経営
2015.03.10 (Tue)

久しぶりの更新です。書きたいこと沢山あるんですけどね、自分の役割を担ってくれる人は増えたのにタスクが多すぎて結局仕事が減ってないという(笑) まぁそんな状態に拍車がかかりそうな、業界で今年一番の注目アイテム Apple Watch の価格&発売時期が本日明朝に発表となりました。

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いぁー、ビックリです。

何がっていうと発売日。噂によると最初は日本が含まれない事になってて、「米国から並行輸入だなー、USにいる弟に開発用に買って貰わなくちゃいけないかなぁ」なんて事を考えていたのですが、米英仏独などと並んでまさかの一次販売国入りですから。4月24日、想像してたより早い!

iPhoneがiPadがライフ/ワークスタイルを変えたようにまた新しいユーザ体験をもたらすであろう Apple Watch を、いよいよ現実感もってヒシヒシと感じる事ができるようになってきた訳です。あと1ヶ月半ほど。楽しみですね。

ということで?

フィードテイラーでは全スタッフに Apple Watch を支給する事にしました。価格はおおよそ想定内だったので発表をみて即決。隣にいた奥さんはマジか!とエラいビックリしてましたがホントです。元々、Happy My Mac 制度や Happy My iPad 制度など、スタッフが個人用Mac/iPadを購入する事を支援する制度はありましたので似たようなものですね。名付けて Happy My Apple Watch 制度。

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支給すると言っても厳密にはApple Watchを購入した事が分かる領収書があれば、最も安いモデル(Apple Watch SPORT 38mm モデル。約42,000円)の金額相当を給与に特別加算する(支給額に対する源泉は引かれる)形になります。特別ボーナスみたいな感じでしょうかね。もちろん所有権は個人です。

実質タダで Apple Watch を手に入れるのもよし、ちょっと上乗せして、普通には手が届きにくいレギュラーエディションの Apple Watch を買うもよし(EDITIONでも良いけどw)。何にせよ時代の変革は常に肌身で感じて貰いたいのです。自社の事業にも関係ありますしね、何よりウチのスタッフの大半には「買いたいなー」「使えるなら使いたいなー」という思いがあります。

アイディアって新しい刺激で創発されるじゃないですか。じゃあやっぱり刺激は沢山受けて貰った方が良い訳です。イベント然り、人との出会い然り、新しい製品との触れ合い然りですね。本人に前向き感・前のめり感があるなら、その体験のハードルを下げてあげるのも会社の役割だと思うんですよ。

だから、その気になればリスクゼロでApple Watch持てますよ、時代の変わり目感じれますよ…という状態にしてみようと。ひょっとしたら Apple Watch 所有率が一番高い会社になるかも知れませんね(笑)。まぁ強制ではないので別に欲しくない場合は買う必要もないのですが。でもみんな買うだろうなぁ。自分なら買うかなぁ。っていうか買って体験して欲しいかな、経営者としては。

…と、相変わらず変な会社ですが、iOSアプリ開発のスペシャリストを謳う以上は Apple Watchのアプリ開発も積極的に行ってまいりますので、お気軽に御相談下さいませ。開発に従事するほぼ全員が実際にブツを使っている会社の方が御安心頂けるんじゃないかなーってのもありますよね、きっと(^^) 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 


2014.07.25 (Fri)

突然ですが、新しい事業を始めます。

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名前を「ヨクスル」と言います。「良くする」という言葉をカタカナに変えただけの名称ですが、ちょっとでも世の中を良くする事が出来たらいいなという想いを込めてます。iOSアプリとは全く関係の無いところで始める新事業です。

 

ヨクスルとは、そしてその背景

ヨクスル(YOKUSURU)は、「世の中の製品やサービスに対して感じた問題点改善案を提示して貰い、それをメーカやサービス提供元に弊社が代わりにお届けする」という会員制事業です。

製品やサービスについて「こうだったら良いのに!」と思う事って無いですか?実際に購入したり体験してみて、ふと感じたり、イラっとした体験をきっかけに思いついたり。いわゆる「気づき」ですね。僕は昔からそういう事を結構思いつくほうでした。まぁ人によってはどうでも良かったり、重箱の隅つつかんでも!というネタになるのですけどね。

例えば、(とっても些細な話ですがお付き合い下さい)

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これ。あのFRISKのガムです。2014年2月に発売開始されました。FRISKを常日頃買っていたしCMも結構印象的だったので発売直後に購入した訳ですけど、一度買ったきりで以後買うことはありませんでした。

なぜか。

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原因はコレ。FRISK GUMのケース裏面にはガム捨て用のシートが付属していて便利!なのですが、このシートを一枚はがした後、ケース側の残シート群の上面に粘着剤のネバネバが強く残ってしまうんですよね。

つまり、ケースの片面がずっとネバネバした状態になって気持ち悪い。ポケットに入れたら内側の生地にひっかかるし、鞄の中で紙資料に引っ付いて折り目の原因になるかも知れない…と問題を感じて以後買うことはなくなりました。

問題点 ガム捨て用のシートをはがした後にケース側に粘着剤のネバネバが残ってしまう
改善案 ネバネバが残らないようにするか、粘着式をやめ差し込み式にするのはどうか。回数券の入れ物のような

と明文化できますが、こんなこと誰にも言わないんですよね。ただただ静かに買わなくなる、それだけです。で、実際には今は改善されているようなのですが、それを後から知らせて貰う訳ではないですから、一度気持ちが離れた僕は購入者として再び戻る事もなかった訳です。

例をもうひとつ。

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ご存じセブンカフェのコーヒーです。変な持ち方してますが、何もコップ全体を見え易くする為にしているのではありません。すぐ後述しますが、これも一度買ったきり、二度と買わなくなりました。なぜか。

