自分
2008.04.09 (Wed)

何事も習慣化してしまうと良いと言います。やってないと気持ち悪い…ぐらいに身についてしまうとしめたモノ。最近は色んな事を習慣にする事を楽しんでる自分がいます。そんな一つが毎日読書平行読書

 

  • 火・木 → 開発系の本
  • 月・水・金 → ビジネス系・自己啓発系、その他勉強系の本
  • 土・日 → 上記のいずれか

 

という風に曜日によって読む本を分けて、「常に2冊の本を平行して読んでる」状態を作っています。計算すると1週間で3時間半相当、1ヶ月で約15時間を読書の時間に充てている事になりますね。もう3ヶ月ぐらい続けていますが、このスタイルにしてからかつてない程に本を読めています。

 

習慣化恐るべし。継続は力なり。

 

書評をブログに書くスピードが全然追いつかないデメリットは確かにあるんですが、毎日朝に本を読まないと気持ち悪いという感覚が何か良い感じです。毎日読書、お勧めです。

skitched-20080409-161334.png

こういう読書スタイルを採った理由の一つはこの写真。既に本棚が破綻しかかってます。既読と未読を併せて各段手前と奥に2列構成ですので、積ん読の量が半端ではありません。

 

何とかせなっ!

 

昔は電車通勤中に読んでいたものですが、最近ホントに乗らないので放っておくと溜まるばかり。いい加減、読みたいと思って読めてない本をもっとちゃんと読みたいなと。だから、習慣化して確実に読み進められるようにしたかったという訳ですね。

2冊平行読みしているのは開発系の本が相当ある一方で、開発以外の本も結構多いから。最近ホント全然一貫性が無いチョイスをしてるんですが、例えばこんなの。

448407236X 有価証券報告書を使った 決算書速読術
望月 実 花房 幸範
阪急コミュニケーションズ 2008-01-30  

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    <table border="0" cellpadding="5">
      <tr>
        <td valign="top">
          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414304164/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21sCV4cOAZL.jpg" border="0" alt="4414304164" /></a>
        </td>

        <td valign="top">
          <span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414304164/feedtailor-22/" target="_top">影響力の武器[第二版]</a><br /> ロバート・B・チャルディーニ 社会行動研究会<br /> 誠信書房 2007-09-14  </p> 

          <p>
            <span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span>
          </p>

          <p>
            </span></td> </tr> </tbody> </table> 

            <table border="0" cellpadding="5">
              <tr>
                <td valign="top">
                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478003742/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21RQcVh01eL.jpg" border="0" alt="4478003742" /></a>
                </td>

                <td valign="top">
                  <span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478003742/feedtailor-22/" target="_top">XBRLの衝撃―日欧米40数カ国550余機関が推し進める世界標準</a><br /> 花堂 靖仁/ダイヤモンド社<br /> ダイヤモンド社 2008-03-07  </p> 

                  <p>
                    <span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span>
                  </p>

                  <p>
                    </span></td> </tr> </tbody> </table> 

                    <table border="0" cellpadding="5">
                      <tr>
                        <td valign="top">
                          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088427/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21fqb-TZVBL.jpg" border="0" alt="4152088427" /></a>
                        </td>

                        <td valign="top">
                          <span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088427/feedtailor-22/" target="_top">運は数学にまかせなさい―確率・統計に学ぶ処世術</a><br /> ジェフリー S.ローゼンタール 中村 義作 柴田 裕之<br /> 早川書房 2007-07-20  </p> 

                          <p>
                            <span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span>
                          </p>

                          <p>
                            </span></td> </tr> </tbody> </table> 

                            <table border="0" cellpadding="5">
                              <tr>
                                <td valign="top">
                                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582806600/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/217T1MPJ5PL.jpg" border="0" alt="4582806600" /></a>
                                </td>

                                <td valign="top">
                                  <span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582806600/feedtailor-22/" target="_top">ティルックラル―古代タミルの箴言集 (東洋文庫 (660))</a><br /> ティルヴァッルヴァル<br /> 平凡社 1999-09  </p> 

                                  <p>
                                    <span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span>
                                  </p>

                                  <p>
                                    </span></td> </tr> </tbody> </table> 

                                    <p>
                                      自分が一番好きな開発の本も読みたいし、この手の本も同じくらい読みたい。&#8230;ので平行して2冊です。もっと沢山平行して読む方もおられるようですが、僕は2冊が一番しっくりきますかね。
                                    </p>

                                    <p>
                                      &nbsp;
                                    </p>

                                    <p>
                                      という訳で、<strong>毎日読書</strong>と<strong>平行読書</strong>というお話でした。積ん読に悩まされてる方にオススメです。
                                    </p>

2008.03.01 (Sat)

当社にとって非常に意味のあった RIA Evolution Seminar

AIRなのにRIAじゃないアプリだし、一番地味だし…っていう事で、Audienceの皆様の記憶のどこかに少しでも残れば幸い…ぐらいに思っていたのですが、嬉しい事に何人かの方のブログで感想を頂く事が出来ました。

