経営
2020.07.07 (Tue)

(所要時間 : 約3分)

2006年7月7日に創業してから丸14年となりました。月にすると168ヶ月、日にすると5113日。

ご多分に漏れず弊社も、苦境に立たされたり絶好調の時期があったりと色々でしたが、過ぎた月日を数字で見ると改めて続けられていることの有り難さを感じます。

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(取引先のメタ・グラマーさんに制作頂いたロゴと、起業仲間のKSKアナリティクスさんに頂いたパキラ)

フィードテイラーという会社に関わって下さっている全ての方々に感謝の思いで一杯です。いつも本当にありがとうございます。この15年目に入る節目に、最近の弊社の動きなどを書いてみようと思います。

  1. リモートオンリーの働き方
  2. Webサイト静的化事業
  3. エンタープライズiOS事業

の大きく3つに分けてみました。

 

1.リモートオンリーの働き方

2年前から続けているリモート率UPの取り組みで、リモート率7,8割まで上がってきてた年末年始。「さすがにゼロにはできないか〜」と思ってたところにコロナ襲来で1月からフルリモートにしてました。

これが思いのほか良くて、特に不便もなく生産性が低下することも全くなかったんですね。

で、ここは振り切っても良いかもということで、取り組みを大きく転換することにしました。今まで「リモート or 出社」で前者の割合を大きくするリモートメインという考え方でいたのですが、それをやめようと。

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(Photo by manny PANTOJA on Unsplash)

人が集まるオフィスを持たない前提のリモートオンリー企業になろうと思います。

一年半前に引っ越した今のオフィスは実質僕の書斎扱いになりますかね(笑) まぁリモート率UPさせていってる過程でだんだんそんな感じになってましたが。

メンバーやパートナーさんと顔を合わせる時は交流を目的にどこかの店や会場で会う。それを飲食や交通費等を負担して年に数回やる。…ってな感じで、弊社の場合のリアルはもう十分かなと思いました。

併せて、対社内だけではなく対社外も変えることも進めています。セールスはリモートのみ、打ち合わせでの訪問は基本しない等々。色々新しい働き方を実験してみようと思います。

 

2. Webサイト静的化事業

2016年以降、「Webサイトを静的化しましょう」をコアコンセプトとし、

  • espar - WordPress等のサイト静的化サービス
  • espar form - PHP不要の問い合わせフォームツール

を主なプロダクトに事業展開してますが、おかげさまでお引き合いや採用例が少しずつ増えています。

昔iPhoneアプリ事業をメインにしてた時のような流行りモノという色合いは特にないので、爆増というより少しずつ着実に増えている感じです。個人的にはその方が事業として健全なのかなとは思うのと、組織拡大をゆっくり準備しながらできるので結構好きかもですね。余りガツガツせずにやってます。

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(静的化することを支えていく espar の全体構想)

とはいえ、サービスの進化はまったりではなく、エンジニアの @t0shiya のパワーで凄い勢いで進んでます。(参考 : WordPress静的化サービス espar のロードマップを公開することにしました)

実は espar は、意外に上場企業様の実績も多かったりします。それに最近は競合も増えていたりして、静的化というカテゴリは時代の流れなのは間違いなさそうです。今後も業界をリードする存在になるべく邁進してまいります。

 

3. エンタープライズiOS事業

いわゆる企業向けのiOSアプリ開発や導入の御支援ですね。B2C向けは基本的にお断りしていますが、B2Bに関してはお手伝いさせて貰ってます。

Apple Japan さんによると、なかなか頼れるところが無いのだそうです。原因の一つは、エンタープライズiOS特有の仕組みやサービス、固有名詞が沢山あって、何をどう使うか分かりにくいから。

そこを少しでも軽減できればと、知見のアウトプットを少し頑張った1年でした。GA とか Search Console とかを見てると方向性は合ってるようです。なので、今後もこれは続けていくつもりです。

