Iphone
2012.11.27 (Tue)

iPad mini を手に入れてからというもの、iPad は全くと言っても良い程に使わなくなりました。驚くほど手に馴染み手放せなくなってしまっただけでなく、従来の iPad ではやらなかったタブレット活用シーンが沢山生まれています。その際たる例が電子書籍端末としての利用。

従来の iPad では電車で見る事はまずなかったのですが、iPad mini ではKindle本はもちろん、弊社PDFビュワーアプリBook+を使って自炊した書籍・雑誌も読んでいて、立派な電子書籍端末として活躍してくれています。

…ってな事を社内で言ってた時のこと。iPad mini を使ったホントの電子書籍の楽しみ方ってこうちゃいますか、とまぁ冗談でこんな話が出ました。

まぁ、そういう事ですよね。iPad mini を2枚並べた見開き電子書籍とでも言いましょうか(笑) iPad mini を並べて2枚置いて、左側のページを左側の iPad mini(写真では白モデル) に、右側のページを右側の iPad mini(写真では黒モデル) に表示したら、確かにそう見えなくもない。

…ってな事を、いつもデザインでお世話になっているメタ・グラマーさんとの定例会で冗談交じりに話をしたところ、話は広がるに広がって驚くべき展開を迎えたのです。今日はそれを紹介したいなと。前置き長すぎですね :-)冗談話をした翌週ぐらいの定例会でメタ・グラマーさんのカバンの中から出てきたのがこちら。

ハードカバーの書籍のようなものですね。2つに開けるようになっているので開いてみましょう….

はっ!?こ、これはひょっとして!?

で〜〜ん。ま、まじですか、キタコレ!!みたいな。会議室に笑いの渦。さすがメタ・グラマーさん!マジで見開き iPad mini ブックカバー(?)を作ってしまわれましたよ(笑) ハードカバーを開けば iPad mini が仕込まれていて、予め画像の左側と右側がセットされてるという代物。笑いを取るネタグッズとしては完璧ですよね!

こんな風にiPad miniをはめ込めるカバーという体裁になっています。しかも、ご丁寧なことに閉じた時に液晶パネルがぶつかり合うのを避ける為のフェルトまであるという。

芸が細かい!!(笑) いやはや、ホントのクリエイター!とはこういう事なのでしょう。ネタにガチでレスポンス…みたいな。改めてメタ・グラマーさんの凄さを感じた次第で、思わず「量産化できたりします?」なんてビジネス的な話にもっていこうと尋ねてしまったぐらいです。大変ありがたい事に、この貴重な1冊(?)をプレゼントして頂きました。本当に有難う御座います!!

これが、見開き電子書籍キットの全容。世界に一つ。製作はメタ・グラマーさん。ネタで始まった事が形になっていく過程ってホント素晴らしいですね!…という訳でちょっとしたネタの共有でした^^ イベントやセミナーで講演等をさせて頂く時にネタとして持って行ってみたりしようと思います(笑)


2012.11.22 (Thu)

新作アプリ「ASHURA Player」を公開します。もうタイトルが全てを語ってしまってますが、とってもシンプルな YouTube プレイヤーです。iOS6 専用で iPhone/iPad の両対応。

iPad mini がもし本当に出たら、個人ユースでもビジネスユースでも間違い無く動画活用が促進されるだろう…そんな話から始まったプロジェクト。ならばせっかくだし、フィードテイラーらしいシンプルさを追求しながらも、余り無さそうな機能を少しプラスαして作ってみようじゃないかという事で開発した次第です。

ASHURA Player の特徴を以下に2つ御紹介。

 

■ サムネイルの動画「も」再生

検索して、ある動画を再生する。その時、検索結果の他の動画もチラ見したいってな事はありませんか?ASHURA Player では、動画一覧の各サムネイルにも再生ボタンを付けて同時に再生が出来るようにしました。実際に動いている様子をご覧下さい。

こんな感じでサムネイルも動画として動きます。1つだけではなく、画面内に表示されているサムネイルを全部タップすると全部ちゃんと動きます :-)メインとサムネイルと併せて5つの動画が同時に動くのはなかなかに不思議な感じですが、メイン動画を鑑賞しながら次の動画をチラ見する、そんな用途にお使い頂けるかと思います。

 

■ ループ再生

動画系アプリで余り搭載されていないのがループ再生。YouTubeにはBGVやBGMとして流し続けておきたいモノが案外あったりしますよね。昔、展示会にてYouTube公開済みのデモ動画を流す時にも思った事があります。

