イベント
2011.06.13 (Mon)

今、iPhone/iPadは法人様向けがアツい!

という事で、またまたAppleStore心斎橋店様でセミナー開催となりました。

今回は全く同じ内容を2日にわたって行います。しかも朝の出勤前の何と8:30〜10:30!更に更に今回から定期開催(毎月 or 隔月)ですよ。新しい取り組みの初回となります。AppleStoreさんも今まで以上に法人向けに力を入れていかれるらしく、今回の件は「一緒にやりませんか?」とお声掛けを頂きました。

スピーカーは AppleStore心斎橋さん、弊社、そしてアイキューブドシステムズさんの3社。アイキューブドシステムズさんは法人向けに興味のある方は知らない人はいないかも知れませんね。MDMサービスのCLOMOを展開されていたり、yubizo Engine というフレームワークを提供されている会社様です。以下、プログラムです。

iPadビジネスセミナーの御案内

プログラムの通りですが、弊社からは僕が登壇させて頂いて、昨今のエンタープライズなiOS市場の傾向についてや、毎度お馴染みの法人様向けソリューション「SyncBoard」についてお話をさせて頂きたいと思います。

あとWWDC2011で発表された OSX Lion Server について、企業に於けるiOS導入では決して無視できない情報をNDAに抵触しない範囲で共有させて頂きたいと思います。(iOS5で標準に取り込まれサヨナラのお知らせを宣告されたアプリがあると話題になりましたが、実は Lion Server でも似たような事が起きています)

 

2011年も半分が終わろうとしていますが、下半期は更にエンタープライズ用途でのお話が盛り上がってくるに違いありません。エンタープライズなiOSにターゲットを合わせた書籍も出そうな気もしますし、弊社にも相変わらず各種のお問い合せが絶えません。大型の導入事例は全国各地で次から次へと出てくる事と思います(ワールドワイドではもうiPhoneが出た当初から当たり前)。

そんな将来像を見据えて AppleStore 心斎橋さんと一緒に今後、月次(または隔月で)定期的に法人様向けセミナーを開催させて頂きます。8:30スタートという朝早い時間ですが、法人におけるiOSデバイスの「今」を知る事のできる貴重な機会だと思いますので是非是非お越し下さいませ。

参加のお申し込みはAppleStore心斎橋店様にて受け付けをされていますので、shinsaibashibusiness [at] apple.com にその旨お知らせ下さいませ。


2011.04.03 (Sun)

久しぶりの勉強会参加。関西では初となる PHP Conference に行ってきました。

30D730ED30B030E930E0 2013 PHP30AB30F330D530A130EC30F330B995A2897F

仕事の関係で午前中は参加出来ず午後のセッションからで、題目は Windows Azure の話とか、WebページのiPhone最適化の話とかとか全然PHPの話じゃないという不思議な空気に。

ちなみに今回は、開催前に実行委員長の @shin1x1 さんから「何かネタ無いっすかー」とDMを頂いたのがきっかけで弊社での PHP x スマートフォンの取り組みについて話をさせて頂く事となってました。プレゼンターは開発者向けイベントですから無論エンジニア…という事で弊社 @kumatch に40分間のセッションを担当して貰いました。

朝からPHPの話題が全然出てこなくて、会場が「えー、PHPじゃないのかよー」的な空気になっている所を察してか急遽スライドの内容が当初予定から変わって話が展開したのは身内ながらさすがでした。前日の社内ミーティングで共有した時の資料と半分ぐらい内容変わってるし!みたいな(w

前半の「そら案内」のサーバ構成や「SyncBoard」が採用するアーキテクチャであるREST話の後の後半20分は、その後PHPネタばかりで盛り上がりを見せたLTの橋渡しになったのではないかなと思います。お疲れ様でした。

 

その後のLightningTalkと懇親会の異様な盛り上がりっぷりは、開発者イベントらしくて笑いの絶えないアッという間の時間。個人的に興味深かったのは Symfony2Behat。触ってみたいとは思うものの時間的に多分難しいだろうな…。ジャンケン大会ではウチも採用しているフレームワーク CakePHP の書籍をゲット。

総じてホントに楽しいイベントでした。運営委員の皆様、プレゼンターの皆さん、有り難う御座いました!&お疲れ様でした!