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(弊社運用のエンタープライズiOS系オウンドメディアのPVグラフ。この1年で綺麗な上昇曲線を描いている)

エンタープライズiOSでは、情報不足だけが課題ではありません。色々と現場の課題は見聞きするので、エンジニアパートナーの @hitonomichi さんの協力を頂いて、少し開発よりの取り組みも始めています。こちらはまた改めてご紹介したいと思います。

 

以上3点、最近の弊社の動きをご紹介しました。

弊社の理念は「革新的なアイディアでより良い未来を創る」です。その理念のとおり、働き方でも静的化でもエンタープライズiOSでも、より良い未来に繋がるものを残していきたいと思っています。今後ともフィードテイラーをどうぞ宜しくお願い致します。


2020.06.13 (Sat)

前回のエントリでEnjoyStayHome企画について書きましたが、あれから3週間強が経ちましたので予定通りに発表会を開催しました。

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企画参画者は弊社エンジニアの @t0shiya と総務担当 @ikunee のほか、弊社のサービスや製品に週1や月3で関わって貰っている blue吉永さんに、GoodTiming の @hitonomichi さん、そして僕の合計5名。

1時間ほどで全員の買ったモノの発表会をしました。現金書留で手にした¥5,000。普段自分では買わなさそうなものとか、前から気になってたけど買わずにいたもの…の購入資金に充ててくれたようです。

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(5月中旬に現金書留で¥5,000を送った)

在宅を楽しむをコンセプトに色んなものが集まりました。

1個700円する金の玉子(!)とか、可愛い自宅ワンコ・ニャンコの為のハウスとか、生ハムの原木(!)とか、バーベキューグッズとかとか。何にお金を使うかでその人の趣味嗜好って結構出るものですね。知らないプライベートな一面が見れて企画として面白いと思いました。

 

さて、僕はというと、最近(といってもこの2年程)DIYにハマっていて関連道具を一つ買いました。BOSCHのレーザー距離計ZAMO3。購入当時で¥4,500です。

レーザで距離を測るアイテムですね。長い距離を図るのって一人でメジャー使うと意外に大変で、床から天井の高さを測る時は特にそう。コレを使うとその作業がだいぶ楽になります。

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(レーザーが当たった箇所までの直線距離を表示してくれる)

自宅もオフィスも天井が高いので、高さのあるものを作るDIYで早速活躍してます。先日、会社のベランダに片開き扉構造の網戸を自作したんですが、高さを測るのに役立ってくれました。

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(プロ用機器ではないがDIYのレベルでは十分な精度。2辺連続計測して面積を出すこともできる)

 

ということで EnjoyStayHome 企画でした。やって良かったなーと思います。参加者の皆さん楽しんで頂けたようですし。コロナの第二波が来てまた自粛…みたいなことにもなれば、第二回をやっても良いかも知れませんね。


2020.05.16 (Sat)

GW明けの5/6に創業来仲良くさせて貰ってるジールズさんがMBSのミント!に出ておられました。お付き合いさせて貰っている会社さんがメディアに出ると、自分のことのように嬉しいもんですね。

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(出演の後にzoom飲み会で裏事情をお聞きしてTV出演も大変だなと思いました)

番組では、ジールズさんの「Enjoy Stay Home企画」なるものが紹介されてました。外出自粛で家にこもりがちな今ならではの企画。社長の大谷さんのコメントを引用するとこんな感じのものです。

平日の夜や週末、自宅時間が増えた今、改めて「何をしようか」と思っている人も少なからずいると思います。 弊社ではメンバー、パートナーさん全員対象に「何か」する費用を会社負担し「EnjoyStayHome」をプッシュ。

金額は封筒入りの3,000円か5,000円。ルールはシンプル。

・金額内でおさめる

・家でできることに限る

・3週間後、みんなにおすすめポイントや経験を簡単にシェアする

お金の使い道はなんでもOK。また購入したものは会社に返す必要もなし。

(中略)

