会社経営
2013.04.25 (Thu)

恒例となったApple主催の開発者イベント。今年は6月10日から5日間。

毎年何かしら新しいOSやデバイスが発表されたりする訳ですが、今回はappleがプレスリリース中で「WWDCで新しいバージョンのiOSとOS Xをお渡しするのが待ちきれない気持ちです」と書いており、少なくともiOSとOSXの2つが発表される事が明白になっていました。

そんな感じで期待感を煽られるままに始まったWWDC2013のチケット争奪戦。日本時間 4/26 AM2:00 に幕は切って落とされたのですが…

約16万円もするチケット(確か5000枚分ぐらい?)なのに、わずか2分という驚異的な速さで完売してしまいました。何という事でしょう!2分で約7,8億円(?)を売り上げる apple ハンパ無い!

 

幸いにして弊社の @itok_twit, @nakiwo, @sumihiro は3人とも無事にチケットをGET出来た模様。全員がバラバラで申し込んでいたのに昨年と同じメンバーでまた行けるというのは非常に運が良いと思います(買えなかった方、すいません…)。僕は基本留守番担当なので争奪戦を見守りつつ安堵した次第。

という訳で、弊社はWWDC2013に担当エンジニア総出で参加致します!

昨年のWWDC2012を振り返ると、参加したおかげで「法人向けにiOSが凄い事になる!」という事がどの会社よりも先んじて分かったんですよね。SYNCNELを始めiOSでB2Bビジネスをしている弊社的には結構重要な事。得た情報はNDAなので他言は出来ませんが、昨年の場合は3ヶ月以上先に情報を知っていた(Single App ModeVPP の情報等)のでアクションを起こせたという意味でWWDCに払う金に大いに価値はあると思ってます。あ、もちろん開発に関連する情報も多分に有用です。

ちなみに今年の留守番担当は1人増えて3人。僕と @kumatch先日募集して来月joinして頂く事が決まったWin系エンジニア。…なのですが留守番ばかりは面白くないので、@kumatch にはAWSのイベントに行って貰う予定です。新しくjoinして貰うWin系エンジニアにはMS系のイベントに行って貰いたいなと。

僕だけどこも無し(笑) まぁ、経営者として人間の器を大きくする為の何かに数日会社をあけて行ってくるってのもアリかもって思ってはいます。もう開発はしないと決めてるので開発系は無しですね。

少し横道にそれましたが、スケジュールも決まり、参加する事も決まり、ワクワク感が次第に高まってきたWWDC2013。appleは次にどんな新しい世界を見せてくれるのでしょうか。噂の iPhone カラバリの発表かとか、iWatch が発表かとか、とっても愉しみです。


2013.04.21 (Sun)

生まれ変わった新生「そら案内」、遂にリリースです!!

弊社看板アプリのフルリニューアルとあって本当に感慨深いものがありますね。「そら案内をそろそろ作り直してみようか」と構想が生まれてから半年。ようやく形になりました。

天気予報は、もっと便利に・見易く、そして愉しく、出来るんじゃないか

生まれ変わった「そら案内」は、この問いに対する僕らなりの解です。気象情報の取り扱いに関する全てのノウハウ、4年に渡り蓄積してきたアプリ開発の知見、インタラクション設計を含むデザイン力、それらの集大成と言っても過言ではありません。開発は @itok_twit 担当、デザインはお馴染みメタ・グラマーさん、気象データは日本気象協会さんです。

自分で言うのもなんですが、毎日の天気を気にされる皆様に自信をもってお勧め出来るアプリに仕上がったと思います。そんな新生「そら案内」は iOS6.0 以降に対応。以下に画面キャプチャを掲載しつつ御紹介します。

 

超シンプル

これは絶対に譲れないこだわりポイント。

ゴチャゴチャし過ぎはダメ、でも詳細な情報も見たい、と言っても複雑な操作は嫌

この何とも難しい、互いに相反する要件を満たす為、新生「そら案内」では地域の気象情報を極力1ページ内にまとめつつ、見たい情報に容易にアクセス出来るようにする…というアプローチを採りました。気象情報について毎日見たい情報とは、多くの場合、

  1. 今日/明日の天気予報
  2. 週間予報
  3. 概況

ではないでしょうか。これを1つの画面に収めています。アプリには「自分はどの地域を見たいか」を市区町村単位でを教えるだけ。シンプルですね。こんなふうに。

これら基本的な情報を見るぶんには、地域の切り替え以外の画面繊維は不要。webページを見るように縦方向にスクロールするだけになりました。従前は画面の切り替えが発生していましたので、それに比べると一望性は高まったかと。

…ですが、一方で、1画面に収めた代わりにスクロール領域が長くなってしまうんですよね、どうしても。これを解決すべく、新生「そら案内」ではフッタ領域に独自のショートカットを用意しました。

タップするとそれぞれの位置に勝手にスクロールしてくれます。意図した通りの挙動をするよう、タップ領域も微妙に調整しています。

 

シンプルだけど詳細情報もバッチリ

前述の

  1. 今日/明日の天気予報
  2. 週間予報
  3. 概況

に加えて多くの場合は

  1. 今日/明日の天気予報
  2. 今日/明日の詳細予報
  3. 週間予報
  4. 概況

というように時間軸にそった詳細情報も見たいものです。出勤前なら「今だいたい何度ぐらいだろう?」とか「今日取引先と会食に行くけど晩は降るかな?」とかを知りたい訳ですね。

