会社経営
2011.10.19 (Wed)

言わばDropboxの企業版とも言える弊社ソリューション「SYNCNEL」ですが、なんと!!商品概要を分かり易く伝えようという事で新たなプロモーション動画が出来上がってしまいました!

制作プロジェクトを進めて頂いたのは協力会社のスマートスタイルさんで、僕は監修的な役割で関わった感じです。その動画がこちら!何の前フリもなく…ですが宜しければ見てみて下さいませ。5分程度の動画です。

こんな感じです。

SYNCNELがどんな製品か伝わりましたでしょうか?制作サイドでは、iPadの活用を企業内で考えておられる方には概要が伝わる動画に出来たのではないかなーと思っているのですが。一応、シリーズものとして考えており、今後も目立った機能や特徴を2,3分程度で解説する動画が作成されていく予定です。

さて、絵柄を見てアッと思われた方もいらっしゃるかも知れないのですが、映像中のキャラクターは全て、FM802のキャラデザ等もされている上田バロンさんによるものです。特徴的なタッチなので御存じの方も結構多いのではないかと思います。

協力会社様のご縁で実現に至ったのですが、著名なデザイナーさんに自社商品のPR動画専用にキャラクターをデザインして頂けるのはホント光栄な事です。上田バロンさん、改めまして有難う御座いました m(__)m (上田バロンさんについてはこちらの記事が詳しいです)

そして、何とですね、実はこの

映像中に出てくる博士はビックストーン博士というキャラクターで、僕の写真を素材にしてデザインして貰っていたりします(笑)。老け顔の自分には白髪キャラが似合っているのかもですね。

….という訳でSYNCNELのプロモーション動画の御紹介でした。

 

そんなSYNCNELですが、業種業態を問わず少しずつ導入数を伸ばしてきています。…が油断は禁物。契約数は4桁台数を越え上場会社様にもお使い頂いているものの、手前味噌ながら業種業態問わないインフラとして開発していますので更に更に導入数は伸ばしていきたいと考えております。やはり最低でも5桁はいかないと…ですね。

販売パートナー様と共に開発陣も頑張ってまいります。企業内のiPad/iPhone活用でファイル共有が必要なシーンで是非ご検討下さいませm(__)m 宜しければこちらまで御連絡下さい。


2011.10.17 (Mon)

お恥ずかしながら創業来6年目にして初めての経験です。無事に登録されたようです。

余りITベンチャーらしくないかも知れませんが、特許や商標の手続きに時間をかけているぐらいなら開発を進めた方がずっと良い…という考え方をずっと持っていました。いずれも時間やお金がかかる事が分かっていますので、そのどちらも無駄にしたくない創業期は目もくれなかったのです。

ただ、法人向けにファイル共有サービスを展開するSYNCNEL事業については別。

何度か書かせて頂いている通り複数企業の連合による事業なんですよね。弊社は開発が主で、他のサポートや保守/販売のそれぞれは他の企業様との協業体制あってこその商売。更に大手様を含めて販売代理店様は2桁を優に超える数いらっしゃいますので影響範囲が余りに広く関係者の数も相当に多くなってます。

…なので安心して名称を使って貰えるようにSYNCNELで商標登録申請を行なっていたという訳です。元々造語ではありましたし、.comが取れるぐらいにレアな名称だったので、弁理士の方にも承認される確立は極めて高いと判断頂いてました。その意味で心配する事は全然無かったんですけどね。

ちなみに有効期間は平成33年までの10年間。長過ぎるわっ!(笑)

期限が切れる半年前から更新手続きが出来るそうなので、忘れないようにiCalのカレンダーにスケジュール登録しておきました。「SYNCNELの商標更新」って。

いぁしかし、2021年ですよ。歳は40代後半に突入している筈ですが、時代はどうなってるんでしょうね、そして自分は何をやってるんでしょうか。今と変わらずエキサイティングに仕事やっているだろうなとは思いますが、具体的には全く想像もつきません。iPhone15とか出てるんですかね。いぁもう iPaper とかになってるかも知れないですね。そんな事を思いながら登録商標の証書を眺めた次第です。

