2008.05.06 (Tue)

Coins

カレンダー通りだと休日が飛び飛びになっていたり、いわゆる5月6日問題があったりで、いつからいつまで GW なのか分からないですが、まぁいずれにしても創業準備時期も含めるとここ3年間は GW=連休 の等式が成り立つ筈もなく GW=仕事 だったりする訳でつまり

GW とは Golden Work の事だったのです!

というのが今日の結論です。全国の休日出勤の起業家の皆さん、サラリーマンの皆様、本当にお疲れ様です。僕もずっと仕事してました。

 

いぁしかし僕は改めて思うのですが。世間が連休であるからこそ、仕事という意味においてこの1週間は文字通り Golden なんじゃないのかなと。お金にも換えがたい貴重な日中の時間にずっと仕事に没頭できるというのは本当に珍しい事です。

普段なら、打ち合わせが入る、電話が入る、メールが大量に届く、宅配便が届く、予期せぬアポ無し営業が来る…等々の割り込みがあるものですが、それが数日に渡って皆無なのですから。長いまとまった時間が完全に自分の制御下にあるという…まさに Golden な数日間だと思うのです。

 

もちろんプライベートとのバランスは大事ですから、そのへん彼女との時間も作りながらの Golden Work となった訳ですが、今年掲げたテーマは2つ。

  1. 昨年7月に図らずも停止に追い込まれたサービスの復活
  2. SEO x RSS というテーマで新しい商品の開発

片方は守り(?)の開発で、もう一つは攻めの開発。攻守混ぜ合わせの Golden Work。

1つ目は無事に完遂しました。既にpublicな場所に置いていますが、諸般事情あってプレス等にはしばらく出さないつもりです。携帯電話、AdobeAIR、API, Wii等々…関連させたいネタが沢山あるので、そのへんが片付いたら発表しようと思っています。

2つ目は起業仲間のSEOコンサルタント板羽さんと共同開発しているもので、弊社のRSS加工フレームワークをベースに新しい仕掛け作りを試みているもの。巧くいけば自動で持続的なSEO効果を(スパムにはならない方法で)提供できるツールになりそうです。GW中に大半を実装して実験段階に移行。これは追ってご紹介出来るかも知れません。

 

とまぁそんな感じで、可処分時間が沢山あったという意味でも、期間中に残せた成果という意味でも、自分的に Golden Work でした。明日からはまた怒濤の毎日です。頑張ります。


2008.05.01 (Thu)

skitched-20080502-162250.png

via Flickr. James Jordan’s Photo

 

創業直後からサービス提供させて頂いておりました格安RSS配信支援ASP feedsuite のご提供を終了させて頂く運びとなりました。ご利用頂いている全てのお客様に2008年5月1日付けでご連絡させて頂いています。新規アカウント発行機能を停止、5月31日をもってRSS配信も停止させて頂く予定です。(リダイレクトによる移行サービスは終了後も期間限定で継続予定)

月額最低500円から始められるという事でご好評を頂き、オンラインショップ様やポータルサイト様をはじめ沢山の方にご利用頂いていたのですが、以下のような事情により今回の経営判断に至りました。ご利用頂いているお客様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご了承頂けましたら幸いで御座います。

  1. 単純なRSS生成や解析を無償で行えるサービスが登場しており役割を終えつつあると判断したこと
  2. 限られたリソースをより高度なRSSサービスの開発に集中させる必要が生じたこと

2年近く前、まだまともに使える簡便なRSS生成ツールが存在しなかった頃は、業界最安値のRSS配信ASPサービスとして意味がありました。…が、昨今は FeedMakerONEMODIPHI をはじめとして誰でも簡単に無償でRSSを生成出来る仕掛けが存在します。

それならば feedsuite を無償化してそのまま残せば?

