その他
2008.03.01 (Sat)

当社にとって非常に意味のあった RIA Evolution Seminar

AIRなのにRIAじゃないアプリだし、一番地味だし…っていう事で、Audienceの皆様の記憶のどこかに少しでも残れば幸い…ぐらいに思っていたのですが、嬉しい事に何人かの方のブログで感想を頂く事が出来ました。

幾つかご紹介したいと思います。

フィードディーラーさんの話は衝撃的…(中略)…タスクトレイはなんか考えようと思っていたけど、それをメインにするアイデアは無かった。

「王道をいかない新しさ」みたいなモノを常に目指しているので、衝撃的と評して頂けた事、そしてそのアイディアは無かったという感想を頂けた事が最高に嬉しいです。ken39argさん、有り難うございます。これからも良い意味での意外さや驚きを感じて頂けるような会社でありたいと思います。

もう一つ。

しかしそれ以上に感じたのは、この人がすごくプレゼンテーションが上手かったこと。…(中略)…ああやって話すの難しいんだよね、素晴らしい。

僕は色んなモノを見聞きしていく中で、「経営者が説得力あるプレゼンを出来る会社は伸びる」という、ある種の法則の存在を漠然と感じてきました。実際に、プレゼン巧い経営者がいる所に投資する…ようなベンチャーキャピタリストもいるぐらいですし(僕はVC嫌いですけど)。

このずっと感じてる法則が正しい事を信じてプレゼンの技術向上を図ってきたつもりであっただけに、そこに着目して頂けたのは本当に嬉しいです。mochikoさん、有り難うございます!

 

今回、イベントに参加された方々のブログを拝見して、同じプレゼンでも色んな視点で見て頂けているのだという事を改めて感じた次第です。

自分が伝えようとしている事が伝わるのはもちろんの事、テーマとして取り上げていない事も共に伝わるような、そんなプレゼンが出来るようこれからも精進して参りたいと思います。


2008.02.16 (Sat)

アンテナを張ってると情報って気がつけば入ってくるモノですね。

最近IRの話題に高く張ってたアンテナに引っかかった野村證券主催のイベント「関西野村資産管理フェア2008」に行って参りました。イベントの存在は前から知っていたのですが行きそびれていたモノ。場所は大阪ドームです。

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ドーム前は近鉄難波と阪神西九条を結ぶ阪神なんば線工事の真っ最中

 

芝の上にマットを敷き詰めて出来た会場に所狭しと並ぶ上場企業ブース。スギ薬局とか、関西スーパー、ラウンドワン、ダスキン、大阪ガス…等々、有名どころも含めて数十社が個人投資家の認知度向上を図るべく、ノベルティ配りやミニ説明会に勤しんでおられました。

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アンケートに答えてノベルティをゲットしたり、会社の説明会を聞いてみたり、デイトレード指南をしているナンセンスなセミナー会場を横目に歩き回ること90分。

一度、営業でもお邪魔した事のあるダスキンの会社説明会がよく出来てるなぁ…と思った以外は、残念ながら余り得るモノはありませんでした。

 

うーん、イベントとしてどうなんでしょうかね…というのが正直な感想。

 

アンケートに答えると貰えるノベルティ目当ての地元の人とか、そういう人だろうという前提でアンケートを配りまくってるIR担当者だとか、そんなやりとりが散見されていて、形だけのアンケート回収と無償グッズ配布の儀式会場と化していた感があるのです。

アンケートも「説明会をお聞きになって興味を持たれましたか?」って書いているのですが、まだ説明会聞いてへんし!!みたいな。

アンケート貰って、書いて、ノベルティをゲット….のワン・ツー・スリーをただただこなしているだけで、とても個人投資家の認知度が向上しそうに思えませんでした。出展している事実だけが重要みたいな。

おそらく数十万、いや数百万というお金が注ぎ込まれているのでしょうけど、もうちょっと予算の使い方があるんじゃないかなぁと思った次第です。

一般的に予算割り当てが少ないWebのIRですが、もっと強化したら良いのにと思える上場企業って沢山あります。費用対効果はその方が高いと思いうんですよね。

 

個人投資家が対象なら Web IR にこそ力を入れるべき

 

