その他
2011.09.26 (Mon)

つい1週間程前。

Windows 8のタッチUI用IE10はプラグインに非対応。FlashもSilverlightも使えず

つまりWindows 8上のInternet Explorer 10をタッチUIで操作する場合、プラグインとして提供されているFlashにもSilverlightにも対応しない、と見られます。

こんなニュースがネットを賑わしました。タッチパネルを使ったUIでWindows8を動作させる場合はプラグインがダメ=Flash使えない、つまり将来Flashサヨナラか?と。

原文のエントリに対するコメント欄ではホントにそうか?的な議論がなされていたり、実際じゃぁPDF閲覧もプラグインだけどそれもダメなの?どうなるの?とか、ActiveXは限定的に使えたっぽいよという情報もあって、実はまだまだ断定できる状態ではないかもと改めて感じましたが、MicrosoftがOSレベルでHTML5+CSS3+JSでのアプリ開発にコミットしようとしている事は今後のFlashにとって大きな暗雲であるのは間違いありません。

Extreme weather © 2010 Kevin Dooley, Flickr

iOSでは既にダメだし、Windows8のタッチUIでもダメ。Adobeの Open Screen Project(FlashやAIRをベースに全てのデバイスでリッチなコンテンツを提供しよう的な取り組み)は頓挫する事やむなしかも知れませんね。Adobeも分かってるんじゃないでしょうか、やっぱりダメかって。やっぱりHTML5かって。ここ最近の動きはそれを象徴しているかのようです。

などなど。HTML5やその周囲のテクノロジに歩み寄ってる(歩み寄らざるを得なくなってる)のが良く分かります。加えて、まだまだFlashが優勢だと言われている分野も幸先が良い訳ではありません。フルスクリーン表示は既に実現されているし、お得意のカメラ/マイクへのアクセスは html5 device ってのがありますし、3DについてはWebGLが待ち受けます。

これだけ並べると、さすがにFlashに光が刺している気がしません。ホント、時代と共にFlashである必然性は益々薄くなっていく他ないんじゃないでしょうか。企業向けのデスクトップベースなソリューションに限ればありかも知れませんね。環境の統一が保証出来ますから。でもそれ以外、つまりコンシューマ向けとデスクトップではない企業向けソリューションにおいては、今後リッチなユーザ体験を提供したいなら、HTML5によるWebアプリかネイティブアプリ。これは間違いなさそうです。HTML5の表現力を見るには以下のサイト等が参考になりますが、

Flashいらないよねとしか言葉が出てきません。圧倒的シェアを持つWinが一部対応しなくなるかも…と言ってる訳で、そのリスクを背負ってまでFlashを使い続けるエンジニアやFlashを提案するSIerやFlash採用を決定するクライアント企業がどれだけいるのかと思うと、残念ながら…の結末しか無いように思います。

HTML5で良いじゃん議論はスマートフォンやタブレット端末のアプリ開発でも言える事で、そんな気運も高まりつつある事を感じる今日この頃なんですが、そこは色々と思う所があるのでまたの機会に書いてみます。


2010.05.05 (Wed)

思い切って先日、新しい万年筆を買いました。

まともに万年筆を使うようになってから2年。持ってないと不安になるぐらい万年筆でモノを書くのが当たり前になるに至り、もっと書きやすくズッシリ感がありリッチな感じのモノはないものかと。自分で色々探してみたり、Twitterで @rizumita さんに勧められたりもして結局辿り着いたのがこちら。

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WATERMAN の EXPERT

[](http://www.waterman.com/jp/style/pens/expert)2年間使い続けたかなり安価なPILOT万年筆からの乗り替えです。普通に¥15,000ぐらいしますので決して安いもんではありません。昔の自分なら100円ボールペンで満足だったので一体何倍なんだよって話なんですが、思い切って買っちゃいました。

創業してしばらく経ってふと受験生時代や大学生時代を思い起こした時に、自分にとって多くの場合、書く事が考える事に繋がってるきたなぁと気付いたんですね。人それぞれだと思いますけど、自分はどうやらほぼ書く事によって思考してきたんじゃないかと。

じゃぁ思考の道具と言えるペンとノートは良いモノ揃えたいよなと思うに至り、万年筆を使うようになり、ノートも1冊2000円はしようかというものを使うようになり、手に馴染んできた万年筆も買い換えるに至ったという訳です。そして普通に書く事が楽しくなったと。別にモノ書きじゃないですのにね。

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良い道具が良い結果を生むとも言いますから、思考の整理や質向上(?)には役立っているんじゃないかなぁ思います。

まぁそんな訳で新調した万年筆で書くことを楽しんでる今日この頃。

仕事で「書く」って行為は結構重要だと思うんですが、行為そのものが楽しめるって何か良いじゃないですか。手段が目的化する楽しみっていうんでしょうか。これはバイクに乗る事にも通じるものがあるかもですね。かつてバイク乗りだったのも関係ある?(多分無い


2009.10.24 (Sat)

先月末に読売新聞様から取材&写真撮影をして頂いたという話を書きましたが、無事に掲載して頂きました。大阪の地域面。以下がその写真です。(クリックすると拡大します)

20091018_yomiuri

見開き2面に渡って大阪府下の犯罪に関する取り組みについて特集が組まれてまして、その一部で弊社 iPhone アプリの「防犯マップ for iPhone」を紹介して頂きました。

掲載されたのは大阪限定の地域面だったのですが、この記事を大阪以外の警察関係者が見てくれて他府県でもやろうよ…ってな展開になると良いなぁと密やかに期待しております。(…し、そう働きかけていきたいと思います)