…がしかし!YouTube動画のループ再生が出来るものを余り見ないので、じゃぁ搭載しちゃえと。

ループボタンを押せば再生終了と共にまた最初から再生してくれます。僕は、ある個人の方がYouTube公開しているピアノ動画をBGM代わりに再生してブログを書いたり…ってな事に使ったりします。個人的にはサムネイル動画の再生機能よりよく使う機能だったり…^^;;

 

という訳で、超シンプルなYouTubeプレイヤーながら、ちょっと尖った機能も持っている ASHURA Player の御紹介でした。iPadやiPhoneでシンプルにYouTube動画を再生したい!という方、サムネイルもヌルヌル動かしてみたい!という方、YouTube動画をループ再生したいという方にお勧めです。

広告付きの無償アプリとなっていますのでお気軽にお試し下さいませ。広告が邪魔だ〜という方の為にアプリ内課金で広告外しも出来るようになっていますので宜しければどうぞ m(__)m

尚、ASHURA Player の開発担当は @nakiwo です。開発のそもそものきっかけは以前に紹介したアイディア会議。少しずつ形になってきています。


2012.11.20 (Tue)

日経新聞の本紙に遂に弊社も掲載頂きました!!いつも御担当頂いているK記者様、有り難う御座います!!2012年11月20日の日経新聞朝刊、p.39の近畿面です。

「検索 個性派企業」という企画記事に取り上げて頂きました。普通が大嫌いで個性的とか変わってるのが大好きなのでとっても嬉しいです。記事内ではウチの副業推奨についても触れられていて、新聞記事上で言及されたのは今回が初めてとなります。(開発室の内部写真が出たのも初めて)

単にiOSのアプリ専門です〜ってだけじゃなくて、新しい働き方や就労環境についての追求で闘ってる会社というイメージも作っていけたら良いなぁと今回の記事掲載で思いました。

ちなみに、弊社には以前からずっと日経新聞のK記者が年に数回定期的に取材に来て頂いています。ある意味、常に何か新しいネタをOUTPUTしなくてはという良いプレッシャーにもなっているのですが、今回もそんな感じでお越し頂いて、主力サービスの一つ SYNCNEL の遠くない将来像についてお話をさせて頂きました。

記者の方から来て下さるというのは、この規模のベンチャーにしては希有な経験をさせて頂いていますね。Kさん、いつも有り難う御座います。

ところで日経本紙に掲載されたという影響力はやはり半端じゃないようで、いつもの倍以上はコンタクトを頂けたような気がします。…といっても、銀行さんや証券会社さんというお馴染みの皆さんなので、今融資は考えていないとか、上場も考えていないとか、何ともまぁ面白くない反応をしてしまってすいませんなのですが(苦笑)

今回掲載されたのは近畿圏だけの地域面。日経新聞本紙の全国向けページまであと1ステップという所まできましたので(この1ステップがとっても大きいのだと思いますが)、もっともっと頑張りたいと思います。今後ともフィードテイラーをどうぞ宜しくお願い致します。


2012.10.23 (Tue)

今度こそ出るのでは?と大きな大きな期待が寄せられる iPad mini 。噂される発表の瞬間を数時間後に控えて、今思っている事を書いてみたいと思います。

本当に iPad mini が出るのなら、コンシューマ市場でのインパクトは絶大。でも僕が最も注目しているのはエンタープライズ市場での影響です。これまでエンタープライズiOSベンダーとして活動してきた経験から書かせて頂くと、iPad mini はiOSを選ばない理由を本当に無くしてしまう最終兵器になると思ってます。

当ブログの「エンタープライズiOSこと始め」シリーズでも御紹介している、iOSのエンタープライズ活用を取り巻くキーワードは全て「ソフト」な事ばかりです。iDEPはそもそも契約の話だし、プロファイルもOTAもMDMも、VPPも、Single App Mode も全部そう。

iOSには業務活用的要素が本当に沢山あるのですが、エンタープライズを包囲するべく着実に着実にiOSが進化してきた証左でもあるのです。実はiOSのバージョンアップでエンタープライズ的な強化がされなかった事はありません。

「ソフト」的な包囲網をほぼ完成させてきたのがiOS6です。VPPやCustomB2B、Single App Mode、AppleConfigurator…、気が付けば運用の容易さとセキュリティを気にするなら iOS が一番という状態になってしまいました。今や、情報システム部門の方が心配されるソフト的な懸案は地図だけと言っても良いでしょう(笑)