個人投資家の圧倒的大多数がWebで取引を完結している(日本証券業協会 : インターネット取引に関する調査結果について)事から、個人投資家がWeb大前提な環境にある事は明らかで、個人投資家はインターネットに近い所にいると言っても良い訳です。

じゃぁ個人投資家へのアピールが目的である限りは、IRページを強化するのが一番投下資本対効果が高いと思うんですが、どうでしょうか。魚がいる所に餌をまいた方が良いですもん。実際、リアルにアンケートとるより分かり易いですよ、きっと。形だけのアンケートの絶対回収数ではなく、「意味のある」統計が本質でしょうから。

通常のECサイトと同様、IRページに少し手を加えるだけで色々分かる筈なんですよね。アクセス解析やサイト内検索を含めた個人投資家行動分析をするだけでも、何を欲しているかは手に取るように分かる。そこでPDCAのサイクルを回せば理想のIRページの誕生です。

問題は、そもそもIRに対する意識が低かったり、IRが総務部の片手間仕事だったり、ウェブの技術を持ちながらIRにも問題意識を持っているITベンダーがそれ程多くないという所にあるんじゃないかというのが僕の考え。

IR支援会社がウェブもやる…..のではなく、技術ベースでIRに問題意識を持ってご支援・ご提案させて頂くというアプローチも(大変難しいですが)アリだと思います。技術こそが出来る事を増やす訳だし、技術こそが新しいアイディアの礎となる訳ですから。

企画・提案・ウェブ構築を技術ベースに行っていく中で、問題意識を持ってクライアントのWeb IRにも関わっていく。そんなウェブ屋さんがいても良いんじゃないでしょうか。当社はそんな世界でもお役に立てたら良いなぁと思ってます。(しかしそう簡単ではない事も色々経験済みですし分かっているつもりです^^;;)


2008.02.06 (Wed)

昨年末に購入しようとしていた Cinema Display 23inch 。

B0002J4B9A Apple Cinema HD Display (23インチフラットパネルモデル) [M9178J/A]
アップルコンピュータ 2004-07-16

by G-Tools

    <p>
      <a href="/wp/?p=51">1月の MacWorld で新ディスプレイが発表になるという噂を聞いて購入を保留していた</a>モノです。新型の発表も無かった訳だし、いつまでも待っている訳にもいかない事情がありましたので購入しました。
    </p>

    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080206-cy41ae3gdbewb83x8ngkhty4et.png" alt="skitched-20080206-155646.png" />
    </p>

    <p>
      店頭で見るとそれほど大きく感じないのに、届いてみたら実は大き過ぎたというのはテレビでもよくある話。
    </p>

    <p>
      箱の置き場所に悩むぐらい結構大きいので、30inchの上位モデルでしたら(MacBookには繋がらないけど)エラい事になるなぁと想像しながら設置してみました。
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      <img src="http://img.skitch.com/20080206-mbtd3td38qx7bk7sx48md1die2.png" alt="skitched-20080206-155837.png" />
    </p>

    <p>
      ブラウザ開いたり、メール書いたり、開発してみたりしましたが、やっぱり広い!
    </p>

    <p>
      フルサイズのキーボードの横幅を超える幅、解像度 1920 x 1200 の広さは半端じゃありません。感覚としては、これまでの17inchのディスプレイから約2倍に作業領域が広がったって感じでしょうか。
    </p>

    <p>
      コントラストも前のディスプレイに比べて非常に高く、目に優しい見易さに感動すら覚えた次第。(前のディスプレイが最悪な状態になってたという話も&#8230;。)
    </p>

    <p>
      ちなみに、これまではこんな感じでした。<br /> <img src="http://img.skitch.com/20080206-d57cyqi4hpprx9xcn5ih8u7nkh.png" alt="skitched-20080206-162639.png" /><br /> 明らかに大きさが違います^^;
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      ディスプレイは、キーボードとマウスに並んで、いぁ場合によっては最も(?)開発者の生産性に影響を与えるマンマシンインターフェース。最高のスペックでは無いにしても、出来る限りの良い環境を整えるのは当社の基本的な考え方です。
    </p>

    <p>
      <strong>最高の環境から最高のアウトプットが生まれる</strong>と信じていますから、環境への投資に金を惜しむ事はほとんどありません。その金を回収できるだけの良い仕事が結果として出来ると思うのです。
    </p>