…という訳で、今後は「SYNCNELは株式会社フィードテイラーの登録商標です」となります。


2011.10.15 (Sat)

日刊工業新聞さんには本当にお世話になりっぱなしです。いつも有難う御座います。今回はBook+を御紹介頂きました。

記事はこちら。写真が昔取って頂いた(らしい?)ちょっと残念な感じなのですが、そこは気にせずにという事で。「使い勝手の良さで電子書籍市場の先行きも読みたいところ」なんて言葉で巧く(?)まとめて頂いているようです :-)

市場はどうなるでしょうね。

乱立するマーケットは読者の混乱を招いて普及の足枷になっているし、相変わらずコンテンツの量はKindleの足元にも及ばずだし、epub3.0が正式にfixした事が何故か出版業界を救う的なニュアンスになっていて勘違いも甚だしく情けないという感じですし、僕は日本は取り残されていく道しか残されていないと思います。こればっかりは楽観的に考えること事態が空虚な気がしてて。

電子書籍元年は終わった。日本でもアマゾンひとり勝ちの時代が目前に迫る

Kindle Fire を始めとする新しい Kindle の登場と時を同じくして国内出版社への打診も進んでいるという話もありますが(もっと以前からあったでしょうが)、そう簡単には進む筈もなく例えば技術評論社さんのように読み手の事や時代のトレンドが変わる事を考えながら模索する一部の出版社コンテンツが登録される程度に落ち着くんじゃないかと。

結局、読みたい本をいつでもGET出来るというデジタル本屋は実現せず、時間と共にコンテンツが増えたとしても、iTunesにおけるソニー・ミュージックのような致命的歯抜け状態が幾つもある状態になると思います。多分、紙の書籍/雑誌が全く売れなくなるまで、もがき続けるんでしょうね。

例えば過去のエントリで書いたこんな世界とかが来ると、いい加減もがくのをやめるんでしょうか(世界観の作りはまだ甘いけど)

「読書好きの為の裁断済み書籍交換サイト『裁断本の森』が正式オープン」(フィクションです)

「読書好きの為の裁断済み書籍交換サイト『裁断本の森』が正式オープン」(フィクションです)(2)

沈みゆく船、しがみ付く船長(既得権益者)、諦める乗客(読者)、自ら脱出を図る乗客(自炊に流れる読者)、そんな構図のような気がします。まぁ何となく日本という国全体に蔓延ってる構図のような気もしますけどね。何か打開策は無いものか考えている今日この頃です。


2011.10.14 (Fri)

平均して月に2回は出張してます。数え切れないほど新幹線に乗ってきましたが行き先はいつも一緒で東京都内。

日帰りが多いのですが、11:00〜12:00で一つ目の打ち合わせ、午後に少なくて2件、多くて4件の打ち合わせを入れて終電新幹線で帰るのが定番パターンです。なので行きはだいたい8:00台前半の新幹線(着が10:30頃)に乗るようにしてたのですが最近、ちょっと変えてみました。

打ち合わせ時間に関係なく東京出張する時は始発電車で移動する

って事を徹底しています。早起きが習慣化してるので為せる技ですね。最寄り駅で始発乗車して6:13 のぞみ204号に乗車。もちろんN700なので2時間半ほど仕事して8:43に東京着。そして、

一つ目の打ち合わせ先の最寄り駅で喫茶ルノアールへ。ここで90分、場合によっては午後一の打ち合わせなので3時間半の仕事を経て打ち合わせへ移動…って感じです。

このメソッドのメリットは2つ。

  • 出張時に仕事時間をまとまって多く確保出来る
  • 万が一に雨等で新幹線に遅れが出ても御客様にご迷惑をかける確率が激減する

ルノアールは電源を使わせて貰えますので、場所代名目で1,2品の注文をして(安!)いつも長居させて貰っています。周りが五月蝿くても空間全体的にガヤガヤしている場合は返って集中力が高まってそれはそれで良かったり。

