会社経営
2008.09.23 (Tue)

先日のエントリの通り、京都大学で3日間に渡って行われた「自然言語処理技術講習会」に参加してきました。もう先々週の話になりますけど。(書くのが遅い(笑))

skitched-20080923-150859.png

講習会会場のメディアセンター

 

期間限定の学生生活でしたが普段の仕事を少し調整して参加したかいがありました。深く掘り下げるというよりも浅く網羅するという感じではあったのですが、自然言語処理という分野への興味を強くするには十分だったかなと。概論に始まって、形態素解析やら構文解析の話、コーパスの話に検索エンジンの話。

理数系バリバリの話かと思いきや数式は一部に出てくるぐらいで、いわゆる言語学をされてるような文系的な人にも分かり易く構成されていました。個人的にはもうちょっと理論の所を突っ込んで欲しかったなぁという気もしましたけど、まぁ参加者の業種や経歴を限定していないプログラムなのでこんなもんでしょう。

skitched-20080923-152525.png

食堂で食べた昼ご飯。これで360円ぐらいだったかな。やっぱり安い!

 

個人的に一番面白かったのは、有名な形態素解析エンジンである「Mecab」の開発者であり今はGoogleのエンジニアでもある工藤拓さんの講義でした。ViterbiアルゴリズムとかCRF(Conditional Random Fields)とか初めて聞くキーワードが並ぶ具体論でしたが、それだけに面白かったです。

Mecabを使ってSEO関連のツールが色々作れそうだなぁなんて考えてた次第。まぁ、今すぐ何か大きなお金に繋がるのか…という訳ではありませんが、新しい知見を得た事が新たなアイディアの源泉となりそうな手応えは感じました。

skitched-20080923-150355.png

最終日にはこんな修了証を頂きました。

京都大学は京都駅からのアクセスが悪くて通学(?)には苦労しましたが、久しぶりに味わえた学生気分を考えれば軽いもんです。やっぱり勉強って良いですね。今回は3日間だけでしたが、将来は社長をやりながら大学に籍を置いて研究もやってる…みたいなライフスタイルで過ごしてみたいです。


2008.09.20 (Sat)

大阪の中小企業の方なら普段お世話になってる方もおられるであろう大阪商工会議所にもベンチャー支援的な取り組みがあります。その一つが「大商EVEシステム」という事業。大商の方の言葉を借りると「有望ベンチャーの成長の加速を支援する」為の認定なんだそうです。

skitched-20080920-121204.png

これに弊社のIR情報配信プラットフォーム「IR Cast PRO」が認定されました!

 

この種の認定は創業直後に頂いた「テイクオフ大阪21」に続いて2つ目。大阪府にご支援を頂くばかりか、これからは大阪商工会議所様からも様々なご支援を頂けるという事で、今回の認定を大変嬉しく且つ光栄に思っています。関係各位様には重ねて御礼申し上げます。

skitched-20080920-121817.png

昨日(9月19日)お昼時、大商ビル内の経済記者クラブにて、日経、朝日、毎日、読売などなどの大手新聞社記者様が並ぶ中で認定授与式が行われました。残念ながら写真等は手元に残っていないのですが、慣れないカメラシャッターやビデオカメラに緊張した余りガチガチになっていましたので、むしろ良かったかも知れません(汗) 新聞に載るかどうかは分かりませんが、もし掲載される場合は写真込みではない事を祈ります(T_T

ちなみに認定証を授与して頂いたのは、大阪証券取引所の米田社長様。上場企業のウェブIR促進をミッションに持つプロダクトを開発しているベンチャーが大阪にいるんだという事を知って頂けたのは嬉しかったです。もう一社の認定企業のように「ヘラクレスに上場を目指します!」ってな気の利いた(?)台詞を言えなかったのは、まぁ弊社はそこをゴールにしてる訳じゃないので仕方ありませんね。

 

さて、認定を受けた「IR Cast PRO」ですが、実は春以降、他案件に開発リソースの大半を取られている関係で余り力を入れられてなかったというのが実状だったりします。

認定を頂いた以上はもっと前進させなくちゃいけない事は当然なのですが、その一方で今やってる請負のお仕事や他の自社製品の開発も平行する必要がある訳でして、いい加減に開発体制整備のタイミングが迫ってきていると感じています。(このへんの話はまた次回エントリさせて頂こうかと…。)

なにはともあれ。

今回、自分のアイディアで始めた(始めかけていた)事業を「社会的ニーズにマッチする」(大商のプレス原稿より引用)と識者の方々から評価された事が、弊社にとって自信になっているとともに事業促進の為の大きな一歩となるであろう事は間違いありません。「IR Cast PRO」で目指している理想的なIRの世界を実現すべく今後も邁進致します。(Webシステム全般、Adobe AIR関連で協力頂けるエンジニアの方を募集中です。)


2008.08.16 (Sat)

朝型生活に切り替えたという話は以前のエントリに書かせて頂いた通り。お金という意味でもそれ以外の意味でも、早起きは三文の得とはよく言ったものだと感ずる事が多い今日この頃です。

