毎日体重tweetをしているせいか久しぶりにお会いした方に最近痩せましたね、とか少し増えましたねとか、やつれましたね(笑)とか色々言われて話題提供に一役かってくれていて、WiFi Body Scale (自動で体重を呟いてくれる体重計)は僕のお気に入りアイテムの一つなのですが、計測する中で気が付いた事があったので書いてみようと思います。

© 2010 Lars Kristian Flem, Flickr

計測を続けている期間中昼夕二食分の弁当を用意して貰うって事を続けてまして、僕はこれを勝手に弁当二食法と呼んでいます(平日の昼食/夕食用に同じ弁当2食分を用意する)。

お弁当は上の写真のような感じなのですが、基本的に毎日(オニギリ付きで)2つ分を奥さんに用意して貰っています。メニューは全く一緒で1つは昼用に、もう1つは晩用です。元々は僕が夜遅くまで仕事をするのが当たり前…という理由でこうなった習慣なのですが、この効用が案外大きいように思えて(賛否はあるかもだけど)御紹介してみたいなと。

 

[効用] 体重が安定する = 増えにくい

僕の標準体重はBMIベースの計算で62.8kgらしいのですが、実際は53kg台に落ち着いてくる事が多くて、調子が良いのも概ねそのあたりです。仕事の関係で外食が続いたり特別な日が続いたりすると54kg台に突入したりするのですが、数日もすればまたすぐに53kg台に戻ります。うまい具合に調子のいい体重レンジに収斂するようになってるみたい。

それを可能にしているのが多分、腹8分目の少量サイズの弁当2個セットという習慣です。

これは平時の食べる量が安定するという事を意味するので、当然と言えば当然なのかも知れませんが体重を増やさない戦略として有効です。腹8分目を2セット…これで固定ですから。

JOH_4522 © 2011 star5112, Flickr

一方で自宅で奥さんや親が用意してくれたりする夕食は、往々にして盛られた料理を取り皿に取って食す事が多いと思うんですよね(自分も実家にいた時はそうでした)。また、外食するとメニューから選ぶ行為が発生して多めの定食になってしまったり追加オーダーしてしまったりて腹8分目は難しい。金がかかってるという勿体無い心理で食べ切っちゃう傾向にもなりがちです。

これらに共通するのは「食べる量が変動する」という点。

料理が美味しかったり空腹感で満たされていたりすると量は往々にして多めに振れてしまいます。例え腹8分目がbestだと分かっていても、おかわりをしてみたり、もう一皿、もう一品、もう一つと箸が動いてしまうモノです。人間のサガなのでしょう。食べる事の楽しみは誰にでもある訳で当然ではありますが、それは体重増というリスクを背負う事を意味します。

しかし弁当なら量は固定です。絶対fixです。どんなに美味しくても量は決まっているので多い方向に振れようがありません。一定量を食するとそこで食事は終わり!以上!な訳で、おかわりを悩む余地も品数が増える余地もありません。

弁当二食法は昼と夜の食量を固定させますが、更に朝食は多くの場合量が一定になる傾向にあるらしいので、結果として一日の食量まで固定させてくれます。その量が腹8分目で固定されていたら体重増のリスクは相当低くなる筈、そういう論理です。

Spaetzle! © 2011 Bryan Esler, Flickr

先日この数年間で初めて平日晩の帰宅後に奥さんが晩御飯用に作ってくれた品々を食しました(もちろん作ってくれた奥さんには感謝!)。自分の行動を後から分析してみて面白かったのですが、弁当箱に収まってないと美味しいから次々食べちゃうんですよね、お腹一杯。

恥ずかしながら自制も出来なくて、腹いっぱい食べて、「食べるモノが無くなった」からではなく「食べる余地が無くなった」から食事が終わる感じ。そりゃこれが毎日続いたら大変な事になるよなーと。人間の三大欲(食欲、睡眠欲、性欲)の一つですもん、制御は難しいです。

 

なので、食量変動を避け食量固定を強制する昼夕弁当二食法は結構お勧めかもと勝手に思ってます :-)

まぁ量が一定なら良いので、毎日同じ量相当のモノに固定出来れば何でも良いと言えば良いのですけど、同じ昼弁当を入れて貰えるなら晩弁当も入れて貰った方が手軽に確実に食量固定が実現できて幸せになれるんじゃないか?という話でした