ま、冗談はさておき。

エンタープライズな世界では「Androidを500台入れたいんです!」という声はほぼ皆無です。docomo さんの資本が入っているとか、NTT系列の会社だからとか、グループ会社がAndroid端末を作ってるからとか、専用機にしたいからとか、iOS が入れられないから Android という negative な動機が大半で、積極的に Android を法人導入する事例はほぼ無かった訳です。

iOS6 は Single App Mode で専用機市場すら奪い取る可能性すら出てきました(詳しくはこちらを参照)。そしてiOS6に合わせるようにセキュリティや運用を支える仕組みも充実してきて、「ソフト」面で圧倒的優位に立つ事がほぼ確定してしまいました。オープンソースが理由なのでしょうが、Android は企業内のセキュリティや運用を考えると余りにも分が悪過ぎます。そして Windows はまだ市場投入されていないので論外。

ソフト面は完璧、次に来るのは….ハード面。実際、現場で上がってくる声はこういう声です。

  • もう少しiPadが安かったらなぁ…
  • もう少しiPadが軽かったらなぁ…
  • もう少しiPadが薄かったらなぁ…
  • もう少しiPadが小さかったらなぁ…

これらは「ソフト」的にはどうする事も出来ません。だから弊社を始めとするエンタープライズiOSマーケットのプレイヤーは iPad mini を待ち望んでいた訳です。充実したiOSの「ソフト」面が、「ハード」的な軽さや小ささと掛け算された時に圧倒的な需要を生み出す事は分かり切った事だから。

お客様に「見せる」事が目的のシーンではiPadが良いですが、自分が「見る」事がメインであればiPadは大き過ぎるという意見もあるのです。例えばフィールドエンジニアリングのスタッフにiPadは重すぎる。ちょっとした時にマニュアル参照するなら iPad mini の大きさはピッタリなのです。在庫を簡単に調べる程度の利用を前提としたタブレットならiPadは重過ぎる。アパレルの世界では iPad mini で十分です。お客様に見せる事が前提でないなら。化粧品の売場に置いているサイネージ。もっとインタラクティブに出来たら良いのに…と思ってもiPadでは大き過ぎるし高過ぎる。でも iPad mini ならピッタリはまる訳です。

iPad mini が本当に出たら「ハード」面でiPadは現場の要件を理想的に満たす事になります。「ソフト」と「ハード」の両方が現場の要件に合ったデバイスが王者となるのは言うまでもありません。

「iPhone, iPod touch, iPad, iPad mini のどれがウチ的に良いと思う?」

企業内の担当者が自問するのはこういう問いになるかも知れないとすら思います。エンタープライズなスマート = iOS になるとすら思ってます。

これまで MS が築きあげてきた Enteprirse な Windows World が崩される事はまずありません。Apple はそこまで狙って無いでしょう。Googleは視野にすら入ってないように見えます。iPad mini の存在は、スマートデバイスにおけるiOS がかつての Win vs Mac 関係の Win 側のような圧倒的シェアを占めていくプロセスを加速させると思います。(Win陣営にはAD連携/Officeという最終兵器もあるにはありますが、コレについては長くなるのでここでは省略。スマートデバイス市場で「も」最終兵器になると思い込んでいるだけというのが僕の見解)

 

さて、iPad mini、本当に出るでしょうか。全ては明日の朝に…ですね。(…とこんだけ書いておきながら、実はまだ、iPad mini なんて出ないという可能性も結構あると思ってたりします)


2012.10.16 (Tue)

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御利用頂いている皆様、大変お待たせ致しました!!ようやく iOS6 / iPhone5(4inch) 対応の最新版 そら案内 for iOS v1.4 をリリース致しました。

今回は見た目的にも分かり易く変化のある更新なので天気情報元である日本気象協会様からも発表がなされています。目玉はやはりiPhone5の4inchディスプレイに対応した事ですね。いままでが、こう

だったのですが、今回の v1.4 から iPhone5を御利用の方は

こんなふうに表示されます。

広域予報(都道府県単位)の画面で情報量が増す事になります。これまで1行しか概況が表示されていなかったのが、4,5行分までファーストビューで確認が出来るようになりますね。広告除去のアドオンをご購入頂いている場合は表示行数が増えるので更に便利です。

これで新OS・新デバイス関係は一段落ですね。

…と、言いたい所なのですが!

今朝、Appleからのイベント招待状が各メディアに送られたそうで新製品発表が見込まれています。

iPad mini がいよいよ現実のモノとなるかもという状況に、そら案内 for iOS を iPad mini で見たらどうなるんだろうというワクワク感、解像度がまた変わったらどうしようという開発ベンダーとしてのドキドキ感がまじり混じった複雑な心境になってます(苦笑)。全てが明らかになる10月24日(水)を首を長くして待ちましょう :-)

 

という事で、そら案内 for iOS v1.4 のご案内でした。今後も、シンプルにそして分かり易くお天気情報をお届けしてまいりますので、そら案内 for iOS をこれからもどうぞ宜しくお願い致します。