プライベート
2012.05.04 (Fri)

先のエントリにも御紹介した通りですが、行って参りました。上京する時は原則始発新幹線にのる事にしているのでルールは変えず、6:00発の8:30着。お馴染みルノアールでお気に入りのゆずティーを飲みながら仕事を4,5時間。あいにくの雨模様でしたが、会場のホテルメトロポリタンエドモントへ、いざ。

開始前の会場内写真。最初の5つ、89年の五大シャトーが並ぶテーブルを背後に、

手元にはメモとかシートとか。

そもそも僕は高級なワインを口にした事が無かった訳ですので(ワインを日常的に飲み始めたのが半年前だし)、この時にはまだウルトラなワインの凄さを想像できる筈もなく、ただただどんな味がするのだろう?というだけの期待で一杯だった感じ。

これが甘かった。そんな生易しいものではなく、ワインが味以上の愉しみを持っている事を半端無く思い知らされる事になります。

 

一つ目に戴いた1989 シャトー・マルゴー。

もうね、この時点でですね、すいません僕が悪かったですと言わざるを得ない衝撃が走ります。決して大げさな表現ではなく、透き通るようで爽やかな高貴な香りに、口から出た言葉は「神の雫」に出てくる遠峰一青ばりの「おおお…」ですよ。ビックリした、ホント驚いた。

グラスを回して再び香って「おおおお…」、もちろん口にして「おおおおお….」、余韻で「おおおおおお….」。いぁホント語彙力なくてスイマセンなんですが、違う世界を垣間見た感じで言葉が出なかったというのが正直なところ。

きっとソムリエさんやワインを長年嗜んでいる方からすると、タンニンがちょっと…とか、翳した時のグラスの縁のガーネット色が…とか、難しい話になるのでしょうけど、初心者の僕は良くも悪くも表現する知識も経験も持ちあわせていないので、構える事無く理屈っぽくなる事もなく受け止める事ができました。

その後、ラフィット → ラトゥール → ムートン → オーブリオンと続き、こんな感じに。

全部が全部個性的で、(当たり前なのでしょうけど)香りも違えば味も違うし、時間と共に変化する様子も全然異なってるし、これほどまでにワインって興味深いものなのかと衝撃を受けた次第です。僕が5大シャトーの中で一番気に入ったのはムートン。まろやかで深みのある香りに強烈に惹かれ、特に時と共に変わる様子が他に比べて顕著だった事に魅了されました。(不思議なのや変わったのが好き)

そして

1955年のドン・ペリニヨン、

1956年ロマネ・コンティ・グラン・エシュゾー、1983年シャトー・ペトリュスと続き、

1986年シャトー・ル・パン、1911年シャトー・ラ・サラグル、1923年シャトー・マルゴー…と、もうこのへんになると写真撮るのも忘れてますよ、もはや。手元のメモにも「圧巻」としか書いてないし(笑)

後半戦は5大シャトーよりも衝撃の走るワインが続いて、ただただ唸って溜息を出すしかありませんでした。圧巻、そして圧倒された感じで、繰り返しになりますが言葉にならず語彙力の無さを残念に感じた次第です。

さて、今回、始めてワイン会なるものに出席して、しかも初回にして凄いワインたちと出会えた訳ですが、ワインを中心に自分の中で色んな物が変わりました。

ワインは自分が思っていたより遥かにずっと愉しくて感動的ですらある。これは間違いなく強く強く感じた事です。特に香りの重要さ。ぶどうですよね?ぶどうなんですよね?と何度も何度も問いかけ反芻してしまう程の不思議感が味よりも香りに際立っているなと思いました。(テイスティングのプロセスで2回香りをかぐのはこの為か)

あと、重要だと感じたのが「人」の存在。

同じテーブルでワインを愉しみながら言葉を交わし共に溜息を付くことの面白いこと、面白いこと。ワインに「人」が出ると聞いた事がありますが、作り手の「人」が出るのは当たり前で(残念ながら作り手についての知見は持ってないので僕には分からない)、香り手・飲み手の「人」も出るのかなと。今回、同じ想いで臨むメンバーと共にワインと対峙する事が愉しく感じたのですよね。自分も含め次々とワインに良い意味で打ちのめされるシーンは微笑ましくもあり :-)ワインがビジネスツールたる所以はここにあるんだろうという気付きを得た次第。

そして、ワインやその関係者に対する畏敬の念。1911年シャトー・ラ・サラグル、そして何故か1986年シャトー・ル・パンを口にした時にも感じました。「素晴らしい。時と共に流れた汗や血すらも感じる」とル・パンの感想欄に僕は書いていました。時を飲むという感じなんでしょうかね。いやはや、ほんと凄い。

