CMSを静的化する事業 espar を始めて7年が経ちました。

派生サービスの espar formespar archive も生まれ、静的Webのフィードテイラーさん という見方をして頂くようにもなりました。お世話になっているお客様や関係者の皆様に御礼申し上げます🙇‍♂️

さて、気がつけば弊社の事業は「業務用iOS」と「静的Web」の二本立てとなりまして、特にここ数年は前者の業務用iOS分野にリソースを割いてきました。本年、2025年は後者の「静的Web」をもっと広める活動やサービスの機能拡充など、「静的Web」事業にリソースを割く予定にしています。

そこでこれを機に「静的Web」事業のサービスをリブランディングすることにしました。今これだけの静的Web関連サービスがあるのですが、

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(esparブランドの既存製品)

ロゴを刷新し、一部のサービスの呼称を変更します。

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(メタ・グラマーさんにご協力頂いた。「すぐに導入できる」という特徴をスピード感ある雰囲気で表現)

espar という名称を「静的Web技術のブランド」として格上げし、静的Webに関するいろんなサービスをぶら下げる格好にします。

これに伴い、元々「espar」と呼んでいた大元のCMS静的化サービスを、今後は espar vault (エスパーボルト) と呼ぶこととさせて頂きます。関係者の皆様におかれましては、機能や価格等に変化はありませんのでご安心下さい。espar form や espar archive の呼称はそのままでロゴが変わるのみです。

今後、徐々に営業資料、紹介画面、契約書面、マニュアル、公式サイト上の表記…等々を変えていく予定です。

 

リブランディングの理由

espar を、静的Webの技術ブランドとして位置付ける理由は2つありました。

  1. 派生で生まれたサービス「espar form」を単独で採用頂くことが増えた
  2. 他にも「静的Web」の切り口で作りたいサービスがある

サービス構造を少し整理したかったのですね。加えて、「静的Web」のメリットをもっと啓蒙したいという思いも強くなり、事業開始時に作った造語 espar をそのまま中心に据えることにしました。

 

espar から espar vault へ

「静的Web」事業の基点だったCMS静的化サービスは、「espar」ブランドの「espar vault」というサービスに位置付けられることになります。

vault とは英語で「金庫」や「貯蔵庫」を意味する言葉。大事なものを中に入れて守る役割を担うものを vault と呼び、セキュリティ関連の機能やサービスに用語として使われることが結構あります。

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(パスワード管理ソフト1Passwordでは暗号化されたパスワード保存箇所を vault と呼ぶ)

弊社サービスを導入頂くと、CMSを静的化して、弊社公開サーバにホスティングして、全アクセスの矢面に立つ…という構図になるので、中に入って頂いて守る、まさに vault という役回りなんですよね。

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(DNSを変えるのでCMSサーバには原則アクセスが届かなくなり、インターネットの世界から隠蔽される)

また日本語圏的発想ですが、 vault の発音はカタカナ英語的には「ボルト」と表記され、bolt という英単語を連想させます。bolt は「雷」を意味する言葉で、スピードや速さをイメージさせますね。静的化はサイト応答速度にも寄与するので、この意味も込められると解釈した次第です。

 

ということで、リブランディングについてのお知らせでした。

今後は、CMS静的化サービスの「espar vault」、フォーム実装ツールの「espar form」、サイトアーカイブサービスの「espar archive」、この3つで静的Web事業を展開してまいります。

静的Webに関してやりたいことは沢山あって、また何か他の espar なんとか…が生まれるかも知れません。ご期待ください。今後とも弊社の静的Web事業をよろしくお願い申し上げます🙇‍♂️