Iphone
2013.06.19 (Wed)

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そらアルバムと言いまして、名前から想像して頂ける通り、天気予報アプリ「そら案内」に関連した無償アプリです。思い至ったが吉日と言わんばかりにサクっと作りました。開発担当はお馴染み @itok_twit です。

 

■ 作った理由

2ヶ月近く前にリリースした新生「そら案内」には、他の天気アプリに無い特徴的な投稿機能がありまして、写真やカメラロール画像に天気情報を重ねてSNSに投稿することが出来ます。

そら案内を御利用頂くユーザ様が増えるに従って投稿数も少しずつ増えてまいりました。Twitter のタイムラインを#そら案内で検索してみて頂くと分かり易いのですが、写真や画像を投稿して頂いているケースも結構多く、Tweetbotなんかで見ると

こんなふうになるんです。要は各地の天気を色んなユーザ様の色んな写真で愉しめると。空の写真であれば、天気がコレだからこんな空なのかーとか。街中の写真であれば、この温度なだけにさすがに暑そうやなーみたいな。

で、「そら案内から投稿された写真だけを集めるビュワーがあったら面白くね?」と開発するに至りました。

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■ 基本的な使い方

「そらアルバム」はTwitterのタイムライン検索を行いますので、こんな確認画面が現れます。(参照用です。投稿等は行いません)

Twitterアカウントの使用を許可して頂くと

こんな表示になります。もう見たまんまという感じですので特に説明は必要なく御覧頂けるのではないかと。日付毎にそら案内による気象情報付き投稿写真が列挙され、タップすると詳細表示。

左右スワイプで次へ次へと写真を進めていく事が出来ます。

ちなみに、ユニバーサルバイナリとなってますので iPad でもお楽しみ頂けます。写真鑑賞を目的とするアプリですので個人的には iPad での使用がお勧めですね。

以上!!

…だと、余りにシンプル過ぎるのでと言うか、審査にもとおらないんじゃないか疑惑がありましたので、以下のような機能も追加しています。

 

■ 応用的な使い方

□ 地図表示

「地図」タブに切り替えて頂くとこんな表示になります。

そら案内を使って写真投稿する時に文字列として含まれる都道府県をヒントに地図上配置をしています。(そら案内での写真撮影時にEXIF内の位置情報を入れてるとか…という事はありませんのでご安心を)

古いモノほど薄め(透明度を付けて)表示されます。濃ければ濃いほど直近の写真。全都道府県が写真で埋まると面白いだろうなぁと思ってます :-)

□ スライドショー

写真アプリならコレ。スライドショーですね。全国の色んな箇所の写真を自動的にパラパラめくって表示してくれます。ご自宅に余ったiPad等があれば、この状態でスタンドに立てて置いといて頂くとそれだけでも毎日違った空模様が次々届くので愉しめます。

といってもワンコやにゃんこの写真も多いのですが、実はかなり愉しめたりします :-)フォルテ可愛いなぁ。

 

という事で、新作アプリ「そらアルバム」の御紹介でした。無償アプリですので是非お試し下さいませ。そら案内を普段お使いでない方もお愉しみ頂けます。

そらアルバム 1.0(無料)App
カテゴリ: 天気, 写真/ビデオ
販売元: feedtailor Inc. – feedtailor Inc.(サイズ: 1.3 MB)
全てのバージョンの評価: 無し(0件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応


2013.04.16 (Tue)

本日、新作アプリをリリース致しました。AirLibと書いて「エアリブ」と読みます。ひとことで言うと、iPhoneのカメラロールをデスクトップ(MacでもWinでも)のブラウザからアクセスしてしまおうというアプリ。対象はiOS6.0以上となります。

手前味噌ではありますが、AirLibの便利さは一度味わうと手放せません。僕は開発途中バージョンから常用するようになり、無くてはならないアプリになりました。特にブログを書いておられる方には超絶便利なアプリに仕上がってるように思います。

そんな新作アプリ AirLib について以下、簡単に御紹介致します。

 

AirLibを開発した経緯

皆さんは iPhone で撮影したカメラ画像をPC/Macに持ってくる為にどんな方法を使っていますか?

  • USBで接続して取り込む
  • Dropbox等のクラウドサービス経由で持ってくる

が大半だと思います。でも、僕らはある時、思い至ったのです。

ブラウザでカメラロールにアクセス出来たら便利じゃね?