とはいえ、安直にそのまま3時間毎の情報を同じページに並べるだけだとシンプルさが失われてしまいます。画面を切り替える仕組みにするのも何か違いますね(従来はそうだったので扱いにくいという感想も)。

そこで、新生「そら案内」では、今日/明日の天気予報の行をタップした時に、その直下に詳細予報を表示するようにしました。感覚的にも近いですよね。ニョキっと詳細情報が姿を現す感じ。

もう一度タップすると元の表示に戻ります。これはお好みに合わせてユーザ様に選んで頂きます。開きっぱなしでも良いし、閉じるのがデフォでも良い。いずれにしても1画面にすべてを収めシンプルな操作感を損なわないようになっています。

詳細予報の新しい表示の仕方

数字の列挙ではなく気温グラフを背景に描画しています。ここまではよくあるのですが、新生「そら案内」ではもう一歩進んで、前日の気温グラフを重ねて表示するようにしています。(OSX版で初めて導入した)

色の付いた面グラフ的な表示が今日の気温の動き。薄いグレーの線は昨日の気温の動きです。この2つを重ね合わせると、例えば日々の服の選択がとってもやり易くなるというメリットがあります。「午前中は昨日と同じような気温だけど、今晩は昨晩と違って少し気温が上がるから、鞄に収まるような軽いものを羽織って行くか」なんて判断が出来る訳ですね。個人的に超お気に入りの表示。

天気図などの画像も充実

これは常時見るものではないかなという判断で、少し奥まった所に格納しています。

[アクションメニュー]をタップして、

[天気画像]をタップすると

こんなふうに表示されます。気象情報/天気図/雨雲の動き/アメダス気温の4つから選んで頂けます。従前の「そら案内 for iOS」では画面を横にして見るスタイルでしたので、それに比べると見易くなってると思います。

ちなみに、天気画像はよく見るから2タップ必要なのはちょっと…という方の為に、「設定」から画面左上のボタンを「天気画像」ボタンに割り当てる事が出来るようにもなっています。

生物季節情報も健在

従前のバージョンでも愉しんで頂いていた生物季節情報(生物/植物の初観測日レポート)は新生「そら案内」でも健在です。これも同じくアクションメニューからの2ステップとなります。こんな感じ。

「へぇ、今日は、いちょうの発芽が観測されたのね」なんて思いながらタップするとwikipediaで詳細が確認出来ます。ちょっとした豆知識として良いですね。

ちなみに生物季節情報も「設定」から画面左上のボタンに割り当てる事ができるようになっています。

もちろん注意報/警報も

これも重要な情報ですね。載せない訳にはいきません。以前のバージョンでは若干ユーザ様を混乱させてしまう点がありましたので表示箇所を改善しています。

 

天気情報を愉しむ投稿機能

新生「そら案内」では、TwitterやFacebookに天気情報を写真に絡めて投稿する事が出来るようになりました。「天気をつぶやけたら良いのに…」とリクエストを頂いていた皆様にはお愉しみ頂ける機能に仕上がっていると思います。

画面左上の「投稿」ボタン(標準では投稿ボタンになっていますが、設定で天気図や生物季節情報のボタンに差し替える事も出来ます)をタップすると、以下のようなメニューが出てきます。

ん?天気予報アプリでカメラとか画像とか一体なんなの?

その答えは次の画面に。

InstaWeather というアプリを愛用されている方がいらっしゃればピン!と来て頂けるかと思いますが、「写真を撮る」を選ぶと…。

こんな感じで、天気情報が重なる正方形フレームの向こうにカメラの向こうの景色が映ります。シャッターボタンを押すと撮影できます。天気予報の位置を色々変えてみたりとか…。

更に、右下のボタンをタップして

載せる情報も取捨選択してみたりとか。

こんなふうに。

そして大事な事ですが、画像の中に「そら案内」のcopyright 等は一切含めていません。投稿する愉しみを阻害しかねないですからね。ご自分のお気に入りのショットに、(ある程度)自由に天気情報を重ねて、

「今日の空模様はこんなだよ〜、天気予報が言ってる通りだよ〜」と写真付き&テキスト付きで投稿して頂けるという訳ですね。デフォルトで入る投稿テキストは「設定」でカスタマイズも可能です。

そら案内のハッシュタグまで外せるようになってるアプリはなかなか無いと思います。これはウチらしいと言えるかも :-)

ご想像頂ける通り、カメラで撮影した画像だけではなく、カメラロールから写真をもってくる事もできますので、お気に入りのカメラアプリがあるんだ!という方にも問題なくお使い頂けます。また、天気情報フレームをかぶせた結果の画像は、InstagramやPictShare等の他のアプリに渡す事も可能です。

そら案内の画面キャプチャを投稿する事も出来ます。

 

その他の便利機能

地域登録のGPS検索と郵便番号検索

GPSで現在位置を調べてすぐに予報を見る事が出来ます。地域一覧から選択する場合は、地域情報の階層をたどって行く方法以外にキーワード検索と郵便番号検索が可能です。頭5桁の数字でほぼ決まりますので郵便番号検索が登録時には一番便利かも知れませんね。

カレンダー連携

これもまた新生「そら案内」で、天気情報の新しい活用法として提示させて頂きたい機能。

ほとんど全ての人がそうだと思うのですが「天気」って必ず「予定」を意識して確認しますよね。今晩の天気が気になるのは友達と晩に食事に行く予定があるからで、週末の予定が気になるのは家族で旅行にいく予定があるからです。

