自分
2009.01.02 (Fri)

会社のownerだと公私混同が基本(?)ですので、目標も重なる事が多いのですが今年はあえて大石裕一という一個人としてどう2009年を過ごすのか…考えてみました。という訳で2009年の目標、個人版です。

  1. 習慣の継続

    昨年続けた習慣をやめない。また良いと思われる新しい習慣を身につける

  2. 歴史に学ぶ

    歴史を通して自分を見つめ直す

既に昨日のエントリで経営者として3つの目標を掲げているので、個人として余り多くは掲げないでおこうという事で上の2つです。

1.は、これでだいぶライフスタイルが変わったので2009年も継続したいという話。昨年は習慣が人を変えるというタイトルで幾つかエントリを書かせて頂きましたが、

いずれも自分の生き方を変えるのに繋がるモノでした。まだ紹介出来ていない習慣も沢山あるのですが、これは追々書かせて頂くとして、一度身につけたモノは手放したくないなと。早起きも読書も掃除も神社参拝も…2009年末に同じようにやっていたいなと思います。習慣で僕みたいな人間でも変われるんだという事の実証を2009年も身をもって示しつつ体験記を書き続けたいなと。

2.は、暫く遠ざかっていた歴史から学ぶ姿勢の復活。昨年、歴史好きな社長さんと話をする事が何度かあったのですが皆さん口を揃えて歴史から経営のエッセンスを学べる的なことを仰る訳ですよ。じゃぁせっかく本好きなんだし、技術書やビジネス書以外に歴史関係も改めて紐解いてみようと思った次第。

元々歴史モノは好きなのです。信長の野望三国志蒼き狼と白き牝鹿等のコーエーのゲームで歴史好きになって関連書を中学の頃から読んでましたし、高校では世界史の授業が楽しみでしょうがなかったし、大学時代にはバイト仲間の影響を受けて山岡荘八にハマり、学友の影響で塩野七生にハマったあげくローマ好きになってギボンのローマ帝国衰亡史なんて名著にまで手を出した事もありました。

…が、経営者になってから経営者視点で歴史書を読むことって余りなかったんですよね。だから今、改めて読んでみようと思いました。年初だし目標として掲げるのもありかなと。結局、経営者視点…になるので個人版目標に入るものなのか微妙ですが、個人的な経験/嗜好の焼き直しでもあるので良しとします。

んで闇雲に読んでも続かなさそうなのでターゲットは意図的にこちら。

4103096241 ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉
塩野 七生
新潮社 2006-12

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    <p>
      塩野七生のローマ人の物語、全15巻(上の写真は最後を飾った15巻目)。出来れば最近出た続編(?)とも言うべき<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103096306/feedtailor-22/">ローマ亡き後の地中海世界</a>も。一部は再読になりますけど最初から全巻最後までいきたいと思います。歴史小説的な側面もありますが「歴史学」をやろうという訳ではないのでokとします。目標も楽しめなくちゃ&#8230;ですからね。<a href="/wp/?p=92">複数冊読む習慣</a>に組み込んで少しずつ進める予定。
    </p>

    <p>
      年末にどれだけ達成できているでしょうか。頑張ります。
    </p>

2008.07.26 (Sat)

随分前の母校の同窓会エントリでも書いたのですが、「いつか大学でまた勉強/研究したいなぁ…」という思いは相変わらずある訳でして。母校でなくても良いのでチャンスがあればいつか!と思ってたら、そんな機会が訪れました。今年の9月に3日間だけ学生(?)になってきます。

文科省の科学技術振興調整費 新興分野人材養成プログラムなる取り組みの一環として京都大学学術情報メディアセンターで開催される自然言語処理に関するカリキュラム。自然言語処理の研究を始めようとしてる人や何か関連アプリ開発しようとしてる人、言語処理ツールの利用を考える人向けの講座なのだそうです。

 

日時 : 平成20年9月8日(月)〜10日(水)
会場 : 京都大学 学術情報メディアセンター南館
参加費 : 無料
主催 : 京都大学 学術情報メディアセンター

リンクはこちら

 

存在を知ったのは数日前。勢い余って即申し込み完了してしまいました。

Windows PC 持参が条件なのですがもちろん MacBook + Paralells な環境持ち込みで参加予定。3日連続で京都に通う事になりますが、まぁそんなに大変ではないでしょう。面白そうな勉強の為なら1,2時間の移動なんてどうって事ありません。

という訳で久しぶりにアカデミックな雰囲気に身を投じてみる事にしました。3日間だけですけど。受講後には自然言語処理について何かこう頭の中に具体的なイメージが描けるようになりたいですね。1ヶ月半ほど先の話ですが今から楽しみです。興味お有りの方は御一緒にいかがですか?