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元々、大阪府警の犯罪情報メール「安まちメール」が非常に見にくくて(失礼!!)閲覧性を高めたいという意図がありました(単なるテキストメールのみだった)。そこで、当時注目されていた技術だったRSSGoogle Maps を取り込んで初代「Web版防犯マップ大阪」は出来たのでした(RSSは僕が担当、マップは弊社itokが担当)。その後紆余曲折ありながらも運営を続け、iPhoneというまた新たな技術を取り込んでリリースされたのが今回の「防犯マップ for iPhone」というわけです。

防犯マップの歴史は、「無いモノは作る」「常に新しい技術を取り込んでいく」という弊社スタンスの典型例と言えます。この防犯マップにまた開発リソースを割こうとする時が、弊社が何か全く新しい技術に取り組み始める時となるのでしょう。それは一体なんなのか我々にも分かりませんが、時代の流れに逆らわないよう大事に育てて行きたいサービスであると考えてます。

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ちなみに、iPhone版以外に弊社パートナーの(有)シーリスさんから Android 版がリリースされています。Androidの世界でシーリスさんをご存じ無い方はおられないでしょう。もし宜しければこちらのページをご覧下さいませ。


2009.08.24 (Mon)

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つぶやき系サービスのtwitterが最近アツいです。僕も弊社エンジニアも個人アカウントで平日昼間も普通にtwitterしてますが、個人アカウントとは別にやっぱりオフィシャルなアカウントがあった方が良いという結論に至りまして、先日twitterアカウント feedtailor(@feedtailor) を新たに開設致しました。

弊社iPhoneアプリの最新情報など、弊社に関係する情報をこまめにアウトプットしていく媒体にしてみようと思っています。Twitterを普段からお使いの方は宜しければ feedtailor を follow して下さいませ。また @feedtailor 宛に宜しければご意見・お問い合せ等も呟いて下さいませ。

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アウトプットの為の媒体は、セミナーや講演、ウェブサイトブログ、RSSなど色々ある訳ですが、情報を得ようと思って下さっている方に色んなオプション(手段の選択肢)を提供する事は企業の努力目標じゃないかと思ったりするんです。現実的な範囲で。

弊社は会社内でのTwitter利用を推奨しているぐらいですから、Twitterでのつぶやきによるアウトプットを始めるにあたってハードルは何一つありません。だからやってみようじゃないかと。思いついたらやってみる・細かいことは運用しながら調整していく、そんな感じです。

twitterは即時性の高さ、伝搬性の高さ、お手軽さは他の媒体に圧倒的に勝りますし、最近ブログの更新が全く出来ていない事による弊社発信情報の少なさを補完する手段にもなりそうだったりで、弊社的なデメリットがほとんど無く開設を決めた次第です。

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という訳で Twitter の弊社オフィシャルアカウントでつぶやきを始めさせて頂きたいと思います。直近では、8/27に開催される予定のイベント「iPhoneアプリにおけるビジネスの現状と将来性」で現場からtweetをしてみる予定です。どうぞ宜しくお願い致します。


2009.06.27 (Sat)

起業仲間の(株)ベビログ代表板羽さんが主催されている大阪の起業家勉強会でお話をさせて頂く事になりました。登壇させて頂くのは(確か)3回目です。この勉強会には皆が持ってる知識や知恵を共有しようというコンセプトがあるんですが、僕はこれまでRSSやらGoogleやらのノウハウやTipsを共有させて頂いてきました。

そして今回、ウェブメールの定番GMailと、GMailを社内メールサーバー化しようという側面でのGoogleApps(触りだけ)についてお話させて頂きます。

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使えば使うほど、GMailもGoogleAppsも、中小企業や個人事業主の方こそ使うべきサービスであると思う今日この頃なんですが、そのあたりの感ずる所を全てお話させて頂く予定です。

~ ウチのメールサーバー、GMailなんです ~
自社ドメインの業務メールをGMail化して効率UP
Googleのサービスを自社ドメインで利用出来る Google Apps 活用法

Webブラウザがあればどこでも使える無償で便利な GMail。
これまで色んなセミナーでご紹介させて頂きましたが、最近

アドレスが ○○○@gmail.com なので
普段のビジネスメールでは使いにくいんです…

という声を聞くことが多くなってきました。

「GMailをビジネスで使いたいけどアドレスがなぁ」
「自社のメールを全部GMailに出来たらなぁ」

そんな悩みにお答えしながら、
GMailの便利さを今一度改めてご紹介すると共に
更に進化したGMailの素晴らしさをお伝えさせて頂きます。

自社のメールサーバーをGMail化してしまう
高度な荒技(?)についても言及致しますので、
これからGMailを使ってみようという方から
既にお使い頂いている方までお楽しみ頂けるかと思います。

また、GMail以外に
Google Apps という呼び方で提供されている
ビジネス用途が可能な各種サービスも併せてご紹介致します。

お話しする内容の一部を列挙させて頂きますと、

- メールソフトはもういらない。今やブラウザでメールする時代
– ネット接続が必須なんて嘘。オフラインでも使える GMail
– タスク管理にも使えるGmail
– グループ内や社内閲覧用に情報共有ページが簡単に作れる Google Sites

などなどです。

GMailをお使いの方も、そうでない方も、
Googleのサービスに少し興味があるという方も是非ご参加下さいませ。

という感じ。特に昨年6月にGMailがとんでもないグレードアップをした話題を中心に GMail の更なる活用方法をご紹介し、それを丸ごと自社のモノに出来るんですから凄いでしょ?しかも無料なんですから!的な流れで約90分を予定しています。

GMailを普段使っているけどもうちょっと応用的な使い方をしたいという方、GMailを個人ではなく業務用で社内利用したいという方、その他GMailやGoogleAppsというキーワードにピンと来られる方は是非お越し下さいませ。申し込みは勉強会オフィシャルサイトのこちらから可能です。