生活において「天気」と「予定」は密接に関わっています。だから、天気アプリを見て、カレンダーアプリも見るんですよね。でもそれって実は面倒くさくて、一緒に見れた方が便利なんじゃないだろうか。そんな発想で生まれた機能が新生「そら案内」のカレンダー連携です。(この機能は¥170の拡張パックを購入頂く必要があります)

カレンダー連携が有効になると、週間の天気予報が標準のカレンダーに書き出され、結果として普段お使いのアプリに「天気予報機能が追加された!」的な動きをする事になります。

使い方は至って簡単。[アクションメニュー]から[地域設定]を選択

![]()

ここでカレンダー出力をしたい地域をタップします。

既存の登録済みカレンダー名の一覧が出てきますが、そら案内専用に新規作成した方が良いですね。画面最下部の「新規追加」をタップして名前をつけて保存(CalDav等でネットワーク上のカレンダーを参照している場合はどこに保存するかも選択して下さい。ですが通常は「ローカル」でokです)。

これだけの設定で、カレンダー上に絵文字で分かり易く天気が表示されるようになります。

 

機能拡張パックで更に充実

新生「そら案内」は基本的に無料ですが、有償(170円)の機能拡張パックをご購入頂くと大きく4つの機能が有効になり更に使い易くなります。

週間予報+

週間予報は通常文字通り一週間分先までの天気予報を表示するものですが、これが9,10日先までの予報となります。単純に情報量が増えて更に先の予報まで確認頂く事ができるという訳ですね。

カレンダー連携

先にご紹介したカレンダー連携をご利用頂く事が出来るようになります。

Evernote連携

先にご紹介した投稿機能で Twitter や facebook は無償でどなたでもご利用頂けますが、これに更にEvernoteへの投稿機能が追加されます。例えば、毎日日記のようなものをノートとして作成されている場合に、その日の天気情報を付与出来るようになりますのでライフロガーな皆様にご活用頂けるかと。

広告除去

画面上部に表示している広告を除去します。新生「そら案内」は既存の「そら案内 for iOS」とは別アプリとしてリリースさせて頂いていますので「そら案内 for iOS」で広告除去権をご購入頂いておりましても、再度拡張パックの購入という事で必要になってしまいますが予め御了承下さいませ。(日本気象協会様との話し合いで、既存アプリの除去権は既存アプリ内に限定されるという考え方になっておりますので御了承下さいませ)

広告除去すると以下のような感じになります。


iPhone5では、広告除去により今日/明日の詳細情報までが綺麗に収まる

尚、拡張パックは公開記念と致しまして、本日より2週間、半額の85円で御提供させて頂きます。

 

iPad版

新生「そら案内」は、もちろんiPadにも対応しています。機能は一緒ですが画面の構成は全く違います。さすがに画面の大きさがそのまま情報の一覧性に繋がっていますね。ただ、シンプルさを損なわないようデザイン担当のメタ・グラマーさんには大変気を遣って頂きました。(実際、iPad版のデザインに相当苦労されていたようでした)

以下に代表的な画面キャプチャを並べてみたいと思います。基本、画面上部に今日/明日の予報を表示し、それ以外の詳細系の情報を画面下部のタブで切り替えるようになっています。

今日/明日予報 + 詳細情報

今日/明日予報 + 週間予報

今日/明日予報 + 概況

今日/明日予報 + 天気画像

生物季節情報や注意報/警報もシンプルに表示

あ、もちろん縦にも対応しています。全部載せ出すと画面はキリが無くなってしまうので(汗)、実際にiPadで御覧頂けましたら幸いです :-)

 

既存の「そら案内 for iOS」は?

既存のもので良いという方もいらっしゃると思いますので、そのまま最新のものをベースに v1.4.x 系としてAppStoreに残させて頂きます。今後は新生「そら案内」の開発に全力を注ぎたいので、v1.4.x 系は新規機能の追加を行わず不具合対応等のサポートのみを継続していくつもりです。

共存すると名称がややこしくなりますので、複雑さ回避の為に名称は以下のようにさせて頂きました。

新しい名称
既存のそら案内 for iOS そら案内 classic
今回リリースの新生そら案内 そら案内

という事で、今後iOS向けについて「そら案内」と書く時は今回の新しい「そら案内」を指し、これまでのものは明示的に「そら案内 classic」と呼ぶ事とさせて頂きたいと思います。

 

天気予報アプリの新しい形

僕らは新生「そら案内」で天気予報アプリの新しいカタチを提案したいと思っています。2,3年前とは事情が変わってスマートフォンが当たり前となったご時世に、改めて天気予報は人々の生活とどう関わっていくのだろうか。そんな視点で議論を重ねた結果、他の天気予報アプリには見られない、

  • 詳細予報で昨日と今日を重ねてグラフ表示

  • 予定と天気を統合するカレンダー連携

  • 写真(画像)と天気を組み合わせた投稿機能

といった特徴的な機能を(シンプルさを崩さずに)持つに至りました。僕らの天気予報に対する捉え方が正しいのかどうか、それは新生「そら案内」がユーザの皆様に常用頂けるかどうかかかなぁと思っています。個人的に使っていて思うのは、新生「そら案内」が今の自分のスマートフォンを手放せないライフスタイルにはピッタリ合ってるなーという事です。

皆様にも是非是非、生まれ変わった新しい「そら案内」をお試し頂けたらと思います。今後とも「そら案内」をどうぞ宜しくお願い致します。基本は無償あぷりですので一度お試し頂いて、感想やご意見などお寄せ頂けましたら幸いです。

という事で新生「そら案内」のご紹介でした!!


