自分的年間テーマの一つに「習慣」を掲げていた2008年も終盤戦です。

今年は年始から、集中できる朝の時間を有効活用するためにAM3:30起きを始めたり少しずつでも毎日本を読み続ける15分読書を始めたり脳を仕事モードに切り替える為に毎朝神社参拝をしたり….などなど習慣となった事について幾つか書かせて頂いていますが、まだもう少しあります。

…ので、今日は自分を変えてくれたもう一つの習慣をご紹介。というか体験談…って感じでしょうか。

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普段の掃除で使うアイテムたち

■ ワークスペースの定期的な掃除

ま、一言でいうと掃除です。いわゆる成功本に、大成している人って身の回りが凄く綺麗という話がよくありますよね。サラリーマン時代の同僚達を思い浮かべても優秀な人って整理整頓が上手な人が多かったような気がするし、何事も習慣化しようという意識を持つきっかけになった

夢をかなえるゾウ
水野敬也
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この本にも掃除をやりなさい(本の中ではトイレ掃除でしたが…)って書いてありました。…じゃぁ、やってみようじゃないかと、2008年に入ってから始めた訳ですよ。

やるからには徹底したいので習慣化が大前提。歯を磨くことを忘れたら気持ち悪いように、朝起きて顔を洗ってないと落ち着かないように、掃除を生活リズムに取り込んでしまうべく定期制を持たせる事を自分に強いたんですね。そのメニューがこちら。

  • 毎日出勤後に最低10分は掃除 (色んな所のホコリ取り、食器洗い、植物の世話)
  • 毎週日曜日に最低20分は掃除 (毎日の掃除+掃除機がけ、整理整頓)

これを徹底するようにしました。

元々掃除嫌いなので最初のうちは逃げたい自分もいた訳ですが、気が進まないながらもやっていると1週間後には何となく当たり前の事になって、いつしかワークスペースが自分史上記録に残る綺麗さになっていったのです。最近は掃除をせずに仕事を始める事が気色悪くなってしまいました。

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毎週日曜日は部屋の隅々まで掃除機がけの日

■ 掃除を習慣化して良かった

売上が上がりました!とかそういう分かり易い事ではありませんが、掃除のおかげで実現していると言い切れる事はちゃんとあります。当たり前の事かも知れませんが、

一つは、

気持ちよい状態で仕事が出来る時間/回数が増えたこと。

多分、単位時間あたりの生産性も上がってるんじゃないでしょうか。山積みになった資料をバッサバッサと書類探しする時間のロスもほとんど無くなりましたし。それに散らかっている状態からくるストレスも無くなって、ワークスペースが昔より快適な状態になっていると感じる自分がいるのは確かです。

もう一つは、

考える時間が増えたこと。

掃除をしてる最中ってそもそも手が自由になりませんし、Macからも体が離れる訳ですから、考えるしかないんですよね。携帯でニュースを見る訳でもないし、ネットサーフィンの誘惑がある訳でもない。

必然的に、「例のビジネス儲かる為のあと一押しは何だろう」「今日はまず最初にあの仕事を片付けようか」ってな具体的な事から、「経営って何だ」「この景況感で強くある為に何が必要か」みたいにマクロな視点で思考したりします。それが以後の言動に影響も与えてるなぁと。

この二つは今までの自分に無かった大変貴重な変化なんですね。先にも書いた通り、掃除をしたから売上が上がったという簡単な因果関係ではありませんが、色んな事に良い影響を与えているという事は言い切れると思います。だから続いているのかも知れません。

 

習慣化とその過程で醸成された思考が、ワークデスクを

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以前は山積みの資料が2山も3山もあった

このようにさせてくれたと思いますし、ついでながらミーティングスペースも

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ちなみにこの机もIKEAです

なるべくこうしていこうという癖が付いているのだと思います。

 

たかが掃除、されど掃除。当たり前の人にとっては「何を今更…」って感じの内容でスイマセンなのですが、本当に(シャレにならないぐらいに)掃除嫌いな僕が辿り着いた(辿り着きかけている?)掃除好きな人の境地に感動すら覚えている次第でしてご容赦頂けたら幸いです。

という訳で今日の結論は、毎日/毎週ちょっとで良いので掃除すると色々変わりますよという事でした。時間を決めた定期的な掃除、なかなかお勧めの習慣です。

ってエラそうな事を書いていますが、根は掃除嫌いとして30年以上生きてきただけに僕自身まだまだ掃除のスキルが低いですし整理整頓できていない所も相当ありますので、これからも現状に満足せず精進して参ります。