ルノアールでのお気に入りドリンクは柚子ティです。上の写真はアイスの柚子ティ。ちょっと値が張りますが実も入ってますので食感も楽しめるのでオススメ :-)

 

という訳で始発新幹線で出張してしまうという割り切りについて書いてみました。出張多い人は是非お試し下さい。朝一出張も結構気持ちいいですよ :-)


2011.10.11 (Tue)

タスク管理は永遠のテーマ。色々と試行錯誤して使うツールはメールとOmniFocusに落ち着いているのですが、いつも悩んでいたのが優先順位の判断基準

Blog Brainstorming © 2011 Spectacles, Flickr

AとかBとかCとかってランク付けとか、重要度を考慮するとか、いろいろ手法はあるものの実際的でなかったり抽象的だったりでイマイチだったのですが、ここ最近気が付いてやってみた判断基準が今のところ気持ち良いタスク管理に繋がっている気がするので御紹介。

どうやら、たった2つでokぽいです。それは、

  • 人を待たせているかどうか
  • 締め切りが存在するかどうか

の2つ。これを基準に今なすべきタスクを導きだすと、体感ですが「あぁ、あれもあった、これもあった」感や「あぁ、やってれば良かった」感、後になって慌ててしまうといった事が少なくなっているような気がします。

GTDはやるべき事を洗い出す事で精神的ストレスから解放する術を提供してくれますが、それでもずっと悩まされてきたのは優先順位が決まらない(決めにくい)事だったんですよね。タスク一覧を見てもパッと見で決まらないから何となく楽なタスクに流れてしまうって事が往々にしてありました。GTDで列挙したら上から順番に何も考えずにやるだけさ!って極論もありますが、そうもいかないのが実情です。

って訳で、実践してみた結果

  • 人を待たせているかどうか
  • 締め切りが存在するかどうか

の2つに判断基準を絞ったら何となく巧く行く気がしている今日この頃です。特に前者の「人を待たせているかどうか」は重要で、ボールが相手にあるのか自分にあるのか常に判断して、とにかく相手にボールを返すアクションを最優先にすると「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」感がどんどん減っていく感じ。

結局、タスクが積み上がる事による心理的ストレスは、人を待たせてしまって「まだですか?」と思われるかも知れない不安の積み上がりによって起こるんだと思います。締め切りも多くの場合「待ち人」が絡んでいる事が多いので、前者優先、後者次点で判断していくと結構良い感じです。

この二軸で管理するのにOmniFocusは向いていて、僕は以下のように使っています。

期限(つまり締め切り)の順番に並ぶようにActiveなタスクを列挙する画面を用意して、一方で人を待たせているタスクに「フラグ」を立てるようにして使っています。

基本的に上から順番に消化すべく見るのですが、フラグがあれば誰かを待たせているので最優先。そのフラグが「期限が昨日」に入っているタスクだと最悪なケースなんですが、上図は見事にそんな例ですね(苦笑) これ以上待たせたらいけないので真っ先に処理します。

次に同じ期日の別タスクを見るのですが、自分都合のモノだったり後から(人に迷惑をかけず)挽回できる可能性がある場合は先送りし、次の期日のタスクに目を移してまた「フラグ」付きを優先的に消化するという訳です。

ま、こんな感じでここ最近進めています。重要なタスクって何かしら人が絡んでいる場合が多いって事を考えると、「人」が関わるどんな仕事現場でも使える判断基準じゃないかなーと勝手に思ってます。

判断基準は、

  • 人を待たせているかどうか
  • 締め切りが存在するかどうか

のたった2つ。期日で並べ、ON/OFFで待ち人有無を表現する。最近この二軸の判断基準だけで、タスク選択に迷う事がほとんど無くなりました。僕と同じようにタスク優先度で悩まれてる方は是非一度試してみて下さい :-)