味と香りと時と人。ワインの魅力が広く深い事を一度に思い知らされました。行って良かった、本当にそう思った次第です。分かり易い解説を各ワインに添えて下さったソムリエ佐藤さんのブログに詳細が記載されてますので宜しければどうぞ。

ドレスコードがあったので自分の服装がいつもの雰囲気と違う :-)

主催の元HUGO社長で今は冒険家の加藤さんとの写真。素晴らしい会を有難う御座いました m(__)m ちなみに僕が手に持つボトルは1989年ムートンです。個性的な香りに魅了されて、ボトルを頂いて帰りました。以下は並ぶ11本のワイン達。

本当に素晴らしい体験が出来ました。第2回は11月に開催とのこと。是非また参加したいと思います。


2012.04.19 (Thu)

僕はもともと余りお酒が飲めません。嫌いじゃないんだけど、余り飲めないっていう結構残念な体質なので、お仕事の関係やいわゆる懇親会ぐらいでしか口にする事はありませんでした。非常に受け身な関係で、家にアルコール類は存在すらしていなかったのです。

そんな僕が最近はほぼ毎日毎晩ワインを飲んでます。自分でもビックリ。

家には常にワインのボトルが何本かストックされるようになりました。ワインショップやワインコーナーには目が向くようになったし、最近読んでる漫画と言えば「神の雫」だし、このブログで何度か紹介した事のある社長仲間 東口さんワインバー luv wine にお邪魔する時の意識も随分と変わりました。

今、ワインを勉強しながら愉しんでます。

そこに合理が無いと時間や金は掛けない性格なので、もちろんこれには訳がありまして。昨年の秋に参加したとあるセミナーで「ワインはビジネスツールである」と教えて貰ってですね、おぉそうなのかと。確かに前述のワインバーのオーナーも同じ事を言う訳ですよ。今は別のビジネスをしている社長仲間の元ソムリエも全肯定。すげーって自分から見て成功者と思う方々もそれを否定しない。皆、嗜んでおられる。

じゃぁ、ビジネスに必要なら絶対知っておくべきだ。(深入りし過ぎない程に…)

という訳でホント今更感ありまくりなんですが、まずは1000円〜3000円台のワインを毎日飲みながら勉強してるという訳。何故ビジネスかという話は割愛させて頂くとして、もちろん愉しみながら飲んでます。カベルネ・ソービニヨンもメルローも良いんだけど最近はピノ・ノワールが一番好きだなぁとか、何げに出されたワインをちょっと品種当て(?)をしてみたりとか、結局飲む経験が全てだなぁと思いながら口にしています。

…が、ビジネスの為のツールとして見ている訳なので、ここも合理性を追求したいところでして。段階を踏んで少しずつ身の丈にあった(?)ワインを飲みながらレベルアップってのもあるのかも知れませんが、1分1秒惜しくて仕事してるので余り時間を掛けたくないし、かといって金が無尽蔵にある訳でもないし、効率悪いしなぁ…

と思っている所にこの企画「ULTRA WINE TASTING CLUB de MONACO」の存在を知りました。開催は5月3日。

前述したセミナーでビジネスにおけるワインの意味を語ってくれた元HUGO社長の加藤氏が主催する会でして、まさにウルトラな極みをまとめて体験しましょうよ的なテイスティングイベントです。これに参加する事にしました。

最高級を体験する事によって時間を節約する事が出来る筈という合理性、また愉しむという観点では最高級を知っているからこそ得られる価値観もあるだろうという事で、企画を知って即参加申し込みをした次第です。参加費用も結構大きい(6万円。2名以上だと5万円)ですが、前者の合理性を考えれば高くはないと判断しました。

お恥ずかしながら僕はその凄さが全部は理解できないですが、ワインは以下の通り。

  • ボルドー5大シャトー

    • 1989 シャトー・マルゴー
    • 1989 シャトー・ラトゥール
    • 1989 シャトー・ラフィット・ロスシルド
    • 1989 シャトー・オー・ブリオン
    • 1989 シャトー・ムートン・ロスシルド

  • 1995 ドン・ペニリヨン

  • 1956 ロマネ・コンティ・グラン・エシュゾー

  • 1983 シャトー・ペトリュス

  • 1986 シャトー・ル・パン

  • 1923 シャトー・マルゴー

映画だったり小説などでも富裕層を象徴するキーワードとして出てくるだけに「凄い」感が滲み出ていますよね。今回、これに触れてこようと思ってます。ワイン通の人には身の丈に会ってないと怒られそうですが(苦笑)、特定ジャンルの最高に触れる「効率」ってものがありますから、人にどう思われるかは余り気にせず純粋に体験してこようかなと :-)