と。元々のキッカケは、去年の社内忘年会で弊社 @kumatch が「PC/MacからWiFi経由で直接画像を簡単に入れれたら良いのに。ブラウザとかで。」とボソッと言った一言でした。忘年会だというのに、やっぱり技術的なネタで盛り上がるのは避けられず、出来そうかどうかの議論が少しあって、実は入れるだけじゃなくてダウンロード出来ても便利だね〜、と話は拡がり即プロジェクト始動と相成りました。

今回の開発担当は最速の人 @sumihiro です。iOSなアプリも書けるしWebも書けるというオールラウンダーなのでまさにピッタリなアプリ開発 :-)デザインはお馴染みメタ・グラマーさんにご協力頂きました。

 

AirLibで出来ること

USB接続してなくても、インターネットに繋がってなくても、同じWiFi環境下にあれば、Mac/WinのブラウザからiPhoneのカメラロールにアクセスが出来ます。つまり、

  • ブラウザからiPhoneのカメラロールに画像アップロード
  • ブラウザでiPhoneのカメラロールから画像ダウンロード

ってな事が出来るようになるという事です。

例えばiPhoneで「画面キャプチャ撮りました、ブログでレビュー書きます」とか「旅先でiPhoneで写真撮りました。さぁブログ書くぞ」という時に活躍します。USB接続もしてないのに、ブラウザからiPhoneのカメラロールがこんな風に見えちゃう訳ですね。(以下の例はSafari)

ブラウザでiPhoneのカメラロールを直接見ているという様子になります。GETしたい写真をクリックで写真を選ぶと

その写真が表示されて、

右クリックでPC/Mac内に保存したり、あるいは直接PixelMatorにDrag&Dropしていきなり画像編集ってな事も可能です。USB接続もしてないし、Dropbox等にuploadする訳でも無く、iPhoneからPC/Macに直接、画像転送完了です。必要なのはWiFiで繋がっているという事だけ。

アップロードの画面ではこんな風にDrag&Dropしてやるだけで、iPhoneのカメラロールに当該画像が投入されます。

アップロードを受け付けたiPhone側はこんな感じの画面になります。この時点でカメラロールに画像が追加されています。

このようにAirLibは、普段からiPhoneとPC/Macとの間で画像のやりとりが発生しているような方に便利にお使い頂けると思います。しかも操作は凄く簡単で、インターフェースはブラウザベースなので環境を選ばないってのもポイントです。

 

AirLibの基本的な使い方

初期設定から、使えるようになるまでを御紹介。

AppStoreからダウンロードしてまずはアプリを起動。初回起動時に

初期の設定を求められますので、

(僕の独断と偏見で書いちゃいますが)こんな感じで設定しておくのがお勧めです。やっぱりダウンロード/アップロードの両方をしたいですよね。んで、完了をタップして初期設定は終了。…するとこんな画面。

実にシンプルです。ちょっと心配になるぐらい何もありません。でもそれはAirLibが簡単なアプリである事の裏返し。思わず、スイッチをオンにしたくなりますよねぇって事でおもむろにオンすると以下のようになります。


×印でガイドを消せば右のようなシンプルな画面に

iPhone側はこれにて準備完了。

次にPC/Macな環境でブラウザを起動し、AirLibの画面に表示されているURLを入力します。

Enter!で当該ページにアクセスすると、

認証コードを入れるよう促されますので AIrLib のiPhone側画面にある Auth Code の数字4桁を入力して、Submit をクリックします。

でん!最初に表示されるのはアップロードする画面。ダウンロードする為に上部の「Album」をタップすると….

冒頭で御紹介した通り、カメラロール内の写真一覧が表示されるって訳です。丸裸ですね。GETしたい写真をクリックしたら後は思いのまま。例えば、そのままDrag&Dropで画像編集アプリに渡してあげても良いでしょう。

レタッチソフトのPixelMatorにDrag&Dropで直接渡そうとしているところ

PC/Macに1つずつしか画像が取り込めないの?と思われた方の為にも、複数同時ダウンロード機能を御用意しています。

こちらをクリックした後、ダウンロードしたい画像を任意の数だけチェックしてやると、(zip化された形で)まとめてダウンロードする事も可能です。

 

AirLibの応用的な使い方

カメラロール以外へのアクセス

ブラウザから見れるのはカメラロールだけではありません。AirLibの設定から

こんなふうに、フォトストリームやアルバムを明示的に指定する事も出来るようになっています。

iPhoneからiPhoneに写真を渡す

AirLibを使うとiPhoneのカメラロールにブラウザで直接アクセスできます….。という事は、ブラウザは別にPC/Mac上のものでなくても良い訳ですね。そう、iPhoneのブラウザでも大丈夫です。iPhoneのSafariから見ても、