という選択肢もあるにはあるのですが、他社とほぼ同じサービスを無償で提供し続けられる程に当社のリソースは潤沢では無いという現実的な問題と、他社には無いモノでより高度なRSS関連サービスをご提供させて頂いたほうが結果的にお客様のお役に立てるのではないかという考えがありまして、無償化の予定も特にありません。

 

 

今後、サイトからRSS配信したいというお声を頂いた場合には、個別案件としてご対応させて頂く予定です。その方が複雑な配信の仕方にも対応させて頂けますし、意味のあるRSS配信をお手伝いさせて頂けると思っています。(実は、RSSを配信するだけでは全然意味が無いんですよ。RSSを使うべきはもっと別のところにあります。)

以上、feedsuite サービス終了についてのご案内でした。

ASP型としてのご提供は無くなりますが、RSSに関連したご相談は随時承っておりますのでお気軽にご連絡下さいませ。前述の通り個別にご対応させて頂きたく存じます。また、本件についての御質問やお問い合わせ等もお気軽にこちらからご連絡下さいませ。


2008.04.24 (Thu)

4/26(土)の関西ネットワークシステム(KNS)でのプレゼンに続きまして、翌日4/27(日)に

最新Webテクノロジで徹底武装!情報収集で10歩も100歩も差を付ける!

20080420_60C5583153CE96C630BB30DF30CA30FC

という題目でインターネットを使った情報収集ノウハウをお伝えするセミナーをさせて頂く事になりました。

起業仲間のNoriさんの呼びかけで始まった WSWS (Wisdom Sharing Work Shop) という勉強会企画の1周年記念で2時間程度の枠を頂いた次第です。IT関係の方向けではなく、どちらかというと業界は違うけど情報収集の質的/量的な改善に興味のある経営者の方、役職の方などが対象です。(個人的には企画の人とかにも聞いて頂けたらなぁ…と)

以下、セミナーの紹介文。

皆さんは日々、どのように情報収集をされていますか?

ある経済評論家は「情報こそが通貨である」と言いました。

通貨であるという表現が少し大げさだとしても

  • 情報を持つ人がより正しい判断を下せる

  • 情報を持つ人がより沢山のアイディアを思いつく

  • 情報を持つ人が新しいビジネスを有利に始められる

という事には多くの方に同意頂けると思います。

情報を持つ人が競争を勝ち抜く事は歴史も証明しています。

…であれば、もの凄い勢いで膨張する情報宝庫「インターネット」から

「無駄なく」「効率良く」「自分に必要な情報を」収集するスキルは、

激動の時代を生きる私たちの強力な武器になるのではないでしょうか。

本セミナーでは、

情報収集の「効率」と「質」の向上を図れるRSSという

最新技術をご紹介し、それを活用した情報収集ノウハウを

余すところ無くお伝えさせて頂く予定です。

  • RSSの徹底活用で情報収集を全自動化する方法

  • iGoogle / GoogleReader を自分専用の情報収集センターにする方法

  • ソーシャルブックマークの仕組みとRSS的活用法

  • Q&Aサイトからビジネスのネタを溢れる程に見つけ出す方法

  • 良質な情報源を効率よく見つけ出す方法

  • キーワードから流行/トレンドを確実に収集し続ける方法

  • Twitterでほぼリアルタイムに情報収集する方法

  • SkypeとRSSの意外な合わせ技で情報収集する方法

  • メール派の人もRSSの恩恵が受けられる!RSSサービス活用方法

等々、その日からすぐに使って頂けるノウハウが盛りだくさんです。

情報収集スキルで差を付けて時代の先を行きたい方、

業界他社/者に差を付けたい方にお越し頂けましたら幸いです。

RSSとは?といった技術論的な話には一切触れず、情報収集を楽にする為にどんな仕掛けがあって活用すると何が幸せなのか…そういう視点でお話させて頂く予定です。

開催時間や申し込み方法などはこちらに詳細が掲載されています。大阪産業創造館のアドバイザーでもあるSEOコンサルタントNoriさんの最新SEO事情も聞けますし、交流会もありますので素敵な時間になると思います。ご関心お有りの方は是非お越し下さいませ。


2008.04.22 (Tue)

当社が入居しているインキュベーション施設メビック扇町には運営協力団体なるものがあります。その一つに関西ネットワークシステム(略称:KNS)という、関西圏の産学官民な面々のネットワーク作りに奔走されてる組織があるんですね。そこが4月26日(土)に主催で取り仕切る

産学官民メンバー100人による異分野大プレゼン大会

にプレゼンターとして出席する事になりました。場所はもちろん(?)メビック扇町。2階です。

大きな地図で見る

 