 

それにしても。開発者視点で参加したイベントは本当に久しぶりで刺激受けまくり。

Web開発の現場で新しい気運が高まっている事を肌で感じて、自分が開発現場から身を引いているとは言え大きな流れに乗り遅れないよう経営者として開発者視点でモノを見続ける事もやっぱり重要ちゃうんかと再認識した次第。

ちゃっかり社内ではAmazonEC2やS3を実運用していて、将来サービスインフラとして使おうとしていたり、iOS側もiOS側なりに相変わらず新しいモノには取り組んでるんですけどね。でも、自分自身はまだまだかも。経営者として会社の開発方針や向くべき方向の考察・議論が出来るようにもっと勉強しないと。

機会あればこの手のイベントにも参加したいと思います。また、自分らで開催出来ても良さげですね。関西のiOS開発関係者全員集合的な何か…とかとか。


2010.12.12 (Sun)

12/6(月)、企業・教育機関向けiPhone/iPad活用セミナーは無事に終了致しました。

AppleStore心斎橋店のシアタールームは24席程度の座席しかないのですが、Storeのスタッフの方によりますと50名程度の方にお越し頂き、中には横浜から来られた方や、四国から今回のセミナーの為だけに急遽大阪出張して頂けた方もいらっしゃいました。普段お世話になっているソフトバンクテレコムの皆様にもご覧頂きまして、内容もさる事ながらご参加された皆々様においてもビジネス色の強い90分となりました。遅い時間にも関わらずお越し頂けた皆々様に改めて御礼申し上げます。有り難う御座いました。

またお世話になりましたAppleStoreの皆様にも重ねて御礼申し上げます。いつも有り難う御座います。会場は、急遽用意頂いたパイプイス(?)も足りずに立ち見して頂く程でして、終了後にStoreのスタッフの方には「今年のビジネス向けセミナーで一番でした」という有難いコメントまで頂きました。iPhone/iPad とビジネスの掛け算を指向する弊社としては大変嬉しい結果であり、それと同時に需要も大変あるのだという事が理解出来ました。

iPhone構成ユーティリティを使ったプロファイルによる初期設定デモや、企業が独自でiOSアプリを組織内で利用するにあたって必要な iOS Developer Enterprise Program の取得方法やその他のライセンスとの違いについて説明させて頂きました。「プロファイル」と「Enterprise Program」の2つのキーワードを持ち帰って頂いたのですが、実はAppleが企業・教育機関向け大量導入が凄くやり易い仕掛けを用意してくれている事を御理解頂けたのではないかと思います。

加えて、弊社のiPhone/iPad向けドキュメント・コンテンツ配布ソリューションについても御紹介。じつは15分程度の御紹介時間だったのですが、一番ここに興味をお持ち頂いた方も沢山いらっしゃいました。質疑応答も多数頂きましたし、ちょうどまさに社内で求めていたものだ…的に後の名刺交換でお話頂戴した方もいらっしゃいました。(本ソリューションについては近々プレス発表します)

 

今回のセミナー、ひょっとしたら関東圏での開催もありかも知れませんね。今回セミナーの御案内時には都内の企業様からお問い合せが幾つか御座いましたので需要はあるのだと思います。ひょっとしたら都心の方が興味あるなーという方の絶対数が多かったりするかも知れません。会場はやっぱりAppleStore銀座ってのが理想ですけど、現在調整中ですので決まりましたらまたこのブログで御案内させて頂きます。

ちなみに今回の写真。起業仲間であるテクノウィーヴ荒川さんに撮影して頂きました。直前の無茶な撮影依頼を快くお引き受け頂きましたことに御礼申し上げます。有り難う御座いました!!

