2008.01.04 (Fri)

ウェブ系のエンジニアなら必ず購読されているであろう隔月誌 ウェブ系のエンジニアなら必ず購読されているであろう隔月誌 。昨年末に発売されたその Vol.42 に載りました!

4774133310 WEB+DB PRESS Vol.42
WEB+DB PRESS編集部
技術評論社 2007-12-22

by G-Tools

    <p>
      &#8230;と言っても「読者のページ」ですが(笑)
    </p>

    <p>
      Vol.41の「技術者の提案書作成バイブル」という特別企画に対する感想をハガキに書いて送っていたのが載った模様。どこかで見たことある文章だなぁと思ったら自分の名前載ってるし。
    </p>

    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080106-gu1bfr1dg9b11by43115f83dp.png" alt="skitched-20080106-202911.png" />
    </p>

    <p>
      雑誌に名前が載ったのは久しぶりだみたいな話はさておきまして、<a href="http://gihyo.jp/magazine/wdpress/archive/2007/vol41">WEB+DB Press Vol.41</a> はかなりお勧めです。フリーランサーとしてやってる人とか、個人事業的規模の会社代表の方は、あえてバックナンバー買って読んでも損は無いかなと。提案書のいろはから復習出来るので。
    </p>

    <table border="0" cellpadding="5">
      <tr>
        <td valign="top">
          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477413256X/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/315OMtu9gBL.jpg" border="0" alt="477413256X" /></a>
        </td>

        <td valign="top">
          <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477413256X/feedtailor-22/" target="_top">WEB+DB PRESS Vol.41</a><br />WEB+DB PRESS編集部 <br />技術評論社 2007-10-24</p> 

          <p>
            </font><font size="-2">by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

            <p>
               
            </p>

            <p>
              僕は普段から、「<strong>技術者による説得力あるトーク&提案書が最強</strong>」と思ってます。理由は、クライアントと開発部隊の間にフィルタが一切かからないから。仕事が発生する瞬間であるトーク&提案者が交わされる場に、それが出来る技術者が臨む場合の効果は絶大です。
            </p>

            <p>
              「こんなことって出来ますか?」<br /> 「うーん、持ち帰って担当の者に聞いてみますね」
            </p>

            <p>
              という会話がほとんど皆無になりますから。モノ作りはモノ作りをする人が一番よく分かってる、これは真理でしょう。決裁権も持っていたらその場で発注ってな事もあり得ます。
            </p>

            <p>
               
            </p>

            <p>
              でも実際問題、技術者がトーク&提案書を全部やるってな事は非現実的な上に絶対不可能で、やっぱり営業の方も企画の方も必要。技術者ではないからこそのアイディアや提案にも大きな価値がありますし、営業や企画に専念するからこそこなせる「量」の効果って偉大です。
            </p>

            <p>
              理想は、(A)トーク&提案も出来る技術者を育てつつ、(B)技術的探求心を持った営業・企画の人が育って、協力出来る体制なんじゃないかなと。
            </p>

            <p>
              昔、営業と企画のプロフェッショナルなんだけど、技術者と一緒に勉強会に参加したり専門書読んだり&#8230;なんて事を普通にしている同僚がいました。上述の(B)の典型ですね。そういう人が間に入ると、物事が円滑に進んでいたような気がします。
            </p>

            <p>
               
            </p>

            <p>
              とまぁ、こんな考え方を持つ僕にとっては大変共感出来る特別企画に思わず筆をとってしまったら掲載されました!というお話しでした。今度は読者ページではなく、記事執筆を目指したいところであります!
            </p>

2008.01.03 (Thu)

はじめに

2008年は昨年以上にどんどんアウトプットしていく事を方針にしている当社。その一つである、昨年末に宣言したRSSフィードについて解説する連載を当ブログで始めたいと思います。

一応名前を付けた方が良い気がしたので、RSSが起こす情報収集術革命としてみました。初回となる今回は、RSSに対する考え方と、何が出来るようになるか…について書いてみました。

 

連載の目的

RSSってそもそもなに?ってな疑問をお持ちの方、RSSって言葉は聞くけど漠然としか分からんってな方を想定読者とさせて頂こうと思います。そのような方々に、

  • 情報収集術が10倍になる習得容易なツールがある事を理解できる
  • RSSフィードについて友達や上司に分かり易く説明出来る

という状態になって頂く事が目的です。

RSSって何を今更…とか、RSSって普通に活用してるけど?…という方には余り目新しさが無いかも知れませんが、既存のRSSフィードについての説明とは一線を画した変わったアプローチで解説していくつもりですので、宜しければお付き合い下さいませ。

 

RSSって難しい?

