くアプリをリリース又は納品させて頂いてた事になります。まさか1年にこんなに作るとは思ってもいませんでしたが、ただがむしゃらに開発させて頂いていたらこの数になりました。

国内でiPhoneアプリ開発を事業としてやっている企業の中では結構多い方じゃないかと思います(出版系のアプリの数には流石にかないませんが…)。数が全てではないものの、この数字は弊社のiPhoneアプリ開発のスピードや開発力を証するモノと自負しています。

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この勢いを来年は更に加速させるつもりです。既に大型の案件も走っていますし、お問い合せ頂く件数も iPhone の普及台数と共に増えてきました。数少ない iPhone アプリ専業企業として、皆様の期待に応えられるよう今後も邁進致しますので2010年も iPhone アプリ開発のフィードテイラーをどうぞ宜しくお願い致します。


2009.11.27 (Fri)

命名センスはさておき、今日は弊社福利厚生の一つである「Happy My Mac」制度を紹介させて頂きたいと思います。別名を「プライベートMacintosh購入資金支給制度」と言いまして、まさに言葉通りの制度であります。

個人用のMac購入資金を10万円支給します

というモノ(制度の詳しい記述については宜しければプレスをご覧下さい)。

会社のマシンがそもそも全部Macで、且つ公私ともにMac使いであって欲しい採用ページで唄うぐらいですから「私」に口を出すならお金も出そうぜっていう発想ですね。就労環境において何かを強制/推奨する訳なので、そんなにおかしくない取り組みだと思います。顧問税理士さんにも相談して問題なしとのコメントを貰ってまして、弊社ではこのちょっと珍しい(?)制度である Happy My Mac 制度を今夏から運営しています。

この手の支給制度は、

  • 所有権の一部は会社にありますよ
  • だから会社やめた時は現物かお金で返してね
  • (支給とは名ばかりで実は)総額を○ヶ月で割って毎月給与から天引きします
  • 会社から支給するんだから家で仕事もしてよね

的なルールや制限が付随するものですが、そんなものは全くありません。マイナス方向のルールや制限はたいてい社員を信用していないから作るもので、信頼関係が成長を助ける大きな要素となっているベンチャーにおいては全く不要だと考えるからです。まぁ更に書くとすれば、ありきたりな制度を作っても面白くないですからね。前代未聞度合いが高い方が会社としても面白いという動機もあったりします。

内容は至ってsimple

ただただ単純に完全なプライベートマシンを「価格 ー 10万円」の予算で購入できるという分かり易い制度。現行のラインナップだと、一番安いモデルのMac Book Pro 13inch (¥118,800) を ¥18,800 の自己負担のみでゲット出来る計算になります。

この制度を適用するのに条件がただ一つだけありまして、それは「個人ブランドの iPhone アプリを開発/公開し続ける」ということ。会社じゃなくて個人の。その条件さえクリアして貰えれば、会社は一切関与しません。極端な話、この制度を利用して新型Mac購入して翌日に辞めてしまったとしても当該Macは自分のものって訳です。

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なんでこんな制度を作ったのか。

顧問税理士さんにも「?」という反応をされたのですが、答えは非常に簡単で、売上を上げる為そして組織としての技術力を高める為です。

弊社はiPhoneアプリ開発事業を営んでいますが、その開発力はエンジニア個人に大きく依存する訳ですね。担当するエンジニアが優秀なら会社の成果物の質は上がりスピードも速くなるでしょう。僕が言うまでもなく知識労働集約型企業における技術力とは、突き詰めていけばエンジニアのノウハウの足し算/かけ算/べき乗算である筈です。

たし算になるのか、かけ算になるのか、はたまた最強のべき乗算になるのかを決めるのは就労環境や体制であったりすると考えていますがその話はさておき、ある組織に属する個人が持つ技術力、その技術を洗練する機会が会社の業務内だけではなく、プライベートな生活にまで及べばどうなるか。答えは明らかですよね。個人の能力の向上は、(ほぼ)イコール会社の技術力の向上な訳ですから、これに営業力・企画力がきちんと伴えば売り上げは自然と伸びます。

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実例を一つ。

Twitterに今自分が聞いている楽曲を「Playingなう」として呟けるデザイン事務所メタグラマーさんのiPhoneアプリ TwitMusic がありますが、この実装には弊社itokが(HappyMyMac制度で購入して貰ったMacを使って)プライベートで開発しているTweetMapHummings(こっちはOSX用アプリ)のノウハウが活かされてる訳ですね。こんな例が幾つもあります。

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もちろん会社が個人にプライベートな開発を強要するのはNGですが、本人に趣味としての開発の意向があり、且つ会社の利へと繋がる可能性が高いのなら、それをアシストする意味は相当にあると思うのです。

就労環境そのものにお金を掛ける事も重要ですが、実は知的生産物を糧とする企業においては投資対象を社外にまで積極的に広げるのもアリじゃないかと考える今日この頃です。まぁ限度はありますからバランスが重要ですけど。

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という訳で弊社のちょっと変わった制度のご紹介でした。


2009.11.22 (Sun)

習慣について書くのはかなり久しぶりな気がします。2年頃まえから新しい習慣を身につける事に目覚めて、

こんな感じで色々やってきて今も続いている訳ですが、この秋(?)からまた新しい事を始めました。タイトル通りなのですがランニング。昼でも夜でも早朝でもなく明朝です。ここ重要。

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毎朝AM3:30に起きているという事を随分前に書きましたが、最近は夜の帰りが遅い事もあって20分程ずれて起床はAM3:50。んで、スタンバってAM4:00から準備体操して2,3km走ります。毎日2,3km程度なので月間100kmにもなりませんから全然大した事ないんですけどね。

別にランニングが流行ってるからという訳ではなく、尊敬する経営者に走ってるという共通点がある事にふと気が付いたのと、運動始めたら仕事の集中力が高まったと身近な友達経営者(彼は自転車)の体験談を聞いたのがきっかけです。じゃぁ自分も真似してやってみようと。

で、モチベーションを維持すべく Nike+。

更に、iPod nano 5世代

を併せてゲット(3GSならNike+にも対応してますが僕の個人用iPhoneは3Gなので)。ちなみにいきなり買ったのではなくて、半月程続けてみてこれは習慣付きそうだと分かってからなのですけどね。この3点セットで走行距離や時間を管理しながら走ってます。

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始めてから1ヶ月。掃除や参拝とは違って、体調(特に足の調子)に左右されるので走りたいのに走れない事もあったりするのですが普通に続いています。その昔、無理をして足を痛めた経験があるため様子を見ながらのランニングになりますが、今は普通に走る事を楽しんでます。そう、自分でもビックリしてますが

走るのが楽しいんですよ

走るようになってからランニングが流行ってるという事を(今さら)知ったのですが、それが凄く分かる気がしました。何でもっと早く始めておかなかったんだろう…って今は思います。

走るという習慣によって何が変わったかと言えば、細切れ作業を切替ながら次々処理していく系の仕事効率が上がった気がするのと、ビジネスや経営について考える時間が増えた(走りながらだと何故かよく考えられる)事ぐらいでしょうかね、今のところ。

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来春ぐらいには10kmを1時間で普通に走れるようになって、ゆくゆくはハーフ、フルと完走出来るようにトレーニングしていくつもりです。先は凄く長いですけど。という訳で、ランニングが習慣であると同時に趣味になりそうな気配が漂ってる今日この頃なお話でした。