 

尚、iOS Developer Enterprise ProgramiPhone 構成ユーティリティについて詳しく知りたいという企業様がいらっしゃいましたら、コンサルティングや出張勉強会も有償でお請けさせて頂いておりますので宜しければお問い合せ下さいませ。


2010.09.27 (Mon)

これまで何度か iPhone や Android に絡んだイベントに企画側で関わらせて頂いてきた流れで、今度は10月9日(土)に

iPhone & Android スマートフォン&タブレットが変えるビジネスシーン

というタイトルの半日イベントが開催される事になりました。主催はお馴染みメビック扇町と、中小企業支援組織 独立行政法人 中小企業基盤整備機構さん。協力にはソフトバンクテレコム様です。

開催場所は大阪は堺筋本町にある大阪産業創造館の4階イベントホール。今回は250名ぐらい入る一番大きな部屋なので比較的規模のある催し物になると思います(諸般の事情でリンク先写真のようなひな壇形式にはならない模様)。内容はタイトル通りに iPhone や Android。もちろん iPad も含む感じで。詳しい内容は(まだ未定の箇所もありますが)こちらのURLからご覧頂けます。

 

MacやiPhoneといえば知らない人はいないテクノロジーライター大谷さんの基調講演を皮切りに、iPhone/iPad/Anrdoid端末が実際に活用されているビジネス事例が紹介されます。ここまでで2時間強。

その後、会場を5つに分けて分科会として個別テーマで1時間強の企画が続きます。Androidの開発講座やTips、ライブコーディング、そしてスマートフォンのアプリ紹介などなど。

初心者向けAndroid開発講座 [5F 研修室A]
赤井 忠昭氏 日本アンドロイドの会 関西支部

Android開発TIPS紹介 [5F 研修室D]
日高 未紗子氏 日本コムシンク(株)

Androidライブコーディング [5F PC実習室]
有山 圭二氏 (有)シーリス

Androidビジネスについて [6F 会議室B]
杉本 礼彦氏 (株)ブリリアントサービス

iPhone/iPad アプリ/事例紹介 [6F 会議室E]
(有)渚技研 浅田康之 氏 : i文庫HDについて
(株)タンデムシステムズ 橋本 雄 氏 : Androidアプリ PoGoApp について
(株)フィードテイラー 大石 裕一 氏 : FastBoard など企業向けアプリについて
(株)ズームデザイン 葛本 尊広 氏 : 企画デザイン会社によるiOSアプリについて

こんな感じで、主に関西圏でご活躍の方々にプレゼンを頂戴致します。僕も15分程度の時間枠を貰っていますので、以前リリースした FastBoard の話をさせて頂こうかなと今のところ考えております。(あと恐れ多くも会議室Eにて司会進行を担当させて頂きます)

分科会の後は、部屋を戻して大ホールにて90分程の交流会で終了です。

夕方15:30から夜の21:00までまさに天こ盛りのイベントとなっております。iPhoneアプリ開発者、Androidアプリ開発者をはじめIT業界はもちろんのこと、iPhone/iPad/Androidに興味がある企業の方や教育機関の方、業種を問わず経営者の方々など、大阪産業創造館でのイベントという事もあって多種多様な方が集まられるのではないかと思います。

 

ユーザにとってのコンピュータが今後スマートフォンやタブレット型に変化していく事は誰の目にも明らかですので、今一度未来のコンピューティングを俯瞰して、そんな未来を先取りしかけている具体事例に触れる事のできる意味ある機会になるんじゃないかなと思います。

また、交流会はプチiPhoneアプリ関係者オフ会、Androidアプリ関係者オフ会の様相を呈する部分もある筈で、開発者どうしのまた楽しい話も出来るのではないかと思っています。皆様と会場でお会い出来ましたら幸いです。宜しくお願い致します!


2010.06.07 (Mon)

今年もApple主催の開発者向けイベントWWDCが開催されます。

Apple Worldwide Developers Conference 2010

一昨年にはiPhone3G発表、昨年は3GS発表。そして今年も新型iPhoneが発表される事がほぼ確定事項となっています。各所の予想をまとめてみると iPhone HD という呼称になるんじゃないでしょうかね。個人用には1台を機種変で、会社用にも数台契約する予定です。噂の通り6月には入手出来れば良いなぁと。

