会社経営
2008.06.09 (Mon)

毎月のように関東方面へ出張している今日この頃。梅雨に入って雨がうっとうしい今月の出張は、横浜と東京で一泊二日。

Google Developers Day 2008

初日は、Google Developer Day 2008 に参加してきます。Google App Engine の話や、Android の話も気になりますが、直前に当日プログラムを改めて眺めてみて強い興味を持ったのは特に

  • Mapplet関連
  • Gears

の2点でしょうか。当社の今後の開発方針に影響がありそうなテーマですので、しっかりと聞いてきたいと思います。プログラム終了後はエンジニア達の交流タイムもあるそうですので、関東方面の Google 好きな開発者の方々と親睦出来ればと思っています。

 

二日目は仕事モードで打ち合わせと、

B00187YED8 アーロンチェア グラファイトカラーベース ランバーサポートフル装備 Aサイズ
HermanMiller(ハーマンミラー)

by G-Tools

    <p>
      これの実物を、<a href="http://www.hermanmiller.co.jp/aboutus/pr.html">五反田のハーマンミラー ショールーム</a>で見てこようと思います。最近、仕事をしていて肩や腰がシャレにならないぐらい痛くてですね、こりゃどうも椅子のせいだろうという事で新規購入を検討中なのです。本当に買うかどうか分かりませんが、一つの選択肢として、評判が非常に高い伝説の(?)イスの座り心地をしっかり体験してこようと思ってます。
    </p>

2008.06.08 (Sun)

毎日見ている松下幸之助一日一話。昨日の「部下が偉くみえるか」という文章は、ホントに良いこと書いてました。

会社の社長さんで、「どうもうちの社員はアカンワ。困っとんや」というように、自分のところの社員を悪く言われる方があります。ところが、そういう会社は必ずといっていいほどうまくいっていないのです。反対に「自分の部下はいい人間ばかりで、ほんとうに喜んでいるのだ」というような方のところは、みな成績も上がり商売もうまくいっています。

そういうことを考えてみますと、上に立つ人が自分の部下は偉いと思うか、それともアカンと思うかによって商売の成否が分かれてくるといってもいいように思います。そんなところに経営なり人使いの一つのコツとでもいうものがあるのかもしれません。

自分がかつて籍を置いていた会社を思い浮かべると、大概がこんな会社だったですね。残念ながら。

社長がそう思ってなくても、社長の取り巻きである役員や事業部長といった肩書きを持ってる人間がそう考えている事例もありました。やっぱり松下幸之助の言葉通り伸びてなかった気がしますし、実際今も伸びてません。大赤字はじき出して危機に陥ったり、キャッシュフローが全て(営業、投資、財務の全て!!)マイナスという致命的な状態になってたり、徐々に元気がなくなっていったり…。

そして振り返ってみて興味深いと感じたのが、上から下へのそういう気持ちは下から上への同じ感情を起こさせていたであろうこと。社員も同じ事いってるんですよね。「どうもうちの社長はアカンワ。困ってんねん」みたいな。自分がいた会社でもそういうグチは日常茶飯事だったし、自分も結構言ってたように思います。(反省)

 

当社も有る程度の規模までは拡大を目指していますが、そんな会社には絶対にしたくないなと思います。お互いが認め合い、尊重し合い、敬意を表するのが一番です、きっと。悪いオーラは伝染するし、増幅もする。経済的価値も全く生み出さないだけでなく、良い事はなにもありませんから。

愚痴を言うとかバカにするとか批判するとか侮辱するとか、そういうオーラが漂わない、そんな感情すら生まれる余地が無いような良い空気を、まずは自分が絶えず発し続ける事を心がけてたいと思います。会社は社長の心の有りようとも言いますもんね。もっともっと人間的に成長しなくては、精進しなくては…松下幸之助の言葉からそんな事を思いました。


2008.06.07 (Sat)
4062575388 進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
池谷 裕二
講談社 2007-01-19

by G-Tools

    <p>
      有名な脳科学社茂木健一郎は「<strong>脳は変われるんです</strong>」と言います。脳が人を成すのだから言い方を変えれば人もまた変われる訳です。<a href="http://www.watami.co.jp/">ワタミ</a>の渡邊社長も言ってます。習慣が人を変えるんだと。
    </p>