2013.04.20 (Sat)

昨年のGW、第1回に参加して本当に素晴らしいワインとは何かを体験しました。

1989年の5大シャトーや95年のドン・ペニリヨン、23年のシャトー・マルゴーなど、富裕層の方が言われる「本物」の凄さを知りました。僕の知らなかった世界です。衝撃の余りあの時の感覚はやっぱり記憶に残っていて、今でもワインを飲む時の尺度になっています。

例えばワインバーで飲んだマスターお勧めのワインが「あ、あの時に近い風味やけどちょっと遠い」みたいな…。あくまで飲み手として愉しむ程度なので語彙の少なさはご勘弁を…なんですが、そういう愉しみ方が出来るのも「最高」の片鱗を味わえたからこそかなと。

ワインを心から愉しむことができる人生を過ごすのに必要なことは、

  1.最高のウルトラワインを、

  2.できるだけ早いタイミングで、

  3.できるだけたくさん飲むこと、

です。

とは本会主催の加藤さんの言葉。モナコ在住の事業家で僕の尊敬する富裕層/成功者の一人です。大阪でSEOと言えば…のHUGOの元社長さんなのでご存じの方も多いと思います。

 

明日(2013/4/21)、この会の第2回が開催される事になりました(詳しくはこちら)。

金額も決して安くないのにWWDCか!とツッコミを入れたくなるぐらい、告知と同時に半日経たずして瞬時キャンセル待ちに。僕は前回の記憶があったので今回も迷わず参加すべく即断でエントリーしてまして、そういう訳で明日、珍しく出張以外の理由で上京します。

こういう会に集う人がこれまたワインと同様に凄い方々なので、ワインと交流を愉しみつつ、次元の違う成功者/富裕層が見る世界の琴線に触れてこようと思います。

明日に予定されているワインのラインナップは壮絶の一言につきます。シャトー・マルゴーの1918,1925,1933,1447,1952の後にロマネコンティ 1974が続く前半。そして1870年モノ、1900年モノと並ぶ後半。もはや異次元過ぎて意味が分かりません。凄すぎて、会場となるホテル椿山荘のシェフも「夢のようなワイン」とメッセージを残しているぐらいです。

第2回 ウルトラワイン会直前メッセージ from katomanabu.com on Vimeo.

貴重な機会をめい一杯愉しんで来ようと思います。ワイン会の様子を facebook 等でもレポートしてみようと思います。


2013.03.19 (Tue)

先日の求人エントリですが沢山の人に御覧頂きまして、既に幾つも御連絡を頂いております。皆様、有り難う御座います。

先のエントリに書いた通りホントに本ブログでのみの求人で発信は全てソーシャルに頼るという試みでしたが、僕らが予想もしなかったような方々から応募を頂いており嬉しく思っています。今、順番にエントリ頂いた皆様とお話をさせて頂いているところ。

ところで求人エントリを振り返ってみますと、通年採用活動なのか時限的採用活動なのかがよく分からない書き方をしてしまっていました。すいません。今回の趣旨は後者でしたので、ちゃんと明示させて頂くべきでした。

という事で、3月31日を応募締め切り日とさせて頂きます。(先のエントリも更新)

 

フィードテイラーという会社は10人以上にはしないという僕の考えが元々あるので、仲間を +1 するのも石橋を叩いて割るんちゃうかってぐらいに慎重派です。いわゆる通年採用という形態は採らない事を決めており、丁度節目となる3月末をもって一度区切りとしたいなと思っている次第です。(無論、状況によって年内に更にもう一回…というような事もあるとは思います)

そんな弊社は、4月から今期第2四半期が始まります。

第1四半期(Q1)が新しい戦略を形にする為の準備期間だとすれば、第2四半期(Q2)は戦略を形にしていく時期になります。「そういう展開なん!?」的な動きも含めて aggressive に動いていくつもりです。今回の求人エントリはその布石。そして第3,4四半期で戦略実施後の体制を(収益面も含めて)盤石なものにしていく、そんな1年間にしたいと考えています。

今年はやっぱり色んな意味で超激動の1年になりそうです。


2013.03.13 (Wed)

(いわゆる求人エントリです。アツい思いを込めたので超長文になりますがご容赦を。待遇面を先に知りたいって方はこちらへジャンプして下さい)

フィードテイラーという会社は今6人でやってますが、これまでpublicに「求人」という行為は一切やった事がありません。ある意味、ウチにとっては禁断のmethod扱いをしていて、これまでの join は全て僕からの声がけかエンジニアからのコンタクトに限っていました。まとめるとこんな感じ。

役割 きっかけ
@oishi 経営者。開発以外の何でも屋 (創業者)
@itok_twit iOS / Mac アプリエンジニア 口頭で本人から
@kumatch Webアプリ/Webインフラエンジニア Twitterで僕から
@nakiwo iOS / Mac アプリエンジニア Twitterで本人から
@sumihiro iOS / Webエンジニア メールで本人から
@ikunee 開発支援 (奥さん)

 

良い環境と優秀な人財が、新たな優秀な人財を引き寄せる」という持論の証明を意図していた事もあり、これからもずっと同じ方法で行く事を心に誓っていましたが、事業方針の変更、お客様やパートナー様から期待して頂いていることが多くなっていること、時代の変化がますます速くなっていること、等々を鑑みて「伝統」にメスを入れる事にしました。