当日は13:30から18:00頃まで4つの会場に分かれて発表しまくるという文字通りの大プレゼン大会です。途中の出入りも自由で終了後は交流会も予定されている模様。産学官民横断的なネットワーク作りや、面白いネタ探しには良いイベントかも知れませんね。こちらに詳細が掲載されていますので、何か興味のあるプレゼンや人物を見付けられた方は足を運ばれてみるのは如何でしょうか。

ちなみに当社のプレゼンは17:20から。

RSS + PDF + Adobe AIR : 最新ウェブテクノロジが織りなす電子ドキュメント配信

20080426_KNS_presentation.pdf(ページ 1/12)

というタイトルで電子ドキュメントPDFの配信について10分程度のお話をさせて頂きます。以前に Adobe RIA Evolution Seminar で紹介させて貰った投資家向けIR情報PDF収集ツール IRCastPRO を具体例として引き合いに出しつつ繰り返しの話になるのですが、宜しければお越し頂けましたら幸いです。

メビック事務局の所長さんにお力添えを頂き、証券取引関係のシステム開発ベンダー経営者の方にもお聞き頂けるのだとか。新しい出会いの場となることを期待しながらプレゼン準備に励みたいと思います。


2008.04.09 (Wed)

何事も習慣化してしまうと良いと言います。やってないと気持ち悪い…ぐらいに身についてしまうとしめたモノ。最近は色んな事を習慣にする事を楽しんでる自分がいます。そんな一つが毎日読書平行読書

 

  • 火・木 → 開発系の本
  • 月・水・金 → ビジネス系・自己啓発系、その他勉強系の本
  • 土・日 → 上記のいずれか

 

という風に曜日によって読む本を分けて、「常に2冊の本を平行して読んでる」状態を作っています。計算すると1週間で3時間半相当、1ヶ月で約15時間を読書の時間に充てている事になりますね。もう3ヶ月ぐらい続けていますが、このスタイルにしてからかつてない程に本を読めています。

 

習慣化恐るべし。継続は力なり。

 

書評をブログに書くスピードが全然追いつかないデメリットは確かにあるんですが、毎日朝に本を読まないと気持ち悪いという感覚が何か良い感じです。毎日読書、お勧めです。

skitched-20080409-161334.png

こういう読書スタイルを採った理由の一つはこの写真。既に本棚が破綻しかかってます。既読と未読を併せて各段手前と奥に2列構成ですので、積ん読の量が半端ではありません。

 

何とかせなっ!

 

昔は電車通勤中に読んでいたものですが、最近ホントに乗らないので放っておくと溜まるばかり。いい加減、読みたいと思って読めてない本をもっとちゃんと読みたいなと。だから、習慣化して確実に読み進められるようにしたかったという訳ですね。

2冊平行読みしているのは開発系の本が相当ある一方で、開発以外の本も結構多いから。最近ホント全然一貫性が無いチョイスをしてるんですが、例えばこんなの。

448407236X 有価証券報告書を使った 決算書速読術
望月 実 花房 幸範
阪急コミュニケーションズ 2008-01-30  

by G-Tools

    <table border="0" cellpadding="5">
      <tr>
        <td valign="top">
          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414304164/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21sCV4cOAZL.jpg" border="0" alt="4414304164" /></a>
        </td>

        <td valign="top">
          <span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414304164/feedtailor-22/" target="_top">影響力の武器[第二版]</a><br /> ロバート・B・チャルディーニ 社会行動研究会<br /> 誠信書房 2007-09-14  </p> 

          <p>
            <span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span>
          </p>

          <p>
            </span></td> </tr> </tbody> </table> 

            <table border="0" cellpadding="5">
              <tr>
                <td valign="top">
                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478003742/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21RQcVh01eL.jpg" border="0" alt="4478003742" /></a>
                </td>

                <td valign="top">
                  <span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478003742/feedtailor-22/" target="_top">XBRLの衝撃―日欧米40数カ国550余機関が推し進める世界標準</a><br /> 花堂 靖仁/ダイヤモンド社<br /> ダイヤモンド社 2008-03-07  </p> 

                  <p>
                    <span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span>
                  </p>

                  <p>
                    </span></td> </tr> </tbody> </table> 

                    <table border="0" cellpadding="5">
                      <tr>
                        <td valign="top">
                          <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088427/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21fqb-TZVBL.jpg" border="0" alt="4152088427" /></a>
                        </td>

