セミナー
2008.07.27 (Sun)

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日程や詳細はまだ未定ですが、9月下旬にクリエイター向けに Adobe AIR のセミナーをする事になりそうです。入居しているインキュベーション施設メビック扇町繋がりで企画されるもので、それなりの規模になるかも(数十人規模?)知れません。趣旨は

関西でウェブに関わる人にAdobe AIR をもっと知って貰おう

という感じでしょうか。

 

何度もこのブログで書かせて頂いていますが、Adobe AIRウェブの世界をウェブブラウザから解放するテクノロジー。あるいは、これまでプログラマーしか入れなかったデスクトップ向けアプリケーションという「聖域」をウェブ系クリエイターにも解放するテクノロジーと言っても良いでしょう。

戦える領分が広がる訳ですから、面白い事が沢山提案出来ます。

XHTML + CSS だけにとどまるよりも、Flash を組み合わせれば更に高レベルなサイトが制作出来るのと同じ。ウェブの更なる高みは Adobe AIR を組み合わせた ウェブとデスクトップを繋げるユーザー体験にあると思うのですよ。

FlashやらActionScriptを使って作るモノが、Windows のスタートメニューに「アプリケーション」として入れられる事に感動すら覚えますし、今後のWebの在り方に一石を投じる技術だけに是非とも知って/使って/作れるようになっておきたい技術じゃないですか…というのが僕の感ずるところな訳です。

 

そんな思いを言葉にしつつ、Adobe AIR とは何ぞや、Adobe AIR で何が出来るのか、実際どんなモノがあるのか、どんな可能性があるのかを改めてかみ砕いてお伝え出来ればと思っています。ウェブ系開発、ウェブデザイン、企画系、広告代理店、サイト運営等々…職種に関係なくウェブに関わる人全てに伝えてみたい。関西圏で実際に AIR の開発に関わっておられる法人の方や実績をお持ちの個人の方にも事例紹介して頂くような展開になれればもっと面白いかも知れません。

ホントは Adobe さんがやる事なのかもですが、こういう企画が色んな所であっても良いのかも知れませんよね。後援とか協賛が採れたりしないかなぁーと妄想しているので Adobe さんに連絡とってみるかも。詳細はまたご報告致します。

 

Adobe AIR に触れてみたいと思われる方は是非、Adobe AIR ギャラリーへ。弊社も掲載して頂いております。


2008.07.26 (Sat)

随分前の母校の同窓会エントリでも書いたのですが、「いつか大学でまた勉強/研究したいなぁ…」という思いは相変わらずある訳でして。母校でなくても良いのでチャンスがあればいつか!と思ってたら、そんな機会が訪れました。今年の9月に3日間だけ学生(?)になってきます。

文科省の科学技術振興調整費 新興分野人材養成プログラムなる取り組みの一環として京都大学学術情報メディアセンターで開催される自然言語処理に関するカリキュラム。自然言語処理の研究を始めようとしてる人や何か関連アプリ開発しようとしてる人、言語処理ツールの利用を考える人向けの講座なのだそうです。

 

日時 : 平成20年9月8日(月)〜10日(水)
会場 : 京都大学 学術情報メディアセンター南館
参加費 : 無料
主催 : 京都大学 学術情報メディアセンター

リンクはこちら

 

存在を知ったのは数日前。勢い余って即申し込み完了してしまいました。

Windows PC 持参が条件なのですがもちろん MacBook + Paralells な環境持ち込みで参加予定。3日連続で京都に通う事になりますが、まぁそんなに大変ではないでしょう。面白そうな勉強の為なら1,2時間の移動なんてどうって事ありません。

という訳で久しぶりにアカデミックな雰囲気に身を投じてみる事にしました。3日間だけですけど。受講後には自然言語処理について何かこう頭の中に具体的なイメージが描けるようになりたいですね。1ヶ月半ほど先の話ですが今から楽しみです。興味お有りの方は御一緒にいかがですか?

 

去年の同じ時期にファイナンスの勉強をしたのですが、今年は自然言語処理。こんな感じで毎年新しい世界を勉強するってのも面白いかも知れないですねぇ。死ぬまで勉強し続けたいです。


2008.03.01 (Sat)

先日エントリした通りですが、アドビさんが主催される RIA Evolution Seminar の in Tokyo と in Osaka とで講演をさせて頂いてきました。

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準備中の壇上から撮影。開場後ほぼ満席に。

東京会場ではネットワークトラブルに見舞われて、昔のエンジニア経験からルータの設定やら「スパニングツリー出来てるやん!」みたいな突っ込みを入れたり妙な体験もさせて頂きましたが、東京も大阪も無事終了。

 

投資家なAudienceの方から良い評価も貰えたし、やっぱりプレゼンはどれだけ準備に時間をかけたのか…が、成果となって現れるという事を改めて感じた次第です。

今回は10分間の話に対して丸1日分の時間を作成&練習に当てました。一人リハは20回ぐらいで、アドビさんのイベントという事もありいつもより多めでした。そんな当日のプレゼン資料を以下に公開します。