 

去年の同じ時期にファイナンスの勉強をしたのですが、今年は自然言語処理。こんな感じで毎年新しい世界を勉強するってのも面白いかも知れないですねぇ。死ぬまで勉強し続けたいです。


2008.06.15 (Sun)

「どんな事に興味がありますか?」と聞かれれば、間違いなく「ファイナンス」と言う自分がいます。経営者でありながら開発者でもありますから、開発関係ネタへの知的好奇心が絶える事が無いのは当然の事なのですが、ファイナンスは開発ネタと同じくらいのウェイトが今の自分にはあります。

昨年、板倉雄一郎事務所主催の企業価値評価セミナーを受けてからというもの、ファイナンスへの関心はとどまる事を知りません。今は更に酷くなってると言っても良いでしょう。毎朝30分欠かさずやってる読書も、「開発」か「ファイナンス」な今日この頃です。

例えばこんな感じ。

バフェットからの手紙 - 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル バフェットからの手紙 - 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル
ローレンス A カニンガム

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    <table border="0" cellpadding="5">
      <tr>
        <td valign="top">
          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822244571/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51YQ3N1C87L._SL75_.jpg" border="0" alt="株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす" /></a>
        </td>

        <td valign="top">
          <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822244571/feedtailor-22/" target="_top">株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす</a><br />ジェレミー・シーゲル</p> 

          <p>
            </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

            <table border="0" cellpadding="5">
              <tr>
                <td valign="top">
                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478600538/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41VNMBB7TQL._SL75_.jpg" border="0" alt="なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方" /></a>
                </td>

                <td valign="top">
                  <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478600538/feedtailor-22/" target="_top">なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方</a><br />藤沢 数希</p> 

                  <p>
                    </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                    <table border="0" cellpadding="5">
                      <tr>
                        <td valign="top">
                          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033067/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41WSZEZXSNL._SL75_.jpg" border="0" alt="金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)" /></a>
                        </td>

                        <td valign="top">
                          <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033067/feedtailor-22/" target="_top">金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)</a><br />吉本 佳生</p> 

                          <p>
                            </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                            <table border="0" cellpadding="5">
                              <tr>
                                <td valign="top">
                                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800322X/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/515DLlrCPuL._SL75_.jpg" border="0" alt="金融商品にだまされるな!" /></a>
                                </td>

                                <td valign="top">
                                  <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800322X/feedtailor-22/" target="_top">金融商品にだまされるな!</a><br />吉本 佳生</p> 

                                  <p>
                                    </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                                    <table border="0" cellpadding="5">
                                      <tr>
                                        <td valign="top">
                                          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492731512/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51311G4TZQL._SL75_.jpg" border="0" alt="インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流" /></a>
                                        </td>

                                        <td valign="top">
                                          <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492731512/feedtailor-22/" target="_top">インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流</a><br />John C. Bogle 井手 正介 みずほ年金研究所 </p> 

                                          <p>
                                            </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                                            <table border="0" cellpadding="5">
                                              <tr>
                                                <td valign="top">
                                                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800384X/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Ze3uHGzfL._SL75_.jpg" border="0" alt="黄金の扉を開ける賢者の海外投資術" /></a>
                                                </td>

                                                <td valign="top">
                                                  <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800384X/feedtailor-22/" target="_top">黄金の扉を開ける賢者の海外投資術</a><br />橘 玲</p> 

                                                  <p>
                                                    </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                                                    <table border="0" cellpadding="5">
                                                      <tr>
                                                        <td valign="top">
                                                          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775990551/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Ijwx2VjFL._SL75_.jpg" border="0" alt="タイ株投資完全マニュアル 入門編 改訂版 (本気の海外投資シリーズ (2))" /></a>
                                                        </td>

                                                        <td valign="top">
                                                          <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4775990551/feedtailor-22/" target="_top">タイ株投資完全マニュアル 入門編 改訂版 (本気の海外投資シリーズ (2))</a><br />阿部 俊之</p> 

                                                          <p>
                                                            </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                                                            <table border="0" cellpadding="5">
                                                              <tr>
                                                                <td valign="top">
                                                                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532111463/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4532111463.09.THUMBZZZ.jpg" border="0" alt="財務諸表の見方 第10版 (日経文庫 C 1)" /></a>
                                                                </td>