                        <td valign="top">
                          <span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088427/feedtailor-22/" target="_top">運は数学にまかせなさい―確率・統計に学ぶ処世術</a><br /> ジェフリー S.ローゼンタール 中村 義作 柴田 裕之<br /> 早川書房 2007-07-20  </p> 

                          <p>
                            <span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span>
                          </p>

                          <p>
                            </span></td> </tr> </tbody> </table> 

                            <table border="0" cellpadding="5">
                              <tr>
                                <td valign="top">
                                  <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582806600/feedtailor-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/217T1MPJ5PL.jpg" border="0" alt="4582806600" /></a>
                                </td>

                                <td valign="top">
                                  <span><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582806600/feedtailor-22/" target="_top">ティルックラル―古代タミルの箴言集 (東洋文庫 (660))</a><br /> ティルヴァッルヴァル<br /> 平凡社 1999-09  </p> 

                                  <p>
                                    <span>by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></span>
                                  </p>

                                  <p>
                                    </span></td> </tr> </tbody> </table> 

                                    <p>
                                      自分が一番好きな開発の本も読みたいし、この手の本も同じくらい読みたい。&#8230;ので平行して2冊です。もっと沢山平行して読む方もおられるようですが、僕は2冊が一番しっくりきますかね。
                                    </p>

                                    <p>
                                      &nbsp;
                                    </p>

                                    <p>
                                      という訳で、<strong>毎日読書</strong>と<strong>平行読書</strong>というお話でした。積ん読に悩まされてる方にオススメです。
                                    </p>

2008.04.05 (Sat)

気がついたらもう桜の季節。

残念ながら普段桜の色が映える時間に出社(AM6:00)/退社(21:00)しないもので、「もう桜咲いてるで」と言われて初めてそれを知った今年の4月。せっかくなので、菓子とジュース(酒は最近飲みません)を片手に天満橋駅近くの川沿いへ彼女と一緒に行ってきました。

View Larger Map

タイミングも天気も良かったのか、満開という言葉が相応しい程の咲きっぷりで、川沿いの桜という桜を堪能。

skitched-20080407-203553.png

こんなにも人が集まるモノかとビックリするぐらいの人で、桜を見つつもどんな人が何を食べてるのかという人観察も楽しませて貰った次第。何だか平和で、本当に和みます。

skitched-20080407-203704.png

どこを見ても桜・サクラ・さくら…という景色が続くのは、川沿いにこれでもかというぐらいに桜が植わってるから。

skitched-20080407-204054.png

事務所から歩いて15分、家から歩いて10分足らずの所にこんなに素晴らしい場所があるとは何とも素晴らしい話ではありませんか。感謝しなくてはいけませんね。

 

…という訳で、久しぶりに桜を楽しめました。良い気分転換になったのか、週末は自分でもビックリするぐらいに開発を進める事が出来て上機嫌です。こもって開発するだけではなく、時々はこういう機会も必要ですね。来週は造幣局桜の通り抜けに行ってくる予定です。


2008.04.02 (Wed)

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投資家向けIR情報自動収集ソフトウェア IRCastPRO を一部の方に限定公開させて頂きたいと思います。バージョンは「Technology Preview 2」版(以下、TP2)。

2月末にアドビさんのイベントで紹介させて頂いたのが「Technology Preview 1」版(以下、TP1)。

TP1はコンセプトをお見せする程度のレベルだったのですが、TP2で細かいバグを修正して少し安定して動作するようになりました。まだ不安定なもののお使い頂けるレベルになったかなぁと思い、公開する事にしました。

 

IRCastPROを初めてお聞きになられた方(大半の方はそうだと思いますが…)の為に簡単にご説明させて頂きますと….