最高のモノを自ら必死で手にするのも戦略(例えば、弊社が最高の開発者を何人も抱えているように)ですが、時間対効果つまり合理性を考えて最高のモノを手早く体験するのもまた戦略だと思うんですよね。重要な事は、最高に触れておくことかなと。自分の中で適切なモノサシが得られますから。

という訳で、超が付くワインテイスティングな会に行ってきます。ワインに興味有る方は宜しければ是非御一緒に!一応申し込みフォームに名を連ねてますので、僕の名前を選択して頂けると同じテーブルで御一緒出来るかと思います :-)Golden Week に Golden な Wine を愉しんで参ります。


2011.10.29 (Sat)

山に登りたい!

突如として思い至ったのが今年の9月でしたでしょうか。身を清めるとか修行とかそういう意味では無いのですけど登りたくなったモノはしょうがないので、またしても奥さんを巻き込んで行ってきました(いつも巻き込んでゴメン)

んで真っ先に思い付いたのが金剛山

大阪の南方面で小中学校に通ってた方は耐寒登山と称する遠足で行った事があるんじゃないでしょうか。大阪府内唯一の村、千早赤阪村ですね。ご多分に漏れず僕も2回ほど行った事があって、経験ある所が良いだろうという事でターゲットにしました。

例によって朝方の行動パターンで大阪市内を6時台に出発、南海高野線河内長野駅の7:45のバスにのり

バスに揺られて8:15頃に登山口入り。運動靴でもokですよー的な初心者コースに挑みました。

山の中へ。

ずずっと

更にずずっと

だんだん深くなり、遥か前を行く3人グループを除いては人気もなく、見渡す限りの木・木・木!文字通り森!

この時点で多分9:00頃。

晴れた朝の森の雰囲気は素敵過ぎでした。耳を済ましても聞こえるのは虫の音と風に揺らぐ葉の音ばかり。見上げてみるとこんな感じで、

木々の中でないと取れない写真。自然の中にお邪魔させて頂いているという気持ちになりました。人間ってちっこい、自然に生かされてるんだと、美しいシーンを目にする度にいつも思います。

そして、急な斜面を登りきりやっとこさ着いた尾根の中間地点。

両サイドの崖(?)を眺めつつ、

通り抜ける風の冷たさを感じながら、隙間から除く空模様を楽しんで、

歩くこと更に約40分。明らかに日当たりの良さそうな場所を思わせる階段、

の先に見えたのは

一筋の雲。そして、

南大阪の街並み。PLの塔も見えました。

10:00ピッタリに登頂したので凡そ90分ぐらいの登山行程になったでしょうか。

既に先約の皆さんも多数いて、

お疲れのワンコもいて(笑)、そこでは長閑な時間が流れていました。

地元では出勤前に登山する人もいる…というぐらいなので10時の時点で人が多いのは当たり前の光景かも知れませんけど。皆さん、弁当タイムなんですよね。カップヌードル食べてたり、豚汁をおもむろに作り出す人もいたり。登り切った後に何か食べたくなる心境は凄くよく分かりました。…ので、僕らはコレ。

40分ぐらいマッタリした後は山頂の葛城神社に参拝して、

夫婦杉なる変わったスギも見て下山ルートへ。

帰りは舗装されたルートだったので、上りの時のような「自然の中にお邪魔させて頂いている感」が余り無く残念でしたが、それなりに木々の匂いは感じれたし、

滝を見れたりもしました。登りコースよりも随分と短くて1時間ぐらいだったでしょうか。下りがあっけなかった感じ。

おおよそ3時間45程度で降りて来た事になりますが、総じて想像していた以上に楽しむ事が出来ました。すれ違う人と「おはようございますー」「こんにちはー」と声を掛け合う事が当たり前な感じなのも新鮮でした。バイク乗りが道ですれ違ったらピースサインするのに似てるかな(違うか)。

 

山、良いかもです。

特に登る過程では思考を巡らす事が沢山できて、経営者には山を登る人がいるとか修行で山を登るとか、そういう事に妙に納得してしまった次第です。そんな目的かどうかは分かりませんが、一人で登ってる方が散見されたのも印象的でした。

という訳で金剛山を登ってきましたというお話。非常に面白かったので雪が積もる前にまた行きたいと思います。


2011.10.01 (Sat)

