昨日のエントリで Book+ というPDFビュワーを開発中である事を書かせて頂きましたが、公開までの間に開発中の画面や機能について幾つかご紹介出来ればと思っています。まずは管理系から行ってみましょう。画面を見て頂いた方が早いと思いますので、どどーんと。
色んなファイル管理インターフェースを「探しやすさ」という点で検討してみた結果の落ち着きどころなのですが、決して是非を言ってるのではなく、僕らが良かれと感じたインターフェースの試みと思って頂けたら嬉しいです。
本棚的なインターフェースではなく敢えてファイラ的にしてみました。
フォルダの中へ階層構造を次々と潜っていける仕掛けで、階層は幾つでも作る事が出来ます。深い階層では場所に迷わないようにパンくずリスト的な表示もするようになっていて、任意階層にいつでも戻れるようになっています。
探す行為でフリック操作をするのは上下方向に限定した方が分かり易いんじゃないかという議論の末、この形に落ち着きました。
また、フォルダが賑やかな事から推察頂けると思いますが、6色から色を選択出来るようにしてみました。
こんな風にフォルダの設定から指定出来ます。
階層構造を自由に作る事が出来て、尚且つ、PDFをまとめる器として機能するフォルダを色分け出来るようにする事で、柔軟な整理と全体を俯瞰する事が可能になり、どこに何があるか分り易くなるんじゃないかと思います。
あと、整理と言えば忘れてならないのはロック。机の引き出しに鍵がかかっているように、特定のコンテンツは自分しか見れない箱に入れておきたくなるものですよね。これもまた整理のいっかん。なので、任意のフォルダで自由にパスワードロックが出来るようにしてみました。
中を見ようとするとパスワードを聞かれます。見られちゃマズイ系のコンテンツもきっとこれで大丈夫 ロックが掛かったフォルダの中にまた別のロック付きフォルダを作ったりする事も可能です。やり過ぎると確実に使いにくくなりますが(苦笑)
とまぁここまで見て頂くとお分かり頂ける通りパッと見はMacOSXのファイルシステム的なのですが、自分らで使ってみている感想としては結構分かり良くて整理し易いインターフェースになってるんじゃないかなぁと思っています。
ところで、このBook+の素敵なデザインは、お馴染みメタ・グラマーさんに全面的にお願いしました。おかげさまで、シンプルで常用に耐えうるテイストながらアクセントが所々あるという絶妙な雰囲気に仕上がっております。いつも有難う御座います m(__)m
という訳で、まずはファイル管理系のご紹介でした。他にも管理し易さを追求してみた機能があったりしますので、また改めてご紹介させて頂きたいと思います。