という事で、今回のエントリをもって、フィードテイラーの新たな仲間になって頂ける方を募集させて頂きたいと思います。興味をお持ち頂けた方は以下相当な長文になりますがご一読頂けたら幸いです。特に興味ないよ〜って方も、宜しければ facebook や Twitter 等で拡散して頂けたら嬉しいです :-)

 

今回、一般的な求人に見られるような「職種」というくくりではなく、今後の事業展開を見据えて僕が欲している「技術」という観点で書いてみたいと思います。優先順位を付けて列挙すると以下の通り。

  1. サーバサイド開発全般
  2. プログラマブルインフラ構築(仮想化技術)
  3. Windowsソフトウェア開発
  4. Androidアプリ開発
  5. iOSアプリ開発
  6. 開発案件マネジメント

詳しくはそれぞれ後述させて頂きますが、まずは最初にウチが「伝統」を変えてまで今回の求人エントリを書くに至った背景を記してみようかと思います。

 

背景

まず弊社フィードテイラーという会社ですが、大阪でiOSアプリ開発を専門にやっているIT企業です。

2008年秋からiOS事業をやっていて、開発したアプリは4年半で約100個。代表的なアプリに天気予報の「そら案内」や、法人向けファイル共有サービスの「SYNCNEL」、最近ではネタアプリとして「富豪ブック」や「8bitter」などがあります。


社内に飾られる実績アプリのアイコン達

4年間、iOS専門でずっとこだわってきた事が功を奏してか、創業来の目標だった「受託:自社の収益比率を1:9にする」が少しずつ形になってきた昨今。特に昨年は2歩も3歩も歩みを進める事ができて、今、自社プロダクトからの収益が結構なウェイトを持つようになりました。ありていに言えば、継続的な収益が良い感じに積み上がってきているという感じなんですね。

この状況をもっと加速したいと今強く思ってます。

自分の思い描く理想の開発環境・就労環境をより具現化する為に。そして、自分に関わって貰えた全ての人や会社の幸せの総量が最大化するように。それを達成する為に次のアクションとして何が必要かも見えてきた、そんな状況です。

スマート関連ビジネスの動き

スマート関連とはスマートフォンやタブレットを含めた総称。弊社はそのまっただ中にいます。拡大するばかりの関連ビジネスですが、僕はマーケットの今後を以下のように考えています。(B2Bは法人向けビジネス、B2Cは一般消費者向けビジネス)

B2B 優先度は iOS > Win >>>>> Android
依然としてiOS優勢。Androidはnegative理由での採用が大半。
Winが金融系やWin主体の大手商社の大手顧客からじわじわとくる
Firefox OS や Tizen は政治的理由で採用される以外は無し
B2C 優先度は iOS = Android >>> Win
もはや iOS ファーストの論理的正当性が無い状態。しかし Android ファーストにはならない。Win/FirefoxOS/Tizenは各社様子見で、積極的に行うビジネス的理由は余りない

こんな将来を見据えた時、

という両輪を事業として持つ弊社はどうすべきか。B2BでもB2CでもiOS以外の需要が増している中、これまで通り iOS 専業にこだわり続けるのが良いのか。それとも…?という訳ですね。

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B2B : SYNCNELに寄せられる期待

SYNCNELは、弊社の主たるストック型の収益源で、企業様向けのDropboxという言い方が一番分かり易いクラウド型ファイル共有サービスです。大和ハウス工業様を始め数々の上場企業様や学校法人様、医療組織などセキュリティ要件の高い現場で御利用頂くようになってきました。

…が、法人市場では明らかに Win Tablet 対応が求められ始めているんですね。特にWinじゃないとダメという規定があったりする金融系はそう。またプラットフォームのサポート範囲も重要な判断指標(実際は使わなくても!)になっていて、スペックシートを埋める目的でAndroid対応も不要という訳では無かったりします。

またSYNCNELはファイル共有サービスというその性質から、デスクトップWindowsとの連携、WindowsなServerとの連携(ActiveDirectory等)も期待されています。ビジネスでのWinの存在感はやっぱり半端ない。

加えて、今LAMPベースで構築しているサーバにも大きな期待を頂いてます。目に見えないインフラ部分の増強が求められ、目に見えるフロントエンドも同様であり、機能面を担保するアプリケーション層でも期待が大きい。サーバ側で成すべき事が本当に本当に山のようにあります。

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B2C : 個人向けアプリに寄せられる期待

弊社アプリの、Mac版やWin版、Android版やWin8版など、他プラットフォーム展開への期待は2,3年前より明らかに多くなってきています(iOS専業を謳っているのにMSからオフィシャルに声を掛けて頂いた事も)。先日リリースしたMac版そら案内は、弊社がiOS以外にアプリ展開する戦略の一部です。

少し前の8bitterはAndroid版が欲しい〜という声を驚くほど沢山頂きましたし、他にも色々とお声はありまして。それに、何かB2Cで新しい自社サービスを始めようという時に Win8 はまだしも Android を除外するのはもはや合理的判断とは言えなくなってきているという実状もあります。

期待にお応えする為の脱皮

上述のような事を色々考えてると、誰が考えても答えは明らかだなと。今後の弊社に求められているのは、収益を支える要(かなめ)たるサーバサイドの増強と、iOS専業からの一歩を踏み出す事…という2点。

