ウチは相変わらずMacな開発環境でやっていて、業務はMac前提です。事業として、iOSデバイスの企業導入/活用の御支援もさせて頂いてますので、基本 Apple 寄りなのです。

…が、今年は Apple のイベントではなく、 Microsoft のイベントに行ってきます。明日から東京で開催されるde:code2016。2日間に渡って行われる有償のイベントです。

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この手のエンジニア向けイベントに自分が行くのは超久しぶりで、7,8年ぶりぐらいかも知れません。しかもMicrosoft系だと多分、初ですね。2日間みっちり勉強してきます。

 

実はここ数年、Microsoft の(良い意味での)自由奔放ぶりにエンジニア的視点で感銘を受けることが多く、もはや Windows や Office パッケージの会社ではないと言っても過言ではないぐらいに事業的・戦略的広がりを見せていると感じてます。

いぁまぁ、勿論やっぱりWindowsの会社ではあって当然ながら切り離せないのですけど、CEOが変わってからというもの、時代を作っていく、先手を打っていく、という同社の強い気概に共感を覚えるようになっている次第。

Appleが見ていない、しかし確実にテクノロジーの未来があり Microsoft は見ているという分野が、Appleのことを心配してしまうぐらいに結構多くなってきている気がするのですよね。

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Azureはその典型だし、IoTも機械学習もやっぱり抑えてきてるし、衝撃的なXamarinの無償化はインパクト抜群だったし、Bot Framework の登場も(BOTの是非はともかく)時代に沿ってるし、UNIX資産をWindowsに取り込むチャレンジも素晴らしいし、Hololensでは世界を驚かせイノベーティヴな会社であることを見せてます。

 

一方 Appleはというと…。iPhoneもiPadも当たり前の存在になってしまいましたし、多くの方が恐らく感じているようにITの次の世界を牽引する感じではなくなってるということなのかも知れません。

とはいっても、国内B2Bは依然として圧倒的にiOSデバイスが主 なので、引き続きiOS界隈でビジネスをしようとは思っています :-) それと平行して、2016年の今、Appleが描けていない未来にも積極的に目を向けておきたいなと。そんな訳で、情報収集の一環として de:code2016 に参加してまいります。