幾つかご紹介したいと思います。

フィードディーラーさんの話は衝撃的…(中略)…タスクトレイはなんか考えようと思っていたけど、それをメインにするアイデアは無かった。

「王道をいかない新しさ」みたいなモノを常に目指しているので、衝撃的と評して頂けた事、そしてそのアイディアは無かったという感想を頂けた事が最高に嬉しいです。ken39argさん、有り難うございます。これからも良い意味での意外さや驚きを感じて頂けるような会社でありたいと思います。

もう一つ。

しかしそれ以上に感じたのは、この人がすごくプレゼンテーションが上手かったこと。…(中略)…ああやって話すの難しいんだよね、素晴らしい。

僕は色んなモノを見聞きしていく中で、「経営者が説得力あるプレゼンを出来る会社は伸びる」という、ある種の法則の存在を漠然と感じてきました。実際に、プレゼン巧い経営者がいる所に投資する…ようなベンチャーキャピタリストもいるぐらいですし(僕はVC嫌いですけど)。

このずっと感じてる法則が正しい事を信じてプレゼンの技術向上を図ってきたつもりであっただけに、そこに着目して頂けたのは本当に嬉しいです。mochikoさん、有り難うございます!

 

今回、イベントに参加された方々のブログを拝見して、同じプレゼンでも色んな視点で見て頂けているのだという事を改めて感じた次第です。

自分が伝えようとしている事が伝わるのはもちろんの事、テーマとして取り上げていない事も共に伝わるような、そんなプレゼンが出来るようこれからも精進して参りたいと思います。


2007.11.22 (Thu)

暫く集中的に時間投資していたミッションがようやくコンプリートしました。

…と言っても何のことはありません、単なる資格試験です。国家試験でも免許に類するものでもないので僕や会社の何かが変わるという訳ではありませんけどね。

skitched-20071122-150856.jpg

受験したのはXMLマスター ベーシックV2という試験。名前からも分かる通りXMLに関する試験です。先日、入居しているインキュベーション施設の入所企業紹介にRSSをはじめとするXML関連システムのベンダーと書いた事を紹介させて頂きましたが、そんな事を書いた以上は何か形が欲しかった訳ですね。

 

資格試験が仕事をする訳ではないと社会人成り立ての時期に耳にした言葉が今でも脳裏に焼き付いていますが、決して無意味なものではないというのが僕の考え方です。

理由付け無くその取得を強いるのはどうかと思いますけど、勉強する過程で身に付ける事になる体系だった知識が実践に役立つ事はままありますから、業務に近い資格試験対策は少なくとも無駄では無いと僕は思ってます。

また、この手の資格に準ずる「形」を持っている事が取引上プラスになる事もあったりします。取引先と言いますか特に仕事を依頼して下さる方で、この業界の事が分からなければ分からないほどその効果が高い事があります。(実績がある事も重要なファクターではありますね)

技術があればそれで良いという考え方もあるにはありますが、そこは仕事を依頼する側の立場に立たないといけません。安心感を担保するものなら資格なりなんなり形となるモノを現実的な範囲で持った方が良い。

あくまでも、どこまでも、お客様視点でありたい訳です。

 

という訳で元々はこの試験に合格している事実だけが欲しくて挑戦したのですが、思いのほか収穫がありました。

試験範囲に含まれる、XML SchemaXSLT 、その他 XLinkXPointer(これは厳密には範囲外)等は当社がRSS(フィード)以外に手掛けているXBRL(研究開発段階ですが)では必要不可欠なものでして、それらの基礎を改めて叩き込めたのは特にプラスになったと思います。

あと、(最近WebKit周辺で盛り上がっている?)XPathもですね。こちらの知識は新たなサービスの企画にもプラスに働いて、また面白い事を仕掛けようという動機付けになりました。

 

今回、それなりに頑張った自分へのご褒美として、前々から欲しかったモノを購入しようと思っています。無論、開発関係のアイテム。遅くとも年内にはゲットする予定ですのでまた公開させて貰います。…さてさて、この次はせっかくなのでXMLマスター プロフェッショナル(アプリケーション開発)を目指しましょうかね。もちろん仕事もしっかりやりますよ。


2007.11.21 (Wed)

先日のエントリで紹介したJavascript第5版読書会に参加してきました。普段のエントリと違って開発色が強いですがご了承下さいませ。一応、開発者魂を忘れない経営者でいるつもりですのでそのへんもアピール。

skitched-20071122-090922.jpg

感想は、そりゃもう「楽しかったですよ」って事に尽きます。勉強する事が好きな方々と共に勉強する事が楽しくない筈がありません。

ただ今回の勉強会は、普段参加する事の多い経営全般・営業全般・自己啓発全般の非開発系勉強とは違って、開発者による開発者の為の勉強会。特に感じたのは、自分がやっぱり会社経営しているとは言うモノの根っこの所は開発者だよなぁということです。

 

