恒例となりました上場企業の常時SSL化対応状況調査レポート、5回目の調査となる2018年4月版をお届けします。調査は至ってシンプル。
- 東京証券取引所が公開する2018年3月末時点の上場銘柄一覧から全上場企業3609社を抽出
- 2018年4月11時点での全企業Webサイトで常時SSL化してるかどうかを判断
というルールで統計を取ったものです。11日というのは単に弊社都合です。ホントは毎月決まった日が良いのですけどね。
さて、今回はなんと言っても!!!ででんっ。
上場会社の常時SSL化対応サイトが半数を超えたということでしょう。いぁ実にめでたい!
調査開始した2017年12月時点で4割台だった頃から考えると、上場企業様や制作会社様の意識も向上してきてるのだと思います。常時SSL化推進派としては純粋に嬉しい結果です。願わくば数年のうちに対応サイトが100%になりますように。上場企業なのですから、情報発信側として身元ぐらい明らかにして貰いたいものです。
レポートでは例によって、業種ごと(17分類/33分類)や、証明書の種類ごとに統計を細かく取っていますので、詳しいことはレポートページをご覧下さい。過去分も見れます。
さて、あと3ヶ月もすればChrome68の配布が始まって、ChromeでHTTPサイトを表示すると即座に注意喚起がされるようになります。こんな感じ。
そのことを知ってか知らずか、はたまた知ってるが無視しているのか、諸事情で対応できないのか…。7月にどれぐらいの上場企業が重い腰を上げるかが気になりますね。
どうせ対応しなくちゃならないので早いほうが良いです。既存サイトの常時SSL化はホント大変ですし。
もし常時SSL化でお悩みのようでしたら、DNSを切り替えるだけで常時SSL化が済んでしまう弊社 espar がおすすめです。手前味噌ですが(笑) どんな選択肢よりも作業負荷が少なく且つスピーディに常時SSL化できることをお約束します。
どさくさ紛れて最後に宣伝でしたね。来月もまたレポート致します。