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投資家向けIR情報自動収集ソフトウェア IRCastPRO を一部の方に限定公開させて頂きたいと思います。バージョンは「Technology Preview 2」版(以下、TP2)。

2月末にアドビさんのイベントで紹介させて頂いたのが「Technology Preview 1」版(以下、TP1)。

TP1はコンセプトをお見せする程度のレベルだったのですが、TP2で細かいバグを修正して少し安定して動作するようになりました。まだ不安定なもののお使い頂けるレベルになったかなぁと思い、公開する事にしました。

 

IRCastPROを初めてお聞きになられた方(大半の方はそうだと思いますが…)の為に簡単にご説明させて頂きますと….

IRCastPRO は、上場企業各社から投資家に向けて発信されているIR情報の収集/整理を完全に自動化するフリーソフトウェアです。

 

自分も含め投資家は上場企業のIR情報をチェックする訳ですが、これが結構面倒なんですね。特に東証の適時開示情報(TDNET)金融庁EDINETから集めてくるPDFが本当にやっかい。PDFを右クリックして、保存して、名前を付け直して、銘柄毎に整理…って数銘柄やりだすとホント面倒。

これを何とかしたかったんですね。自動でやりたかったのです。

IRCastPRO はそんな動機で開発したソフトウェア。所望の証券コードを入力すると、その銘柄に関連する情報を自動的に収集/整理する….機能的にはそれだけです。Win/Mac両対応。

以下、IRCastPRO TP2 が持つ機能を列挙させて頂きました。

  • 適時開示情報PDFを自動ダウンロード
  • PDFの内容にマッチしたファイル名で保存
  • PDFをマイドキュメント以下に銘柄ごとに整理
  • ウェブ上のニュースサイトから銘柄に関係あるニュースを自動収集
  • 銘柄は自由に追加/削除する事が可能

…とまぁこんな感じ。画面を見て頂いた方が分かり易いかも知れません。

Microsoft Windows XP 1-3

こんな感じで、銘柄ごとにフォルダを掘って、その中にPDFを意味のある名前で自動保存してくれます。1時間毎に自動更新。

あと、これだけでは技術的に余り面白くないので、収集した履歴を管理した上で収集履歴管理ツールも内蔵しています。

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銘柄毎に閲覧可能。どの企業がどのタイミングでどんなIR情報を発信していたか…時間軸に沿って見る事が出来ます。

ダブルクリックで該当するPDFファイルが開きます。

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ネット上のニュースサイトから関連記事を取得できる場合はそれも集めてきます。

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….というソフトウェアです。

 

自分で言うのもなんですが時間の節約になって結構良い感じです。時間は貴重な資産なので、これ重要です。個人的に、投資家は情報収集の為に時間を費やすのではなく、投資判断の為に時間を費やした方がずっと良いと思うんですよね。

 

という事で、この便利さ(?)を皆さんにも体験して頂きたく、またよりよいツールに進化させる為のアイディア等を宜しければ頂戴致したく、限定的な公開をさせて頂く事にしました。ご利用頂けましたら幸いです。

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尚、現段階では招待制のサービスとさせて頂いております。こちらのページからユーザー登録をして頂けますが、お手数ですが招待コードとして ftb1 を入力して下さいませ。何卒宜しくお願い申し上げます。