社長という立ち位置で色々動き回っていると、お付き合いする方々の属性や肩書きも随分と変わってくるもんで、開発者ってほとんどいません。

むしろ、「こんなシステム作りたいんだけどね」「ちょっと聞きたいんですけど」というような、開発なら feedtailor の大石さん的に接して下さる場合が98%ぐらいだったりします(いつも感謝しています、有り難う御座います)。他業界だけど同じ経営者の方だったり、コンサルだったり、デザイナーさんだったり。

業界や専門分野が違うからこそ得られる刺激はもちろん多分にある(これはこれで大変嬉しい事なのです)のですが、開発者としての志向性も持ちながらの経営者であるからこそ、非開発系刺激以外にも開発系刺激をリアルに受けたいという自分も実はシッカリといたりします。

二兎を追う者は一兎をも得ずという話もありますが、ここだけはゆずれない。だって経営する事と同じくらい開発する事が大好きですから。

 

今回の勉強会は久しぶりに、そんな思いにガッツリはまるリアル刺激を受ける良い機会になりました。

Javascriptをもっともっと勉強したいと思えたし、引き合いに出される事が比較的多かったRubyについても真剣に勉強したいと思い至りました。影響されやすい僕はこの手の刺激があるとすぐに行動してしまいます。今週末あたり Javascript が関係する案件に注力する一方で、Ruby の本読みながら何か作ってるんじゃないかなぁ。この読書会にはまた参加したいと思います。

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あと、これはマジビックリしたというか正直に嬉しかったのですが、Mac使いが多かった!!!!GeekにMac使いが増えてるのはやっぱり事実なんでしょうね。改めて実感しました。

そこで、ウチは「原則Windows禁止な新しモノ好きGeekなITベンダー」の看板を掲げているつもりですので、そう遠くない将来、この手のイベントを通してお会い出来た方に「原則Windows禁止なウチで一緒に開発楽しみませんか…」ってなお声掛けが出来たらステキだろうなぁと妄想してみたりした次第。(Ensembleを共に開発したitokさんを…ってのは前から書いてる通りデスがなかなか実現には至らず…)

 

Javascriptのコードも出てくるような詳細エントリは、既に公開されている各所のまとめブログにお任せしたいと思います。

主催者のkanasanさん、お疲れ様でした。そして有り難う御座いました!!


2007.11.13 (Tue)

どんな事にも意味はある…と言うものの、僕の中には32年余りを生きてきて「なんて勿体ない時間の過ごし方をしてしまったのだろう」という時代があります。

色んな事が出来ていた筈なのに視野が狭く可能性をことごとく潰してきた時代。学ぶ楽しみを享受できる機会が数多ある環境でそれを見て見ぬふりしていた時代。

今だからこそそんな風に振り返る事が出来る後悔の4年間、それが僕の大学生時代です。

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後悔する事は何も生み出しませんから自分史の一部としてしまっておくとしますが、過去の自分からは想像も付かないITベンチャー社長という身にある今は、そんな過去に繋がりを持っていたモノやヒトと再び繋がる事には十分意味があると思っています。

(中学校時代の友達(戸上大資氏)と同じ社長という立場で再会した一年以上前の出来事もその一例)

1998年に卒業してからはや10年。今月下旬に新大阪近くのホテルで大学の同窓会が開かれる事になりました。…正確には同窓会とは言わないのかも知れないのですけどね、なにせ僕も籍を置いていたその学科の歴史33年間(所属していた学科の歴史は結構浅い)の卒業生や教授等の関係者が集まるというのですから。規模も半端じゃありません。…そして会費も半端じゃありません(笑)

が、行く事にしています。

お世話になった先生方にご挨拶出来る機会に期待して、かつて机を並べて学んだ友達に会える事に期待して、そして同じ専門分野で学業に勤しんだであろうお会いした事もない諸先輩方や後輩の方々との新しい出会いに期待して…。

実は我が母校…っていうか多分どこの大学でもそうですけど、有名な方ってそれなりにいらっしゃる訳ですね。ウチも田舎の大学ながらご多分に漏れずで、同じ学部なら作家の東野圭吾とか、同じ学科だとソースネクストの松田社長とか。お会いできる筈もないそういう方とご挨拶出来ればと淡い期待を抱きながらも、実は大学の先生方とお話し出来そうな機会に一番期待していたりします。

 

僕は将来、もう一度、学びの場である大学で研究するというアカデミックな世界に身を置く時間を作りたいという熱烈な思いを持っているのですが、そのへんを軽く相談させて頂くきっかけを貰えたら嬉しいなとか。

あと、今後の当社の経営方針の一つとしてインターン制度の積極的な活用を真剣に考えておりまして、経営者としてこのへんを大学と相談出来るようなきっかけが頂けたら嬉しいなとかって考えています。

 

ただまぁ自分が受けるばかりの打算的な参加はいけませんので、今の近況をご報告する事をもって感謝の気持ちをお伝えしたいとは思っています(先生方に自分が提供できる事って多分それ程多くないし…)。

無論、リアルタイムに学生さんである方やかつての学生さんで今ビジネスの世界でご活躍の方々とも時間を共に過ごし、楽しいひとときを過ごせればなと。

 

そんな大学同窓会はもう間近。貴重な機会に感謝ですね。関係者の皆様、有り難う御座います。