まず、結論から。

全くもって難しくありません。人に説明するのも全然難しくありません。

世の中に分かり難い解説が溢れているだけの事です。メールソフトやウェブブラウザを普段使っている方であれば、RSSも簡単に理解出来ます。そしてアッという間に使いこなせるようになります。

当社セミナーを受講して頂いたのべ300人以上の方々が「よく分かった」と感想を下さり、すぐに情報収集効率を上げておられる事がこれを実証しています。必要なのは分かり易い解説だけです。

 

巷で見るこんなアイコン

をブラウザでクリックしてしまって、こんな画面

Microsoft Windows XP 1 - Parallels Desktop

を見てRSSって何かややこしそうだと思った方、ネットで調べてみたら「Webサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述するXML」なんて解説を目にして難しそうだと思った方….

ご心配なく!RSSはちっとも難しくありません!簡単で便利!誰でも使いこなせる!

まず、そう考えて下さい。

 

 

RSSがもたらすモノ

情報収集効率の向上です。誤解を恐れずに言うとするなら、時間の節約としても良いでしょう。

RSSを活用すればネットとの接し方が変わり、驚く程の情報を短時間で得る事ができるようになります。当社比10倍の効率アップ。いぁ20倍?…倍率はともかく劇的に変わる事に違いはありません。例えば、

  • 読んでるブログが更新されたか確認する手間がなくなる
  • 最新のニュースが勝手に整理されて集まってくる

ってな事になります。

友達のブログを毎日お気に入りから開いて見ていますか?ニュースサイトを毎日/毎時間ブラウザで開いてチェックしてますか?面倒くさいし、時間を無駄にしているなぁと感じた事はありませんか?

540D79F0672A8A2D5B9A

RSSを活用すれば、情報を「取りに行く」事を「あなたが」する必要は全くなくなります。情報は「勝手に整理されて届く」のです。更に、

  • 日本全国のブログで自社製品がどんな風に評価されているか手に取るように分かる
  • 今どんな話題が流行っているのか分かる
  • 自社サイトにどこからリンクが張られたかが手に取るように分かる
  • 検索結果何位かを毎日確認する必要がなくなる
  • オークションで掘り出し物を見つけられる
  • 良い求人情報を見逃す事が無くなる
  • 良い物件情報を見逃すことが無くなる こんな事にもなります。

ブログやニュースだけでなく、ありとあらゆる情報が「勝手に整理されて届く」ようになるのです。情報を取りに行く(新しい情報の有無を確認しに行く)煩わしさから解放され、自分が望む情報が勝手に整理されて届くようになるという訳ですね。

540D79F0672A8A2D5B9A

「取りに行く」という煩わしい事をしないのですから情報収集効率は劇的に向上するのは自明の理。つまりそれは時間の節約を意味します。あるいは、単位時間あたりの情報密度が高くなると言っても良いでしょう。

これがRSSが我々にもたらすモノです。

 

何となく、RSSというモノによって、自分が欲しいと思う情報が整理されて勝手に届くようなイメージを持って頂けたでしょうか?…今はそのイメージだけで十分です。今後、もっとクッキリ、ハッキリと腹に落とす形でRSSを理解して頂けると思います。

 

今回は第一回目という事でここまで。

  • RSSはちっとも難しく無い
  • RSSで「情報を取りに行く」から「整理されて勝手に届く」に変わる
  • RSSで我々は時間の節約や情報収集効率の向上をはかれる

という事について書いてみました。次回は、メールやウェブサーフィンによる情報収集とどう違うのかを書く予定です。


2008.01.01 (Tue)

2008年、新年明けましておめでとう御座います!大変寒い中での年越しとなりましたが皆様如何お過ごしでしょうか。

当社(というか僕)は31日が仕事納め、1日が仕事始めという事もあって早速通常通りに机に向かっています(とはいっても場所は当社堺事務所の机ですが)。今から始まる365日、いぁ今年は閏年なので366日、全力で駆け抜けたいと思います。

