2016.05.23 (Mon)

ウチは相変わらずMacな開発環境でやっていて、業務はMac前提です。事業として、iOSデバイスの企業導入/活用の御支援もさせて頂いてますので、基本 Apple 寄りなのです。

…が、今年は Apple のイベントではなく、 Microsoft のイベントに行ってきます。明日から東京で開催されるde:code2016。2日間に渡って行われる有償のイベントです。

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この手のエンジニア向けイベントに自分が行くのは超久しぶりで、7,8年ぶりぐらいかも知れません。しかもMicrosoft系だと多分、初ですね。2日間みっちり勉強してきます。

 

実はここ数年、Microsoft の(良い意味での)自由奔放ぶりにエンジニア的視点で感銘を受けることが多く、もはや Windows や Office パッケージの会社ではないと言っても過言ではないぐらいに事業的・戦略的広がりを見せていると感じてます。

いぁまぁ、勿論やっぱりWindowsの会社ではあって当然ながら切り離せないのですけど、CEOが変わってからというもの、時代を作っていく、先手を打っていく、という同社の強い気概に共感を覚えるようになっている次第。

Appleが見ていない、しかし確実にテクノロジーの未来があり Microsoft は見ているという分野が、Appleのことを心配してしまうぐらいに結構多くなってきている気がするのですよね。

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Azureはその典型だし、IoTも機械学習もやっぱり抑えてきてるし、衝撃的なXamarinの無償化はインパクト抜群だったし、Bot Framework の登場も(BOTの是非はともかく)時代に沿ってるし、UNIX資産をWindowsに取り込むチャレンジも素晴らしいし、Hololensでは世界を驚かせイノベーティヴな会社であることを見せてます。

 

一方 Appleはというと…。iPhoneもiPadも当たり前の存在になってしまいましたし、多くの方が恐らく感じているようにITの次の世界を牽引する感じではなくなってるということなのかも知れません。

とはいっても、国内B2Bは依然として圧倒的にiOSデバイスが主 なので、引き続きiOS界隈でビジネスをしようとは思っています :-) それと平行して、2016年の今、Appleが描けていない未来にも積極的に目を向けておきたいなと。そんな訳で、情報収集の一環として de:code2016 に参加してまいります。


2016.05.07 (Sat)

そうだ、熊本いこう。

…と思い至ったのが当日(5/5)の3日前。九州各地、42万人分の宿泊キャンセル ってな報道もありましたし、震災直後から僕も風のうわさで現地観光のキャンセルが出まくりらしいことを聞いてました。

 

寄付や買い物だけではお金が届かない人達がいる

個人では寄付をして、代表を勤める2社からも寄付をすべく顧問税理士との打合せも済んで実施直前、買い物したり食事をしたりする時は極力熊本産・大分産のものにと意識してきました。

…が、キャンセルの件を見聞きしてふと思った訳です。

寄付と買い物だけでは全くお金の届かない、困ってる人達が結構な数いらっしゃるなと。直接的な被災はほぼ皆無なのに、悪いイメージだけが広がってしまってキャンセルの嵐に見舞われたサービス業の方々。

義援金としての寄付金は直接被災された方向けに分配されるのでそういった方々には届きません。支援金名目の寄付金も被災地支援をされるNPO/NGOの活動資金に充てられるので同じく届きません。そして、僕らが幾ら現地産のものを買ったところで物販してない方々にはお金を届けようがないのです。

支援的金銭移動の影で現地サービス業の方々が、いきなり売上9割減みたいなことになってると。これはなかなかシビアです。

なんかこう、自粛の美学というんでしょうか、極端なリスク過敏というんでしょうか。そういう反応が今は普通なんだそうですね。残念なことです。ですが、上述の状況を考えると他にまだできることがあるよね〜と感ずるに至り、現地でお金を使いに行くべく突然の熊本旅行を決めた次第です。

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昨年秋に泊まってとっても良かったお宿、熊本は黒川温泉の和らくさんが、そのfacebookページでキャンセル多発な状況を発信されてたのも結構大きかったのですけどね。

実際の現地の方の感触を知りたかったので早速TEL。お話を聞いて、道路も問題無さそうだってこと、行くことが逆に御迷惑になる雰囲気って訳でもなさそうってことも分かったので即決しました。

突然の旅行計画に奥さんは最初ポカーンとしてましたが、2日間付き合ってくれたことに感謝です。

 

北からのアプローチは何一つ問題ない

新幹線で新大阪から博多へ。お得意の始発出発なのでAM8:30には博多に着いてました。その後、レンタカーで、

高速使って九州道・大分道と乗り継いで玖珠で降りて、そのまま国道387号→442号で現地着というルート。ってGoogle先生のナビの通りに運転しただけなんですけどね。全くもって何の問題もありませんでした。

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高速道路もほぼ全て復旧。九州道の熊本市周辺で一部速度制限があるのと、大分道で由布院〜日出間だけが通行止めになっていたのみ。それ以外は何の問題もなくて、むしろガラガラ。とても走りやすかったです。土砂崩れだとか、そういう景色も予想してましたが皆無でした。サービスエリアも通常営業で至って普通。

