Iphone
2012.10.15 (Mon)

新作アプリ「CountTimer」を公開します。弊社にしては極めて珍しい超絶シンプルな用途特化型アプリとなります。以下、簡単にアプリについてと開発経緯について御紹介。

ででんっ!

CountTimerとは

CountTimerは、タイマーアプリです。

以上!

というぐらいシンプルなタイマーです。秒数を設定してカウントするだけ。残り10秒以下で音声による残秒数のカウントダウンをしてくれる事が最大の特徴です。いわゆるアレですね、ロケット発射の時の、nine,eight,seven,…..three,two,one,zero !! みたいな。

 

CountTimerはカードゲーム『ニムト』がきっかけ

タイトルにもある通り、CountTimerはニムトというカードゲームの為に生まれたといっても過言ではありません。

弊社ではカードゲームを結構たくさん置いてまして、昼食後に昼休みが終わるまでの30分ぐらい全員で円卓を囲んでカードゲームをやってます(福利厚生の一環でほぼ全て会社経費)。数あるゲームのうち一番プレイ回数が多いのはニムト。(ゲームの概要やルールやリンク先をどうぞ)

配られた手持ちカードから全員1枚ずつ出してOPEN、ルールに従って場に並べる事を繰り返すゲームで、結構頭を使います。ここに分かり易い時間制限を設けたかったというのが開発のきっかけ。出すカードには戦略が必要な為どうしても長考になりがちだったので、それを回避する為に専用のタイマーアプリを作ろうじゃないかと。

先日紹介したアイディア制度で提案されて即決でGO(笑)

福利厚生充実の為にアプリまで作ってしまう変さ加減はウチの会社ならではですね :-)…で、快適なニムトライフの為に必要な要件は、

  • 残時間を大きく分かり易く表示したい
  • 時間切れ直前は音声でカウントダウンして欲したい(カードを見ている事が多い)
  • 繰り返して使い易いようにボタン等は一切排除したい

こんな感じ。開発途中版を実際に昼休みのニムトで使いながら、検証に検証を重ねて少しずつニムト最適化していきました。思ったよりニムトで使えるタイマーになりましたので、じゃぁ体裁を整えて公開しようじゃないかと。さすがにアプリ名がニムトタイマーでは商標的にダメなので、CountTimer という名称になった次第です。…が、実質ニムトタイマー(笑)

 

CountTimerの使い方(ニムトで)

起動すると画面中央に大きな数字が現れます。でか!!

これが秒数になります。秒数を変更したい時は、設定ボタンから変更します。(1〜99の範囲で指定可能)

画面の任意位置(広告と設定ボタン以外)をタップするとカウントダウンが始まります。

カウントダウン中はこんなふうにパイ状の形状と数字で残秒数が減っていくのを表現しています。内側の円が1秒間の経過を、外側の円が残秒数が減っていく様子を表しています。とっても表示が大きいので遠くからでも視認可能です。

プレイ中には

こんな感じで誰かの手元に近い場所においておくのが良いでしょう。10秒以下になるとカウントダウンが始まる仕様。ここは動画をご覧頂きましょう。

こんな感じですね。

尚、設定パネル上で、パイ状の色の組み合わせは8種類の中から、カウントダウンの音声は10種類から(ランダムも含めると合計11種)選択する事が出来るようにもなってまして、その日の気分によって様々な色とボイスでニムトを演出する事が出来ます。カウントダウンの音声は超個性的なモノも用意してまして、思わず笑いが溢れるような工夫も凝らしました。

ちなみにフィードテイラー的にオススメの設定は

  • 色は任意
  • 35秒
  • ボイスは11番(ランダム)

です。秒数を20秒ってな感じに短めにすると、結構シビアなニムトが楽しめます :-)またカウントが0になった後は再度画面の任意位置をタップするだけで即カウントダウンが始まりますので、ニムトの進行を邪魔する事なくお使い頂く事が可能です。

 

ニムト以外でCountTimerを使う

もちろんニムト以外でも使えます。音声によるカウントダウンが必要なシーンで御利用頂く事が出来るかと思います。特にカードゲームやボードゲームで時間制限を設けたい時に使えるんじゃないかと思います。

 

という訳で、新作アプリの、ニムトタイマーもとい CountTimer の御紹介でした。ニムト愛好家の皆様に、また99秒以内でカウントダウンする必要のある方に、是非お使い頂きたいと思います。(開発担当は @sumihiro で、アイコンは僕が作りました)


2012.10.03 (Wed)

結構久しぶりの新作となります….が、今回はいきなり「公開しました〜」という出し方ではなく、いつもとは違ったベータテスト期間を設けるという取り組みをやってみてからのリリースにしたいと思っています。

そんな訳で、新作「SocialMessage」の御紹介と、ベータテストに御協力頂ける方の募集をさせて頂く次第です!!