 

さて、そんな意気込みで朝からキーボードをたたく中、前日より大阪→東京→千葉と移動しながら撮影に奔走されていた(株)ファイブスターの吉富社長から、1年の始まりに相応しい素敵な動画が届けられました。

貴重な映像だと思いますので御紹介させて頂きたいと思います。

場所は千葉県の犬吠崎

富士山や離島を除いて国内で一番日の出を早く見れる所だそうです。日の入ずるこの瞬間を捉えた動画に感嘆すると同時に1年間頑張っていく元気を貰えた気がします。宜しければ是非。

 

さぁ新たな年の始まりですね。皆様と一緒に駆け抜けて、年末に共に喜びを分かち合えるような1年となりますように。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

大変寒い中で撮影に出向いて下さった(株)ファイブスターの吉富社長、有り難うございました!そしてお疲れ様でした!


2008.01.01 (Tue)

年が明けて2008年。今年はどんな年に出来るでしょうか。2007年以上に最高にエキサイティングでしたと言える事を目指して邁進したいと思います。

先のエントリにも書かせて頂いた

  • 1年目は創業期
  • 2年目は基盤作り
  • 3年目は飛躍の年

の通り2008年は当社の2年目と3年目にあたります。2007年の比ではない激動の1年間になりそうだという予感がするのですが、種々の出来事に翻弄されず基盤作り(2年目)と飛躍(3年目)を達成する為に、以下の目標達成をミッションにしたいと思います。

[人] : 新しい出会い

  • 仲間を1名増員し開発ベンダーとして生産性100%増を達成する
  • 新しく50人の開発者と会い交流を深める

[RSS] : 基盤強化と積極的アウトプット

  • RSSビジネスの基盤を強化し関連案件5件の達成を目指す
  • RSS関連新サービスを最低3つ企画・開発・リリースする
  • RSSの基礎や活用法をブログ上で最低月1回計12回はアウトプットする

[新事業] : 新しい事への挑戦

  • XBRLビジネスに本格参入し、関連サービス1つを企画・開発・リリースする
  • RSSを活用したSEO支援ツール1つを企画・開発・リリースする

人とRSSと新事業という切り口で整理してみました。いずれも年末に達成/未達の判断が出来るよう、また目標をイメージし易いように定量的なものにしています。

1つとか3つとかの数値目標を掲げているからには既にアイディアがある訳ですが、それらは全て「不便を便利にする」「世にないものを作る」という当社の基本方針に基づいて出てきたモノです。

 

こんな当社の2008年に、興味を持って頂けた方、ちょっと話を聞いてみたい…という方がもしいらっしゃいましたら是非一度お声がけ下さいませ


2007.12.31 (Mon)

2期目の上半期を終え折り返し地点となる当社の年末。12月31日が仕事納めで翌年1月1日が仕事始めである事は言うまでもありません。

こういう時こそ開発に没頭する事が出来る訳ですが、良い節目でもありますので開発の手を少し休めて2007年を振り返ってみた次第。

skitched-20071231-122408.jpg

最高にエキサイティングな1年でした

一言で言うとホントそうなります。経営者という視点でフィードテイラーの2007年を以下に綴ってみたいと思います。

 

1. 仕事が大幅に増えた

以前にも書かせて頂きましたが、ご相談やお引き合いを含めて随分と増えました。

創業期に蒔き続けたタネの幾つかが芽を出す時期になっていたであろう事、当社事業コアに関係の深い案件を積極的にお請けするようにした事がその理由。

結果として、昨年の売上と同額以上をこの半期の間に計上する事が出来ました。

また本年末には規模の大きなお仕事も決まり、2008年は当社事業コアであるRSSをはじめとするXML関連システム開発を筆頭に今年以上の多忙な1年となりそうな勢いです。

これもひとえに日頃からお付き合いをさせて頂いている皆々様のおかげだと思っております。本当に有り難うございます。

 