もちろんiOS超得意!という姿勢は固持しながらですけど。

お客様や販売パートナー様の期待にお応えしようとすればするほど、どうひねり出しても人が足りない!って事を痛感する事が多くなってきて、その痛感度合いの増え方が尋常じゃありません。サーバサイドをもっと強化せな!インフラやで!フロントやで!Win8も考えな!Androidも絶対避けられへん!みたいな。

B2BビジネスであるSYNCNELは、幸いにして売り方を更に工夫すれば収益が向上するであろう事が見えてきています。政治的な動きも、経営的な動きも徐々に進めているので、そこに開発体制強化で厚みのある継続性高いキャッシュインを増強。その上で、それを原資とした一般ユーザ様向けの愉しいこと面白いことをB2Cビジネスとして追求していきたい、そんな目論見です。

 

欲している技術

基本的に即戦力となって頂ける経験豊富なエンジニアの方のみを対象にさせて下さい。以下、経営者たる僕が欲している技術分野を優先順に列挙してみます。

1. サーバサイド開発全般

サーバサイドのプログラムが書けるスキルを持った方を切実に求めています。

自分はコレが得意というものをお持ちであれば言語は何でも良いです。言語で求人するってのはダメなスーツの考え方だと思ってるので。ウチは主たるものがPHP、その次にnode.jsで、時々 ruby やら python やら java やら、必要に応じて使い分けてる感じ(判断は全て担当者任せ)。DBも何か得意なモノがあればok。主にはMySQLですがMongoDBを使ってたりもします。高速化の為に MemcacheDB や Redis とかを使う事もあります。

LinuxでもFreeBSDでもOSXでも良いですので、UNIX系をコマンドラインで扱えるスキルは必須。そうでないと、社内で zsh の話とか find のオプションきもっ!とかで盛り上がれませんから :-)

テストファーストな考え方もしかり。実戦したいけど今の会社ではなかなか徹底できなかった…みたいな方はウチではかなり幸せになれると思います。基本的に開発者の感覚が重要だと考えているので「リファクタリングに1週間かかります!」「うん、じゃぁやって下さい」が普通に返ってくる会社です。開発出身の人間が経営判断をしているので出来る事ですね。あと、フロントエンドが好きな方。javascript大好きとか、jQueryラヴとか、backbone.jsに心惹かれてるってな方も超絶welcomeです。

キーワード php,node.js,ruby,python,javascript
MySQL,MongoDB,MemcacheDB,Redis
Linux,OSX

 

2. プログラマブルインフラ構築

仮想化技術の代表格AWSのスキルをお持ちの方を切実に求めています。

国内のクラウド!クラウド!という似非クラウド祭りに辟易している方とか、CDPを読み込んでる方とか最高です。弊社ではAWSを積極的に使ってまして、もっともっと強化していきたいと考えてます。今は @kumatch が全力でAWSに取り組み中で、かなり好きにやって貰ってます。S3やEC2はもちろん、ELBもEBSもRDSもRoute53も既に当たり前のように使ってます。DynamoやVPCも視野に入り始めていて、既に結構なインスタンスが稼働している状態です。

VMWare社のvSphereに造詣が深い方も是非。更に先を見据えてOpenFlowに興味をお持ちだったりしても良いかもですね。とにもかくにも時代は仮想化。これからもこの流れは止まらないでしょう。アプリケーション層を書ける人間が、仮想化インフラスキルを極めて行くのが正しいアプローチだと思っているので、その考えに agree 頂ける方ですと超嬉しいです。

キーワード AWS,CDP

 

3. Windowsソフトウェア開発

Windowsでソフトウェアを開発できる方を切に求めています。

Windows7 用の従来型Windowsソフトウェアやサービス(デーモン)、Windows8用のいわゆるタブレット系のアプリ開発の経験がある方(触り始めている方)を求めています。特に弊社の収益源たるSYNCNELではWindows環境で多く期待されている事があり、その声になるべく応えたいと思っています。サーバ側と一緒ですが、言語は得意な物があれば何だってokです。C#が無難なところかも知れませんけども。

MSDNは諸般事情合って一昨年から契約済みで、 @sumihiro には SYNCNEL 絡みでC#でサービスを書いて貰った事もあります。余談ながら僕も元々は VC++ とかを使ってたwin系の開発者でした。

キーワード Windows,Windowsストアアプリ

 

4. Androidアプリ開発

Androidアプリの開発技術をお持ちの方を切に求めています。

業務用アプリではAndroidが求められる事はほとんど無いのですが、主に弊社の自社ブランドiOSアプリの移植や、新企画のiOSアプリとの同時開発、他にも、面白そうと僕が判断したiOS/Android同時開発の受託開発などもあったりします。ご自分のブランドでアプリを公開されている方や、企業内で主担当として開発従事した作品があるって方が最高です。

キーワード Android

 

5. iOSアプリ開発

iOSアプリ開発の実績を個人またサラリーマンとして複数お持ちの方を強く求めています。B2BでもB2CでもiOSアプリ開発に求められるモノは非常に多いです。

キーワード iOS

 

6. 開発案件マネジメント

マネージャというかコーディネータですかね、ウチの場合。ディレクターやマネージャー及び営業そしてSEという役回りを全部するポジションです。エンジニアという訳ではありませんが、ついでなので今回一緒に(笑)

