会社経営
2010.11.16 (Tue)

久しぶりのアップデートですね。(FastBoardについてはこちらをご覧下さい) 今回もっとも大きなポイントは

iPad間でWiFi経由のファイル転送が出来るようになった

ことです。FastBoardは「MacOSXからiPadにファイルを転送する煩わしさを極限まで無くす」ことをミッションとしていた訳ですが、いざその便利さを体験してみると更にもっと贅沢な事を考えるようになってきたのですね。iPadからiPadに簡単にファイル転送できないかと。

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それを実現したのが今回の ver1.2。iPadからiPadでまさに「電子的に資料を配付する」という事が可能になりました。簡単な雰囲気を掴んで貰うべく用意した動画が以下です。

転送するファイルを選択後、転送デバイスを選んでokするだけ。

動画では転送する雰囲気を掴んで貰うべく画像にしていますが、基本的にFastBoardで扱える全てのファイル(PDFやテキスト、動画、音声、MSOfficeファイル、URL等々)を転送可能です。1:1はもちろんのこと上の動画のように複数台であっても同じWiFi環境下であれば同時配信が可能です(弊社内では6台のiPadに配信できた実績あり)。

 

FastBoardはお仕事の現場で使われていたり、某社様にiPadの提案時にお使い頂いたりしていて少しエンタープライズ寄りなツールだったりするのですが、今回の機能は特に企業用途色の強い機能になっております。(普通、個人の方がiPadを複数台持ち寄って何かするって余りないですもんね^^;)

特にiPadを企業内でまとめて導入されていて、且つデスクトップ端末としてMacOSXをお使いのシーンでは御活用頂けると思います。ちなみに、弊社内で会議を行う時は既に資料配付インフラとして成り立ってます。会議用の資料はiPad間で配布しあう。エコですね。

ただ残念ながら、Winが原則禁止の弊社らしく、iPadとFastBoardの2つが揃ってもメインのデスクトップ環境がWinの方にはこの体験を一切して頂けません。そもそもWinのデスクトップからiPadに転送する事ができませんので…。最近お問い合せが非常に多いのですが、理想はやっぱりこう。

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MacからだけではなくWinからもiPadに転送出来ること、そしてiPad間での転送がWin前提なオフィス空間でも使って頂ける状態。今、win環境でも使って頂けるよう Win → iPad の転送が可能な FastBoard for Win の開発を進めておりまして、目処が立ちましたら御案内させて頂きますので今暫くお待ち頂けましたらと思います。(それに先だってFastBoard次期バージョンではiTunesを経由したファイルの転送にも対応予定)

 

という訳で、iPad間でWiFi経由のファイル転送を実現する機能追加のお知らせでした。MacとiPadを併用されている方は是非FastBoardの御利用をご検討下さいませ。


2010.09.21 (Tue)

創業してから毎年1つは社史に残る出来事が何かしら起こっています。ベンチャーの立ち上げ直後ってそういうものなのかも知れませんが、2010年9月1日もそんな日の一つとなるでしょう。2010年の出来事ベスト3を上げるとすれば余裕の第1位です。

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そう、弊社にまた新たな人材もとい人財が増えたのです。上の写真で多くの方には気が付いて頂けると思うのですが、ウェブの業界、特に関西のPHP会では知らない人はいないんじゃないかな〜と思われる @kumatch氏に弊社開発メンバーとして join して貰いました。

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遡ること5,6年。僕がウェブの世界に傾倒し始め、PerlではなくPHPでやっていこうと思った頃に参加していたPHPの勉強会で @kumatch 氏の講演を聞いたのが初めてだったでしょうか。ウェブの世界には凄い人が沢山いるなぁと感銘を受けたものでした。一緒に仕事出来たら面白いんだろうなーとか思いながら。(その時には既にウェブの世界で起業しようという思いを持ち始めていた)

それが今、形になったのです。思えば叶うものなのですよね、きっと。

 

2008年秋より会社をiPhoneアプリ開発事業に特化させ、2009年1月に @itok_twit にjoinして貰ってこれまで数十のアプリ開発に関わる過程で、僕は「iPhone/iPadアプリ開発にはウェブの技術も絶対に欠かせない」「B2B/B2EなiOSビジネスにおいてはサーバ側の存在が極めて重要」と日増しに強く感じるようになっていました。同時に、ウェブの世界でやりたいと思い描くモノも沢山あるのにほとんど形に出来ていない事の焦燥感もあったのです。基本的に僕も開発しますが、成すべき事が多すぎて全然間に合わない。…だから、