 

SocialMessageの御紹介

■ 概要 ■

SocialMessage は、SNSの代表格 Twitter/facebook/Mixiメッセージのやりとりを1つのアプリにまとめてしまおうというコンセプトのiPhoneアプリです。(当然ながらiPhone5やiOS6な環境にも対応!!)

いわゆる、「サービス」横断型のアプリの一種ですね。例えば、弊社@itok_twitが出しているPictShareは「写真投稿」をサービス横断的に1つのアプリで行えるモノですし、fladdict さんがリリースされている SuperAlbum は「写真閲覧」をサービス横断的に1つのアプリで行えるモノですね。(そういぁ、今日まとめ系新作アプリも発表されてましたね)。

この種のアプリの「メッセージ」版と思って頂ければ分かり易いかと思います。

 

■ 何故作ったか ■

2011年頃からでしょうか、手軽にメッセージング出来るとあってリアルな仕事やイベントに関するやりとりを通常のメールではなく、facebook や Twitter 上でやる事が多くなってきました。そうしていくうちに

  • あの人はfacebook、あの人はtwitter….、というように意識してクライアントアプリを使い分けるのが面倒
  • 同じ人なのに、時にfacebook、時にtwitter…、とサービスを跨いでコミュニケーションする事もあってグチャグチャ

という問題を感じるようになってきました。写真の投稿にしても閲覧にしてもサービスが複数あると似たような問題を抱えますよね。それと同じ問題をメッセージングにも感じていた訳で、じゃぁそれを解決できないかと考えた次第。

メッセージを送受信するにあたって、サービスを選んでから人を選んでいたのを、人を選ぶだけにしてサービスを意識しないようにできないか。「このアプリがあればSNSにおけるメッセージングは全部まとまってますよ」が出来れば良いんじゃないか。これが SocialMessage の企画が立ち上がった経緯です。

次に、SocialMessage の特徴をご紹介します。

 

■ 特徴 ■

1. facebook, Twitter, Mixi によるメッセージングを1アプリ内に集約出来る

SNSのメッセージを「まとめ」ます。っていうかこれが主たる機能ですね。個人的には facebook, Twitter だけがまとまっているだけでも ok なのですがMixiも対応しています。重要なのは、サービス横断的にメッセージが扱えること。

こんな感じで、facebook の人も Twitter の人も並んでいる訳ですね。

サービスにフォーカスをあてるのではなくメッセージをやりとりしたい「人」にフォーカスをあてたアプリという体裁です。TOPにくるのは、サービスではなく、フレンド(人)の一覧。僕らは「人」とメッセージをやりとりしたい。サービスを選ぶ手間は省いても良いんじゃないかと思いました。

相手をキーワード検索する事も可能です。

 

2. 複数のサービスに跨る同一人物とのメッセージングを集約出来る

Twitter も Facebook もやってますという方は結構多いです。そういう方と、時にはTwitterで時にはFacebookで…と、サービスを跨いでメッセージのやり取りをする事はないでしょうか?

「あれ?この話題って確かTwitterで…、あ、そか、これは facebook でやりとりしたんやった」

みたいな。そんな事態を無くす為、同一人物のアカウントがサービスを跨いで存在している時に両者を結合する仕組みを用意しました。とにかく最初にサービスを意識する事を無くしたいというわけ。具体的な例を上げてみましょう。

SocialMessage に僕のTwitter/facebookのアカウントを登録した直後の状態で、弊社の @itok_twit がどう見えるかを例にしてみます。会社でTwitterやfacebookの利活用を推奨しているぐらいなのでお互い Twitter も facebook もアカウントを持っていてフレンド関係。

当然ながら、アカウントをサービス無関係に並べたらTwitter側とfacebook側が2つ並びます。

こっちはTwitterアカウントですね。

そしてこっちは facebook アカウントです。

このままでも、SocialMessage を立ち上げれば facebook/Twitter のメッセージが扱えるなぁ、というメリットはあるんですが、同一人物なんですからまとまってても良い訳です。サービスの種類は関係ない。…なので、結合させてみましょう。

どちらでも良いのですが一方を選択します。ここではfacebook側のアカウントを選びました。

当然ながら facebook でのやりとりだけが表示されると。ここでアクションメニューから設定をタップして @itok_twit の Twitter アカウントを紐付けるオペレーションをします。

僕のTwitterアカウントの友達一覧の中に、@itok_twit の Twitter アカウントがありますので、

タップすると…

こんな感じで結びつきます。「完了」をタップしてメッセージ画面に戻ると….