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玖珠で高速を降りて暫く走りましたが、震災の傷跡のような様子は全くありませんでした。トンネルがどうこうなってるってなことも勿論無かったです。道はやはり空いていました。

国道212号の一部とか通行止めの場所もあったようですが、ルート上ではなかったので問題なし。仮に通行止めにぶち当たってもGoogle先生なりYahooナビアプリで宜しく誘導してくれるだろうと思っていたので不安は全くありませんでした。

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阿蘇のカルデラを一望できる大観峰は普通に営業してましたね。人は少なめながら、展望台までいけないとか観光できないとかそういうのは全くありませんでした。普通に景色を満喫できました。

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景色が綺麗なミルクロードも走れましたし景観も楽しめました。牧場では体験乗馬ができるところも営業中の看板を掲げていたので普通に遊べそうでした。僕らは時間がなくてできませんでしたけども。

ただ、南阿蘇方面まで足を伸ばすと震源に近い為か地震の傷跡が散見されるそうです。とはいえ普通に観光はできるようなので、ご興味あればこちらのレビューをご覧頂くと良いかと。

僕らは阿蘇北側がメインでしたが、北側から黒川温泉に行くまでとその周辺で観光する分には心配なし と言えると思います。(余震気にしだすとキリないですが、その点は後述)

強いて残念だった事をあげるとすれば、有名なラピュタの道が崩れて入れなくなっていたことでしょうか。

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(元々整備されていた訳でもない隠れスポットだったので致し方無い感はある)

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(昨年行ったときはこんな景色が見れた)

ラピュタの道以外については特段、目に見てわかる震災の影響というのはありませんでした。それよりかはやはり、通常のGWであれば有り得ないんだろうなぁ…と思えるぐらいの人や車の少なさが目についたことが心配でしたね。

 

貸切状態のお宿で奥黒川を満喫

お尋ねした和らくさん、もともと山間で静かに憩う大人限定宿というコンセプトのお宿で客室11室のみという所なのですが、平時の予約の取りにくさとは真逆で当日の宿泊客は僕ら1組だけ。

山間に佇む静かな宿ってこともありリピートされる方がとっても多いそうなんですが、そんな人気のお宿がGW中にも関わらず文字通り貸し切り状態という貴重な機会となりました。

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客室ゾーンは自分ら2人だけなので静けさが際立ちます。鳥のさえずりが何とも言えない和やかさを演出してました。

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通常は男女分かれている露天風呂は完全に家族風呂状態に。

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併設されているバーで頂いたフルーツカクテル。あまおうをそのまま食べているかのような甘い飲み心地。

こちらのマスターが作るフルーツカクテルを目当てにお越しになるリピート客さんが多いと昨年お邪魔した時にはお聞きしました。納得の美味しさで僕らも今回おかわりを頂いたぐらい。

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これはウッドデッキで仕事をする…の図。ゆったりまったりな環境で良い感じに仕事を進めることができました。

全体として、お宿の設備が何か困ったことになってるとか、お料理の質が下がってしまってるとか、そういったことは全くなく、昨年同様に滞在を楽しむことができました。お話を聞く限り同じ温泉の他のお宿も同様に皆さん普通に営業されてるとのこと。被害なんにも無いんですよね。でも客足が遠のいちゃったと。これは辛い。

黒川温泉、泉質とても良いですし、まわりは自然が豊かだしってか自然の中にあるし、天気が良いと阿蘇のカルデラをドライブして景観も楽しめるし、料理も変わらず美味しかったし、震災後の今であっても個人的にお勧めしたい温泉です。

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(赤牛も美味しい!これは大観峰で食した串)

僕はお宿は上述の和らくさんにしか泊まったことがないのですが、写真の通り静寂感が素晴らしいし、バーのフルーツカクテルはここにしかない価値で楽しめるので、経営者仲間の皆さんには特に是非行って貰いたいなぁと思ったりしてます。

 

雰囲気やイメージだけでのキャンセルは勿体無い

今回、急な訪問でしたが、途中の博多界隈での観光も含めて普通に楽しめました。こんな時期だからこそ多くの人にキャンセルせずに九州に是非行って貰いたいと思いますね。もうGW終わっちゃいますけども。

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(毎日大阪天満宮でお参りしてまして、天満宮繋がりってことで太宰府天満宮にも行きました。)

万が一、GW明け以降の予約をキャンセルされてる方がいれば訪問予定だった先に電話で確認して問題無さそうなら是非再予約を。また、予定が無くてもちょっとのどかに温泉でもつかりながらまったりしたいなぁという方は是非、九州方面で予約の御検討を。

誤解を恐れずに言うと、都会の喧騒から離れた憩いや安らぎを観光に求めるのなら、今こそ直接被害が無いのに客足が遠のいている周辺地域に行くべき です。

余震もあるし安全の為に無難にキャンセルというのも分からないではないですが、地震に関してはこの日本のどこに住んでいようがもはや一緒ですからね。今の熊本・大分より自分が住んでいる場所の方が、明日、激甚災害レベルの地震が発生する確率が低いなんて誰も言えません。それぐらい地震予測は難しい。