2. 新サービス発表

今年は3つのサービスを発表させて頂きました。

  1. IRCast (IR情報PDFファイルの全自動配信システム)
  2. 検索結果数見比べくん (検索結果数を比較できる無償サービス)
  3. 動画RSSSEO (動画・RSS・SEOを使ったウェブプロモーション)

無償・有償を問わず小さいモノから大きいモノまで、新しい価値を世に提供し続けようという思いが色んな人を巻き込んで(巻き込ませて頂いて)結実するに至りました。

もちろん形になったからと言ってそれっきりにするのではなく、それぞれ

  1. 来年に更に奇想天外な展開をさせるべく着々と準備進行中
  2. SEO対策ツール開発へと事業拡大
  3. とある化粧品会社様の案件で鋭意展開中

と先の展開も見据えながら進めています。

 

3. 開発基盤作り

創業時に

  • 1年目は創業期
  • 2年目は基盤作り
  • 3年目は飛躍の年

と各年を思い描いてきましたので、2007年は基盤作りに注力しました。

開発体制を小回りがきくように最適化して、プロトタイプ型開発を実現しつつスピードと品質をUP出来た事は一つの成果です。

一度言及させて頂いた親ケアニュースの森というRSS関連サイトも、1日でひな形を作り、実質数日で完成させたという所にも基盤作りの成果が出ています。

来年は基盤を強化しつつ、その活用をもって飛躍の礎にしたいと思っています。

 

…と、何やら良いことづくしのような気がしますが、そんな事は全然ありません。会社経営って良い事ばかりだと逆におかしいですから。

ご多分に漏れず当社にも非常に苦しい事が毎月のように起こっていました。資金繰りが相当厳しくなった事もありましたし、大きな仕事を失注した事もあります。事業プランコンテスト関係はことごとく落選したし、営業も巧くいかず疲弊もしました。体調も崩しました。沢山、失敗してきました。

 

それでもやっぱり最高にエキサイティングだったと思います。そしてその楽しさは必ず人との出会いから来るんですよね、不思議な事に全て。

人との出会いは本当に重要だなと改めて感じた1年でもありました。(そんな、人との繋がりが生む素晴らしさを僕という存在は他の人に示せただろうか…)

 

 

何が起こるか分からない、まさに冒険の最中にいたような2007年。良い事も悪い事も含めて、次々に押し寄せる出来事を総じて楽しんでいたように思います。

2007年の1年間、共に喜びを分かち合って下さった方々、辛い時に励みを下さった皆様、フィードテイラーに関わりを持って下さった全ての方々に御礼申し上げます。

2008年はもっとエキサイティングな年に。色んな事を楽しみつつ、皆様への気持ちや想いを一つずつ形にしていきたいと思います。


2007.12.27 (Thu)

先日、勝間和代氏の最新著書評 : 効率が10倍アップする新・知的生産術ー自分をグーグル化する方法ーの書評をエントリさせて頂きました。

4478002037 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
勝間 和代
ダイヤモンド社 2007-12-14

by G-Tools

    <p>
      嬉しい事に<a href="http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2007/12/1224_1c58.html">ご本人のブログ</a>に<strong>書評リンク</strong>として掲載して頂いております。勝間様、有り難うございます!! m(__)m
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      さて、その<a href="ttp://feedtailor.jp/wp/?p=53">先日のエントリ</a>の最後に
    </p>

    <div style="border:1px solid gray;background-color:#eee;padding:5px;font-size:90%;">
      この本についてはちょっとまだ思う所(特に情報のインプットについて)がありますので、近々エントリさせて貰おうと思っています。
    </div>

    <p>
      と書かせて貰っていました。そこで今回は、RSSの専門家としての立場でのちょっとした所感と決意宣言(?)を書いてみようと思います。
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      先のエントリにも書いたとおりこの書籍では知的生産性を高める為の重要な要素として情報のインプットをあげています。ネットを使い、読書をし、人脈を通して情報を得る事が重要であると。最初の章でも
    </p>

    <div style="border:1px solid gray;background-color:#eee;padding:5px;font-size:90%;">
      情報こそが現代の通貨である
    </div>

    <p>
      とその価値を強調しており、それを前提に情報のシャワーから99%の無駄なモノをそぎ落として1%の価値ある情報を見いだす術が必要であると説いています。
    </p>

    <p>
      でもまずはやっぱり input 。吟味する事にも出力する事にも input が先にある。
    </p>

    <p>
      &#8230;が。
    </p>

    <p>
      <img src="http://myskitch.com/oishi/20-20071215-102804.jpg" />
    </p>