さて、僕にとっての朝型スイッチは同時に、計画的な時間の過ごし方を徹底する生き方や思考へのスイッチでもありました。何事も計画的にいかない事は百も承知ながら、一日という短いスパンでも無計画に漫然と時間が過ぎる事より計画的である事を良しとして、尚かつ出来る範囲で習慣化したいと考えたのです。

そんな考え方でライフスタイルを変えてから早くも半年ですが、やってきて良かったと思う事の幾つかをこれから何回かに分けて紹介させて貰おうと思います。ポイントは計画的である事と、習慣化するという事。

 

■ 出勤前の神社参拝

これは年始に読んだこの本

夢をかなえるゾウ 夢をかなえるゾウ
水野敬也

飛鳥新社 2007-08-11
売り上げランキング : 28
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools

    <p>
      に感化されて始めたことです。年に数える程じゃなくて何度もお参りに行きなさい&#8230;的な事が書かれていたりするのですが、幸い会社の近くに<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/大阪天満宮">大阪天満宮</a>がありますので実践してみようじゃないかと思い至った次第。
    </p>

    <p>
      出張で大阪を離れる時を除いて一日も欠かさずに早朝参りしているのですが、これが思いのほか良いんですね。今では参拝無しに仕事を始める事はありえないぐらい。何故良いかっていうと、朝一番まだ仕事を始める前に神聖な気持ちになって一日のスタートを切れるからです。仕事モードの自分に切り替えるスイッチになってるという意味もあります。
    </p>

    <div style="color:red;font-size:90%;">
      夏至の大阪天満宮
    </div>

    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080816-m67f9dg8f2br4awn6um7sibmhh.png" alt="skitched-20080816-112010.png" />
    </p>

    <p>
      鳥居をくぐる前に一礼、神殿前で賽銭箱にお金を入れて2礼2拍手、目を閉じて心の中で呟くこと1,2分。長いときは5分ぐらいジッとしてる事もあります。決して神頼み的な願い事をするのではなく、新しい一日を迎えられた事にまず感謝。そして自分や会社を支えてくれている多くの人やモノへの感謝、更に新しい一日を後悔なく送れるよう頑張りますと宣言するという感じ。
    </p>

    <p>
      最後にまた一礼して目を開けると、不思議なモノで静寂の中に気分の高まりがある感じがするんですね。この状態が自分的には凄く良い。
    </p>

    <p>
      色んな人やモノがあってこその自分だということ、だから何らかの形で恩返ししなくちゃいけないんだということの再認識が力になるのかも知れません。そのままオフィスに着いてからの仕事のスタートダッシュが好調。だからもう、会社なり家なりを引っ越す時は近くに神社は必須だな&#8230;みたいな事になっています。
    </p>

    <p>
      と、こんな事を書いてると「オレは無神論者だから」とか「神なんている訳ねぇ」と馬鹿にする方も世の中にはおられるようなんですが、ちょっと違う。信仰とかそういうのじゃないんですよね、僕にとっては。信じる者が救われる的な神仏感は余りなくて、敬うっていう感じとか、あと感謝する感じとか、そんな思いを伝える大きな存在という位置づけです。
    </p>

    <p>
      だから&#8230;という訳ではありませんがついでに書くと、学問成就だ、商売繁盛だっていうのは僕的には余り関係がありません。神頼みよりも大事な事があると思うのです。(ちなみに大阪天満宮は学業成就系)
    </p>

    <p>
      &nbsp;
    </p>

    <p>
      リフォーム事業の<a href="http://www.ontex.co.jp/index.html">株式会社オンテックス</a>小笹公也社長は、カンブリア宮殿で「成功のポイントは何ですか?」という質問をされた時に「<strong>神仏と年上を敬う事です</strong>」と言っていました。<a href="http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080428.html">これを見た時</a>には既に参拝を習慣化させていましたが、自分は成功のステージには程遠いながらも何だか共感したものです。神聖な気持ちになるって大事だし、良いよねと。
    </p>

    <p>
      &nbsp;
    </p>

    <p>
      神聖な気持ちになれる空間ってそうそう無いです。人に合う合わないはある気もするのですが僕的には可能であればお勧めしたい習慣。もし近場に神社が有れば一度だまされたと思ってお参りしてみて下さい。何か違う自分を見た気になれますよ。
    </p>

    <p>
      次回はオフィスに着いて最初にやってる事を書いてみたいと思います。
    </p>

2008.07.25 (Fri)

今日はIRの話題。

昨日のCNETニュース「IRサイトは、テクノロジーが評価の優劣を決める」から。IRに関する表彰がデンマークで行われたらしく、デンマークの地方銀行「ダンスケ・バンク」が注目されたとのこと。

ここで忘れてならないのは「IR北欧賞」の「IRベスト・テクノロジー賞」を受賞したことだ。….(中略)….それは企業のブランドばかりか、ベストの商品開発や市場への発信に直結し、IRの分野では、聴衆の属性を強く意識したユーザビリティの高いプレゼンテーションをもたらし、決算発表では同時性を意識する。

