久しぶりのアップデートですね。(FastBoardについてはこちらをご覧下さい) 今回もっとも大きなポイントは
iPad間でWiFi経由のファイル転送が出来るようになった
ことです。FastBoardは「MacOSXからiPadにファイルを転送する煩わしさを極限まで無くす」ことをミッションとしていた訳ですが、いざその便利さを体験してみると更にもっと贅沢な事を考えるようになってきたのですね。iPadからiPadに簡単にファイル転送できないかと。
それを実現したのが今回の ver1.2。iPadからiPadでまさに「電子的に資料を配付する」という事が可能になりました。簡単な雰囲気を掴んで貰うべく用意した動画が以下です。
転送するファイルを選択後、転送デバイスを選んでokするだけ。
動画では転送する雰囲気を掴んで貰うべく画像にしていますが、基本的にFastBoardで扱える全てのファイル(PDFやテキスト、動画、音声、MSOfficeファイル、URL等々)を転送可能です。1:1はもちろんのこと上の動画のように複数台であっても同じWiFi環境下であれば同時配信が可能です(弊社内では6台のiPadに配信できた実績あり)。
FastBoardはお仕事の現場で使われていたり、某社様にiPadの提案時にお使い頂いたりしていて少しエンタープライズ寄りなツールだったりするのですが、今回の機能は特に企業用途色の強い機能になっております。(普通、個人の方がiPadを複数台持ち寄って何かするって余りないですもんね^^;)
特にiPadを企業内でまとめて導入されていて、且つデスクトップ端末としてMacOSXをお使いのシーンでは御活用頂けると思います。ちなみに、弊社内で会議を行う時は既に資料配付インフラとして成り立ってます。会議用の資料はiPad間で配布しあう。エコですね。
ただ残念ながら、Winが原則禁止の弊社らしく、iPadとFastBoardの2つが揃ってもメインのデスクトップ環境がWinの方にはこの体験を一切して頂けません。そもそもWinのデスクトップからiPadに転送する事ができませんので…。最近お問い合せが非常に多いのですが、理想はやっぱりこう。
MacからだけではなくWinからもiPadに転送出来ること、そしてiPad間での転送がWin前提なオフィス空間でも使って頂ける状態。今、win環境でも使って頂けるよう Win → iPad の転送が可能な FastBoard for Win の開発を進めておりまして、目処が立ちましたら御案内させて頂きますので今暫くお待ち頂けましたらと思います。(それに先だってFastBoard次期バージョンではiTunesを経由したファイルの転送にも対応予定)
という訳で、iPad間でWiFi経由のファイル転送を実現する機能追加のお知らせでした。MacとiPadを併用されている方は是非FastBoardの御利用をご検討下さいませ。