    <p>
      今年に入ってから、<strong>何事も習慣付けてしまって自分のライフスタイルを変えてしまおう</strong>と考えるようになりました。なんつーか、やることが多い中で漫然と日々を過ごすのではなくて、計画的に、生産性の高い、そして毎日一日を振り返って満足感を感じられる生活でありたいと考えたのが事の始まり。
    </p>

    <p>
      この半年間、沢山の習慣を自分のモノにしてきた(と思っている)のですが、実際自分は生き方が変わったなぁと思います。これ、もう真理かも。「<strong>習慣こそが人を変える</strong>」。変わりましたよ、ホントに。
    </p>

    <p>
      &nbsp;
    </p>

    <p>
      少し前に<a href="/wp/?p=92">毎朝30分の読書を習慣としてしているという事を書かせて貰いました</a>が、それ以外にも色んな新しい習慣作りに取り組んできた半年間。早朝読書以外にやってた事の一つは「<strong>早起き</strong>」です。いぁむしろ「<strong>明朝起き</strong>」と言った方が良いかもしれない。
    </p>

    <p style="font-size:18px;font-weight:bold;color:red;">
      朝3:30
    </p>

    <p>
      起きるのがこの時間。
    </p>

    <p>
      早起きというと5時とか6時とかを自分的には連想していたものですが、それよりもっと早いけども、丑三つ時よりかはちょっと遅いぐらいに基本的に起床するようにしています。その分、寝るのが随分と早くて21:30頃だったりするのですが、まぁなんというか高校時代も隔日でAM4:30起きして旺文社ラジオ講座をやってた自分的には凄く体質的にあってるみたいでして。仕事の効率がですね、べらぼうに上がるのです。
    </p>

    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080607-dk9pie9eic1w2surpfqij72g9k.jpg" alt="skitched-20080607-142235.jpg" />
    </p>

    <p>
      3:30から、いわゆる一般的な始業時間である9:00まで実に5時間半。無論、その間ずっと仕事をしているという訳ではなくて色々とやっているのですが(これはまた別の習慣なのでまたの機会に書いてみます)、世間様の仕事スタート時間までにひと仕事終わっているぐらいの時間的余裕があります。
    </p>

    <p>
      静かだし、朝独特の爽やかな空気だしという事でこれでもかというぐらいに仕事が進む。午前中に社外からの干渉が入らなければ正午を迎える頃には相当開発も進んでいるので、昼ご飯を食べながら「今日もかなりはかどった」となる訳です。
    </p>

    <p>
      眠たくなりがちな午後は、余り集中力を求められない雑用をこなしたり、打ち合わせを集中させてみたり、思い切って昼寝してみたりと、そんな感じで過ごします。おやつ食べて、仕事して、晩ご飯食べて仕事して、そして、これまでの自分では考えられないぐらいに早い20:30に退社。帰宅後シャワーを浴びて21:30に就寝。そして、
    </p>

    <p style="font-size:18px;font-weight:bold;color:red;">
      朝3:30
    </p>

    <p>
      また新しい一日が始まります。晩の2時間をそのまま朝の2時間に移し替えただけなので費やしている時間は何も変わらないのですが、出来ている仕事の量は随分と増えました。ポイントは、<strong>自分が一番集中できる時間帯を最大限に確保した事</strong>でしょうか。今では頑張って3:30起きするぞ!ではなく、良い集中状態で仕事をしたいが為に当たり前の「習慣」になってしまいました。
    </p>

    <p>
      &nbsp;
    </p>

    <p>
      これは、なかなか家族の理解が無いと出来ない事ではありますけどね。(ウチの場合は彼女が全面的に協力してくれました。明朝起きするようになって、結構調子が良くなったようです。)
    </p>

    <p>
      一人暮らしの方や、家族に理解を得られる方にお勧めしたい「習慣」の一つです。「明朝起き」とまではいかなくても、可能なら1時間だけいつもより早く寝て起きてみるのは如何でしょう?自分が変わっていくのが見えて楽しいですよ。
    </p>