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原因はココ。写真の為に無理して持っていますが、実は熱すぎて後者の写真のような持ち方が出来ないんですよね。普通この形状のカップで出てきたコーヒーってこういう持ち方しませんか?お持ち帰り前提なのに、直感的な持ち方が出来ないんです、熱すぎて!で、持とうとして「アチチチ!!」ってなる。

これは、

問題点 持ち帰りを前提にしているのに熱すぎて、当たり前の持ち方が出来ない。蓋をつけるのを忘れていたら運び中にやけどの恐れさえある。
改善案 スタバのようにスリーブを用意する。使い回す前提で10円ぐらいで売ってくれても良い。

と明文化できますが、これもまぁ言いません。そもそもどこに言うべきかも分かりませんし、仮に店員さんに言ったところで上には伝わらないと勝手に思い込んでるし、クレーマーだと思われても嫌ですから。

ただただ静かに買わなくなる。それだけです。

まぁこんな事はあげ出すとキリが無いぐらい個人的には沢山あるのです。

日々気が付いては将来ビジネスに使えれば…とメモを取っていた事もありますが、「何か」に対するちょっとした事の改善案って、その「何か」をビジネスにする所までがそもそも大変で、その「何か」を良くする筈の+αなアイディアが活かされる事ってほとんど無かったりします。

で、人と会話をしていたり、Twitter/Facebookを眺めてると、「何か」を「こうしたら良いのに」と思ってるのは皆同じっぽい。沢山あるのですよね。ただ、その+αなアイディアはせいぜい雑談のネタになるぐらいで、すぐに水泡のごとく消えていってしまう。

そんな「何か」を良くするに違いないアイディアをきちんと届けられないか、もしそれが世の中を少しでも良くするのなら、消えゆく声を形にして出来るだけ届けたい。それが「ヨクスル」のコンセプトです。

 

ヨクスルの仕組み

メンバーの皆様に、何か製品やサービスに対する問題点を感じたら、改善案と一緒に弊社へスマフォ等を使ってメールで届けて頂きます。運営側から○○について御意見下さい的なお知らせはしません。それは巷のアンケート・調査事業と一緒で、その効果には個人的に疑問を持っていますので…。

ヨクスルでは何でも良いので製品やサービスについて思い至った時点で好きにメールして頂く感じ。頂いた投稿は弊社がお預かりし、数がまとまれば可能な限りメーカやサービサーにお届けします。お届けした結果どうなるかは分かりませんが、改善される可能性は少しはUPするのではないかと。

で、ご存知の通りウチの会社はアイディアを明文化したスタッフにAmazonギフト券を進呈する制度がありまして、それと同じように改善案を送って頂いた方に1件あたり少額のAmazonギフト券(15円程度。金額は仮ですが)を適度な期間で合算して送らせて頂きます。

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問題提起と改善提示したら収入が得られる仕組みとも言えますが、ただその分、誰もが会員にはなれる訳では無いという制限を設けます。問題を定義しアイディアを明文化できる力を持っている…とウチが(というか僕が)判断できる方のみとさせて頂く予定です。やっぱり建設的な意見を持つ方々と一緒に世の中の何かを変えていけるほうが愉しいですから。

批判やネガティブ意見で憂さ晴らしをするのではなく、ホント小さな事でも良いので世にあるものを変えていこう、そんな想いに共感して貰える方がメンバーになって貰えたら嬉しいなと思ってます。

ちなみに、メンバーになるのにお金は不要。会費のようなものを頂く事も考えていません。でも投稿するとギフト券は貰えるという…凄いですね :-)あ、カラクリが何かあるとかじゃありませんのであしからず。純粋にウチがキャッシュアウトするだけです(後述)

既に専用のサイトを作っていますので、

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ご興味お持ち頂けたり、面白いと思って頂けた方は、こちらからBETAエントリをして頂けたら嬉しいです。準備が整えば追って詳細を御連絡させて頂く予定です。

 

ヨクスルのビジネスモデルと想い

ところで、「ヨクスル」の収益モデルは?

…余り考えていません。

お金儲けよりは、ぶっちゃけ僕の「愉しそうだ」という想いだけで始める事業です。全く考えてないと言うと嘘になるのですが、お金は後からついてくるものですから。(今や上場企業様を含む約200社様に御利用頂いているSYNCNELも最初はキャッシュフローがマイナスでしたしね :-)) とはいえ、ヨクスルのビジネススキームの絵みたいなモノは少し描いてます、一応経営者ですので。ウチのスタッフも「その発想は無かったですわー」と言ってくれたりしますし、全く無計画な訳ではありません。

でもですよ、そんな話はとりあえず抜きにして、世の中の「何か」を良くする声がもっと届くようになれば面白いと思う訳ですよ、単純に。言うあてもなく消えゆく+αなアイディアがちゃんと伝わって何かが変わる可能性が今よりずっと増すならば、それが何十・何百・何千・何万・何十万と集まっていく事で声なき声が形となり、世の中を良くしていくんじゃないかなと思うんです。

ひょっとしたら、アイディアから副次的な収入を得るという副業手段の提供が、また別の「何か」を良くするかも知れません。もしかしたら、些細な+αなアイディアは日本人的なおもてなし精神が源泉で、それを沢山顕在化させる事が国だって良くするかも知れません。

全ての人がきっと「何か」を良くすることができる。

その仮説の実証をしてみたいと思います。製品やサービス(もちろんアプリとかも)に何かを感じた事のある方、日々色んな製品に接する主婦の方、新たな副業手段を手にしたいと思われる方、創業来ウチや僕とご縁を頂いた皆様、色んな方に是非エントリして頂ければと思っています。もちろん僕もヨクスルのメンバーとして、世の中を変えながら副収入を得るつもりです :-)