IRCastPRO は、上場企業各社から投資家に向けて発信されているIR情報の収集/整理を完全に自動化するフリーソフトウェアです。

 

自分も含め投資家は上場企業のIR情報をチェックする訳ですが、これが結構面倒なんですね。特に東証の適時開示情報(TDNET)金融庁EDINETから集めてくるPDFが本当にやっかい。PDFを右クリックして、保存して、名前を付け直して、銘柄毎に整理…って数銘柄やりだすとホント面倒。

これを何とかしたかったんですね。自動でやりたかったのです。

IRCastPRO はそんな動機で開発したソフトウェア。所望の証券コードを入力すると、その銘柄に関連する情報を自動的に収集/整理する….機能的にはそれだけです。Win/Mac両対応。

以下、IRCastPRO TP2 が持つ機能を列挙させて頂きました。

  • 適時開示情報PDFを自動ダウンロード
  • PDFの内容にマッチしたファイル名で保存
  • PDFをマイドキュメント以下に銘柄ごとに整理
  • ウェブ上のニュースサイトから銘柄に関係あるニュースを自動収集
  • 銘柄は自由に追加/削除する事が可能

…とまぁこんな感じ。画面を見て頂いた方が分かり易いかも知れません。

Microsoft Windows XP 1-3

こんな感じで、銘柄ごとにフォルダを掘って、その中にPDFを意味のある名前で自動保存してくれます。1時間毎に自動更新。

あと、これだけでは技術的に余り面白くないので、収集した履歴を管理した上で収集履歴管理ツールも内蔵しています。

screenshot_02-6-1

銘柄毎に閲覧可能。どの企業がどのタイミングでどんなIR情報を発信していたか…時間軸に沿って見る事が出来ます。

ダブルクリックで該当するPDFファイルが開きます。

screenshot_11

ネット上のニュースサイトから関連記事を取得できる場合はそれも集めてきます。

screenshot_10-2

….というソフトウェアです。

 

自分で言うのもなんですが時間の節約になって結構良い感じです。時間は貴重な資産なので、これ重要です。個人的に、投資家は情報収集の為に時間を費やすのではなく、投資判断の為に時間を費やした方がずっと良いと思うんですよね。

 

という事で、この便利さ(?)を皆さんにも体験して頂きたく、またよりよいツールに進化させる為のアイディア等を宜しければ頂戴致したく、限定的な公開をさせて頂く事にしました。ご利用頂けましたら幸いです。

screenshot_01

尚、現段階では招待制のサービスとさせて頂いております。こちらのページからユーザー登録をして頂けますが、お手数ですが招待コードとして ftb1 を入力して下さいませ。何卒宜しくお願い申し上げます。


2008.03.12 (Wed)

これは予想しなかった凄い展開です。 開いた口がふさがりませんね。

これは予想しなかった凄い展開です。 開いた口がふさがりませんね。

YouTubeの動画共有サイトの仕組みをYouTubeの看板を掲げずに使えるということ。YouTubeと同じ仕組みをゼロから作ろうとするとハードもソフトも相当大変(数百万は普通、running cost入れたら桁1つ上がります)なので、それを無償で使えるのは衝撃的としか良いようがないです。

凄い時代になりました。

他の動画共有サイトや、動画共有のインフラを売ってる会社は事業の見直しを迫られるかも知れませんね。前者はまだしも、特に後者にとっては痛恨。ぶっちゃけ、御社の製品いりませんよ、無料でYouTubeのインフラ使ってウチの看板掲げます…って事になりかねませんから。(色々条件はありますが)

 

他にも例えばこんな感じに使われそうだという事は容易に想像が付きます

  • あるオンラインショップにお客様による動画投稿/共有機能が低コストで追加される
  • あるテーマのポータルで動画投稿/共有機能を低コストで追加される

「共有」って事を意識せずとも、単に動画をストックする場所として捉えるのもありでしょう。

  • 自社サービスの動画マニュアルを提供する

動画を見せられるだけでなく、YouTubeユーザーの方にコメントを残して貰ったり、点数を付けて貰ったり、それを自分のサイトで好きなように使えたり…ってな事になる訳ですから。ECでの活用が進むのは間違いないと思います。

その他、自社製品の強みと「動画」という要素が近い位置関係にあるベンダーなら、自社製品をより面白い方向へ進化させられるかも知れません。

 

2008年は動画の時代と確信してましたが、まさかこんな感じでネット全体における動画の「器」が広がるとは思ってもいませんでした。 早速新しくなった YouTube API を研究してみようと思います。


2008.03.03 (Mon)

