若干今更感がありますが、ちゃんと残しておきたいので掘り起こし的エントリ。スマホ見るなら読書しろと自分に言い聞かせるスキマ読書。

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(Thanks! the photo on flickr by Sebastien Wiertz CC BY 2.0)

6月までを並べるとこんな感じになりました。

  • 2017年1月 : 9冊
  • 2017年2月 : 2冊
  • 2017年3月 : 7冊
  • 2017年4月 : 3冊 + 1冊(AudioBook)
  • 2017年5月 : 5冊 + 1冊(AudioBook)
  • 2017年6月 : 3冊

今月もちょっと冊数が減りましたねぇ。ボリュームのある本を読むと致し方ないところはあるのですが、資格試験の勉強をしていた頃と同程度の冊数というのは自分的に納得がいっていません。

振り返ってみてアレ?こんだけだっけ?みたいだった2017年6月は以下の3冊

ビジネス・専門書

傾向として小説のほうが読み進むのが速い気がする…。

さて。

2017年6月印象に残ったのは、上下巻2冊のあなたの人生の科学。まだ小さいお子さんがいる親御さんに(特に上巻は)オススメできるかもですね。論文や実験結果等々を紹介しながら昨今の心理学・脳科学で分かってきたことを紹介するフィクションです。

環境の全く異なる家庭で生まれた男女(ハロルドとエリカ)のそれぞれの成長と、後に結ばれ夫婦となってから死に至るまで、実に80年に渡る2人の人生を物語り、良い人生を送るあるいは子に送らせるには何が良いのかアカデミックな知見を散りばめながら読み易くまとめてくれています。

無意識が大事とか、恋愛とか、魂の一体感とか、家族とか、仕事とか、教育とか、自己啓発系のテーマ全部入りという感も否めませんが、1冊1600円とかするポッと出の何とかコンサルが書いてるような中身の薄いノウハウ本とは一線を画してます。学者の名前・論文・実験データの紹介をしていて説得力がありますね。本のタイトル通りですが、人生のあらゆる局面を科学してみましたって感じ。

著者はTEDも話をしています。終盤、若干スピリチュアルに寄っていってますが…。

 

そんなこんなで2017年上期終了しました。この時点で31冊。年100冊ぐらいを年始は考えていましたがちょっと厳しさが漂ってきましたねぇ…。スキマ読書、続けてまいります。