ずいぶん前に買って放置状態だった本。
大人が知らない携帯サイトの世界 ~PCとは全く違うもう1つのネット文化~ [マイコミ新書] (マイコミ新書) 佐野 正弘 毎日コミュニケーションズ 2007-09-08 by G-Tools |
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自分的には★4つ。ひとくちにインターネットと言っても、PCから見えるインターネットとケータイから触れるインターネットとでは全く世界観が異なる…。それを各種の統計やエンドユーザーを含めた関係者へのインタビューを交えつつ、iモード創成期からケータイサイトに関わってきた筆者が綴る新書。多分、1時間ちょいで読み切れます。
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普段PCをメイン、ケータイを使うとしてもサブぐらいの扱い、例えばケータイでmixiを見る程度…とかそういうスタイルの人間には新しい発見が多いです。
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インターネットの事がよく分からないという世代(ウチの親なんて典型ですが)の方々から見たインターネットって、こういう感覚なんでしょう。
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<strong>あ、全然、違うわ。この、楽しみ方、分からねぇ…</strong>
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と、恐らくPCを理解できない(興味がない)方々が<strong>PC=インターネット</strong>の我々に対して持つのと同じような感想を、僕は<strong>ケータイ=インターネット</strong>という捉え方をしている方々に対して持ちました。この本を通して。
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ケータイ小説とかプロフとか、実態は理解できるけど、その中にどっぷり浸かれるかと問われたら完全にNO。単純な時間軸的切り口で世代の格差って言い切ってしまうのもどうかとは思いますが、世界の違いを改めて強烈に感じたのは否めません。
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だから無関心のままでいよう……とはいかないのが難しいところですね。
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<strong>ケータイ=インターネット</strong>という世代が社会進出をしてくるのは間違いない訳で、特に学生が主である今のケータイ世代が社会人となり資金力を持てば経済的な影響力は計り知れません。その意味で、ネットに少しでも関係のある立場にあれば、理解できないだの、どっぷり浸かれないだのと、言ってる場合では無いんでないかなぁと自戒の意味も含めて思った次第。
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ずいぶん前に読んだ
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<table border="0" cellpadding="5">
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</td>
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<font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844322958/feedtailor-22/" target="_top">Mobile2.0 ポストWeb2.0時代のケータイビジネス</a><br />宮澤 弦 椎葉 宏 片岡 俊行 <br />インプレスジャパン 2006-08-31</p>
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</font><font size="-2">by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table>
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は、いわゆるPC世代の評論家が書いた書籍だったので、これに比べるとよりリアル感があるでしょうかね。ケータイの世界と、その世界のお客様であるケータイ世代を理解する為のちょっとしたヒントを得たような気がします。
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