こうなります。同一人物の Twitter でのやりとりと facebook のやりとりが同じ画面に時間軸に沿って表示されるようになり、前述したような「この話題は Twitter でやったっけ?」という問題は発生しなくなります。結合メッセージタイムラインとでも言いましょうか。

んで、フレンド一覧画面では、

このように @itok_twit の Twitter/facebook の両アカウントが統合され、1行に収まっていますよ〜という事が分かるように表示されます。(mixiも統合するとサービスアイコンが3つ並ぶ)

Twitterのアカウントとfacebookのアカウントを完全自動で同一人物のものを結合するというのは困難を極めるので、結合作業は手動という事にしています。ただ、一度やっておけば後はその人とのメッセージはサービスを意識せずに送受信が出来るので便利です。(ちなみに送信時は最後のメッセージと同じサービスを使って送信するようになっています)

 

3. PUSH対応

メッセージ系で必ず欲しくなる、いぁ必須とも言って良いPUSH通知の機能。これは当然ながらおさえています。自分宛のメッセージが届けば教えてくれます。

 

4. テーマ設定

弊社のプロダクトでは余りデザイン切り替え的な事はやらないのですが、今回は敢えて入れてみました。「人」毎にメッセージタイムラインのデザインを切り替える事が出来るようになっています。テーマはデフォルトのものを含めて5種類。

テーマを選択した上で、フォントの大きさを変えたり、(テーマによっては)背景を変えたり出来るようにもなっています。「テーマ」を実現している仕組みはちょっと独特で面白い実装になっている(ほぼ html+css で記述出来るようになっている)のですが、これはまた別の機会にご紹介したいと思います。

 

5. その他

他にも細々とありまして、Tweetbotのようにメッセージの履歴を全てhtmlメールで送信出来る機能や、着信音が20種類以上あるとか、facebookの複数人(グループ)メッセージにも対応しているとか、連絡先データを「人」に紐づけて、電話やメールに連携できるとか、メッセージングの基本は一通り網羅しているつもりです。

 

ベータテストに御協力頂ける方を募集致します!!

ここまでお読み頂いて、SocialMessage を使ってみたいぞーと思って頂けたiPhoneユーザの方に、是非リリース前の「お試し」に御協力を頂けたら嬉しいなと思っております。単に弊社製の新作を先行して試せます!ぐらいしかメリットが無くて恐縮ではあるのですが、使用感やご要望、感想等を頂く事が出来れば、初期バージョンへの反映、またはフィードバックとしてバージョンUP時の参考にさせて頂きたいなと思っています。

という事で、50名様を上限にベータテストに御協力頂ける方の募集をさせて頂きたいと思います。

  • Twitter / facebook / Mixi のうち2つ以上のアカウントをお持ちで
  • DMやメッセージを週に何回かやりとりするような事があるような方

であると嬉しいです。50名というのはiOSアプリの事前配布の制約に関係してますが、万が一上限を超えるような事がありましたら、枠拡大を検討してみたいと思います。基本的には先着順にご案内させて頂ければなと思います。

 

ベータテストお申込み方法

ベータテストに御協力頂ける方は是非、info+smbeta [at] feedtailor.jp 宛にメールで御連絡下さいませ。その際タイトルに「SocialMessage ベータテスト希望」等と書いて頂けましたら嬉しいです。新しい試みなのでテストケースが多ければ多いほど嬉しいというのもありまして、かしこまって頂く必要もなく気軽に御連絡頂けると嬉しいなぁと。メールを頂けましたら、折り返し、弊社からベータテストの為の御案内をさせて頂きます。(TestFlightの仕組みを使用する予定です)

 

という事で、新作iPhoenアプリ SocialMessage の御紹介でした。(ちなみに SocialMessage の開発担当は上記の例にも出てる @itok_twit、PUSHサーバ側は @sumihiro が、そしてデザインはお馴染みメタ・グラマーさんです)


2012.09.23 (Sun)

昨日のエントリで公開発表させて頂きました、そら案内 for iOS の最新バージョン v1.3.3 におきまして、

広告除去アドオンを購入して頂いた状態でv1.3.3にアップデートを行うと、非表示になる筈の広告が表示状態に戻ってしまう

という現象が発生する事が確認されました。広告除去アドオンを御購入頂いているユーザ様にバージョンアップ時に御迷惑をお掛けする事をとなりました事をお詫び申し上げます。