むしろ、観光業を生業とする地域から客足が遠のき、不運にも立ちいかなくなり、地域の法人や個人の所得が落ちて、その地域以外から物品やサービスを何かしら購入する行為まで抑制される(自分の街にマイナスになる可能性も)という経済的機会損失の連鎖が起こるリスクを問題視すべきでしょう。

経済活動はお金の流れであり、地域に関わらずどこかしら何かしら繋がっているもの。お金の流れを絶たないように、余震のリスクに過度に怯えず恐れを払いのけ、むしろこういう状況を、前述したようなインセンティブを得られるかも知れない機会と捉え直し、お金を積極的に使いに行ったほうが良いと思うのです。

直接的被害を受けていない地域のお元気な様子をこの目で見て体感し、その思いを強くしました。また機会を見つけてお邪魔したいなと思ってます。


2016.04.27 (Wed)

インプットばかりでもいけないので本についても積極的にアウトプット。月1ぐらいで書評書けると良いなぁと思ってます。

今回読んだのは…タイトル長いですね。ようはビジネスで成功して大金持ちになった人の思考や行動の秘密を解き明かす本です。

この手のタイトルって、本田健とか神田昌典テイストなゆるふわ自己啓発色が強そうなので10年前ならまだしも最近は余り読むことがないのですが、たまたま立ち寄った本屋で目に入ったという縁と、表紙に書いてるPwC公式調査という言葉にデータ的裏付けがあるんやねと興味を持ったことが理由で買いました。

良い本だと思います。

お金持ちに持つイメージの誤解

本書は、ビリオネアになれる人は普通の人と何が違うのか?という問題提起が出発点。大きなリスクを取る人とか、新しいマーケットを狙える人とか、もっともらしい理屈は世間に溢れてるものの客観的なデータが無いという壁にぶち当たって、PwC内でチームを組み、データを集め分析を行ったと。

PwCというとプライスウォーターハウスクーパース。国際的に有名なコンサルティング会社ですね。なので、本書はガチの研究レポートです。PwCは、iPhoneの世界でいうと、まだiPhone3Gが出たばかりの2008年に全社員導入を決めた事例で有名です。

PwCのチームは、ビリオネアのリストから自ら真っ当なビジネスで資産を築いた人物600人を抽出、地域や業種に偏りが出ないように120人をランダムに選んで出身地・家族構成・結婚歴等を比較。インタビューもちゃんと行ってキャリア変遷など定量化できない情報も加味して分析したんだそうです。

結果、普通にありそうな億万長者のイメージ、

  1. 若くして成功している人が多い
  2. IT分野で成功している人が多い
  3. 全く新しい市場で大成功した人が多い
  4. 運良く一発を当てれた人が多い
  5. モラルが低そうな人が多い
  6. 一夜にして成功を収めたような人が多い
  7. 元々才能があった人が多い

が全部嘘だと分かったよ〜〜って言うんですから面白いですよ。そうかいな!と。

非ITを含む約50名のビリオネアの事例

上に列挙したお金持ちイメージがなぜ嘘と言えるのか、データと実例に基づいて解説しているのが本書の特徴でしょう。出てくるビリオネアは総勢49名。IT系の著名人も含まれていますが、クルーズ会社、石油採掘会社、ピザ屋チェーン、アパレル会社、不動産会社、などなど業種は様々。最後には全員のプロフィール紹介に20ページも割いてます。

具体的事例の多さは上記3.が誤解であることを頷かせるに十分な情報であり、

われわれが調査したビリオネアの8割は、競争の激しい市場、いわゆるレッド・オーシャンで成功を手にしているのだ。

という一文は本書を読みきれば確かにそうだと納得できるものがあります。新しいものを追いかけるだけが良い思考じゃないと。

ウチは既にアプリ開発事業をやめたところですし、昨今の FinTech だ IoT だ VR だとキーワードドリヴンなビジネス作りに若干疑問も感じている所だったので自分的に一番響いた部分です。(FinTechやIoTを否定する訳ではないですが、どんな課題を解決するのかが見えず、とりあえず盛り上がってる感を感じることがままあります)

メディアはよくお金持ちになった結果のイメージを切り取って報じますよね。我々はそこに往々にして騙されがちです。ですが、その結果に至る過程や「絵」にならない地味な(見えてこない)部分がむしろ重要だと。その見えてこない部分の姿勢が、その人とお金の関係性を決定づけると本書は言ってます。心の持ちよう、思考、マインドセットの持ち方がビリオネアをビリオネアたらしめる根拠なのだと。

マインドセット

紹介されてる5つのマインドセットの一つに「共感力と想像力」が含まれてます。自分も最近思っていることなので強く共感しました。お金が集まるかどうかって結局思考の良し悪し。10億の資産を持つかどうかはともかく、考え方ひとつでお金を稼げるかどうかが決まるってことがよく分かります。