海外での話なのでそのまま国内にも当てはまるかというとそうでもない気はするのですが、会社の景況が良くない時のアウトプット姿勢だけでなく、新しいテクノロジを積極的に取り組む姿勢も評価されての受賞である事は注目に値するでしょう。

 

旧態依然感は恐らく高いであろうIRの世界でも時代の変化に機敏に反応する「即応力」が求められているんだと思います。ウェブIRをしないのは有り得ない時代になりました。これからは、ウェブIR上での色んな取り組みで上場企業に対する評価が分かれてくる時代になっていくんじゃないでしょうか。

個人投資家からの評価は特にそうでしょう。IR系のイベントでもひたすら「個人投資家の皆様に…」という姿勢を各社とも出していますが、そもそも企業と個人とが対峙する頻度が高いのって圧倒的に上場企業のIR情報ページになってきてますから。個人投資家がウェブに接していないのはちょっと考えにくい。だから投資家への姿勢を見せようとするならウェブIRの充実は今後避けて通る事の出来ないテーマだと思います。

 

で。

ここからは広報的エントリになりますが、何かしらウェブIRで使える新しい仕組みや技術をお探しの関係者様がおられましたら、是非、弊社 IR Cast Pro サービスをご検討下さいませ…という事を書いてみたいと思います。

 

skitched-20080726-071240.png

IR Cast Pro はまだ実験段階ながら、弊社が得意とするRSSやWebクローリングの技術と、Adobe AIR という技術を組み合わせた次世代IR情報配信プラットフォームとして弊社が開発・運営を行っているものです。

  • IR情報収集専用の常駐型アプリケーションを投資家の方に無償提供
  • 銘柄コードを指定するだけで、当該企業の最新の適時開示PDF、関連ニュースを自動収集
  • 適時開示のXBRL、EDINETの各種報告書PDFの自動収集にも対応予定(今夏)
  • 上場企業様のご参画により独自のIR情報も自動収集(IRカレンダー、プレスリリース等)

という機能を持つものです。PCの電源を入れたら、自分の気になる銘柄のIR情報は全て手元にある…、ファンダメンタルな投資判断を行うために重要な最新情報が常に手元にある…、そんな世界を目指したIR情報配信プラットフォームです。

このプラットフォームによって、法的義務に基づく開示情報が投資家の手元に届く「パイプ」が(実験的運営ながら)既に敷かれている感覚でしょうか。その「パイプ」に上場企業様独自のIR情報を流して頂く事が出来ます。プレスリリース、CSR報告書、メールマガジンのようなテキストコンテンツ、社長の音声メッセージ、動画、ゲーム…等々、TDnetやEDINETに載るのとは次元が違うけれども、投資家に届けるべき、届くべき情報はきっとまだ沢山あると思うのです。そういった情報を「パイプ」に流して頂ければ…と。

 

ネット上のIR配信の敷居がもっと低くなって欲しい、投資家の手元にまできちんと情報の届くインフラを作りたい…そんな思いで開発/運営しているプラットフォームです。ご興味をお持ち頂けました関係者の方がおられましたら、弊社担当まで是非ご連絡下さいませ。詳しいご説明やデモンストレーションをさせて頂くべく、個人投資家でもある弊社代表自らがお伺いさせて頂きます。


2008.07.24 (Thu)

3年目に突入して早くも2週間。節目となる3年目はホントに色んな事が起こりそうな気がします。「ひょっとしたら起こるかもー」的な確度のものもあれば、「ほぼ間違いなく起こるだろー」的な確度のモノまで様々なのですが、例えば以下のようなこと。

  1. 業務拡大に伴う増員
  2. オフィス移転
  3. 新しいビジネスの立ち上げ

ひょっとしたら…が1つに、間違いなく…が2つ。これ以外にもあるかも知れませんが大きめな事はこのへんでしょうか。

さすがに順風満帆という訳にはいきませんが、3年目のうちに強化出来る所には早く手を打とうと、いずれも互いに連動させながら既に動き始めています。こういう話題に限らず起業してからずっと感じている事なんですが、自分が動こうと思い始めたら自然と周りも動き始めるものなのか、

  1. 入社を申し出てくれる人が現れたり、この人も!と思い至る人が実は身近にいる事に気付かされたり
  2. 結構良い感じの不動産会社の担当者に巡り会えたり
  3. 協業の話を幾つか持ちかけて頂いたり

…等々、にわかに激変の3年目を予感させる事になってきている今日この頃です。とはいえ、いずれも良い結果を残せるよう尽力する所存ながら、どうなるかって事はやっぱり全く分かりません。ベンチャーですから。でも分からないからこそ面白いのだと思います。

これから1年後、「丸々3年を越えました!今日から4年生です!」とブログに書く頃に当社はどんな風になってるでしょうか。社長である自分も全く想像が付きませんが、今よりもっとエキサイティングな毎日を送っているであろう事は間違いありません。

skitched-20080724-092243.png

3年目に突入した直後のオフィス

 

人の話、オフィスの話、新しいビジネスの話….それぞれ具体性を帯びてきたらまたご報告させて頂きたいと思います。