全国の情シスの皆さんに是非知って頂きたいiPadのセキュリティ。基礎の基礎からいきたいと思います。
まずはデバイスそのものの「ロック」ですね。パスワードをかけないと情報ダダ漏れですから。一応、iPadでは4桁の数字パスワードがかけられるようになっています。スリープから復帰すると、
こうなります。ロックを解除しようとすると、
こうなる。
ここで予め設定している4文字のパスワードを入力。4文字が設定通りの文字列であれば無事にロック解除でスリープ前の状態に復帰します。盗難にあっても紛失しても、第三者がこの4文字数字を当てない限り、不正に使用される事はありません。
設定がされていないようであれば、[設定]アプリから [一般]→[パスコードロック] で、「パスコードをオンにする」をしておきましょう。
数字を入力して設定完了。個人利用でも最低ここまではやっておきたいところ。
が。しかし、これ、人前でiPadを出して使う時、もろに机の上において入力する訳ですから、何度も頻繁に顔を合わせるような人の前でやってるといつか覚えられかねません。数字だけの4文字というのは余りに心配。しかししかし
数字のみに限定せず桁数も制限の無いパスワード
を設定する事が可能ですので心配無用。
「簡単なパスコード」を「オフ」にしておいてやると、パスコードの設定時に
フリー入力が出来るようになります。これで、数字に限らず英文字、記号も含める事が出来ます。長さも4文字なんて事はありません。個人でもここまでやってるとかなり安心と言えるでしょう。ちなみに僕は10文字程度の英数字にしています。
スリープから復帰すると
こうなります。安心ですね。後は何文字以上のパスワードにするか、英数字を混ぜるか…が決めてです。そこは企業様ごとにポリシーがあると思うのですが運用ルールとして強制させる事も可能。その方法はまた別の機会に。
という訳で、パスワードは4桁数字だけじゃないという iPad セキュリティのお話でした。