新しく搭載される筈の iPhoneOS4 の存在も大きく、iPhone市場は益々ユーザを増やす事となり、マーケットの広がりが更なる iPhone アプリ開発需要を引き起こすでしょう。iPadが爆発的に売れているという事も考え併せればいわゆる iPhoneOS 上の開発案件は更に更に激増していくに違いありません。(現になりつつあります)

その起爆剤となる静かな進化がこのWWDCで起こるのではないかと個人的に予想をしています。AppleTV新型が出るとか、OSX10.7の発表があるとか、Safari5リリースとか、色々ありますが余り他では書かれていない事を少し。まぁ、予想なので外れても怒らないで下さいね。

30E630FC30C630A330EA30C630A3

iPhone構成ユーティリティのメジャーバージョンアップによる
業務用iPhone導入の柔軟性向上

が起こるんじゃないかなと思ってます。現行の2.2から3.0あるいは4.0とか。ご存じじゃない方が多いかも知れませんが、iPhone構成ユーティリティは特に業務向けiPhone導入で真価を発揮するアプリケーションです。

法人ですと大量のiPhoneを同じルールに基づいて本体配布する訳ですね。例えば、社内用iPhoneではYouTubeアプリは使えないようにするとか、WiFiの設定はこれとか、VPNはこうとか、デフォルトで参照すべきカレンダーはこれ…みたいな。それら iPhone の初期状態を定義する「プロファイル」という概念があってですね、これを自由に作成出来るのが iPhone 構成ユーティリティと呼ばれるものなんです。

iPhone 69CB621030E630FC30C630A330EA30C630A3

こんな風にチェックボックスをちょいちょいと弄るだけで機能制限したiPhoneを作る「種」みたいなファイル(プロファイル)を作れます。

….が、このツール、イマイチ現場の要求に応えきれず、大規模なiPhone導入案件が流れてしまうなんて話もあったりするのですよ。制限できる機能が限られていたり(例えば標準のメールアプリを切る事は出来ない)、AppStore上のサードベンダーアプリのデフォルトインストールは対応してないとかとか…。

 

最近のAppleを見ていると、iPadが強く強く(本当に強く)企業ユースや文教系での導入を意識している事、iPhoneOS4も法人向け機能強化が唄われている事から、法人需要の獲得を加速させるであろう事が容易に想像出来ます。だからこそ iPhone構成ユーティリティが進化して、「iPhoneを導入したいんだけどなぁ…カスタマイズが難しいでしょ?やめとくわ」という機会損失の低減を図るんじゃないか、そしてそうなれば面白いのになぁと思っています。

法人導入におけるハードルの高さという意味では、Enterprise License の条件が緩和なんてサプライズがあっても面白いかも知れませんね。AppStore非公開で企業内使用目的に無制限配布が出来るというライセンスですが、従業員数500人以上が条件となっていて契約するのが結構難しいんですよね。だから中堅所や中小企業規模での業務利用が円滑にいかないケースが結構あります。ここが緩和されたりして…なんて淡い期待。

法人用途向けネタばかりなのは、弊社が iPhone や iPad におけるビジネスで法人用途の展開支援及びアプリ開発をビジネスとして意識しているからです^^; あしからず..。

Apple - HTML5

ただ、そればかりでも面白くないので、この上の画像に関連して最後にもう一つ個人的な予想。

HTML5+CSS3+Javascriptを使ったオーサリングツールの発表

これは期待も込めて…です。iPhoneOSにおけるFlash排除を徹底表明すべく放たれたら面白いなと。元々 iPhone は Flash 非対応だったのにも関わらず最近の iPad を期に姿勢が強気であること、iPhoneOS4の発表で紹介されたものの未だベールに包まれている iAd が HTML5 + CSS3 + Javascript で構成されるらしいこと、先日突如現れた html5 の実験ページ….。これらを並べると、最後のとどめがあっても良いかなと思ったりもするんですよね。

ほら、Flashいらないでしょ

みたいな。個人的にもFlashの存在意義に疑問を感じている今日この頃なので、出てきてくれたら面白いのにと思って居ます。以上、一ベンダー経営者の妄想とも言えるWWDC10予想でした。発表まであと数時間。自分は早めに寝てAM2:00起きして見るつもりです。