    <p>
      ネットにおける情報シャワーとも言うべき<strong>RSS</strong>の活用については、記述がほとんど見られないんですね。
    </p>

    <p>
      ブログを読むツールとして書籍内で2,3箇所の言及があるものの、RSSというキーワードが出てきているのみでして、「ここ!ここ!ここで書いちゃって下さいよっ!」という突っ込みを入れながら読了したのです(汗)
    </p>

    <p>
      最初の原稿から相当なページ数を削られたという話なのでその中に含まれていたのかも知れませんが、是非とも入れて欲しかったと思います。
    </p>

    <p>
      非常に反響の大きな書籍ですし、もし言及されていたらRSSを活用する人がもっと増えて、ネットを使った情報収集効率を飛躍的に高める事になった人が沢山現れたかもしれない。
    </p>

    <p>
      昨年から今年前半にかけて、<a href="http://feedtailor.jp/blog/2007/03/_77_rssrssweb_10.html">「RSSが起こすWeb革命 〜誰でも情報収集能力が10倍になる理由〜」と題するセミナーを開催し</a>、のべ300人以上の方にお伝えしてきた身としては、なぜ本書で取り上げられていないのか不思議でならなかったのです。
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      それならば。
    </p>

    <p>
      勝間さんの本を読んで情報収集効率の向上に興味を持たれた方が今後現れるとして、そんな方に自分こそが提供できるノウハウがあるんじゃないか。
    </p>

    <p>
      RSSの活用で情報収集効率を上げてハッピーになって欲しいという純然たる思いで続けていたRSSスピリッツ(?)を今ここでもう一度燃え滾らせてみようじゃないか。
    </p>

    <p>
      そんな思いがフツフツと沸き上がってしまったので、情報収集術としてのRSS活用法をその基本からシリーズ化して書いていきたいと思います。
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      RSSとは何か、メールやウェブとどう違うのか、ありがちなビジネス視点に終始するのでなく、RSSを腹に落として理解して頂く事を目標とします。
    </p>

    <p>
      読んで頂けたら嬉しいなぁと想定させて頂く方は、ネットを使った情報の収集効率UPに興味がある方、RSSは知ってるけどまだよく分からないという方々です。
    </p>

    <p>
      合計4時間300枚に迫るスライドを使ってセミナーでお伝えしてきた事と重複する所もある為、有償でご参加頂けた方には申し訳ない面もあるのですが、全てでは無いという事でご容赦頂けましたら幸いです。
    </p>

    <p>
      また、エンジニアの方をはじめとして、既にRSSを活用されている方には既知の内容になる可能性もありますが、お付き合い頂けましたら幸いです。
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      2008年、一つのプロジェクトとして取り組んでいきたいと思います。
    </p>

2007.12.23 (Sun)

動画共有サイトが大流行です。

今年ネットの世界でのキーワードが「動画」であったのと同様、来年もまた「動画」が重要なキーワードになるに違いありません。

何となく面白い動画を探すという目的があるならYouTube程良いサイトは無いと思いますが、明確な目的をもって○○な動画を探したい!という時には、そのテーマ専用の動画共有サイトを訪れるという選択肢もありでしょう。

そんな訳で今日は、マジックの動画ばかりを集めた共有サイトのご紹介。

screenshot_01

YouDOmagicと言います。

その名の通りアップロードされている動画は何かのマジックを披露しているものばかり。何となくタネが分かってしまいそうな物から、全く持って分からないものまで種々様々です。

カードマジック、コインマジック、ストリートマジック…と、マジック好きな人はちょっとした時間つぶしに使えるサイトかも知れません。

 

お仕事でお知り合いになった方にマジシャン(本当にマジシャンとして副業をしている方)がおられるのですが、このサイトを紹介したところ大層喜んでおられました。

monetizeには課題を感じさせるものの、特定分野に尖った趣味嗜好を持った方にその嗜好性にあった動画ばかりを集めたサイトで応えるという戦略もありなのかも知れませんね。


2007.12.22 (Sat)