これからますます国や会社に依存して生きることができなくなっていくので、自立しなきゃと思う人には思考を変えるきっかけの本になるかも知れません。国が福祉をぶった切らざるをえない時期は迫ってるし、企業も従業員を養うことを徐々にやめていくでしょうしね。だから正しい思考で正しく稼いでいける人になりましょうと言ってくれる本でもあるなと感じました。

 

僕は今年が頑張りどころなんですけども、今の思考ベースはあらかた間違ってないことを再確認できたのと、上記の通り3.が誤解だと理解できたのが本書からの収穫でした。


2016.04.23 (Sat)

摂南大学の先生と御縁頂きまして就活中の学生向けに講演をさせて頂いたのが昨年6月のこと。

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(会社から貰う給料がどこから来ているのか考えましょうという話をした)

本年もまたお声掛け頂きまして6月9日に登壇させて頂くことになりました。個人的に大学で講義するってことには一種の憧れのようなものを昔から持っておりまして、昨年に続いて御依頼頂けたことを光栄に思ってます。10年経営やってきた自分の人生経験を、次代を担う若い方々に伝えらるのはとても嬉しいことですね。

摂南大学経営学部さんの「ベンチャービジネス論」という科目で一コマだけ講演させて貰います。題目は「ベンチャービジネス展開に関する手法 - 携帯アプリ開発事業の現状と今後の方向性 -」というもの。

伝えたいことは沢山ある

ウチは本年初頭にアプリ開発事業から撤退して事業を違う方向にグッと舵取りしたところだったので、その理由が自社内の人の問題にあっただけではなく、業界全体に対する見通しというか予想のようなものも頭の中にあったことをお話をしてみようかなと。キャリア設計的視点ではアプリ開発の世界を憧れで見るのはやめた方がいいとかですね。その他、法人活用の話とか。

シラバスを見る限り、ベンチャーがどうビジネスを展開していったのかを伝えるという主旨もあるそうなので、自分がどんな事業で失敗して、どんなふうにしたら巧くいったのかも話をしようと思ってます。

話しだしたらキリ無いですね多分。若者に語りたい中年病に僕も罹患しちゃってるってことなのか。

B2B市場というものが存在することや、日本ならではの商流の作り方があることや、クラウドビジネスというものがそもそもチャリんチャリんビジネスとは名ばかりの厳しさがあること、事業売却がどういうふうにまとまっていくのか、ベンチャーにおける組織づくりの難しさとか、経営者が従業員に期待していることとか、何はともあれ実体験をもとに沢山シェアできたら良いですね。

時間は90分なので全部盛り込むのはどう考えても無理そうですが…(笑)

いつか母校で話をしたい

大学での講義はご縁もあってこれまでにも何度かさせて頂いているんですが、大学に限らず色んな若い世代にお話してみたいなと日頃から思ってます。僕も学生の頃に人生の先輩が話す経験談を将来を考える判断材料にさせて貰った過去があるし。今度は自分の番…的な。

大学に限らず、高校や中学校とかもですね。自分が卒業した母校は中高大のいずれも残っているみたいなので、いつか母校で話をしてみたいなぁと思ったりしてます。

 

今回の貴重な機会を頂けた安久先生に感謝です。GWは講演準備に時間をさくつもり。今から楽しみです。


2016.04.22 (Fri)

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(Thanks! the photo on flickr by 鈴木 宏一 / CC BY-NC 2.0)

今年のGWは有給休暇を2日取ると10連休になるという、並びの良いGWだそうです。

ということで弊社では、5月2日(月)と5月6日(金)を有給取得推奨日とすることにしました。これに伴いまして 4月29日(金)から5月8日(日)までの10日間をGW休暇 とさせて頂きますので何卒ご了承下さい。

期間中はメール返信等にお時間頂くことになりますが、GW休暇が明ける5/9(月)には御返信差し上げるように致します。尚、緊急対応等が必要な場合には(主に僕ですが)担当の携帯電話に御連絡下さいませ。可能な範囲で御対応させて頂きます。

GWのWはWORK

ということで公式には4月末から5/8までGW期間とさせて頂くのですが、僕は普通に仕事してると思います(笑) まぁ社長ってそんなもんですね。いつもと変わらず4時前に起きて6時半までには出社して晩まで会社にいるでしょう。GWとは Golden Week ではなく、Golden Work だからです ( ー`дー´)キリッ

長期休暇は集中できるという意味でGolden。土日や早朝に仕事がはかどるのと同じ理屈です。例年、GW中は普段はなかなかできないまとまったタスクをこなすことが多いのですが、今年のGWは執筆をメインに、6月も講演があるのでその準備とかに時間を割いてみようかなと。

気が向けばLINEやらfacebookでBOT作って遊んだりとか、xamarinと戯れたりするとかも良いですね。あ、もちろん奥さんと1日ぐらいはどこか出かけるかもです。ということで GW の御案内でした。