余りこの手の映画を観る事は無いのですが奥さんとモテキを見に行ってきました。映画の日だったので2人で2000円。いつもコレぐらいだったら良いのに。

(本作監督の映画完成までの記録らしい)

で、2時間はちょっと気持ち長かったけど普通に笑って楽しめました。

作中の言葉を借りれば「サブカル」が物語の核を成す映画なので、当該分野に全く知見が無い自分には周囲の笑いについていけない事が多々有りましたけども…。シアター内で笑いが溢れる映画も良いですね、これまた随分前に見に行った舞妓Haaaaan!!!以来かも知れずです。

そんなモテキ映画の中で最も僕が興味を持ったのは、Twitterが当たり前のように使われていたこと。極端な話、Twitterを使った事が無いとかTwitterを知らない人が見たら何で?ってクエスチョンマークだらけになりそうなぐらい、Twitter無しには成り立たない作品でした。

それこそTwitterのタイムラインは映像に何度も登場するし、セリフにDMとかって普通に出てくるし。

1人だという女性の呟きに反応した主人公の呟きと、その後の「今は2人なう!」ってな一連の呟きを眺める女性、無言、とか。いぁその演出Twitter知らんと無理やん!みたいな。

興行収益がエラい事になってる理由が元々人気のあった漫画ドラマの続編的位置づけだったという事を差し引いても、演出ツールとして多用するTwitterの当たり前っぷりと観客の反応は時代の変化を感じさせるに十分でした。

そこが一番勉強になったかなぁ。あ、あとこれは鑑賞後に知ったのですがFacebookページも巧く使ってるなぁと。…まぁ映画を見たら必ず何かを学び取らないといけないって訳じゃないんですけどね。

例えサブカル知見が無いとしても(僕ほど疎い人はそうそういないと思いますけど)、普通に笑えるし、Twitterの当たり前ぶりを体感できるという付加価値もある映画でした。星★3つ。


2011.09.25 (Sun)

弊社には「自分を含めた家族の誰かが誕生日なら休み」という誕生日休暇制度があります(結婚記念日休暇ってのもある)が、社長自らも実践しないとねーって事で奥さん誕生日分の休暇を取ったのが8/19のこと。

ウチでは基本的に、誕生日には日帰り旅行、結婚記念日には1泊2日旅行と決めています。それ以外の休みは盆と正月に1日ずつで、他は無しで普段は毎週土曜日の午後がオフタイム。それだけ。ま、社長ってそんなもんです。

で、毎回旅行記を書いているのですが今回はBook+のリリース前やら色々書きたい事もあったりとスッカリ抜けていたので今更ながら書いてみます :-)

今回は電車旅で名古屋。日頃から早朝出勤に慣れてると2人揃って始発新幹線でも全然余裕です。

N700系で約1時間

まぁお約束ですが、N700は電源とWiFiが使えますので朝食を食べながら1時間程仕事。ここだけ見ると普段の出張と余り変わらないという(笑) 違うのは半ば呆れ顔の奥さんが隣にいた事ぐらいでしょうか。こんな時でも嫌な顔一つしないのがウチの奥さんの凄い所です(それに甘えててはいけないのだけど)。こんな旦那でごめんよ、いつもありがとう。

 

さて。

今回の名古屋旅行は時期的にまだまだ暑かった事もあり、最初から主なターゲットを屋内モノ2つに絞っていました。

どちらもオープンしたての大人気スポットです。特に前者の名古屋市科学館は、世界最大と言われるプラネタリウムで人気ぶりが凄まじく、予約が無理な事も手伝って毎朝行列な上に一日分のチケットは午前中に確実に完売してしまう程。これに始発新幹線の名古屋 6:49 着で挑もうと言うんですから無茶するにも程があります。…が、広島の宮島旅行も日帰りするぐらいなので僕ららしいかも。

現地に付いたのは7:15頃だったのですが既に行列。夏休みだった事もあるんでしょう。30,40人は並んでました。プラネタリウム人気パネェっす。 

待っているだけも辛いので周囲を見歩きつつ見上げ構図で取ってみた写真。でかいです。半端ないです。まだ開場まで2時間ありましたが、この時点で相当ワクワク感が募ってきてます。

暑いから気を効かせてくれたのかウチワの配布も始まってみたり。行列中に何か配るってのは最近の流行なんでしょうかね。ちなみにプラネタリウムのネーミング権は brother が持ってるらしく brother earth と呼ぶんだそうですよ。年間3000万円以上。凄い!