2008.05.31 (Sat)

skitched-20080531-190552.jpg

5月28日から30日の三日間、当社も出展させて頂いた中小企業総合展2008 in Kansai が無事に終了致しました!2日目は雨が降って客足が遠のくか…と心配されたりもしましたが、終わってみれば例年を上回る感触との意見も聞かれる程に大勢の来場者があった模様。常に混雑という事では無いモノの、当社ブースのある通称(?)IT通りもひっきり無しに人が通っていました。

壁紙に工夫を凝らしたのが功を奏したのか金を掛けていない割には結構目立っていた当社ブースはこんな感じでした。

skitched-20080531-190839.jpg

3面ある壁が貧相だとブース全体が貧相に見えてしまうという事を他の展示会で実感していましたので、アイディア勝負で壁を埋めました。A4フチ無し印刷機能のあるインクジェットプリンタ大量のインク光沢紙200枚程度があれば、3m x 3m のブース壁面も結構賑やかに見えてくれるものです。他にもプロジェクタでスクリーンに動画を映したり、音楽を流したり、垂れ幕で主張してみたりと、全部手作りながらよく出来たなぁと。

制作を手伝ってくれただけでなく、初日は臨時スタッフとしてブースに立ってお客様対応もして貰った彼女に感謝感謝です。いつもありがとう!

 

色々と目立つ仕掛けを作ってみた展示の成果はと言いますと、総じて期待通りであったと思います。今回は、現場で何かモノやサービスを販売するとか成約させるという事は全く意図しておらず、新たな人脈の構築と、主たる展示物であった投資家向けアプリケーション IRCast PRO の認知度向上、そしてお会いする方と出来る限りIRに話題を絞った深く突っ込んだ話をする事を目的としていました。それら全てを達成できたかなという感想。

銀行の方、証券会社の方、信託銀行の方、ベンチャーキャピタルの方、また実際に投資をされている方、他にもWeb系同業者の方とお知り合いになれました。単に挨拶をするだけの名刺交換ではなくて、IR Cast PRO の意図や個人投資家的視点に基づいた IR に対する当社の考え方をお伝えする事ができ、話の深さという意味でも目的は達成。これからどのようにビジネスに繋がっていくかはさておき、展示会に期待していた成果は得られたと思います。

当社にとっても大変良い勉強の機会となりました。要した費用や時間はハンパなもんではありませんが、そのぶん色んな事で気付きを得て学習できたかなと。機会があれば来年も同様の展示会、特に今度はIT系やIR/投資家向けにターゲットを絞った展示会にも出展してみたいと思います。

 

最後に、お取引をさせて頂いている皆様、事業パートナーの皆様、普段からお世話になっている支援機関の皆様、産業創造館創業準備オフィス卒業生の皆様、メビック関係の皆様、各種勉強会でお知り合いになれた皆様、マイミクの皆様、このブログを読んで駆けつけて下さった個人の皆様、当社ブースにお越し頂いたばかりでなく、応援のメッセージを沢山頂きまして有り難う御座いました。

展示会は自社(or自分)が、色んな人に支えられて見守られている事を強く感じられる貴重な機会でもあるのだなと感じた次第です。ホントにいつも有り難うございます。


2008.05.30 (Fri)

skitched-20080512-191938.png

6月10日に開催される Google Developer Day 2008 に参加する事にしています。今年は開発者向けイベントに積極的に参加したいと思ってましたので、イベントが発表された直後に申し込み完了。

iGoogleのGadget、GoogleMaps、Google Mapplets、Google AJAX API、OpenSocial に Google App Engine…等々、当社が使わせて貰ってきた、また使わせて貰おうとしているテクノロジについてGoogleのエンジニアから直接聞ける訳ですから、期待も高まるというものです。

Web系のエンジニアで、ご都合の合う方は是非。この機会を逃すとまた来年までお預けになってしまいますよ。参加予定の方、現地でお会い致しましょう :-)

 

今回の参加は純然たる技術に対する好奇心が動機ですから、無論経営者としてではなく、一人のエンジニア(プログラマ)として楽しみたいと思っています。いつまでも現場から遠ざかるんじゃなくて、新しいテクノロジに開発者視点でワクワクしっぱなしの、開発もする経営者であり続けたいと思います。