 

2日目の後は交流会でアドビ米国本社から来日されていたMarketing Managerのデイブ氏と同じテーブルに。イベントの全プレゼンは通訳の方がデイブ氏に伝えていた訳ですが、酒を飲み交わし(?)ながら「御社のアイディアすげー良いよ、エンタープライズな世界で使えそう」みたいなコメントを頂く事が出来ました。

他にもアドビジャパンから今後の当社のビジネスをサポート頂ける事になったり、AIRやLiveCycleの次期バージョン国内βテスタープログラムにも招待して頂ける事になったりと、嬉しい収穫もあったりで、久しぶりにエキサイティングな日となりました。

この度の貴重な機会を作って頂けたアドビさんに感謝です。有り難うございました。

 

今から思えば、開催2週間前に参加した Developers Summit 2008 でたまたま訪れたブースでAIRの話をした事をきっかけに実現した今回の件。こもって開発したくなる欲求も時には振り払い、

  • 積極的に外に出て
  • 自分のやってる事をアウトプットする

ことも重要だなぁと思わせてくれました。何がどこでどう繋がるかホント分かりません。良い勉強になりました。


2008.03.01 (Sat)

当社にとって非常に意味のあった RIA Evolution Seminar

AIRなのにRIAじゃないアプリだし、一番地味だし…っていう事で、Audienceの皆様の記憶のどこかに少しでも残れば幸い…ぐらいに思っていたのですが、嬉しい事に何人かの方のブログで感想を頂く事が出来ました。

幾つかご紹介したいと思います。

フィードディーラーさんの話は衝撃的…(中略)…タスクトレイはなんか考えようと思っていたけど、それをメインにするアイデアは無かった。

「王道をいかない新しさ」みたいなモノを常に目指しているので、衝撃的と評して頂けた事、そしてそのアイディアは無かったという感想を頂けた事が最高に嬉しいです。ken39argさん、有り難うございます。これからも良い意味での意外さや驚きを感じて頂けるような会社でありたいと思います。

もう一つ。

しかしそれ以上に感じたのは、この人がすごくプレゼンテーションが上手かったこと。…(中略)…ああやって話すの難しいんだよね、素晴らしい。

僕は色んなモノを見聞きしていく中で、「経営者が説得力あるプレゼンを出来る会社は伸びる」という、ある種の法則の存在を漠然と感じてきました。実際に、プレゼン巧い経営者がいる所に投資する…ようなベンチャーキャピタリストもいるぐらいですし(僕はVC嫌いですけど)。

このずっと感じてる法則が正しい事を信じてプレゼンの技術向上を図ってきたつもりであっただけに、そこに着目して頂けたのは本当に嬉しいです。mochikoさん、有り難うございます!

 

今回、イベントに参加された方々のブログを拝見して、同じプレゼンでも色んな視点で見て頂けているのだという事を改めて感じた次第です。

自分が伝えようとしている事が伝わるのはもちろんの事、テーマとして取り上げていない事も共に伝わるような、そんなプレゼンが出来るようこれからも精進して参りたいと思います。


2008.02.26 (Tue)

昨日(2008/2/25)、待ちに待たれた Adobe AIR 1.0 が正式にリリースされました。

Adobe - Adobe AIR

このタイミングを見計らっての事なのでしょう、今週2/28と29の両日、それぞれ東京と大阪で「Adobe RIA Evolucation Seminar」というイベントが開催されます。

このイベントで両日共に10分間程度のお話をさせて頂く事になりました!

250名とか150名とか、そんな大勢の前でプレゼンするのは本当に久しぶりな上に、アドビ主催のイベントという事で、かなり緊張しております。

 

今回の件は、Developers Summit 2008 でアドビのご担当者様と PDF + AIR のお話をさせて頂いたのをきっかけにオファーを頂いたもの。

先のブログに書かせて頂いた IRCast PRO というファンダメンタル投資家・バリュー投資家の為の AIR アプリケーションをご紹介させて頂きます。投資家向けAIRアプリとしては初かも知れません。

IRCastPROとAIRのアイコン

 

IRCast PRO の特性上、おそらく当日イベントの中では最も地味なAIRアプリケーションになるでしょう。いぁ、そうなるに違いありません….。

と言い切れるぐらい地味で、他に紹介されるリッチなアプリケーションが持っているであろう美しさの数々に埋没する可能性大なのですが、こういうAIRアプリも良いんじゃない?という一石を投じるお話が出来ればと思っています。

当日スケジュールに記載のある「国内デベロッパーによる、最新Enterprise RIA開発事例ご紹介」という枠内の10分間を頂いていますので、もし宜しければ聞きにきてやって下さいませ(ただ今、当日のプレゼンの様子を写真に残して頂ける方募集中です^^)。

 

スケジュールとお申し込みはこちらのサイトからどうぞ。イベント直後の Flex User Group の勉強会&懇親会にも両日共に参加する予定です。