2016.04.20 (Wed)

先日エントリしていた通り4月19日(火)に大阪の勉強会 WSx2 の第108回目で講演をさせて貰いました。主催の(株)ベビログ板羽さんからお聞きしてビックリしたのですが、WSx2 の勉強会で僕は6回目の登壇だったそうです。

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これまでは、IT寄りの話(かつてはGoogleのことやiPhoneなど)ばかりでしたが、今回はITというよりも僕の会社経営体験談をお話する120分となりました。リアリティを出す為におなじみ(?)の通帳残高グラフをはじめ具体的にお話したので、何やらフィードテイラー史みたいな内容になってしまいましたけども。

アジェンダはこんな感じ。

■ 生き残る行動指針1 : 先鋭化とアウトプット

■ 生き残る行動指針2 : 好きなことを仕事にしない

■ 生き残る行動指針3 : 繋がりの意識と信頼の積み立て

最初にウチの激動10年間をざーっと年表使ってご紹介しました。

選ばれてこそ生き残れる

中小企業庁のデータに基づく計算では、100社会社があったら10年経つと6社しか残らないんだそうです。一方で帝国データバンクのデータによると10年後でも70%は残るって数字になるんだとか。とまぁ10年後の存続率がナンボかというのは正しい数値が分からないのですが、いずれにしても会社が生き残っているということは、どんな会社であっても 何かしら「選ばれる」という機会の積み上げ があったということだと僕は思ってます。むしろ、その積み上げでしかないでしょう。

仕事を委託して貰う、自社商品を買って貰う、自社サービスを利用して貰う、就職先としてチョイスして貰う。そうやって選ばれ続けたからこそお金を頂くことができて、今こうやって飯を食わせて頂いている訳です。

会社の中で被雇用者として身をおいてる場合もそうでしょうね。チームリーダーに抜擢される、重要な仕事の担当者に選ばれる、新事業のメンバーにして貰う、提案を受け入れて貰う。キャリアもしょせんは「選ばれた」実績の積み上げでしかありません。仕事やビジネスに限らずプライベートでも同様でしょうね。恋愛とかも。人生の大半は、選択と被選択で織りなされています。

誰かによる「選ぶ」という主体的行為の被選択側に多く立てれば、良い感じに生き残っていける筈。その確率を高める為にはどうすれば良いのか。それを「運」と言うならば、その運を引き寄せる生き方・指針みたいなものがあるんじゃないか。

僕は、ヒト・モノ・カネ・コネ・経験・実力も何もない無い無い尽くしの状態からそれ以外の選択肢がなくて起業をした人生の負け組起業家なので、6%しか生存確率が無いのに10年生き残ってこれたのは本当に運が良かったと思っています。この度の講演では、自らの経営者人生を振り返ってみて「これが運の源泉だったんじゃないかなぁ」という自分が常に心がけてる3つの行動指針をお話させて貰ったという次第です。

生き残る指針となった書籍たち

講演の中では、最近出会った良書も含めて創業前後の頃から参考にしてきた色んな書籍を御紹介をしました。僕は(主に)本に学び、良かれと感じたことをただただ実践して経営してきたに過ぎないからです。事業作りも組織作りも、行動指針についてはオリジナルなんてほとんどありません。

これからも発信し続けていこう

今回の講演は以前にヴァル研究所様で講演した内容を再構成したものです。2回目ということもあってブラッシュアップできてきたのか、参加頂いた約40人の方にから色々と有り難い感想を頂戴いたしました。幾つか御紹介をば。

  • お話、開発にかぎらず全てに通ずることだと思います

  • 経営上の課題に直面した時の対処方法など、行動と感情が手に取るように聞けました

  • 今までふんわりと何となくやってきたことが明文化するとこういうことだったんだと思うことができました

  • 自分の失敗もすべてお話して頂き参考になりました

  • 2時間あっという間でした

  • 仕事の姿勢を見直すとても心地よい2時間でした。話を聴きながら自身とも対話できたような気がします

  • 単なる知識ではなくご経験にもとづいての話だったので重みがありました

  • 目先のお金に必至になりすぎていて本日の話にハッとしました

自分の経験が何かしらお役に立てるのであれば光栄なことだなと改めて感じます。今回お願いしたアンケートには質問も幾つか書いて頂いてました。ブログ等で回答致しますとお約束してましたので、今後のエントリで1つずつ書いてみるつもりです。

この度はご参加頂いた皆様、有難うございました!今後も継続的に発信をしていきたいと思います。


2016.04.11 (Mon)

ここ数日、LINE BOT の話題でネット界隈が大変盛り上がっています(LINE社のプレスリリース)。“line bot”でググると山のようにブログ等々が出てきますね。

ネット界隈にこれだけの熱量が溢れるのは結構久しぶりかも知れません。

2016年はbot元年だと捉えるむきもあったり、その一方でこの盛り上がりを冷ややかに見る眼もあるようですが、とりあえず体験してみなくちゃ何も分からないだろうということで作ってみました。ででん。