遊び心はとっても重要です…というのが当社の考え方。生産性を上げやすい要素だから。面白いこと、楽しいこと、ワクワクする事にかけるエネルギーは熱効率ならぬ生産効率が高いのです。だからこんな事がオフィスには書いてある。

skitched-20071224-160743.jpg

ちょっと変わった事をやってみる。ちょっとおかしな事をやってみる。エキサイティングな事をやってみる…そういう事が生産性を上げるし、そういう環境を作り続けるのは大事だと思っています。

無論、「環境」というからにはオフィス作りも同様で20%の遊び心が….。昨年ウチの彼女に貰ってからオフィスの一角にいるゴールドクレストも

skitched-20071224-160402.jpg

skitched-20071224-160520.jpg

クリスマス特別仕様で今はこんな風になってます。

うん、ささやかながら漂うクリスマスな雰囲気が出ていますね。世間がクリスマスだという事であれば社内もクリスマスな雰囲気に。デコレーション用のアイテムをチョイスしてくれた彼女に感謝。

他にもオフィス内を賑やかにしても良かったのですが、今年は一角だけでにしました。

 

一般的には仕事に遊びいう言葉がくっつくと、何やら悪い感じがつきまとうのですが、もちろんそういう意味では全くありません。

楽しめる事をしよう、楽しめるようにしよう…というスタンスですね。何事にも。1日の起きてる時間の半分以上を占めるのが仕事。楽しい方が良いに決まってます。

skitched-20071224-160920.jpg

当社はまだまだ小さな小さなベンチャーですが、仕事を楽しくする事にかけては全然小さくなんて事はないスピリッツを持っているつもりです。さぁ今年もまだまだ楽しくなりそうですよ。


2007.12.21 (Fri)

これはどうしても紹介しておきたい本。自分の生産性を上げたいと考える全ての人にお勧めしたい書籍です。本屋で平積みされている事も多いのでご存じの方も多いでしょう。

4478002037 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
勝間 和代
ダイヤモンド社 2007-12-14

by G-Tools

    <p>
      結論を先に書いちゃいます。星は5つの即買い本。特に<strong>知的な生産性</strong>に興味のある全ての人が分かり易く実用的な書籍として楽しめること間違いない!と言える良書です。
    </p>

    <p>
      副題にグーグルという言葉が含まれいる事から、IT系・デジタル系ツールのノウハウ本だろうなと想像てしまいそうですが、実態はかなり異なります。
    </p>

    <p>
      無論デジタルなツールの活用は大前提としていますけど、アナログなツールも随所で併用しながら、両方の良いとこ取りをしたらこうなる&#8230;的な知的生産術の新スタイルを見る事が出来ます。
    </p>

    <p>
      書籍冒頭にある著者が使っているツールとそれを装備した写真は圧巻。生産性向上を図る完全武装とはこういう事を言うのでしょう^^
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      一貫している事ですが、全ての記述が具体的なので次に起こすべきアクションが明らかです。抽象論に終わらないので読んでいて本当に気持ち良い。
    </p>

    <p>
      本書で勧められている、グーグルの活用とか、ノートPC(僕の場合はMacBook)を補助記憶装置と位置づけて常に持ち歩く事とか、細切れ時間を使って読書するとかは、これまで自分もずっとやってきた事だったので目新しさは限られていたのですが、<strong>生活習慣</strong>や<strong>人脈作り</strong>を知的生産と絡めて論じている5章と6章は本当に新鮮なノウハウでした。例えば&#8230;
    </p>

    <div style="border:1px solid gray;background-color:#eee;padding:5px;font-size:90%;">
      <p>
        <span style="font-weight:bold;">生活習慣の技術3<br /> 睡眠時間をしっかりと確保し、情報整理とストレス解消に役立てる</span><br /> [中略]<br /> 睡眠をしっかりと確保し、残った時間で出来ることをやったほうが、結果として歩留まりがよくなります
      </p>
    </div>

    <p>
      これこれ。
    </p>

    <p>
      仕事が沢山ある事を理由に睡眠を削りがちになってる昨今ですが、かけた時間に対する生産性という意味では課題の残る日々をしばらく送っていました。それだけにズシリと響いた次第。
    </p>

    <p>
      歩留まりがよくなる、つまり睡眠とってないと歩留まり悪くなる&#8230;と言われると勿体ない感が増して危機感が募ったという訳です(苦笑)
    </p>

