どんな事にも意味はある…と言うものの、僕の中には32年余りを生きてきて「なんて勿体ない時間の過ごし方をしてしまったのだろう」という時代があります。

色んな事が出来ていた筈なのに視野が狭く可能性をことごとく潰してきた時代。学ぶ楽しみを享受できる機会が数多ある環境でそれを見て見ぬふりしていた時代。

今だからこそそんな風に振り返る事が出来る後悔の4年間、それが僕の大学生時代です。

skitched-20071117-100129.jpg

後悔する事は何も生み出しませんから自分史の一部としてしまっておくとしますが、過去の自分からは想像も付かないITベンチャー社長という身にある今は、そんな過去に繋がりを持っていたモノやヒトと再び繋がる事には十分意味があると思っています。

(中学校時代の友達(戸上大資氏)と同じ社長という立場で再会した一年以上前の出来事もその一例)

1998年に卒業してからはや10年。今月下旬に新大阪近くのホテルで大学の同窓会が開かれる事になりました。…正確には同窓会とは言わないのかも知れないのですけどね、なにせ僕も籍を置いていたその学科の歴史33年間(所属していた学科の歴史は結構浅い)の卒業生や教授等の関係者が集まるというのですから。規模も半端じゃありません。…そして会費も半端じゃありません(笑)

が、行く事にしています。

お世話になった先生方にご挨拶出来る機会に期待して、かつて机を並べて学んだ友達に会える事に期待して、そして同じ専門分野で学業に勤しんだであろうお会いした事もない諸先輩方や後輩の方々との新しい出会いに期待して…。

実は我が母校…っていうか多分どこの大学でもそうですけど、有名な方ってそれなりにいらっしゃる訳ですね。ウチも田舎の大学ながらご多分に漏れずで、同じ学部なら作家の東野圭吾とか、同じ学科だとソースネクストの松田社長とか。お会いできる筈もないそういう方とご挨拶出来ればと淡い期待を抱きながらも、実は大学の先生方とお話し出来そうな機会に一番期待していたりします。

 

僕は将来、もう一度、学びの場である大学で研究するというアカデミックな世界に身を置く時間を作りたいという熱烈な思いを持っているのですが、そのへんを軽く相談させて頂くきっかけを貰えたら嬉しいなとか。

あと、今後の当社の経営方針の一つとしてインターン制度の積極的な活用を真剣に考えておりまして、経営者としてこのへんを大学と相談出来るようなきっかけが頂けたら嬉しいなとかって考えています。

 

ただまぁ自分が受けるばかりの打算的な参加はいけませんので、今の近況をご報告する事をもって感謝の気持ちをお伝えしたいとは思っています(先生方に自分が提供できる事って多分それ程多くないし…)。

無論、リアルタイムに学生さんである方やかつての学生さんで今ビジネスの世界でご活躍の方々とも時間を共に過ごし、楽しいひとときを過ごせればなと。

 

そんな大学同窓会はもう間近。貴重な機会に感謝ですね。関係者の皆様、有り難う御座います。