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書籍の13桁ISBN番号を送ると書籍情報とレビュー掲載URLが送り返されてくる というBOTです。送られてきたメッセージが13桁ISBNでなければ、そのままオウム返しをする機能つき。

iPhoneアプリ市場に参入した2008年に初アプリとしてリリースしたBookReviewの LINE BOT 版です。当時も今もそうですが、僕はよく、本屋で手にとった書籍のレビューをすぐ見たい!となる場合があるので、それを LINE 上でやってみた次第です。LINE 起動して ISBN 打つ、返事の URL をタップする

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…と内蔵ブラウザでレビューが見れると。普段使い慣れたLINEで完結するってのは便利っちゃ便利かも知れませんが、Amazonアプリで同じことができますし、ISBNバーコードリーダもついてるのでアプリのほうが便利だなと思いました(笑)

 

作ってみての感想

このBOTを作るのにサーバの構築から完成まで数時間しかかかってません。開発現場から離れて久しい僕みたいなのでもこんなもんですから、開発を普段からガッツリやってるエンジニアなら作るモノによっては1時間とかで試作できちゃうでしょう。LINE BOT の仕様は非常に分かり易くシンプル且つ自由度が高いので、無限の可能性が広がってますね。

2016年はBOTが来る! ってのも分からなくはないです。…が、手放しに盛り上がれない自分もいます。以下に感じたことを4つほど。

感想1 : LINE BOT が氾濫しそう

自由度が高いってのはプラットフォームにとっては両刃の剣で、今回僕が作ったようなものも含めてbotが量産されまくる事態に陥るのは時間の問題だと思います。作るのが簡単なだけに。また「これからは line BOT ですよ!」と広告代理店の皆さんや企画屋さんが企業を煽るのも必至でしょうから、企業BOTも溢れるでしょうね。

LINE BOT キュレータ的なサイトが現れるのかも知れません。新作 LINE BOT をひたすら教えてくれる LINE BOT も出てくるでしょう。そこに載っけてもらうのに BOT ベンダーはお金を払うのでしょうね。

感想2 : LINE BOT にすべきかどうかは考えたほうが良さそう

GUIとして テキスト入力を前提 という制約があるので(動画/画像/位置情報も送れるけど)、使い勝手を考えると LINE BOT にするべかはきちんと考えた方が良さそうです。UXとして常にベスト…とは言い切れないと思います。

UXという観点からは、ECを変えるという見解にもちょっと疑問を感じてます。

「検索キーワードにマッチする商品は(1)◯◯◯(2)□□□(3)△△△です。どれを購入されますか?1-3の数字で返信して下さい」

「◯◯◯が2つで宜しいですか?合計で1800円になります。問題なければ “はい”、変更する場合は “いいえ” と返信して下さい」

とかやるのですかね。UX的に明らかに使いにくいです。はいといいえの2択なんて、何でボタンちゃうねん、と突っ込みたくなります。自然言語の解析を組み合わせれば多少の入力ミスとかゆらぎは解釈してくれるのでしょうけど、そもそも不適切なUXを他の技術で何とか回避するのはモノの作り方として間違ってますから。

感想3 : LINE BOT は既存の自動応答システムが存在する若年層ターゲットのものに良いかも

企業やサービス・商品のサポートセンター業務の新たな入り口としての LINE BOT は大いにアリだと思います。コミュニケーションに余り電話を使わない若年層をターゲットとしてる場合は特に。「◯の場合は1を、△の場合は2を、□の場合は3を…」なんて電話で喋らせてインタラクションさせるより、BOT のほうがずっと便利ですから。

既存の自動応答システムもプログラムという意味では BOT なので、そのシステムの口をLINE上にも持ってくることで顧客利便性UPになると思います。まさにヤマトさんが年始に発表した「これからはLINEで宅急便」が好例ですね。

感想4 : LINE BOT との会話は1往復、あとはWebに逃がすべきかも

今回作ってみて思ったことですが、ユーザには簡単な入力を1回して貰う程度(あるいはヤマトさんの例のように入力もさせない)で、後はWebに誘導して内蔵ブラウザのWebアプリとして処理するのが良さそうな気はします。Webアプリにユーザを誘導するツールとして割り切るという考え方でも良いかも知れません。

Webアプリはインストール(登録)して貰うのがとにかく難しいのです(最近はアプリすらも同様ですが)。LINE BOT はインストールが楽なWebアプリへの誘導線とすることができるかも知れません。LINEでQRコード読むだけですしね。PUSHを切られてしまう恐れも無いですし(友達単位で切られるとOUTだけど)。

 

BOT市場はまだ道半ばではないか

既に知られている通り、今回の発表の前から企業の公式BOTは存在していて、お金を払った法人なら LINE BUSINESS CONNECT という仕掛けで実現できていたことです。

だから今回のAPI公開の意味は、誰もが自由に作れるようになったことで、色んな LINE BOT が世にあふれることにより「BOTを使えばLINEが色々便利になる」という体験をユーザにより多くさせることにあると思います。

