先日、勝間和代氏の最新著書評 : 効率が10倍アップする新・知的生産術ー自分をグーグル化する方法ーの書評をエントリさせて頂きました。
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 勝間 和代 ダイヤモンド社 2007-12-14 by G-Tools |
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嬉しい事に<a href="http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2007/12/1224_1c58.html">ご本人のブログ</a>に<strong>書評リンク</strong>として掲載して頂いております。勝間様、有り難うございます!! m(__)m
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さて、その<a href="ttp://feedtailor.jp/wp/?p=53">先日のエントリ</a>の最後に
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この本についてはちょっとまだ思う所(特に情報のインプットについて)がありますので、近々エントリさせて貰おうと思っています。
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と書かせて貰っていました。そこで今回は、RSSの専門家としての立場でのちょっとした所感と決意宣言(?)を書いてみようと思います。
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先のエントリにも書いたとおりこの書籍では知的生産性を高める為の重要な要素として情報のインプットをあげています。ネットを使い、読書をし、人脈を通して情報を得る事が重要であると。最初の章でも
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情報こそが現代の通貨である
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とその価値を強調しており、それを前提に情報のシャワーから99%の無駄なモノをそぎ落として1%の価値ある情報を見いだす術が必要であると説いています。
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でもまずはやっぱり input 。吟味する事にも出力する事にも input が先にある。
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…が。
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<img src="http://myskitch.com/oishi/20-20071215-102804.jpg" />
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ネットにおける情報シャワーとも言うべき<strong>RSS</strong>の活用については、記述がほとんど見られないんですね。
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ブログを読むツールとして書籍内で2,3箇所の言及があるものの、RSSというキーワードが出てきているのみでして、「ここ!ここ!ここで書いちゃって下さいよっ!」という突っ込みを入れながら読了したのです(汗)
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最初の原稿から相当なページ数を削られたという話なのでその中に含まれていたのかも知れませんが、是非とも入れて欲しかったと思います。
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非常に反響の大きな書籍ですし、もし言及されていたらRSSを活用する人がもっと増えて、ネットを使った情報収集効率を飛躍的に高める事になった人が沢山現れたかもしれない。
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昨年から今年前半にかけて、<a href="http://feedtailor.jp/blog/2007/03/_77_rssrssweb_10.html">「RSSが起こすWeb革命 〜誰でも情報収集能力が10倍になる理由〜」と題するセミナーを開催し</a>、のべ300人以上の方にお伝えしてきた身としては、なぜ本書で取り上げられていないのか不思議でならなかったのです。
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それならば。
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勝間さんの本を読んで情報収集効率の向上に興味を持たれた方が今後現れるとして、そんな方に自分こそが提供できるノウハウがあるんじゃないか。
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RSSの活用で情報収集効率を上げてハッピーになって欲しいという純然たる思いで続けていたRSSスピリッツ(?)を今ここでもう一度燃え滾らせてみようじゃないか。
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そんな思いがフツフツと沸き上がってしまったので、情報収集術としてのRSS活用法をその基本からシリーズ化して書いていきたいと思います。
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RSSとは何か、メールやウェブとどう違うのか、ありがちなビジネス視点に終始するのでなく、RSSを腹に落として理解して頂く事を目標とします。
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読んで頂けたら嬉しいなぁと想定させて頂く方は、ネットを使った情報の収集効率UPに興味がある方、RSSは知ってるけどまだよく分からないという方々です。
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合計4時間300枚に迫るスライドを使ってセミナーでお伝えしてきた事と重複する所もある為、有償でご参加頂けた方には申し訳ない面もあるのですが、全てでは無いという事でご容赦頂けましたら幸いです。
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また、エンジニアの方をはじめとして、既にRSSを活用されている方には既知の内容になる可能性もありますが、お付き合い頂けましたら幸いです。
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2008年、一つのプロジェクトとして取り組んでいきたいと思います。
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