3ヶ月ほど前でしょうか、情報処理安全確保支援士の試験に合格しましたというエントリを書きました。

資格資格と書いてますが、まだ「士として登録できる権利を得た」だけで、これから情報処理安全確保支援士としての登録手続きになります。(書くかどうかはともかく)正式に名刺とかに書けるのは今年の10月1日からです。

という訳で、あれから色々手続きを行いまして、10月1日づけで正式に情報処理安全確保支援士になりました。士業を名乗れる国家資格を持ったのは人生初です。

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(セキュリティの知識がある人なら合格は難しくないです。合格率は16%ぐらい)

弁護士さんのように独占業務がある訳ではないので仕事が何か変わるってことは特にありません。名乗れる以外に特典は無いに等しいのに、関連法律を守る義務(破ったら罰金)と講義受講の義務(毎年1回)だけ背負うという…(笑) まぁ、この資格に悪評が多い理由です。

が、当社はWebセキュリティ分野のサービスを提供(Webを静的化するesparというWebサービス)しているので、代表である自分が関連資格を持ってるってことには意味があると考えてます。

しかし、

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(情報処理安全確保支援士のロゴがでかでかと掲げられるIPAのサイト)

御覧の通り、資格保有者であることを示すロゴが残念というのと、資格の名称から何の専門家か分からないという2点を理由に僕は名刺には印刷しない予定。会社の紹介資料とかサイトにちょっと文字で書くぐらいですかね。資格試験をやってるIPAは完全にマーケティングを失敗してます…勿体無い。

とはいえ、一応国のお墨付きを貰った専門家です。

登録された以上(IPAのサイトに名前が公開された)は、専門家として恥ずかしくない振る舞いを心がけつつ、啓蒙という意味でセキュリティに関するアウトプットを積極的に行っていこうと思う次第です。