 

ウェブ側を全面的に任せられる優秀なエンジニアが社内に必要だ

 

その思いを僕が強め始めた事に呼応するように何かの力学が働いたのか、@kumatch氏に声掛けをする機会を得るに至りました。「一緒にやりませんか」と。

それから何度かの打合せを経て間もなく join して貰う事が決まり、そして9月1日の入社日。冒頭の写真に繋がるという訳です。(ちなみに@kumatch自らの入社直後エントリ → 株式会社フィードテイラーに入社しました)

8月に弊社は事務所を倍に広げていますが、それはこの為でもあったのですね。広々とした新たな開発室では、今iOS アプリの開発に加えて、サーバ側のシステム開発も驚くべきスピードで進んでいます。早くも3週間が経過しましたが、既に成果物が次々とoutputされています。

 

(1)商品化を見越して開発/運用していた社内システムは1stステップの完成を目前に控えるに至り、(2)犯罪情報サイト 防犯マップ大阪 にも新たな機能が追加され(近日発表予定)、(3)突如として発生したiOSに関連するサーバサイド要素技術の研究も数日でサービス化できるレベルに達しました(近日発表予定)

他にも、(4)一世を風靡したplaggerに似た弊社独自のエンジン feedengine も引き継ぎが終わり、(5)運営していた某TwitterBOTのアップデートも終了し、(6)そして1年以上弊社が関わっている某巨大なウェブシステムへの参画準備も整いつつあると。

文章化しにくいoutputも幾つかありますが、このスピード感とエンジニア的な前のめり感は、弊社にとって大きな力となるに違いありません。既にある iOS 開発力と併せる事で1年後どうなっているだろうと自社の事を考えるとワクワクせずにはいられません。

 

iOS開発力に加え、今回強力なウェブシステム開発の力を得たことは、弊社的には今まで以上に「これまで存在しなかった新しいモノ」や「世界を(少しだけでも)変えられるモノ」を output できる体制が整備された事を意味しています。形にしたいアイディアがまだ幾つもあり、今後更なるスピード感で output していけるんじゃないかと思っています。

という訳でこの秋、弊社が大きな一歩を踏み出せたことのご報告でした。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


2010.08.17 (Tue)

今のビルに引っ越してきたのが今から2年前。

その時は2年後にこうなるとは予想もしていませんでしたが、そういう事になりました。タイトルの通りですが、事業拡大の為にオフィスを増床します。…と言っても、引っ越しをする手間暇を考えると所在地が変わるのは避けたかったので、同じフロアでもう一つ借りる事にしました。

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こんな感じなので、オセロの原理で将来的には間の部屋も弊社オフィスの一部になるかも知れません…という冗談はさておき、今の部屋をキープしたまま1つ離れた別室を確保する事に決めました。

これにも一応理由があります。

今まで、受付・応接室・倉庫と、ワークスペースが一緒の空間にありました。まぁ普通小さなベンチャーは一室でやってますから当たり前ですよね。ウチもご多分にもれずそう。しかし、

最高の環境が最高のプロダクトを生み出す

というポリシーを持って環境に一番気を遣ってる経営者としての僕的判断では、これまでの環境は最高とは言えなかったんですね。やっぱり電話や来客や飛び込み営業等々が必ずありますから、どうしても開発の現場では集中力が途切れてしまう。

開発者って「ゾーン」って呼ばれる超高効率で開発している状態に突入すると生産性が凄く高まるんですが、その「ゾーン」が途切れてしまうきっかけがどうしてもあったんですね。まぁこれはベンチャーですからしょうがないと言えばしょうがない。宿命です。

でも、やっぱり理想の環境が良いよなー、という事で「受付・応接室・倉庫」と「開発室」を物理的に全く別の部屋にする事にしました。そして、開発室は関係者以外立ち入りをご遠慮願う空間にしてしまうと。

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という訳で、新たに作られる開発室。今、まさに準備中ですが開発者しかいない部屋になります。本格稼働は多分9月から。