触ってみると分かりますがトライアルでは、LINEアカウント1つにつき1BOTしか作れず、しかも友達50人しか持てないってのもあるし、LINE BUSINESS CONNECT と比べると余りにも機能が貧弱なんですよね。

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(LINE Developers より)

ここは LINE のビジネス戦略上、どこまで盛り込むのか悩ましい所なのでしょうけども、正式リリースされた時には様子がちょっと変わってくるのかも知れません。

チャットというものが当たり前になった今、それが、人とサービスまたは人と企業/組織のコミュニケーションインフラになっていくのは時代の必然でしょうね。メールがそうであったように。だから facebook 側でも動きが噂されてるのだと思います。多分、この動きは止まらないでしょう。FinTechやIoT等のバズワードに比べるとお金も沢山動くでしょうし。

ただ入力インターフェースはもうちょっと工夫が必要じゃないかなと思ったりはします。facebook 側が一枚上手なものを用意してくるんじゃないかと近々予定されている発表を密かに楽しみにしている次第です。ってもう明後日ですね。


2016.04.08 (Fri)

去る3月28日、無事に第2回静的Webサイト勉強会を開催することができました。

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東京でのイベント開催は相当久しぶり(10年以上ぶり?)なので企画当初は色々心配だったのですが、会場をお貸し頂いたヴァル研究所様や普段お世話になってる部門の皆さんのご協力もあり盛況のうちに終えることができました。ご協力頂いた皆様、参加頂いた皆様、有難うございました。

 

弊社から、静的サイトジェネレータの概要と独自開発ツールの紹介

僕が発表した資料はこちら。

開発者ではない方にも静的サイトジェネレータを理解して貰う為に、Wordpress との対比を入れながら噛み砕いて御紹介しました。まさにデザイナーさん向けの静的サイトジェネレータ基礎講座みたいな感じだったでしょうか。第1回でお話した経験が活きましたね。

Tiwtterのハッシュタグタイムラインに、

こんな反応も頂けたので良かったです。

僕のあとは@t0shiya による社内専用ツールの紹介とか。こちらのブログが詳しいのでご覧頂ければと思います。静的サイトジェネレータ便利なんだけどコマンドライン使うのがちょっとねー…というような方に、一つの解決策を提示できたのではないかと思います。

企業における静的化は確実に進んでいた

他にはアリウープの河野さんから、静的Webサイトへの移行が企業サイトでも傾向としてあること、企業向けに少々高額ならが静的CMSというジャンルがあることを御紹介頂きました。静的CMSと動的CMSとの特徴を分かり易く対比紹介されていた資料がとてもわかり易かったですね。

大手さんを含むサイト構築実績の多くで静的なサイトが選ばれているというのが印象的でした。もう動的なものに企業さんも疲れてきてるということなのでしょう。

安全面という意味でも静的化には大いに意味がある

その他、M2Mテクノロジーズの内山様からはサイト改ざん対策に静的Webサイトが向いているという話をして頂きました。

セキュリティ対策はイタチごっこなので、被害を受けた時に如何に素早く復旧するかという視点に変えたほうが良いというスタンスでのお話。サイト改ざんされても静的サイトジェネレータで作ったサイトならすぐに復旧できる、これもまた静的化の大きなメリットですね。静的化とセキュリティはやはり相性がとても良いということでした。

静的化サイトと組み合わせて使うCDN(CloudFront)

クラスメソッド鈴木様からは、静的なhtmlの配信に使えるCloudFrontを低価格にご利用頂けるサービスの御紹介を頂きました。

 

と、そんなこんなであっという間の2時間でした。後の交流会も色々と情報交換ができて楽しいものでした。あれやこれやも聞きたいなー的なお声をアンケートで頂いたりしていますので、第3回も開催しようと思っております。詳細決まりましたらまた御案内させて頂く予定です。


2016.04.06 (Wed)

4月1日のエントリで 社名を変更することにしました というエイプリルフールエントリを書いたところ、予想以上に反響が大きくビックリした次第です。Google Analytics でも、ブログをHugoによる静的サイト化をしてからmaxのアクセス数を記録しまして…

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例年はエイプリルフールに何かすることはほぼ無かったこと、会社が10期の節目に色々変わってるタイミングであったこと、やると決めたら躊躇なくやる性格、等々が功を奏したのか(?)「やられたー」というコメントを多数頂きました。大変失礼致しました。

ただ、取引銀行の担当者の方から電話を頂くという事後談がありまして…。

エントリの最後にはエイプリルフールネタであることを書いてはいたのですが、全部お読みになる前に慌ててお電話頂いたとのことでした。結果的には電話口で「今、理解しました!わははは、びっくりした〜」となり、笑い話で終わったので良かったものの、これは今回の反省点ですね。担当者の方にはお詫びいたしました。

エイプリルフールは 如何に本当らしいウソをつくか が醍醐味だと思いますが、会社の重要な要素にまつわるウソは幾らエイプリルフールと言えども控える ことを肝に銘じた次第です。