こんな感じにカメラロールの中身を丸見えに出来ます。画像を選んで、長押し&保存で取り込み完了。これってつまりiPhone間で写真の受け渡しをしているという事なのですけど、写真を渡したい側がAirLibを持っているだけでokですから、両者が同じWiFi環境下にいる場合は写真の受け渡しもやり易くなると思います。

尚、URL入力が面倒臭い場合は、お相手iPhoneにQRコードリーダアプリが入っていれば、AirLibの画面上のQRコードを読み取った上でSafariで開いて貰うという方法もあります。

弊社のQRコードリーダアプリ CodeScanner で読み取っている例

あ、もちろんブラウザであれば何でもokですので、Androidでもokですね :-)

写真だけでは無く…

設定画面のiPodへのアクセスをONにしてやると、ブラウザ上のMusicのタブから

こんな感じの事が可能に。ご自分のバックアップ用に楽曲(動画)をPC/Winに保存する…ってな時にお使い頂けます。DRMがかかっているものは流石に出てきませんので、あしからずご了承下さい。

 

さいごに

という事で、iPhoneのカメラロールにブラウザ経由でアクセス出来るようにしてしまう新作アプリ AirLib の御紹介でした。有料の250円となっております。普段からiPhoneで撮った写真をMac/PC上で編集/加工するという使い方が多い方には、かなりの作業時間削減効果があると思いますので、是非是非お試し下さいませ。

AirLib 1.0.1(¥250)App
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: feedtailor Inc. – feedtailor Inc.(サイズ: 3.8 MB)
全てのバージョンの評価: 無し(0件の評価)


2013.03.31 (Sun)

今日から弊社的な第2四半期が始まる節目の時。

天候にも恵まれ、春うららかなと枕を付けるに相応しい花見日和にコレを発表出来るのは何とも嬉しい限りです :-)お天気アプリの刷新でバージョン2.0というと、ご存じの方もいらっしゃると思うのですがあの大事件が記憶に新しいですね。

「ウェザーニュース タッチ」バージョン2.0.0へのアップデートでリポーター登録必須に … レビュー大荒れ

この事件、天気カテゴリでアプリをリリースしている関係者には戦慄が走りまして、当時 ver2.0 恐怖症と言っても過言では無い心理的ブレーキが天気アプリ業界に蔓延したのです。

天気にシェアは避けた方が良いとか、いぁ何よりv2.0を避けた方が良いと。僕らのそら案内は(当時) ver1.3 だからまだ余裕あるよねとか、LINE天気が出た時は「良いなぁ、今からなら2.0まで全然余裕あるじゃん」とか、そんな事もささやかれたりしてました。

天気カテゴリの無料BEST10を見て頂いて何となく v1.x 系で止まってるアプリが多いのはそういう事なんです。余り知られていないのですけど。

 

ですので、最近登場した マリンウェザー海快晴 というアプリには業界騒然でした。バージョン番号が何と 0.0.1!!!有り得ない!!何それ!!なんぼ v2.0 を避けたいと言っても v0.0.1 はあかんやろ!業界ルール違反やろ!と。

一方で無料カテゴリ2位の おしゃれ天気 は早々と v2.0 をスルーされて今や v2.1.1 です。これが凄かった。鬼門の 2.0 のスルー加減が半端なかったのですよ。コーディネートという方向性で独自路線を貫いて、お天気をシェアしましょうってな方針を避けた勇気あるバージョンアップ、と思いきや、矢継ぎ早に2.1へと進化させ 2.0 をクリアしたのです。これまた業界騒然。「つ、ついにやったのか!!ぬ、抜けやがった」と。

 

2.0

この数字。ホント、天気アプリ業界にとって禁忌のバージョン番号なのです。みんな怖い。凄く怖い。

かといって進化させ続けるには必ず2.0の壁がやってくる。1.4、1.5、1.6…と上げていけばいつか必ず1.9となり次は2.0。2.0を飛ばしていきなり2.1はおかしいですからね。それはそれで「ルール違反だ!卑怯だ!逃げるのか!」って業界から批判を浴びること必至。だから、v0.0.1 っていうバージョン番号を「マリンウェザー海快晴」が付けたのは皆やられたーって感じだったのです。分かる。凄い分かる。だって 2.0 が天気業界の関係者はみな怖いから。

でも!