これで集中し続ける時間も長く持てる筈です。ひたすらディスプレイの前で開発に専念出来て、それ以外に意識を奪われる要素が何も無い。静寂そのものが常である空間を作り出せる訳です(そのはず)。生産性がまたUPして、最高のプロダクトが生み出せるのではないかと思うと今からワクワクします。

 

…とは書いてきたものの、今回の増室、開発室分離が主たる目的ではなかったりします。あくまで副次的なもの。

実は9月から人が増えます。大変嬉しい事に、またまた凄く優秀なエンジニアの方が弊社に join して頂ける事になりました。本人との約束で9月以降になってからでないと詳しくは書けないのですが、その経緯は凄く興味深いので詳細はまた2週間後ぐらいに改めて。

 

人が増えるとなるとスペースが足りない、だから増床しましょう、どうせなら開発室を分離しましょう…とまぁそんな流れで追加でもう一室借りる事にしました。お盆の間、IKEAから連日物品が運び込まれています。新しい空間が出来ていく過程は良いモノですね。完成までまだ遠いですが頑張ります。

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これはお盆中に、やりたいこと、やるべきことなど事業構想の整理を試みたノート。A4 2枚にぎっしり書いても埋まらない程に沢山あるテーマを、一つ一つ新しい開発室から世界に向けてアウトプットしていきたいと思っています。


2010.08.16 (Mon)

2010年8月11日にリディング・ウイン社から GNReader(Google News Reader) という名称の iPhone アプリが公開されました。(有償アプリ 230円)

弊社では2009年3月19日に GNReader を、同4月29日に GNReaderZ を公開し、同12月31日をもって公開停止、翌年2010年1月19日をもって全サービスを停止しておりましたが、これら弊社が開発・御提供させて頂いていた GNReader / GNReaderZ と、リディング・ウイン社の GNReader(Google News Reader) には一切の関係は御座いません。

また、弊社の GNReader のエンジンを組み込む形で今も開発を続けさせて頂いております、ライブドア様の LDNReader にも一切の関係はありません。LDNReader は弊社が直接ライブドア様からお請けする形で弊社内で開発させて頂いているものである事も書き添えさせて頂きます。

リディング・ウイン社の GNReader(Google News Reader) のレビューを見る限り、GNReader / GNReaderZ をかつてお使い頂いてた方のユーザ様の中には、その復活と解釈されている方もいらっしゃるようなのですが、残念ながら両アプリを復活させる予定は以前のエントリの通り御座いません。また関係各位様には御心配をおかけしたかも知れませんが、弊社の考えは以前のエントリを書いた時と変わっておりません。

以上、緊急の声明としてここに記させて頂きます。

株式会社フィードテイラー
代表取締役社長 大石裕一

 

最後に少しだけ。

今回の件、弊社がリディング・ウイン社と技術提携したり何らかの情報交換を行った事は全くありませんでしたので(というか本件で初めて知りました)、全く同じと言っても過言ではない名称で新たなアプリが現れた事に正直驚きました。元々のGNReader / GNReaderZ はおよそ17万人にお使い頂いていたアプリで名前もそれなりに知られていましたから尚更です。

意図的なのか偶然なのか全く分かりませんが、ほぼ同じアプリ名が世に出てくる事によるリスクも考えなくてはいけない市場になってきたと感じざるを得ない出来事でした。

GNReader / GNReaderZ は弊社が商標権のようなものを取っていた訳では無いですし、アプリの命名や開発をする資格は誰しもが持っているものなので、どうこう言おうという気は余りありません(というか出来ません)。せいぜい、このエントリや弊社ウェブサイト等で関係がない事を宣言出来るぐらいです。

正直、リディング・ウイン社の方にはアプリ名を命名する前にせめてググる事ぐらいは最低やって頂きたかったなと思います。同名のアプリが存在した事は5万件近い検索結果が示していますしね。弊社がどうこうというより、「復活した?」という誤解をされる方もいらっしゃった訳なので、そこだけが残念でなりません。


2010.03.28 (Sun)

今年に入ってから人前で話をする事が続いています。

3月は2回ほど演台に立ちましたが4月にも1つ予定がありまして、知人のポッドキャスターF-1さんにお声掛けを頂いたのがきっかけで、新しいテーマに積極的に取り組まれるカルチャースクールのラジオ大阪カルチャーサロン様にて講演をさせて頂く事になりました。

