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午前の仕事を終えて昼ご飯、そして14:00とか15:00頃…どうしても眠たくなってきます。そんな時はもう寝ちゃいましょう!(って多くの場合はなかなかそうもいかない訳ですけども..)

米国ボルチモアで開催された米国睡眠学会の年次集会(SLEEP 2008)で、UKのラフバラ大学(Loughborough University)がパワーナップ(昼寝)やっぱり良いよーという発表をしたのだとか。

Study: naps > coffee, good night’s sleep to combat tiredness

involved 20 healthy adult volunteers, who all averaged around 7.4 hours sleep a night. They then compared how the volunteers performed to multiple sleep latency testing—how long it took them to fall asleep for a nap at various intervals—in one of four states; their normal amount of sleep,after having an extra 90 minutes in bed in the morning, after taking 150 mg of caffeine at 2pm, or after taking a 20-minute nap at 2:30pm.

Compared to getting an average night’s sleep, all three of the conditions extended the amount of time it took the subjects to fall asleep during the sleep tests, but the 20-minute afternoon nap proved the most effective at combating sleepiness later in the day; although a long lie-in in the morning and the caffeine also reduced afternoon sleepiness, they did so less effectively than the 20-minute nap.

 

20人のボランティアに協力して貰って

  1. 普段寝てるぐらい眠る(7.4時間)
  2. 90分ぐらい余計に眠る
  3. 14:00に150mgのカフェインを摂取する
  4. 14:30に20分間のパワーナップ(昼寝)をする

という4つのパターンで、午後の眠気や倦怠感への対策にどれが良いかを検証したようで、結果はパワーナップが一番だったと。

 

昼寝が良いのは随分と言われている事だし、何でまたこんな発表なんだろうという素朴な疑問があったりするのですが、まだまだ世間的には疑いの目があるという事なんでしょうかね。

「仕事の効率を高める為」とか「眠気を解消して生産性を高める為」とかいった理由を掲げても、「前例がない」とか「常識的に考えられない」的な発想で即却下されるような普通の会社で、「昼寝させろー」を訴えたいサラリーマンに学術的根拠を武器として提供する為なのでしょうか。

まぁそれはともかく、出社時間を遅く設定するとか、コーヒー飲み放題にするとかよりも、パワーナップスペースとか昼寝設備を整える方が会社としては良いのかも知れないなと思ったりするのです。

 

パワーナップはこれまで取り組もうと思いながら定着させられていない事の一つ。はてなの社長は眠たくなってきたら床で寝ていた…みたいな話を聞いた事がありますが、真似出来ないんですよね。眠くなり始めたと思ったらもうイスの上で意志はなくなってしまって気がつけば1時間経過とか…。んで、いわゆる睡眠惰性に陥って作業効率も落ちて自己嫌悪みたいな(泣)

保育園や幼稚園でありそうな「昼寝タイム」に類するモノを作ると良いんでしょうか。自分的には時間割を決めて習慣化してしまうのが最近楽ですし。一度、14:30から20分間は昼寝タイムという事にしてみようか…そんな事を考えてみました。