そこに僕らはあえて立ち向かう事にしました。今、そら案内は v1.4.1 ですが、もっともっと進化させたい。これも付けてあれも付けて、それこそ全く新しいそら案内と言える程に新しいものを作りたい!開発担当の @itok_twit の思いがストレートにぶつけられた時、僕は天気アプリ関係会社の一代表として考えて考えて考えて考えて、決心をしました。恐れる事はない。敢えて業界のタブーに挑もうじゃないか。先行するおしゃれ天気さんもいるじゃないか。

やりましょう。

でん!!!

この画面キャプチャを協業する日本気象協会の担当者様に御覧頂いた時の反応は今でも覚えています。

….大石さん、本当にやるんですか?

と身をこわばらせて仰ってました。僕はその時、静かにうなずいて、「責任は僕が取ります。やりましょう」と伝えたのです。

僕らは今、天気アプリ業界にはびこる v2.0 恐怖症を払拭するべく邁進しています。v2.0 を出す事はそんなに怖く無いんだよ。そうやって関係者がみな安心出来るように、僕らは敢えて飛び込んでみる事にしました。応援して頂けたら嬉しいです。

 

v2.0 は怖く無いんだ!!

 

春うららかな日差しの4月1日、天気も宜しいようで(大阪は)、皆様色々とメディアではあろうかと思いますが和やかに穏やかにお過ごし下さいませ :-)


2013.03.27 (Wed)

ご好評頂いておりますTwitterクライアントの 8bitter ですが、更にバージョンアップ致しました。フォロワーのつぶやきを眺めてる最中にフォロワーのアイコンをタップすると…

こんな画面が表示されるようになりました!フォロワーの「強さを見る」って感じですね。ド〇クエでも仲間のステータスを見るとかあったじゃないですか、まさにそんな機能。

こうやって8bit風に表示すると、ツイートの数が多いと何だかHPが多いかの如く強そうに見えてしまうのが何とも不思議な感じですね。是非、色んなフォロワーの「強さを見る」をしてみて下さい。呟きまくってるフォロワーを見て「つよっ!」とか言いながら…w

この他にパフォーマンスをチューニングしてましてiPhone4など少し古めのデバイスでもピピピピ…の音が遅れてしまわないようにも工夫。その為に OpenAL を使ったりしていて徹底的にこだわっています :-)

という事で 8bitter のバージョンアップのお知らせでした。まだ色んなアイディアがありますのでこれからの8bitterの進化に是非御期待下さいませ!


2013.03.07 (Thu)

先日リリースしたド〇クエ風Twitter閲覧専用ビュワーの 8bitterGIZMODO JAPAN をはじめ各所で取り上げて頂く事となり、反響の多さに僕らが一番驚いていました。AppStoreの有料全カテゴリランキングもTOP20入りした程ですから、改めて8bitワールドを愛してやまないiPhoneユーザの多さを強く感じた次第です。皆様、本当に有り難う御座いました!

そんな8bitterですが、本当に沢山のレビューを頂く中で圧倒的に多かったのが、

閲覧するだけじゃなくてつぶやく機能が欲しい

という声だったんですね。元々が割り切り仕様だったのですが、これだけの支持を頂いたからにはやはり実装せねばならぬでしょう!という事で、実はリリース直後からv1.1の開発をスタートさせておりまして、この度無事にリリース出来ることになりました。

以下が今回リリースする v1.1 の画面です。ででん!

画面下部中央に ツイート というボタン(?)を用意していますので、こちらをタップして頂くと

自由につぶやく事ができます。入力してみると…

もちろんココも8bitワールドです。枠とか、いかにも!って感じですよね。「なに!この作り込み!(笑) 」が、弊社内のいつもの成果披露ミーティングでの感想でした。この他にも今回のバージョンで色んな事に対応しています。一応、Twitterクライアント的に御利用頂けるようになったかと。

本来であればこのエントリで事細かに御紹介したい所なのですが、昔の古き良きファミコンゲームの「こんな事もあるんや!」とか「へー、作り込んでるなー」的な隠し要素・隠し機能の発見を楽しんで頂ければと思いますので、敢えて詳細は書かない事にさせて頂きます。レビューに投稿して頂いていた「エラーが出る」といった現象についても8bit的対応をきちんとさせて頂いていますので、色々とお試し頂けましたら嬉しいです :-)

今回の v1.1 でも開発担当 @nakiwo のゲームへの愛が形になりまくっています。是非お楽しみ下さいませ。そして、次のバージョンの企画も既にあがってきていますので、8bitterのこれからの進化にも御期待下さい!!