    <p>
      今回の買い物が、その方針に適った最高の環境を提供してくれるモノでありますように。しばらく使い続けてから使用感を報告してみたいと思います。
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2008.02.05 (Tue)

ブラウザを立ち上げたら最初に表示されるページ。

ホームページって言ったりしますが、皆さんは何を指定されているでしょうか?Yahooでしょうか、Googleでしょうか。あるいはどこかのニュースサイト?ひょっとしたら、iGoogleかも知れませんね。

ちなみに僕はこれまで iGooglenetvibes …でした。

 

1週間以上前、Google Operating System で見付けたあるエントリを読んでから、僕はブラウザのホームページを世界で一番小さなサイトにする事にしました。

Make about:blank Your Homepage

Other sites are created just to become your homepage: from classic portals like Yahoo.com to personalized homepages like My Yahoo, iGoogle or Netvibes. But none of the sites is better than about:blank.

about:blank に勝るサイトは無いと言ってます。

見慣れた http: で始まるURLではないですね。でも別に変な表記ではなく、きちんとしたURL(厳密にはURI)として定義された表記に基づいています。

じゃぁ、about:blank ってどんなページ?答えはこちら。

screenshot_01

キャプチャミスではなく、これが about:blank というサイト(ページ)。

何のことはない、多くのブラウザではアドレスとして about:blank を指定すると、何も中身のない白紙ページを表示する実装になってるという事。当該のエントリでは、これをブラウザのホームページにしなさいと言ってる訳ですね。

その理由は…

  1. ブラウザが素早く起動する
  2. ネットに繋がって無くても正しく表示される(そりゃそうだ)
  3. (ブラウザを開くときに)注意をそらされる事無く仕事を続けられる
  4. どこを見るか自分で自由に決める事が出来る
  5. 新しくウィンドウを開くとブラウザの多くはホームページを開く
  6. 世界中で最も小さなページである

とまぁ色々と上げられています。どれも納得のいく事ばかりですが、個人的には特に3に共感しました。

 

仕事中にネットで調べ物を…というのはよくあるシーンなのですけど、ブラウザを明けた瞬間 iGoogle や netvibes といった自分が興味ある分野の情報が集約されたページが表示されると、気を散らされるまま誘惑に負けて直接は関係のないページを見てしまう…そんな事がままあったんですね。これが結構時間ロスになってました。

でも、最初に表示されるページが空白ならそんな事にはなりません。

だから、今の僕のホームページは about:blank になってます。気を散らされて予定外の時間をウェブブラウジングに費やす事もほぼ無くなりました。生産性も随分上がった気がします。

という訳で about:blank。結構良いサイト(?)ですよ。ネットに接する事が仕事上欠かせなくて、もっと集中して仕事がしたい!と考えておられる方に是非お勧めしたいテクニック(?)です。


2008.01.31 (Thu)

世間ではPHPがダメ言語という議論が白熱している今日この頃ですが皆様如何お過ごしでしょうか。そんな時はアツくならず、ちょっとアートに目を向けて癒されようじゃありませんか。

skitched-20080131-211008.png

ウェブを徘徊していて見付けたモノ。これ、何だと思いますか?動物の絵って事はすぐ分かるのですが、よくよく見てみると…。

 

これ、手をキャンバスに絵を描いてるんだそうです。

作者は Guido Daniele というイタリアはミラノで活動されてる Body Painting のアーティスト。手に描くことが本業だったら面白すぎるのですが、そういう訳でもなさそうです。

とにもかくにも、描かれた動物が一見すると本物に近い質感に仕上がってて、新鮮過ぎます。手に描く動物という事で Handimals というそうな。

skitched-20080131-211636.png

オフィシャルサイトで色んな作品を見る事が出来ますので、手に住まう動物達を是非お楽しみに下さいませ。Handimals のページはこちら

 

他にも、静止画のスライドショーではありますがYouTubeに動画がアップロードされています。



何だかホントに動き出しそうなぐらいにリアルな動物達ですね。ここまで細部にこだわる作者に感服であります。

このアートを眺めて、細かいところにまで手を抜かずに全体として完成度の高い仕事を目指そうと思いました。さて、仕事に戻りましょうか。