僕が初めてXMLの書籍を手に取ったのは今から8年前に刊行されたこの書籍。

4881359231 図解 そこが知りたい!XMLがビジネスを変える!―マークアップ言語の新しいスタンダードXMLの魅力とは
岡部 恵造
翔泳社 2000-07

by G-Tools

    <p>
      XMLがシステムの世界、ネットの世界を変えていくのかも知れないなぁという漠然とした思いで読了したのを覚えています。まさか将来自分がXML関連でビジネスをやってるとは想像すらしていませんでしたが&#8230;。
    </p>

    <p>
      それから2年遡った1998年に、今のXML技術のベースとなるXML1.0がW3Cにより勧告されました。
    </p>

    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080304-mef3fbtp2kaajheaka6e6g2qus.png" alt="skitched-20080304-142848.png" />
    </p>

    <p>
      今年はXML1.0が10歳の誕生日を迎える年。これを祝いつつXMLの今を見つめ将来を見る「<a href="http://www.xmlconsortium.org/seminar07/080305/080305-info.html">XML Today &#038; Tomorrow</a>」というイベントが慶應義塾大学で開催されます。
    </p>

    <p>
      <a href="http://www.xmlconsortium.org/seminar07/080305/080305-info.html">XMLコンソーシアム主催 XML1.0勧告10周年記念イベント 『XML Today &#038; Tomorrow』開催のご案内</a>
    </p>

    <p>
      このイベントに参加してきます。RSSをはじめ、XBRLの研究開発も進めている当社にとってXMLはビジネス上無くてはならないモノ。今後の戦略を練る為の素材を獲得出来るモノと期待しての東京出張です。ここんとこ毎週出張ですが気にしちゃいけません。
    </p>

    <p>
      製造業におけるXMLや、気象庁の気象情報XMLにも興味がわきますが、期待はやはり日本銀行金融機構局からスピーカーが来られるXBRLの話題。適用が義務づけられる世界初の取り組みなので国内XML業界的には今最もアツい応用技術の筈です。
    </p>

    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080304-18fcfugn88e8y8t2b2ig2dcsds.png" alt="skitched-20080220-073553.png" />
    </p>

    <p>
      XMLをテーマに200名以上の人間が集まる事ってそうそう無いでしょう。懇親会もあるそうなので今から楽しみです。また面白いネタを仕入れられたらご報告させて頂きたいと思います。
    </p>

2008.03.01 (Sat)

先日エントリした通りですが、アドビさんが主催される RIA Evolution Seminar の in Tokyo と in Osaka とで講演をさせて頂いてきました。

KC3B0013

準備中の壇上から撮影。開場後ほぼ満席に。

東京会場ではネットワークトラブルに見舞われて、昔のエンジニア経験からルータの設定やら「スパニングツリー出来てるやん!」みたいな突っ込みを入れたり妙な体験もさせて頂きましたが、東京も大阪も無事終了。

 

投資家なAudienceの方から良い評価も貰えたし、やっぱりプレゼンはどれだけ準備に時間をかけたのか…が、成果となって現れるという事を改めて感じた次第です。

今回は10分間の話に対して丸1日分の時間を作成&練習に当てました。一人リハは20回ぐらいで、アドビさんのイベントという事もありいつもより多めでした。そんな当日のプレゼン資料を以下に公開します。

 

2日目の後は交流会でアドビ米国本社から来日されていたMarketing Managerのデイブ氏と同じテーブルに。イベントの全プレゼンは通訳の方がデイブ氏に伝えていた訳ですが、酒を飲み交わし(?)ながら「御社のアイディアすげー良いよ、エンタープライズな世界で使えそう」みたいなコメントを頂く事が出来ました。

他にもアドビジャパンから今後の当社のビジネスをサポート頂ける事になったり、AIRやLiveCycleの次期バージョン国内βテスタープログラムにも招待して頂ける事になったりと、嬉しい収穫もあったりで、久しぶりにエキサイティングな日となりました。

この度の貴重な機会を作って頂けたアドビさんに感謝です。有り難うございました。

 

今から思えば、開催2週間前に参加した Developers Summit 2008 でたまたま訪れたブースでAIRの話をした事をきっかけに実現した今回の件。こもって開発したくなる欲求も時には振り払い、

  • 積極的に外に出て
  • 自分のやってる事をアウトプットする

ことも重要だなぁと思わせてくれました。何がどこでどう繋がるかホント分かりません。良い勉強になりました。