                                                                <td valign="top">
                                                                  <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532111463/feedtailor-22/" target="_top">財務諸表の見方 第10版 (日経文庫 C 1)</a><br />日本経済新聞社 </p> 

                                                                  <p>
                                                                    </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                                                                    <table border="0" cellpadding="5">
                                                                      <tr>
                                                                        <td valign="top">
                                                                          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534039484/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51SJ29VVE7L._SL75_.jpg" border="0" alt="道具としてのファイナンス" /></a>
                                                                        </td>

                                                                        <td valign="top">
                                                                          <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534039484/feedtailor-22/" target="_top">道具としてのファイナンス</a><br />石野 雄一</p> 

                                                                          <p>
                                                                            </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                                                                            <p>
                                                                              バフェットからの手紙はオーディオブックを買って聞いてみようかという勢いです。これらのチョイスに脈略が無いと怒られてしまいそうですが、これが自分の勉強スタイルでもあるのでスイマセン。
                                                                            </p>

                                                                            <p>
                                                                              &nbsp;
                                                                            </p>

                                                                            <p>
                                                                              自分の人生を振り返ってみて、これほどファイナンスに興味が向いている時期はないのですが、最近になってファイナンス本を読みあさる事を加速させている原因はこちらの書籍なんですね。
                                                                            </p>

                                                                            <table border="0" cellpadding="5">
                                                                              <tr>
                                                                                <td valign="top">
                                                                                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480863796/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41CFTYit7zL._SL75_.jpg" border="0" alt="リッチウーマン―人からああしろこうしろと言われるのは大嫌い!という女性のための投資入門" /></a>
                                                                                </td>

                                                                                <td valign="top">
                                                                                  <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480863796/feedtailor-22/" target="_top">リッチウーマン―人からああしろこうしろと言われるのは大嫌い!という女性のための投資入門</a><br />ロバート・キヨサキ 白根 美保子 </p> 

                                                                                  <p>
                                                                                    </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                                                                                    <p>
                                                                                      彼女に読んで貰おうと思って買って先に自分が目を通したものなんですが、印象的なこんな言葉がありました。
                                                                                    </p>

                                                                                    <blockquote>
                                                                                      <p>
                                                                                        お金は人生で一番大事なものではないが、一番大事なもの全てに影響を与える
                                                                                      </p>
                                                                                    </blockquote>

                                                                                    <p>
                                                                                      なるほどなと。
                                                                                    </p>

                                                                                    <p>
                                                                                      健康も教育も生活の質も全てお金で優劣が分かれてしまうという事なのでしょう。だからといって金の亡者になりましょうという意味ではなく、大切な人と幸せを感じながら充足感に満ちた生活を営む為に必要な道具なんですよと、そんな事を著者は書いてました。
                                                                                    </p>

                                                                                    <p>
                                                                                      冒頭に書いた<a href="http://www.yuichiro-itakura.com/shop/seminar/30.html">企業価値評価セミナー</a>で火が付いていた所に、この言葉が油となって注ぎ込み、勢いづいてファイナンスの分野に傾倒しつつあるというわけ。
                                                                                    </p>

                                                                                    <p>
                                                                                      もちろん本業はITですから、この世界で今まで以上に個人としても会社としても成長を志すのは大前提ですが、その傍らで、より大きな金融資産の形成をもってゆとりある生活を送る為に、正しいお金の知識の獲得とそれに基づく実践(投資)を今以上に加速させたいと思う今日この頃なのです。(まだまだ正しい理解に至っておらず勉強に励む毎日です)
                                                                                    </p>

2008.05.24 (Sat)

若い世代の間で貯金が流行ってるそうです。社会に対する言語化できない漫然とした不安の裏返しで、守りの姿勢で金を捉えているみたい。だから貯金。車や家を買うってのは将来のキャッシュインが期待できないのにあり得ない!そんな発想なのだとか。半ば厭世主義的なところもあるんでしょうかね。何だか寂しいなぁと思いながらも、日本の将来を楽観視出来るニュースがどこにありますか?と問うてみたくなるような情勢だけに何となく納得したりもして。

でもですよ、不安だから金を保持しとくってのはそれはそれで悪くないと思うんですが、手元の金を全部が全部貯金ってのは止めた方が良いんじゃないかなぁと最近の僕は思ったりするのです。

投資しましょうよ、投資。

金融商品を買うという意味でもそうですし、そうでない意味でもそう。守りの姿勢でお金を滞留させておくよりも(今の100万円が将来の100万円の価値と等価である保証はどこにも無い訳だし)、将来の価値を生み出す所に金を置いた方が多分良いです。使わないと決めているまとまった金があるなら貯金より良い利回りを得られる金融商品は沢山あるし、あるいは将来自分が稼ぐ為の武器になるようなモノに投下する事も出来るでしょうし。