って話はさておき、この後レジャーシートに座りつつiPhone見たり、Book+で読書しながら待つこと2時間。途中でバケツをひっくり返したような雨が降るハプニングは有りましたが、何とか最初の上映10:20の分をゲット。

しかしまぁ凄い行列です。ほとんどがお子さん一緒のご家族でしたが、ご覧のとおりの人、ひと、ヒト。この行列は建物沿いに続き公園の中まで伸びて行ってます。

家を出てから約5時間の苦労が報われて勇み足でエスカレーターを登った先、ようやくようやく世界最大のプラネタリウムに辿り着きました。中に入ってまず目に飛び込んできたのが中央に静かに佇む投影機。

見上げるとハイッ!全天スクリーン。ちょっと視線を下ろしても目に入るのはスクリーン。左右に視線を振ってももちろんスクリーン。とにかくでかい!

視界に入るものが全てスクリーンって事なので、その臨場感は滅茶苦茶凄いです。臨場感って言葉は返って失礼かも知れないぐらい。上の写真の可愛らしいのはマスコットキャラクターで、上映前の待ち時間に全天スクリーン上をゆっくり動いて来場者を歓迎してくれます。

上映開始直後、映像を使ってスクリーンや投影機の凄さを解説する時間があって、映像に包み込まれるという不思議な体験をしました。その後、街中を模した星空が投影されて….

「じゃ、街の照明をスーッと落としてみましょうか〜」

というプラネタリウムお兄さんの声と同時に眼前に現れた満天の星空はもはや「感」とかではなく、ただただリアルとしか思えない夜空でした。超感動。余りの美しさに泣いた。ホントに。プラネタリウムは子供用とかって侮る無かれ…です。凄まじいクオリティで、大人が見ても存分に楽しめて感動できる作品に仕上がってます。

って何だか科学館レポになってきてますが(笑)。これで午前はほぼ終了。ここに来れただけでも名古屋に来た価値アリって感じでした。

その後は、お約束の旅先神社参拝って事で、熱田神社。神社良いよ、神社。

草薙の剣が御神体の熱田大神を祭ってるんだよねーなんて話しながら参拝後はタクシーと電車を乗り継いで、次に訪れたのがリニア・鉄道館。

歴代の新幹線を見たり、リニアの体験乗車したりでこちらは90分程度見歩き回って終了です。さすがにプラネタリウム程の感動は無かったですが、いつも出張でお世話になってる新幹線の裏側を見れたのは勉強になりました。

普段目に見えない裏方がしっかりしてるからこそ、あの中国の脱線事故のような事故を起こさず今まで来れてるんだなーと改めてJR東海関係者の皆さんに感謝。出張で新幹線によく乗る人は見に来る価値はあると思います。

名古屋駅に戻る途中、温泉に入って帰路へ。新幹線とタクシーを乗り継いで家に着いたのは22時過ぎ。実に16時間に及ぶ日帰り旅は満足感と共に幕を閉じました。

 

はてさて。

旅といえば観光スポットと温泉ですが、あと絶対に忘れてはいけないのが「」ですね。今回も色々と下調べして3店に訪れました。まずは科学館を去った後に栄駅近辺。定番ながらひつまぶしが超美味というしら河栄店にて上ひつまぶしを戴きました。

これが本当に旨くてですね、マジやばい、また行きたいって真剣に思いました。家の近所の500円うな丼とは(比べたら失礼だけど)当たり前ながら全然違う!

そして夕方は南荒川近くの温泉に行く途中でコメダ珈琲へ。名古屋じゃ定番ですね。大阪でも行けなくは無いのですが、やっぱり本場であのシロノワールを食したかったのです。熱々冷え冷えでウマウマ。

更に、晩御飯は名古屋駅近くのお店できしめん。これもお約束ですね。

相変わらず食べまくりですが(笑)、今回も名古屋ならではのモノを堪能させて貰いました。味噌カツとかういろうは手付かずでしたが。尚、普段から旅行で食す内容は奥さんの希望メインで考えるようにしてます。んで、どの店かは基本僕がチョイスするのですが今回も満足して貰えた様子。良かった良かった。

 

という訳で旅程をほぼ時間通りにこなしました。参考までに旅程計画書は以下の通り。結構細かいです。

昔に一度、企画旅行ツアー(?)に丸ごと任せて痛い目にあってからというモノ、毎回分単位で行動計画を立てるようにしています。日帰りは時間が命ですしね。

次の旅行は僕の誕生日月である11月。当初は香川を予定していたのですが、ひょんな事があって浜松への日帰り旅行に変更となりそうです。今から楽しみ。最後に奥さんへ。誕生日おめでとう。また次の1年も宜しくお願いします。