遡ること1週間、時は2007年10月18日。理念を同じくするヒト同士の繋がりが新たなヒトとヒトとの繋がりとビジネスを生み出すという、非常にエキサイティングな体験をさせて頂きました。ビジネスってやっぱりヒトなんですよね。

お会いしたのは、(株)アイム(通販の(株)イマージュ完全子会社)の沼田憲孝社長。

40代の若い社長でいらっしゃるのですが、その類い希なる経験に基づかれた死生観や哲学、経営理念を沢山の話の中で感じさせて貰ってただただ「凄い」と思ったのです。そして「こんな経営者になりたいなぁ」と。

お客様の幸せを考えてお客様の喜ぶ顔を見る事がご自分の幸せであるとする一方で、単なる理想家や思想家ではなく会社のキャッシュフローに目を向けて大英断を下す時は下す経営者でももちろんあるというバランス感。

そして情熱と理念と分かり易い行動基準で社員の皆様を引っ張られているであろうその様子。そんな所に凄さと魅力を感じた訳です。

『自分の大切な人に自信を持って話せないような事はしてはいけない』、それだけです、ホントそれだけで良いんです

そうおっしゃられた時、一種の感動を僕は覚えました。そこに理念が込められていて、これ以上の分かり易さはない行動基準であったからです。

自分の奥さんや旦那さん、あるいは彼女や彼氏、親、子供…誰しもが必ず身近に命をはって守りたいと思える存在がある筈ですが、そんな大切な人に「今日の仕事でした事を話せるだろうか?」といつも自問する事を促す訳ですよね。話せないならやるべきでないし、話せる事なら率先してやればいい。

その問いの先にお客様の不幸せは決して無いだろうし、社員の皆さんの不幸せがあろう筈もありません。みんなハッピーな筈です。

そんな考え方が浸透してる会社のパワーって凄いと思いませんか?マニュアルや社則があったとしても全ての言動を統率出来る訳ではありません、「いざ」という時に即決できる基準が理念と共にある所にこそ事業体の力ってみなぎるものなのだと思います。

 

…だから、アイムさんが扱うRiceForce(ライスフォース)という化粧品は商品としての力も凄いし、お客様の面々も凄いんでしょうね。著名な女優やモデルが愛用している例も数知れずで、口コミ効果も半端じゃなく、結果、数十億円を売り上げる凄さを持つに至っているのだとか。

ライスパワーエキスNo.11と名付けられたお肌の水分保持力を維持させる成分(水分保持については厚生省の認可を受けた唯一のものだそう)を持つRiceForce(ライスフォース)シリーズは、沼田社長の情熱と理念とそれに共鳴する社員の皆さんやお客様の声を原動力に、コスメ業界に広く行き渡っているそうです。

幸せのスパイラルって感じがします。良いですよね、こういうの。

そんな沼田社長とお仕事をご一緒させて頂ける事は、この上ない幸せだと思うのです。理念に共振しあう経営者がヒトとして共に一つの方向に向かって舵取りをする時、世の中により沢山の価値を提供できる幸せがあり、更にその先にその価値を評価されるという幸せが待っているのではないでしょうか。

 

生きていく為に仕事をするのではなく、仕事をする為に生きる」…そんな僕の考え方にピッタリはまるお仕事になりそうです。今、本当に、会社を経営していく事が楽しくて、仕事をするのが嬉しくてしょうがない自分がいます。こんな機会を頂けている皆さんに感謝しています。