 

個人的には後者を常にやってたいですけどね。自分への投資。己の直感が導く方向に沿ってなければいけませんが、そこに乖離がなければ自己投資は必ずお金として返ってきますから。非常に小さな体験ながら書いてみると、僕は今の会社の100%株主なのでこれを自分の資産と見なせばそれなりの利回りを達成していたりするのですが、これって自分に投資してきた結果とも言えるのかなぁと感じています。(これまでの色んな方の支えあって今の僕や当社があります。いつも有り難うございます m(__)m 沢山還元していかなくちゃ…といつも思っています)

もし自己に対する投資によって期待できる利回りより、他の金融商品で高い利回りを取れそうならそちらにお金を置いておくっていう手もありかも知れませんね。でもやっぱり成長できる自分を感じれるのは素晴らしい体験なので、利回りどうこうという事を抜きにして自分への投資はしていきたいものだなぁとも思ったりもしますけど。

 

と。こんな風に、良いのか悪いのか何やら最近お金の事になると身を乗り出して話を聞いたり喋ったりしたい自分がいてますよ。どんなカテゴリもお金は絶対関係あるので、経済、政治、教育…興味関心の範囲が広がるばかりです。

今回の件、マイミクのzukaさんと大阪でお茶会をした時に、自分が信じるモノBEST を今の若者に答えて貰ったら1位が自分、2位がお金で、最近貯金が流行ってるらしいという話があって、帰り途中に色々考えてました。結局、将来を少しでも楽観出来るようなモノをほとんど見せてあげれてない大人の世代が悪いんでしょうか。高い経済的成長を果たしていた頃の日本は、ただ単に将来の豊かさを先取りしていたに過ぎない感がぬぐえないのです。僕の中で何となく。

そんなご時世、自分があるいは会社が何か出来ないものかなぁ。と考えるのだけど答えは出ず…。うーん。

 

なんだか呟きエントリになりつつありますね。このへんで一度終わって続きはまた。


2008.05.06 (Tue)

Coins

カレンダー通りだと休日が飛び飛びになっていたり、いわゆる5月6日問題があったりで、いつからいつまで GW なのか分からないですが、まぁいずれにしても創業準備時期も含めるとここ3年間は GW=連休 の等式が成り立つ筈もなく GW=仕事 だったりする訳でつまり

GW とは Golden Work の事だったのです!

というのが今日の結論です。全国の休日出勤の起業家の皆さん、サラリーマンの皆様、本当にお疲れ様です。僕もずっと仕事してました。

 

いぁしかし僕は改めて思うのですが。世間が連休であるからこそ、仕事という意味においてこの1週間は文字通り Golden なんじゃないのかなと。お金にも換えがたい貴重な日中の時間にずっと仕事に没頭できるというのは本当に珍しい事です。

普段なら、打ち合わせが入る、電話が入る、メールが大量に届く、宅配便が届く、予期せぬアポ無し営業が来る…等々の割り込みがあるものですが、それが数日に渡って皆無なのですから。長いまとまった時間が完全に自分の制御下にあるという…まさに Golden な数日間だと思うのです。

 

もちろんプライベートとのバランスは大事ですから、そのへん彼女との時間も作りながらの Golden Work となった訳ですが、今年掲げたテーマは2つ。

  1. 昨年7月に図らずも停止に追い込まれたサービスの復活
  2. SEO x RSS というテーマで新しい商品の開発

片方は守り(?)の開発で、もう一つは攻めの開発。攻守混ぜ合わせの Golden Work。

1つ目は無事に完遂しました。既にpublicな場所に置いていますが、諸般事情あってプレス等にはしばらく出さないつもりです。携帯電話、AdobeAIR、API, Wii等々…関連させたいネタが沢山あるので、そのへんが片付いたら発表しようと思っています。

2つ目は起業仲間のSEOコンサルタント板羽さんと共同開発しているもので、弊社のRSS加工フレームワークをベースに新しい仕掛け作りを試みているもの。巧くいけば自動で持続的なSEO効果を(スパムにはならない方法で)提供できるツールになりそうです。GW中に大半を実装して実験段階に移行。これは追ってご紹介出来るかも知れません。

 

とまぁそんな感じで、可処分時間が沢山あったという意味でも、期間中に残せた成果という意味でも、自分的に Golden Work でした。明日からはまた怒濤の毎日です。頑張ります。