現在、原因の調査と対応を鋭意進めさせて頂いている最中で御座います。対応完了次第、早々に皆様のお手元にお届けすべくAppStoreへの再申請を行う予定です。アドオン御購入済みでアップデートを行なって頂いたユーザ様には不便を強いてしまう事となり誠に申し訳ありません。大変恐縮では御座いますが、今暫くお時間を頂けましたら幸いで御座います。

今回の現象発生を受けまして、取り急ぎ同現象が発生する件数を拡大させないという意図で、一時的にAppStoreからそら案内を非公開状態にさせて頂きました。本問題を解決する事が出来ましたら、アップデートを含めたそら案内の公開状態再開を行う所存です。広告除去アドオンを購入頂いたユーザ様が、改めて再度の支払いが必要になる(課金されてしまう)という事はありませんのでご安心下さいませ。

この度の件、改めて深くお詫び申し上げます。今暫くのお時間を頂けましたら幸甚に存じます。状況は追って本ブログまたオフィシャルサイトにて情報発信させて頂く所存です。

株式会社フィードテイラー
代表取締役社長  大石 裕一

2012.07.19 (Thu)

ちょっと古めの情報ですが、嬉しかったので忘れないウチに書いてみます :-)

数日前に言わずと知れたまとめサイト NAVERまとめ に「リリースされたら必ずチェックしたいiPhoneアプリのデベロッパー」というタイトルのまとめが掲載されました。

「デベロッパー買い」してもよいアプリばかりです。New Release!を更新しています。

とまとめの説明にもある通り、この人or会社が出すアプリは「買い」ですよ!というコンセプトで集められた開発者集です。Tweetbotで有名なTabots、SuperAlbumのArt&Mobileさんや、辞書関係の物書堂さん、ブラウザSliepnirのFenrirさん、とまぁそれはそれは有名な開発者(デベロッパー)の皆さんが並ぶ並ぶ。

…と、そこに何とウチが掲載されてるではないですか!!

しかもアプリ3つ。天気予報のそら案内に、PDFビューワのBook+に、今一番力を入れてるSlidrs。まとめて頂いた ldrer さんに感謝です。…ちなみにまとめられた方とウチは面識がある訳ではなく、ステマではありませんのであしからず(^^;; 僕らもページの存在に気がついてビックリしたぐらいですから。

 

本件、更に面白かったのが、お馴染み弊社エンジニアの @itok_twit@sumihiro もそれぞれ会社とは関係無いまた別のデベロッパとして名を連ねているということ。

ここのは「買いだよ!」と言って貰えるデベロッパが属しているデベロッパというのは何とも面白い構図で、且つ僕的な理想形なんですよね。著名な人が集まるから出来るブランディングもありますから。

 

という事で、NAVERまとめに載りました〜という話でした。

「デベロッパ買い」してよいという評価をこれからも頂く事が出来るように、今後も新しかったり面白かったりするアプリを発信していきたいと思います。今も新たに別ラインで開発しているアプリもあり近々御紹介出来るのではないかと。今後とも iOS アプリデベロッパのフィードテイラーを宜しくお願い致します!


2012.07.18 (Wed)

{.external}

先日、プレゼン資料のweb上の直接表示、及び発表者閲覧中資料/ページの追随について御紹介させて頂いたばかりなのですが、またサーバ側を update しまして新機能が追加されました(update速度速いw)。今回は、

  • 登録資料ファイルの有効/無効設定

という機能になります。これもまた、Slidrs{.external}を利用頂いたユーザ様からの声に基づいたもので、

こんな風に「セッション」に登録したファイルに対して、有効/無効の属性を指定出来るようになりました。デフォルトは有効ですが、これを無効にしたファイルは、参加者からは当該セッション内に存在していないように見える…というものです。

◯月△日にイベントがある。事前に資料を登録しておきたいし、イベント告知の際にSlidrsのセッション番号も知らせておきたい。でもセッション番号が通知されてると、資料が先に見られてしまう!それは勘弁!

という状況を改善します。

更に応用すると以下のようなことも。

Slidrsでは複数資料が登録出来て切替連動も可能ですから、PDFを前半後半の2つのPDFにして登録、後半を One More Thing 的なプレゼン用PDFとして位置づけて無効化、プレゼン中に有効にしてサプライズ発表!というような使い方も可能です。

設定の仕方は至って簡単。ファイルの登録を行なって、

このようにセミナー当日までは無効にしておけば大丈夫です。参加者の方がプレゼン当日より前にセッションに入室しても、当該資料は表示されません。


(無効になっている feedtailor_portfolio_20120401.pdf は見えない)

ちょっとした機能なのですが、これがある無しで随分と資料データの共有し易さが変わってくると思います。セミナーを主催される方、プレゼンをされる方、に是非お使い頂きたい機能です。お試し下さいませ!