題目 : iPhone講座 入門編 (参考URL)
日時 : 4月22日(木) 19:00〜20:30
場所 : ラジオ大阪カルチャーサロン(大阪府大阪市港区弁天1-2-4-500 ORC200 2番街 西館5F)
受講料 : 1,575円
申込方法 : 06-6577-1357 にTELか、culture-salon [at] obcproject.com (atはアットマーク@に変えて下さい)にメールで御連絡下さい

今回のセミナーでは、ケータイからiPhoneに買い換えたばかりのような方、普段ITの世界とはそれほど近くないiPhone所有者の方を対象に、iPhoneの基礎の基礎、ホントに基本的な事からお話させて頂く予定です。敢えて副題を付けるとすれば「iPhoneライフこと始め」みたいな感じでしょうか。

今回のお話をお受けさせて頂いたのは色々理由ありますが、一つにはiPhoneの基本的な使い方が案外知られていなかったりする…という事があります。少々極端な例ですが、

  • 日本語フリック入力の仕方とか
  • スクリーンキャプチャの取り方とか
  • 壁紙の変え方やHOME画面のアイコンの並び替え方とか

…等をご存じ無い場合があったりするんですね、普通に。せっかく魅力溢れる世界に飛び込んでこられた旧ケータイユーザの皆さんに、そこんとこをちゃんと基礎の基礎から伝える人がいた方が良いんじゃないのかと、そう感じつつあった所に今回のお話を頂けたという訳です。

iPhoneは従来のケータイと全く違う世界なので、その門をくぐる場があって然るべき。ホントはAppleさんやSoftbankさんが積極的にやるべきだと思うんですが、何故かそんな話は余り聞いた事がありません。ちょっと言い方は悪いですがある意味売りっ放しで後は本やネットで勉強してね的な雰囲気すら感じます。最近でこそ、こんな小冊子が付いてくるようになってるらしいのでマシにはなってると思いますけど。

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ただまぁ少し心許ないし、読まない方もいらっしゃる訳で。

iPhoneに関するセミナーも色々ありますが、iPhoneとは!!とか、お勧めアプリがどうとか、Android市場との比較とか….といった話よりもっともっと前の話を聞きたいんだというお客様が実は沢山おられるような気がするんです(自分も前者に類するテーマを強調したセミナーをやってましたから大きな事は言えませんが…)。

今回そのような方々への iPhoneライフ入門 的なセミナーとして準備させて頂きました。iPhoneを買って間もない方、買ってみたモノの調べる手立ても無く余り使いこなせてない感がある方などに是非お聞き頂ければと思っています。

今、考えている大雑把な感じですが

  • iPhoneで生活変わりました
  • iPhoneの標準機能を使いこなす
  • iPhoneはあなたの為の○○専用機

ってな内容です。受講して頂いて「iPhoneって結構使えるやん!凄いやん!」って感じる方が増えたら良いなぁと思います。

もし、お知り合いやお友達で「iPhone買ってみたのは良いんだけどさー」と不満げになっておられる方がいらっしゃいましたらこのセミナーの件を是非お伝え頂けましたら幸いです。iPhoneの面白さ・魅力を、iPhoneを愛するが故に自分の会社の主たる事業をiPhoneアプリ開発にしてしまった僕がしっかりとお伝えさせて頂きます^^

尚、このセミナー。5月にも続編と言いますかビジネス編という題目で、ビジネスでの活用にテーマを絞った講演もさせて頂く予定です。2回のセミナーでもし好評を頂けましたら弊社の一事業として位置づけてみたいなーとも考えてる次第。

 

iPhoneマーケットが広がり続ける限り、iPhoneライフに仲間入りをされた方が基礎の基礎を知る場は必要であり続けると思うのですよ。(これは4月から販売開始予定のiPadについてもそうだと思いますけどね)

という訳で。iPhone アプリ開発会社の人間がこの手のセミナーをするのは少し変かも知れませんが、新しいテクノロジを嚙み砕いて説明する事が個人的に好きなので、僕自身も楽しみながら90分お話させて頂きたいと思います。ご興味お有りの方是非ご検討下さいませ :-)