    <p>
      特に開発においては、ルーチン化したり、自動化する事で将来レバレッジを効かせられる時間の使い方をしているつもりですが、そもそもその過程に睡眠不足状態が根付いて歩留まりが悪くなってるのなら、何のための時間節約か・何のためにレバレッジを意識しているのか分からなくなりますよね。
    </p>

    <p>
      無論、緊急事態や至急要件がある時にまで睡眠確保に固執するのは現実的ではありませんが、<strong>睡眠時間を優先確保した上で歩留まりの良い知的生産を行おうとする姿勢は重要であろう</strong>と感じた次第です。
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      ちゃんと寝ましょう。<br /> 明日への投資と思って寝る、きっとそういう事なのでしょう。
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      ほかにも書きたい事は沢山あるのですが、ひとまずこの一点だけにしておきます。具体的で分かり易い本なので1時間もあれば全部読めてしまいます。そこから得られるノウハウは半端ではなく、コストパフォーマンスの高い、かつ将来的価値の源泉になり得る情報満載です。おすすめ。
    </p>

    <p>
       
    </p>

    <p>
      ちょっと褒めちぎり過ぎな感は否めないですが、知的な生産性向上が僕の生きるテーマでもあるので、自分の思い/考えにピッタリとハマったという事なんです。この本についてはちょっとまだ思う所(特に情報のインプットについて)がありますので、近々エントリさせて貰おうと思っています。
    </p>

2007.12.17 (Mon)

技術者にとってはお馴染みのオライリー

www.oreilly.co.jp -- 30AA30E930A430EA30FC30FB30B830E330D130F3

技術用語がドンと前に出ていながら表紙は動物(生き物全般?)という印象的な体裁は、技術者でなくともどこかで目にした事があるかも知れません。

定期的に訳本をベースに発刊されているものの、ここ数ヶ月は自分的に食指が動くという事は余りありませんでした…が、ここにきて面白げな書籍の発刊が続くとのこと!

これは、オライリーからのクリスマスプレゼントでしょうか。食指が動きまくりなのでご紹介。どれも興味がそそられる3冊がクリスマスを前にして世に出てきます。

 

4873113539 RESTful Webサービス
Leonard Richardson Sam Ruby 山本 陽平
オライリー・ジャパン 2007-12-21

by G-Tools

    <p>
      RESTは、昨今のウェブサービスには必ずある重要な考え方。ネットのあちら側にストレージを持つ Amazon S3 を例にとって1章を費やしているのが個人的に興味深いです。
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    <p>
       
    </p>

    <table border="0" cellpadding="5">
      <tr>
        <td valign="top">
          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113520/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21h2-FDDyoL.jpg" border="0" alt="4873113520" /></a>
        </td>

        <td valign="top">
          <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113520/feedtailor-22/" target="_top">初めてのFlash Video</a><br />永井 勝則 <br />オライリー・ジャパン 2007-12-25</p> 

          <p>
            </font><font size="-2">by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

            <p>
              Flash Video といえば YouTube。ネットの動画がこれだけ賑わっているのも Flash Video があってこそ&#8230;と言っても過言ではありません。その技術的な知見を得る/深める為にも、動画関係のビジネスに関わってる人はゲットしておきたい本でしょう。
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            </p>

            <table border="0" cellpadding="5">
              <tr>
                <td valign="top">
                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113350/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21q2cWI1URL.jpg" border="0" alt="4873113350" /></a>
                </td>

                <td valign="top">
                  <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113350/feedtailor-22/" target="_top">Statistics Hacks ―統計の基本と世界を測るテクニック</a><br />Bruce Frey 鴨澤 眞夫 西沢 直木 <br />オライリー・ジャパン 2007-12-26</p> 

                  <p>
                    </font><font size="-2">by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 

                    <p>
                      そして、統計。ネットだけの話ではありませんが統計の知識なくして分析も推測もありませんし、一応自分の専門でもあったので(厳密に言うと若干違いますが)勉強がてらに。あと、自社から放っているクローラーが収集する情報をもう少し有効活用したいので、そのへんの材料に。
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                      12月のオライリーはなんかアツい!年末年始に遊べるモノが手に入りそうなワクワク感でいっぱいです。皆さんも如何ですか?テレビガイドよりオライリー。
                    </p>