はじめに
2008年は昨年以上にどんどんアウトプットしていく事を方針にしている当社。その一つである、昨年末に宣言したRSSフィードについて解説する連載を当ブログで始めたいと思います。
一応名前を付けた方が良い気がしたので、RSSが起こす情報収集術革命としてみました。初回となる今回は、RSSに対する考え方と、何が出来るようになるか…について書いてみました。
連載の目的
RSSってそもそもなに?ってな疑問をお持ちの方、RSSって言葉は聞くけど漠然としか分からんってな方を想定読者とさせて頂こうと思います。そのような方々に、
- 情報収集術が10倍になる習得容易なツールがある事を理解できる
- RSSフィードについて友達や上司に分かり易く説明出来る
という状態になって頂く事が目的です。
RSSって何を今更…とか、RSSって普通に活用してるけど?…という方には余り目新しさが無いかも知れませんが、既存のRSSフィードについての説明とは一線を画した変わったアプローチで解説していくつもりですので、宜しければお付き合い下さいませ。
RSSって難しい?
まず、結論から。
全くもって難しくありません。人に説明するのも全然難しくありません。
世の中に分かり難い解説が溢れているだけの事です。メールソフトやウェブブラウザを普段使っている方であれば、RSSも簡単に理解出来ます。そしてアッという間に使いこなせるようになります。
当社セミナーを受講して頂いたのべ300人以上の方々が「よく分かった」と感想を下さり、すぐに情報収集効率を上げておられる事がこれを実証しています。必要なのは分かり易い解説だけです。
巷で見るこんなアイコン
をブラウザでクリックしてしまって、こんな画面
を見てRSSって何かややこしそうだと思った方、ネットで調べてみたら「Webサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述するXML」なんて解説を目にして難しそうだと思った方….
ご心配なく!RSSはちっとも難しくありません!簡単で便利!誰でも使いこなせる!
まず、そう考えて下さい。
RSSがもたらすモノ
情報収集効率の向上です。誤解を恐れずに言うとするなら、時間の節約としても良いでしょう。
RSSを活用すればネットとの接し方が変わり、驚く程の情報を短時間で得る事ができるようになります。当社比10倍の効率アップ。いぁ20倍?…倍率はともかく劇的に変わる事に違いはありません。例えば、
- 読んでるブログが更新されたか確認する手間がなくなる
- 最新のニュースが勝手に整理されて集まってくる
ってな事になります。
友達のブログを毎日お気に入りから開いて見ていますか?ニュースサイトを毎日/毎時間ブラウザで開いてチェックしてますか?面倒くさいし、時間を無駄にしているなぁと感じた事はありませんか?
RSSを活用すれば、情報を「取りに行く」事を「あなたが」する必要は全くなくなります。情報は「勝手に整理されて届く」のです。更に、
- 日本全国のブログで自社製品がどんな風に評価されているか手に取るように分かる
- 今どんな話題が流行っているのか分かる
- 自社サイトにどこからリンクが張られたかが手に取るように分かる
- 検索結果何位かを毎日確認する必要がなくなる
- オークションで掘り出し物を見つけられる
- 良い求人情報を見逃す事が無くなる
- 良い物件情報を見逃すことが無くなる こんな事にもなります。
ブログやニュースだけでなく、ありとあらゆる情報が「勝手に整理されて届く」ようになるのです。情報を取りに行く(新しい情報の有無を確認しに行く)煩わしさから解放され、自分が望む情報が勝手に整理されて届くようになるという訳ですね。
「取りに行く」という煩わしい事をしないのですから情報収集効率は劇的に向上するのは自明の理。つまりそれは時間の節約を意味します。あるいは、単位時間あたりの情報密度が高くなると言っても良いでしょう。
これがRSSが我々にもたらすモノです。
何となく、RSSというモノによって、自分が欲しいと思う情報が整理されて勝手に届くようなイメージを持って頂けたでしょうか?…今はそのイメージだけで十分です。今後、もっとクッキリ、ハッキリと腹に落とす形でRSSを理解して頂けると思います。
今回は第一回目という事でここまで。
- RSSはちっとも難しく無い
- RSSで「情報を取りに行く」から「整理されて勝手に届く」に変わる
- RSSで我々は時間の節約や情報収集効率の向上をはかれる
という事について書いてみました。次回は、メールやウェブサーフィンによる情報収集とどう違うのかを書く予定です。