ということで、繰り返しになりますが会社名は変わらずフィードテイラーのまま、これからも頑張ってまいりますので引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。4月1日のエントリで紹介していた nextailor は子会社の新しい名前です。追ってまたブログに書く予定です。


2016.04.01 (Fri)
本エントリはエイプリルフール企画です。

先日、ロゴを変更しましたという御報告をさせて貰いました。「新ロゴ良いですね」と仰って下さる方が思いのほかいらっしゃって嬉しい限りです。先日のエントリの中で、

昨年末、ちょうど第10期を終える節目だし、事業も体制も大きく変わるし、事務所の所在地も変わるし、それならロゴも変えてしまおうと。

ということを書いた通り、この半年で本当に色々と変わりました。

やるなら徹底する

決めたら徹底的する性格が出ているのかも知れませんね。とある社長仲間に「ホントに過去を全部捨てる勢いですよね」と言われて心配されたぐらいです(汗) 過去を捨てるぞっ!という意識ではないのですけどね。

確かにiOSアプリ開発はもうやらないし、ファイル共有サービスを作ることもしません(というか厳密には事業譲渡の契約上で類似物を作れない)から、何も残らないように見えなくもありません。昨日もまたアプリを2つ程AppStoreから削除しましたし。

ですが、iOSの人、特にB2BでのiOS関係の会社さんっていうイメージは今でも持って頂いている場合があります(有り難いことです!)ので、iOSの業務活用を御支援するという形に変えて事業はやってます。某自動車メーカ様のiPad活用御支援とか実績も既にあったりします。

iDEPに関するエントリは未だに本ブログのアクセスTOP1ですし、御質問もやっぱり引き続き頂きますので、これも新たな役割かも知れないなと思っている次第です。iDEPを今一度ゼロベースで解説するコンテンツとか、そういうものも求められていたりします。

まだ変えていないものがある

で、色々変えてきた中で実はまだ変えていないものがあるんです。それが、会社名 ですね。feedtailor という10年間使ってきた名前。愛着も勿論ありますが、やるなら徹底的にってのが僕のポリシーなので、10年の節目にこれも思い切って変えてしまうことにしました。

先日メタ・グラマーさんに新しいロゴをデザインして貰ったばかりなのに何という暴挙。いつも無茶ぶりばかりで本当にすいません…。たださすがに、ロゴ最初から作り直しお願いしますっていうことはではなくて、新ロゴに込めた、

一方が丸く、一方は角ばってると。

片方の丸さは対御客様やパートナー企業様への姿勢を表してます。誠実に寄り添う気持ちで日々接すること、刺々しくならないこと。底辺側が角ばっているのは自社のスタンスを表現してます。地に足つけてしっかりと仕事に勤しむこと、時には確たる信念で伝えるべきことを言うのも厭わないこと。

これは創業来ずっと持ち続けてきた僕の基本スタンスです。

というコンセプトはとても feedtailor らしいと思っているので、テイストは踏襲して新社名ロゴを作って頂きました。ででん。

ネクステイラーと読みます。正式な表記は nextailor株式会社です。ロゴの の部分は特にお気に入り。数学記号で積集合を意味します。AかつBですね。ビジネスは掛け算で尖って独自性を出していこうという自分の考えにもピッタリです。ちなみに以下は謄本と約款の写真です。登記も既に終わってます。

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nextailor という名前の由来ですが、feedtailor の tailor の部分はそのままで feed を取る、next を頭に付けて next + tailor、この2単語をくっつけるとtが重なるので1つ取ったという感じです。次のfeedtailor という意味を持たせて nextailor と。完全に造語ですね。

また tailor の前の3文字 nex というのはラテン語の語幹の一つで「結びつける」という意味があるそうです。例えば annex って単語は、付け足すとか書き添えるとか付属文書なんて意味があってそのまま英語として使われてますね。

次代のfeedtailorを作るぞという気概、また御客様の次(next)の一歩をお手伝いするという意味の仕立て役(tailor)になるぞという思いも込めてます。御客様の「次」を仕立てる。新事業の御支援とか、iOSで業務刷新とかとかですね。また、「次」だけではなく、nexという語幹が意味する「結びつける」も象徴できるように、何かを繋げることで価値創出ができる会社になってまいります。

今後とも feedtailor 改め、nextailor をどうぞ宜しくお願い致します!

という原稿で公開しようとしたら「ガチの話に見え過ぎて笑えない。御客様から電話かかってきそうw」と社内でツッコミが入りました(笑)

本件、4月1日ということでエイプリルフールネタで御座います。ただ写真にある定款とか謄本は実物で、フィードテイラーではなく子会社のSYNCNEL株式会社を nextailor に社名変更したことに伴うものです。

グループ会社ということがひと目で分かるように、統一感を持たせるべくこのような名前にしました。子供が親の名の一部を貰い受けるような感じに近いですかね。feedtailor と nextailor の二社体制になります。ロゴの色についてはまだ調整中ですが、詳しくはまた改めて書こうと思います。