好きになれない言葉が幾つかあります。今日はとある打合せでその一つを聞いて久しぶりに深い深い溜め息が…。

前例がないから出来ません

今、とある企業様と一緒に某上場企業様のウェブシステム構築をお手伝いさせて頂いてまして(もうかれこれ2年以上続いてる)、更なるサイトの進化をほぼ完動品のデモをもって御提案というタイミングでの一言。現場の企画マンや責任者はメチャクチャやる気なのに、法務とか知財とかプロジェクト管理室とか、大企業ならではの肩書きの方々から出た言葉です。やったことないし…と。

えーっと…

今時そんな言葉をビジネスで発する人がいるのかと返す言葉もなく驚きを隠せなかった訳ですが…。

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人も会社もやった事がない事をやるから成長するし、前例が無い事をやるから成功があると僕なんかは思うんですが、お気楽過ぎますかね。「前例がありません」と言われちゃうと何だか悲しくなってしまいます。自分の/自社の可能性やポテンシャルとか置かれている状況をもっと評価しても良いのになぁと。

謙遜が美徳なお国柄も良いのですけど、それが挑戦の芽を摘み取ってしまうのはどうなんでしょう。出来ないと言うのはやらない事の言い訳だって言ったら怒られるでしょうか。

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僕はある社長さんに言われてハッと気付きを得させてくれたこの言葉が凄く好きです。

「出来るか、やるか」

出来ないとかやらないとかって選択肢が無い世界。それは成長という結果しか生まれ得ない世界。新しい仕事や新しいビジネスに触れる機会がある度に僕はその言葉を呟くようにしています。無謀と挑戦とは違うけどその分別をわきまえて、新しいものに取り組める仕事はホントに exciting な筈なんです。

願わくば冒頭で紹介した案件の関係者もそんな思いで満たされる日が来ますように…。