世界初のお堀を泳ぐ大阪城トライアスロン2017。6月25日がレース当日だったのでもう1ヶ月も経っていますが、リザルト(レース結果)も出て写真も整理できたところで記録を残しておこうと思います。

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(スタート前のお堀)

トライアスロン初挑戦の僕が出たのは、スイム0.75km、バイク20km、ラン5km のスプリント。トライアスロンの中では距離が一番短いやつですね(厳密にはこの半分の種類もある)。記録は決して自慢できるものではないですが、こんな感じでした。

距離 ラップ 順位
スイム 0.75km 0:16:39 75
バイク 22km 0:52:13 144
ラン 5km 0:32:47 157

で、総合順位は131。完走者が197人なので、131位ということは67%あたりですか。後ろから数えた方が早いです。50%あたりに食い込めるんじゃないかなぁ〜なんてレース中は思っていたのですが、そんなに甘くありませんでした…。

 

振り返り

レースの開始は早くてAM8:00から。6:00には会場でセッティング開始なので、当日はいつも通りの3:30起床の5:30出発。早起きが習慣づいてるのでこういう時に調子が狂わなくて良いです。家から大阪城までは近くて、てくてく歩いて選手登録を済ませて準備。

迫るスタート時間と共に次第に高まる緊張。とにかく全てが初めてだったので、気持ちの余裕が全くありませんでした。

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(要領が掴めず、どこか緊張の面持ち)

10分前のAM7:50には入水&試泳です。

城の堀に入ったのは忍者以来だなんて関係者が言っていたような気もしますが、お隣でプカプカ浮いてる人と「今日はどこからですか?」「トライアスロン長いんですか?」「藻の味がちょっとしますよね?」なんて談笑しながらリラックス。透明度は、1m先はもう見えないぐらい。さすがお堀。

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(石垣に捕まると忍者の気分になれました。お世辞にも堀の水は綺麗だとは言えなかった)

スタートする頃にはすっかり緊張も解けて、それが良かったのか、まったりと普段の練習通りに焦らず、堀を泳いでるぞ〜と楽しみながら泳ぎました。堀は思ったより広々だったので、前後左右の人とぶつかるようなこともなく、ひょっとして自分はビリなんじゃぁ…と心配になるぐらい選手がバラけてた気がします。上がってみてタイムが16分台で自分もビックリ。今回最も順位の高い種目となりました。

続いて、トランジションエリアでウェットスーツを脱ぎ捨て乗り換え、いざバイクパート。

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(バイクパートの写真が一番トライアスロンやってるっぽい絵になる)

くねくね曲がる大阪城公園内のコース、スピードを出せる公道の直線コースを併せた約4kmを5周。スイムの疲れか、腰や首が物凄く痛くて姿勢を休み休みしながらだったり、途中で両足とも攣る直前までになってしまったり(攣ったらたぶん転倒してた)、練習&経験不足がタイムにも体にも現れてました。

体的には一番辛かったんですが、このバイクパートが一番楽しかったんですよね。スピード感や、追い越し追い越されるのが他種目より多く、景色の変化も激しいからでしょうか。バイクで走りながらトライアスロンおもろいかも!また出たいなぁなんて思ってました。

何とか走りきって、靴を履き替え、最後のランパート。履き替え中にも足が攣りかけて時間ロス。

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(スイムとバイクに続いてのランはやっぱり辛い)

ランがそもそも得意ではないのに、バイクパートで足をつりそうになった影響もあって思うように走れずで、最後まで疲労をひっぱってのゴールとなりました。ゴール近くで、経営者仲間のオートマチックトレードの松村さんや、奥さん、お世話になってるトレーナーさんや整骨院の先生などなど応援に来てくださった方とハイタッチもしたりで元気を頂いて、1:41:41でゴール。

 

初めてのトライアスロン、総括

倍率は3倍か5倍かなんて言われてましたので出れたのは運が良かったです。

トライアスロンをとても楽しいスポーツだと思えました。ランもスイムもバイクもそれぞれに何かしら楽しいことがあるんですが、全部を併せてやるからこその楽しみもあるんだと思います。余り得意でないランをトライアスロンの為に頑張るぞ〜と思えたのは大きな収穫でした。

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(初フルマラソンの時よりも、やったった感が大きかった)

今回はスプリントでしたが、トライアスロンの世界には、この倍、更にその倍と、果てしなく上のステージがまだあります。一番距離が長いのは、アイアンマンレースと呼ばれていて、スイム3.8km/バイク180km/ラン42.195km という異常なレース。マラソンで10km→ハーフ→フルと進んできたようにトライアスロンも無理のない程度にレベルアップしていきたいですね。

楽しめる仲間は多いほうが良い。スイムもバイクも怪我や死のリスクがゼロではないのでおいそれと人を誘うことはできませんが、トライアスロンを一緒に楽しめる経営者の仲間が欲しいなぁなんてことも思いました。

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(完走タオルを持って奥さんと記念写真)

今回、面白さを感じれたので、続けられる限りトライアスリートでありたいと思います。70代の人もおられましたし。ホント挑戦してよかった。今回、応援に来て下さった皆さんに改めて感謝いたします。また、大会運営の皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。