ウェブブラウザでアプリ紹介サイトを見ている時に
このアプリ入れたい!
と思った時、滅茶苦茶不便だったりしませんか?iPadならFastBoardを使ってURLをWiFi転送してインストールさせるのですけど、iPhoneはコレといった決め手が無くて面倒だなぁと思い続けて早くも3年。普通の(?)方法はザッと列挙してみると
- ブラウザでアプリ名を確認してiPhoneのAppStoreアプリで検索
- ブラウザのリンクからiTunesを開きダウンロードしてUSB経由の同期
- 後で読む系のサービスやSafariのブックマークに登録してiPhoneで開く
等が通常考えられる手順ですが、やっぱり手間なんですよねぇ。
って事で、ちょっと変わった方法を模索してみたのが先日の日曜日。気分転換がてらにこんなモノを作ってみましたよ。QRコードを使ってアプリゲットです、ってQRでアプリ?…なんですかそれは。
画面キャプチャを並べながら紹介してみます。例えば、AppBankさんのサイトで気になる記事を見つけたとします。このアプリを入れたい!…と思ったとしましょう。
そこでおもむろに用意したブックマークレットをクリック
すると
こうなる…ってな感じのプログラムを書いてみた次第です。表示されているのはアプリ名とアプリアイコンと、QRコードですね。後はこのQRコードをQRコードリーダアプリで読み取って開かせると
こうなる訳です。ちなみに、複数のアプリが紹介されている記事だと、
こんなふうに全部並びます。セール情報のエントリとかが該当するでしょうか。んで、インストールしたいアプリを選んでご自由にどうぞー的な。
これにより、ネット徘徊中にこのアプリ入れたい!ってな時に
- ブックマークレットをクリック!
- QRコードリーダでスキャン!そしてSafariでOPEN!
- AppStoreアプリのインストールボタンをタップ!
って手順でインストール出来るようになりました…というのが日曜日の午後。
こんな方法どうでしょうかね?個人的に結構便利だなーと思ったのですが。
ちなみに仕組みは至って簡単で、対象となるページを解析してアプリのリンクを抽出、そのURLからアプリを特定して、AppStoreのサーバから画像やらアプリ名を取得、更にURLを Goolge Chart API を使ってQRコード化して表示する。それだけです。もちろんアプリのリンクがアフィリエイトリンクになっている場合は、もちろんそのままで。取っちゃうのはちょっと違いますしね。(Refererとか見てて無効になったりしないよね?)
開発に要した時間は2,3時間程度でしょうか。前回のFlickr API での気分転換に続いての気分転換になります。不便だと思った事に対して自分なりのアイディアで新しいモノを作る。これが開発の醍醐味ですね。また気が向いたら気分転換しようと思います(何かチガウw)
あ、最後に。弊社のバーコード/QRコードリーダアプリCodeScannerが先日バージョンアップしました。アプリ連携の実装を修正したプチアップデートです。宜しければどうぞ m(__)m