お客様とのコミュニケーション、先方技術者との会話、社内エンジニアとの調整・チケットドリヴンなタスク管理、パートナー様との調整、各案件のヒアリング・要件定義・設計、各種ドキュメント作成。時にはxcodeも使い、gitも使って開発者と同じインフラでコミュニケーションを取りつつも、受託案件では例えばお客様サーバサイドのエンジニアとAPIの設計是非について現場で議論し社内に共有する…って所まで。

ようは開発案件の開発行為以外全てですね(^^; 僕1人で回せる案件数以上のお問い合わせを多く頂くようになってきたので、「経営」以外の僕の役割を各案件でやって貰える方を切実に求めています。

 

以上が欲している技術の一覧となります。今回、募集させて頂く人数はひとまず1人のみです。年内に同じ要綱で更に1人ぐらいはあるかも知れないのと、当面は求める技術目録は変わらない筈という事で、全部ひっくるめて欲しい技術を列挙してみました。

「これは得意やで!実績あるで!」という方はもちろん、「更に今これもやりつつあるねん!」って感じで複数のスキルをお持ちの方からもお声がけ頂けると大変嬉しいです。ひとまず今回は3月末を応募締め切りとさせて頂きたいと思っております。

 

環境や待遇など

自分で言うのもなんですが、ウチの会社は開発する事が好きな方にはかなり良い環境だと思います。「最近、開発以外もやらされてて全然happyじゃないんだよ〜」ってな方の為の理想郷といっても過言ではないぐらい。

僕が開発出身で、理想的な環境を追い求めて6社を渡り歩いて、そんな会社は存在しない事に気がついて、「開発者の為の開発者による開発者の会社」をイメージしてゼロベースで作りあげた会社ですから。

どんな環境か知って頂く為に、以下に一般的な求人票的な情報を列挙してみます。

応募資格
  • 上述の技術一覧での開発経験がある
    実務でというよりも個人の趣味的開発で経験を持っている事を重視します
  • 開発する事が何よりも好き
    開発に没頭する余り食事や睡眠を忘れてしまった経験があれば尚可
  • Macintoshが好き、いやむしろ愛している
    基本的にハードはMacです。Winやlinuxを使う場合はParallelsで(ゲストOSが快適に動くスペックのMacは用意)。現Winユーザーの方は、公私ともにMacにswitchして頂けたら嬉しいです。
  • ブログやTwitterで積極的にアウトプットしている
    アウトプットこそが情熱の尺度だと考えています。
開発環境 iMac 27inch + ThunderBolt Display 27inch + 諸々
IKEA 1600mm x 800mm ワークデスク (広々!)
オカムラ バロン (椅子にはお金かけてます!)
git + Redmine
雇用形態 正社員 (試用期間無し)
勤務地 本社(大阪市北区西天満4-9-2西天満ビル4階)
特別な理由がある場合に時限的在宅勤務可ですが原則毎日出社
勤務時間 9:00~18:00
昼休憩1時間(12:00〜13:00)
繁忙期を除き残業禁止(ただし就労中は最高のパフォーマンスを期待します)
給与 経験や能力、スピリッツ、人生哲学に応じて決定
半期毎に給与額更新
プロジェクト毎の案件報酬、年度末の決算賞与有り
各種保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 完備
福利厚生
菓子類支給
昼食時味噌汁支給
Happy My Mac制度(個人用Macの購入資金支給)
Happy My iPad制度(個人用iPadの購入資金支給)
通勤交通費 全額支給
休日/休暇 完全週休2日(土曜日/日曜日)
国民の祝日、夏期休暇、冬期休暇
有給休暇 通常の有給休暇に加え、本人を含めた家族数相当の特別有給休暇(家族の誕生日は必ず休みを取って貰う事を意図した「家族休暇」)や結婚記念日休暇もあります
全ての有給休暇は入社日翌日から取得可

結構変わった制度もありますが、ウチの自慢出来るところを幾つか上げてみます。

とにかく開発に専念できる

特徴的なのはとにもかくにも「開発」に専念出来る事です。弊社の現エンジニアは全員、就労時間8時間のうちほぼ100%を「開発」に当てています。

9:00 出社
9:00 – 9:15 朝mtg
9:15 – 12:00 開発
12:00 – 13:00 昼食とカードゲーム
13:00 – 17:30 開発
17:30 – 18:00 夕方mtg
18:00 退社

これが普通。外出も打ち合わせも雑用も、開発以外の事はほぼ皆無です。出社して、チケットに基づいてコードを書いて、休憩して、コードを書いて、退社します。その繰り返し。ただひたすらに開発に専念できます(コーディネータは別です)。

ちなみに上のタイムテーブルに出てくる「カードゲーム」は文字通りのものです。ニムトで皆で遊ぶ事が多くて、以下はその様子の一例。昼からの開発を前にして頭を刺激するのに丁度良いんですよ。

残業ほぼゼロ

2012年の @itok_twit, @kumatch, @nakiwo, @sumihiro の平均残業時間は一人あたり一日1.5分です。

離職率ゼロ

初めて人を採用してから4年になりますが離職者は一人もいません。エンジニアに言わせると「ここの環境に慣れたら他で仕事できひん」だそうで経営者としては嬉しい限りです。

副業推奨

禁止でもなく容認でもなく推奨です。このテーマは話し出すと本当に長くなるので、詳しくはこちらのエントリをどうぞ。個人で屋号を持って開発している方とか、自分で法人を持っているという方でもokです。