このような状況の中、少しでも気持ちが前向きになれたらと思っています。

番組を見て、これは面白いなぁと思いました。

やっぱり外に出れないって少なからずストレスな筈ですし、気分転換なりクスっと笑える何かを自分のお金ではないお金で手にできるなら楽しいかもなと思ったんですね。で、真似してみようと弊社でもやってみることにした次第です。

今弊社はフルタイムメンバーが3名と規模が小さ過ぎるので、弊社の自社プロダクト(静的化サービスesparや B2B iOS の新アプリ)の開発・営業に定期的に協力して貰っているパートナーを巻き込んでの5名としました。そこそこ楽しめそうで最小の規模感ですね。(次回があれば少し規模広げても良いかも)

金額は一律の¥5,000。フルリモートで現金手渡しの術がないので、現金書留にして送付しました。企画趣旨を説明したレターを添えて。それにしても現金書留の専用封筒って何か特別感ありますね。

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(現金書留以外の普通郵便やレターパックで現金を送ると郵便法第17条違反になるのだそう。宅急便は各社約款により不可)

自宅にこもりっきりになりがちな昨今だからこそ、ちょっとクスっとできたり、happy になれたり、あるいはご家族で一緒に楽しめる何かを買って貰えたらなぁと思ってます。

そういえば現金支給系では、その昔以下のような企画をやったことがありました。

MacやiPadやApple Watchを購入する資金を10万円とか9割とか全額とか支給するもので、そこそこ評判は良かったのでは(?)ないかと思っているのですが、果たして今回はどうでしょうかね。

何に使うかの選択肢が沢山あるので、どんなものが揃うか楽しみです。3週間後の6月上旬にプチzoom発表会をやる予定。

もちろん僕も参加するので、今¥5,000で何を買おうかなぁと色々思い巡らしているところです(笑) 何を買うか考える時間もなにげに楽しいですよね。


2020.04.28 (Tue)

(所要時間 : 約1分)

フルリモートワークにしてから3ヶ月。幸いにして生産性の低下はなく、フルリモートに完全移行できたと言って良い状態になりました。

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コロナ禍が過ぎても元に戻るつもりはなく、今後もフルリモートな会社でいく予定。ソフトウェア業界は今後もう「え?リアルに会うの?」と、リアルに会うことの心理的ハードルがグッと上がっていくと思うのです。それならもう振り切った方が良い、フルリモートを前提に全て考えるという判断です。

フルリモート完全移行にあたり幾つかの心がけが根付いたのが良かったなぁと感じるのですが、そのうちの2つをご紹介してみたいと思います。

  • チケットの時間粒度を高くする
  • ビデオ会議のハードルを下げ、チケットベースの議論をする

の2つです。なお、2018年からのリモート率を上げていく取り組み過程で書いた『チケット管理がリモートワークの不安を無くすという話』の内容が多分に前提となっておりますので、宜しければ併せてご覧下さい。

 

1. チケットの時間粒度を高くする

「時間粒度が高い」とは、チケット更新頻度が上がるということ。弊社ではRedmineを使っていて、以下チケットの例で少し長いキャプチャですが縮小して貼りますね。

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(全部が全部こうではないが、ものによっては1つのタスクでも結構長くなる)

結構細かく作業の記録を書いてます。弊社はもともとチケットの時間粒度は高いほうなんですが、フルリモートにしてから粒度が少し上がりました。僕も意識して上げるようにしてます。

これが意外に良いのです。

仕事の見える化は推進され、フルリモート化で見えない不安が増すばかりか、逆に安心感が増していると感じます。仕事の動きがよく見えるからでしょうね。


(RSSリーダにチケット更新情報が集約され、誰が何をしているか把握できる)

会社にスナップショットがあるとしたら、解像度が上がった感じでしょうか。フルリモートになったからと報告を今まで以上に求める必要は別になく、ちゃんと進んでるかなという心配もありません。

