iPadが色んなモノを変えようとしています。きっと、色んなもの全部。
前のエントリにも書きましたが、デスクトップやノートブックは仕事用やセミプロ的な趣味の端末でしかなくなる筈。重要なのは、iPad だけがそれを促進するのではなく、iPadをきっかけに今後登場する多くのコンピュータが(業務用を除いて)中長期的には iPad のようになっていくであろうという点です。それも物凄いスピードで。
こんな話があります。
『それでなければダメな事が皆無なネットブックは衰退するでしょう、市場はいっきに無くなるでしょう』….と iPad 発表当初から言われていたネットブックの衰退が早くも現実のものになっている訳ですね。大打撃というか、もはや市場崩壊したと見切った方が良いんじゃないかなと思える事態です。
片や、デスクトップやノートブックは、それでなければ絶対ダメな事が明らかにありますから完全な置き換えにはなりません特に仕事用途では。…ってじゃぁ安泰なのかっていうと、AppleLinkageさんで紹介されていたこんなものを見せられちゃうと、
ハッとしますよね。
机の前ではノートブック、画面部分を外して持ち出せば iPad 的なものという世界も有りな訳です。ある業界に置いてはこれで事足りるかも知れないですよ。で、もし足りるとすれば移行はアッという間でしょう。(流石に開発の世界や、動画制作といった高度なモノ作り現場には生き残り続けると思いますが)
世界が変わろうとする時って、劇的なモノ。気が付けば変わってた。みたいな。
多分そんなもんです。それが今のコンピュータ&インターネットの世界では iPad じゃないかと思うんですよね。とにかく早い早い超早い。変化の津波ですよ。
米Wired.com、モバイルアクセスユーザーのiPad比率が26%に
とある有名サイトのトラフィックの4分の1がいきなりiPadになったり、
昨日もエントリしましたが、衝撃でもって登場したあの iPhone を凌ぐ2倍の速さで100万台に達したり、
iPad 3Gはアメリカ国内ほとんどのApple Storeで売り切れ
WiFiモデルに次いで出てきた 3G モデルも既に完売の様子ですし、国内5/10の予約開始時は全部受け付けて貰えないんじゃないかって噂も見聞きします。更に、
アイレップの中の人はこんな事まで呟いておられると。Googleも自らのビジネスの根幹で動きを見せている。そして
大量の業務用途導入の話も現れたと。学生全員に配布とか、従業員全員に配布とかが4桁レベルで出てくるのも時間の問題でしょう。
とにかくもう早過ぎる訳ですよ。物凄い勢いで世の中が変わろうとしている。忘れてはいけないのは、iPadは発売されてからまだ1ヶ月しか経っていないって事です。
仕事柄、メディア・教育関係・飲食関係・仕業・コンサル・金融系・コンテンツ系・出版関係・印刷関係・広告代理店・企画・キャリア等々の色々な方にお会いしますが、ココもあそこもドンドン変わっていくだろうなと感じざるを得ない昨今です。
だからとりあえず iPad 買っときましょ!
と僕は会う人会う人に行ってます。今はまだこんな事をいってたら大げさ過ぎと呆れられるかも知れませんが、ケータイの無い社会が考えられなくなったように、iPad的端末が存在しない事は考えられない時代がホント直ぐにやってくるでしょう。2,3年も経てば。
この劇的な変化の荒波を、だからこそ敢えて楽しんでいきたいじゃないですか。ワクワクします。(このエントリを書いている間にUS以外での販売開始が正式に 5/28 であると発表されたようです。来ますよ、変化の波がまた)