給与面

半年に一回昇給の面談があります。ちなみに昇給実績は4人全員で20回を越えており、毎回、数千円ってレベルの昇給じゃ無いのが自分でも凄いと思います。

また、担当した案件の粗利の一定割合が案件報酬として入ります。今後 join して頂く方は漏れなく、月額収益モデルのSYNCNELに関わって頂く事になりますので、増えていく一方であるSYNCNEL収益の一定割合も報酬金として上乗せされます。サラリーマンがストック型収益を持てるって感じですね。いわゆるストックオプションよりずっと良いと思います。

高い技術力

弊社エンジニアをご存じの方はお分かり頂けるかもですが、皆相当に高いスキルを持ってます。誰かが誰かを「教育」するという非効率な関係性が社内に入らないように僕が人選しているので、技術的な話は常に洗練されていて効率が良いです。

前提とする知識やセンスが高いレベルで一様というんでしょうか。開発に専念出来る環境で、尚且つお互い技術的刺激を受け合うし、各エンジニアの技術的決定に相当な裁量があるので、ウチは技術者としての成長効率が最大化できる環境になってると思います。

その他もろもろ

僕がちょっと変な経営者だからか、他では余り例の無い制度や取り組みが結構あったりします。過去にもエントリした事がありますので、宜しければご覧下さい。

 

応募方法

今回、いわゆる求人サイト等への登録は行わず本エントリだけによる募集とさせて頂きますので、フォームやメールで応募というスタイルは想定していません。本エントリをご覧頂いてフィードテイラーの仲間になりたい!と思って頂けた方で、且つ募集要項の条件に合致するぜ!と感じられた方は是非、弊社のエンジニア、

のいずれかに、TwitterのDMかメンション、またはFacebookのメッセージを使ってコンタクトを取って頂けたら幸いです。「応募希望です。宜しくです」的な感じで全然okですので…。

その際、簡単なプロフィールや実績やOUTPUTが分かる情報を幾つか一緒に頂戴出来ればと思います。フォーマット等は特にありません。気になる質問事項等があれば直接エンジニアと質疑応答のやりとりをして頂いて、その後、僕のほうから御連絡させて頂いて、待遇面等折り合えば join 頂く感じで考えてます。(実はこれまでにもお声がけ頂いた方で時期合わず残念ながら…となった方も結構おられるのですが、宜しければまた御連絡頂けると嬉しいです)

来月からでもokっすよ!的な感じでも全然welcomeです :-)

ちょっと珍しい求人スタイルかも知れませんが、僕が自社のエンジニアの技術力や技術感性に信頼を置いているからこそのスタイルという事でご理解下さいませ。自社のエンジニアを基点にする人的ネットワークの中に、あるいは自社のエンジニアを知ってるよという方々の中にこそ、僕が求める優秀なエンジニアがおられると思うのです。

…そんな訳で、もはやエンジニアじゃない僕は、今回コンタクトして頂く先には含めていません。あしからずご了承下さい。

 

スタッフの声

参考までに、各エンジニアにフィードテイラーの変わってる所を聞いてみましたので簡単に御紹介します。併せて僕からの補足コメントも。

@itok_twit
コーヒーとみそ汁が飲み放題ってところ
Twitter上では社内が盛り上がっているように見えて、開発室には一切喋り声が無い

支給物の量は大手様ほどではないですが結構充実してると思います。お茶、コーヒー、紅茶、味噌汁、菓子類…ですかね。あと時々お土産物のスイーツが配給されたりします。Twitter活用を推奨していますので、皆業務中でも結構呟いてます。facebookも活用推進です。

 

@kumatch
入社をきっかけに公私ともにMacユーザになった。Macを全然触った事が無くても大丈夫

個人用のMacを購入する為に無条件に10万円が支給される Happy My Mac 制度というものがありまして、入社のその日から制度利用可能です。買ったMacは自分の個人所有物扱い。@kumatch はそれで公私ともにMacになったようです。

 

@nakiwo
本当に業務でMacしか使わなくて良い。そして画面が広い

開発用のマシンは iMac27 inch に 27inch のディスプレイというデュアル環境です。広々と開発が出来ます。iOSアプリ開発担当だとWinを触る必要が一切ありません。

 

@sumihiro
糖分補給を自由にできるので嬉しい。頭をフル稼働させているので常にあると安心する

菓子類が充実しています。事務方スタッフで僕の奥さんでもある @ikunee によるお菓子チョイスで常にストックがあります。甘いモノと辛いモノをバランス良く補充して貰っていますので、開発の合間に糖分補給でチョコレート、口元が寂しくなったらオカキ、ってな感じで自由に食べれます。自分で買う必要はありません。っていうか買いに行く暇があったら一行でも多くコード書いて下さい。

 

さいごに

「求人で企業の戦略が分かる」とは良く言ったモノで、今回のエントリを書く事で経営者の僕も自分が目指す方向性を改めて整理する事が出来ました。

今後フィードテイラーは、iOSアプリという旗振りに加え、iOSファーストで生み出した自社プロダクトそれぞれの旗も振っていきたいと思います。SYNCNELしかり、そら案内しかり、8bitterしかり。自社プロダクトで企業として立っていく。その新たな旗振りに是非力を貸して下さい。

今回初めての試みとなる訳ですが、応募頂ける方がいらっしゃるかなぁとドキドキしながら書いています。応募ゼロとかだと恥ずかしい限りなのですが、そうならないように願いながら筆を置きます。お互い happy な関係になれるような素敵なエンジニアとご縁がありますように。どうぞ宜しくお願いします。