またチケットだけでなく、Gitでソース管理もしていますのでリポジトリにコミット履歴が頻繁に残ることも安心材料になりますね。

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フルリモートワークにおける見えない不安は、監視システムを入れるとかじゃなくて、スタッフの作業記録の時間粒度が上がるような体制作りをすることで解消するんじゃないかなと思います。

 

2. ビデオ会議のハードルを下げ、チケットベースの議論をする

オフィスで「○○さん、ちょっと5分だけいいすか?」ってよくあるじゃないですか。そこで少し会話・議論して仕事が先に進む的な。

これリモートだとチャットでやりがちなんですが、弊社では1,2回の会話往復で終わらず議論に発展しそうなら、ビデオ会議をすぐ繋げるようにしています。あるいは、最初からチケットを書いて、それを議題としてビデオ会議を呼びかけるようにしてます。

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(チケットに予め要点を書いてからビデオ会議。議題の整理と提示ありきのビデオ会議は議論が収束し易い)

チャットやチケット上で議論をやらないってことですね。議論向きでないツールでの議論は生産性を落とすのでツールを使い分けています。

  • チャット : 通知・報告・確認・合意形成
  • チケット : 作業記録
  • Wiki : 情報整理
  • ビデオ会議 : 議論・相談

って感じ。

チャットがあるから、チャットには記録が残るからと、チャットに頼るのではなく、すぐにビデオに切り替える。ビデオのハードルをぐっと下げて、2,3分話をして決まったことをチケットに書く。

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(チケットにmtgでのメモを書いて議事録代わり)

フルリモートワークではこのやり方が生産的であることを実感しています。

 

以上2つ、心がけることでフルリモート化前と変わらず仕事できてるなと感じたことを書いてみました。今後もリモートワーク時代の最適な働き方・仕事の進め方をこれからも追求していきたいと思います。

 

リモートワーク関係の他のエントリ


2020.01.31 (Fri)

(所要時間 : 約1分)

リモートワークメインにしてから、月4回出社したら多いかなーぐらいになってましたが、昨日(1/30)をもって当面の出社を控えリモートオンリーとしました。

20200131_newvirus

例の新型肺炎の状況を受けての対応です。

報道の通りですが各社動き出していますね。普段からリモート体制が構築されている会社かどうか、また経営層の即断力が試されているような気がします。リモートの向き不向きもありますから、やれば良いってもんでもないでしょうけど。

弊社では、直近の出社が1/21と10日前でした。リモート状態を続けながら各種情報をwatchしてましたが、奈良県のツアーバス運転手男性の発症報道直後、1/29(水)晩の速報で大阪市でも感染例が報じられたの受けて判断し、翌1/30(木)朝のmtgで当面出社なしとしました。

1/30(木)時点の厚労省の見解では

○ 新型コロナウイルス感染症は、我が国において、現在、流行が認められている状況ではありません。

国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

ということですので、いまいまは 普段のインフルエンザ対策と同じで十分 の筈です。が、個人的には 対策の行動コストが低いなら やったほうが良いという考えです。弊社では幸いリモートメインに切り替えていたことが奏功し、朝のmtgで

「大阪でも出たし、しばらく出社控えましょう」

「そうっすね」

と一言二言会話するだけで、身構えることも生産性が落ちる心配もなく平常運転のまま切り替えることができました。(会社の規模が小さいってのはありますが)

冒頭の各社も、リモートへの切り替えコストが低かったからこそできたのでしょうね。野村HDさんのように非IT企業も即応してるのには時代を感じました。(JTさんとかも一部リモート切り替えたんだとか)

2018年の大阪府北部地震や台風21号の時も思いましたが、リモートワークは従業員の健康と会社の生産性を両立する有力な方法だと思います。有事の対応を最小コストで実行できるメリットは大きいです。リモートワークがもっと広がると良いなと改めて思いました。

今回の騒動、被害がこれ以上は広がることなく一刻も早く収束するのを祈るばかりです。